聖〜赤石〜荒川(ツェルト & 小屋素泊り)


- GPS
- 19:40
- 距離
- 42.9km
- 登り
- 5,246m
- 下り
- 5,243m
コースタイム
Time Lap Total vs CT CT Total Place
08:22 0:00 00:00 ---- 0:00 00:00 聖沢登山口
09:11 0:49 00:49 54% 1:30 01:30 聖沢吊り橋
10:11 1:00 01:49 46% 2:10 03:40 乗越
11:42 1:31 03:20 61% 2:30 06:10 聖平小屋
◆標準CTに対して、54%の実働
●Asc 1297m, Dsc 204m
【2日目】
Time Lap Total vs CT CT Total Place
04:44 0:00 00:00 ---- 0:00 00:00 聖平小屋
05:46 1:02 01:02 69% 1:30 01:30 小聖岳
06:29 0:43 01:45 54% 1:20 02:50 前聖岳
08:12 1:43 03:28 86% 2:00 04:50 兎岳 ◆前聖岳で27min休憩
10:13 2:01 05:29 78% 2:35 07:25 百間洞山の家
12:46 2:33 08:02 81% 3:10 10:35 赤石岳避難小屋 ◆百間洞で31min休憩
13:18 0:32 08:34 71% 0:45 11:20 小赤石岳の肩
14:13 0:55 09:29 73% 1:15 12:35 荒川小屋
◆標準CTに対して、75%の実働
●Asc 2032m, Dsc 1663m
【3日目】
Time Lap Total vs CT CT Total Place
04:13 0:00 00:00 ---- 0:00 00:00 荒川小屋
05:29 1:16 01:16 80% 1:35 01:35 中岳避難小屋
06:15 0:46 02:02 51% 1:30 03:05 荒川岳
07:48 1:33 03:35 98% 1:35 04:40 千枚小屋
08:42 0:54 04:29 68% 1:20 06:00 見晴台
09:13 0:31 05:00 78% 0:40 06:40 清水平
11:04 1:51 06:51 65% 2:50 09:30 椹島
◆標準CTに対して、72%の実働
●Asc 829m, Dsc 2283m
【3日間の合計】
◆標準CTに対して、70%の実働
●Asc 4158m, Dsc 4150m
天候 | 9/21 終日:晴れ 9/22 AM:晴れ、PM:曇り 9/23 終日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト 駐車場のバス乗り場にあります 温 泉 白樺荘(500円:駐車場から車で約10分) |
写真
感想
【ツェルト改造】
軽量化して速く・遠くまで歩く為に、今シーズンから使いだしたツェルト。 元々はビバーク用にお守り程度の位置づけで買っており、泊る事を前提としていなかったので過不足があったのですが、何とか使いこなそうと山行装備に!
前回の八ヶ岳の縦走でトライしたサイドリフターですが、強風が吹いて呆気なく剥がれてしまいました。
接着剤だけではダメなので、今回は思い切ってツェルトにミシン掛けする荒行を実行。 『雨が降って濡れてきたらどうするの?』と思いましたが、『それ以上に結露するんだから構わないんじゃないの?』との割り切りでDoしました。
結果として強度も問題なく、室内も広くキープ出来るので、中々良い工夫が出来た!と個人的には思ってます(笑)
【感 想】
折角だから聖〜赤石〜荒川の3つを回ろうと計画。
1日目:聖平小屋は近くて物足りないが、テン場のある百間洞まで行くとプラス5〜6時間なので、暗くなる事も想定して聖平で泊。
2日目:聖平〜荒川小屋は標準CT:12h35mと長丁場だが、70%程度で歩けば15:00には到着するので、この日を一番負荷の長い日と決めてました。
3日目:元々は椹島14:00発のバスに乗るつもりでしたが、12:00臨時バスがでる荒川小屋で聞いたので、am4:00過ぎ出発にする事にて対応。
3日間、南アルプスをどっぷりと歩いての感想は、『北アと違って森林限界が高く、緑深い自然に何時までも包まれている感じ』ですかね・・
アップした写真の様に概ね天候にも恵まれて、とても素晴らしい山行となりました。
<気になった事>
出会った登山者と話をしましたが、数名の方から『私は荒川小屋まで行けますかね?』 『小屋までは何時間くらいですか?』と尋ねられました。また小屋での受付での会話で『14:00のバスに乗りたいのだが、何時に出れば良いですか?』と聞かれていました。
こういった方々はご自分のペースが解ってらっしゃらないのでしょうか?
聞かれた私も心の中では『俺に聞くなよ!』と思いながら、『人それぞれで歩くペースが違うので何とも言えませんねぇ・・・』と口を濁してました・・・
下山口まで時間が掛からない山では良いですが、この南アルプスの様に小屋間の時間も掛かり、下山口まで遠い山容では<自分のペースが解っている事はMUST>だと思うのですが、如何なもんでしょうか???
少々、愚痴っぽくなりましたが、ツェルト使用の軽量化により標準CT比70-75%で歩け、身体への負担も少ないので、夏の時期はコレに限りますね。
ザックをあと700g軽くして、逆にツェルト(300g)→軽量テント(1000g)にするのも良いな!って考えたりもするのですが、出費が多くて当分無理そうだな(笑)
コメント
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こんにちは。
ちょうど私の逆コースですね。
行程を見ると聖平のテン場でかぶっているようです。
天気は最高でしたし、いい山行だったと思います。
またどこかの山で会いましょう!
ライト&ファースト、まっしぐらですね!
グリーンシーズンの軽量化のアイディアいろいろ考えると楽しいですね。
自作のサイドリフターとか素晴らしいです。
「貧乏人は倉庫なのか」→「でも中は広々として綺麗なので、気持も多少安らぐ(笑) 」
の行が笑えました
好天のでっかい一周、心の底からうらやましいです!
素敵なレコありがとうございました
南南ア、快速縦走お疲れ、そして何よりです。
山行へのコメでなくて申し訳ないのですが、
12.5kは、私と同じぐらいなんです(水も同じ)。
どう考えても、BMさんの方が軽いと思っていたのです。
奥とも話したのですが、「食料かなぁ」。
我が家は、極端に貧弱です。
そのぶんかなぁ(我が家は、脂肪があるんですが)。
しかし、一挙に聖小屋〜荒川小屋。
恐れ入ります。
「貧乏人は倉庫なのか」
4年ぐらい前に建て替えるまでは、本当に掘立小屋(結露もできないスースー)でしたから。
でも、この辺の山小屋、営業期間が終わると全部「冬季小屋」として開放されて、無料になるんですよね。
BIMOTAさん こんばんは!
グループ4人組の前っていうと左端のエアライズの方でしょうか? (間違ってたらスイマセン・・・)
良いテン場でしたよね?
また次回にお会いしたら宜しくお願いします
kamehibaさん こんばんは!
この南アの縦走は、お盆にお会いした北鎌尾根を含めて今年のメインイベントだったと思います
でも結局お天気が良いのが条件の様ですね
これからは地味に丹沢・奥多摩・奥秩父を廻る日々になりそうです
ricaloさん 毎度です!
軽量化を究めれば、ザック・レインウェア・行動食・食材を軽減できると思いますが、12Kgでも結果的に動けているので、『別にこれで良いわ!』って感じなんです
「冬季小屋」これを狙って入るのもアリかも知れませんね。 でもビールを買えないのは堪え切れないな
ButaModernさん、赤石いいですね
私もFineTrackの緑のツエルト購入したんですが
山小屋泊のトレランで楽しちゃっています。
20年前のツェルトを最近まで使っていたので軽さに驚いています。
赤いオスプレー、私は52L気に入っています。
プレモルは何缶持参したのですか?
BMさん、こんばんは!
ほんっと、最近いい
あ、今回は晴れ狙いで行ってましたっけ?
南アルプス、写真
本当にいいトコですね〜。行ってみたいです!
ドッシリした山容と緑深い森がいいですね。
(実際行ってみるとなかなかたどり着かないんでしょうけど)
ツェルトにミシンがけしているBMさんの姿、
想像したら、ちょっと笑えます
マメですよね〜
BMさん、こんばんは。
山スキーでは、ボクもかなりツェルトを愛用しています。
雪洞の中か、入口に使用する場合が多いのですが、
林間では、テント状に立てます。
雪山以外では、豪雨の時に使ったときのトラウマがあって、
普通のテント(エアライズ2)になってしまいます。
すぐに快適性に走ってしまうクセがあります。
クマ
山行へのコメありがとうございます。
赤石岳への登りはきつかったことだけ覚えていて、すれ違ったはずだけど記憶がないです
ツェルトで軽量化いいですね! 雨降らないのが確実なら利用してみたいです。
私の場合テントを担いでるとコースタイム調度なので、計算はやりやすいんですが、やはり長期になるとしんどいですから
kurosukeさん こんにちは!
20年前のツェルトが、どんな重さか想像できませんが、300-400gとテントを比べるとUL志向の方々は間違いなくツェルトにするでしょうね
ビールを持参するのは日帰りとテン場近くに雪渓 が残っている時ですね。 持って上がってもヌルいんじゃ美味しくありませんもん
dolceさん 毎度です!
南ア:なかなか深みがあって良いところでした。
ただ北アと違ってupdownの頻度が頻繁に出てくる感じがします
行くまでは3,000m越えの百名山を地図上で追っかけていますが、その間にある山々をちゃんと見とかないと、辛いかも(笑)
今年も阿祖原
kuma-san どうもです!
林間とはいえ雪山でのツェルト泊って、凍えるくらいに寒くないですか? 雪山の場合、調理はテント内でする事が多くなるかと思いますが、私のツェルトじゃ小さくて燃やしそうですわ
荷物が増えて、加速度的に重くなって、肩に擦れた後が出来てしまうので、冬も軽くはしたいですけど、安全第一って状況から抜けれておりません
hisxviさん どうもです!
テン泊装備でCT通りに歩けているなら中々の健脚ですね
宮之浦岳・利尻岳と行動範囲も非常に広くて、羨ましい限りですね
どんどん軽量化を進めながらもアルコールは必須ですね(^o^;
私も何度か背負ってみて、13㎏に抑えるのがベストと思いますが難しい…
お天気良い日は眺望も良いですが、森の中も爽やかで気持ち良くって大好き♪
いつか南アルプスも行ってみたいです。
u-saさん 毎度です!
13Kgは普通のテント装備でしょ?! そこまで軽くできたら良いですね
天候が良いと
ButaModernさん
南ア周回お疲れさまでした
台風18号の影響で崩落しているんですね。
稜線では素晴らしい展望で羨ましいです。
2日は結露もつかない部屋を一人占め
快適に過ごせたのでは
ツェルト&軽量化のコツ
次回お会いした時にお聞きしたいです。
BMさん、こんばんは!
南南アルプス縦走いいですねぇ
いつもですがここは登るより入山する方が困難なイメージが頭から離れません(笑)
オスプレーのケストレル38、(黒)色違いですがザックが一緒です
前々から気になっていたツェルトってどうなんですか?
とにかく軽くてコンパクトのイメージしかありません
テントはエアライズ2しか使ったことが無く、質問ばかりですいません<m(__)m>
BMさん、再登場させていただきます。
雪山でのツェルト泊のコツは、冬用シュラフを、しっかりしたゴアのシュラフカバーで包んで、厚手のマットの上で寝ることです。そうすれば、睡眠できないほど寒くはならないです。最近のマットは厚手でも軽量です。
また、ピンピンに張っておけば、けっこうな内部空間を確保できるので、ガスカートリッジのコンロなら問題ありません。いつも使ってます。でもガソリンストーブは外で火を着けてからツェルト中に持ってくるなどの配慮が必要かも知れません。
F社のツェルトは各辺にダイニーマを使っているので、ピンピンに張っても安心感があります。少し前に出たツェルト競蹈鵐亜淵◆璽好ラーのやつ)は340gで、さらに広くなって昨シーズンより愛用しています。
kankotoさん どうもです!
今週はどうもでした
3,000円をバス代として割り切れば、残額1,600円での素泊りは安い!と思います。
テントより明らかに寝れますしねzzz
<ツェルト&軽量化のコツ 次回お会いした時にお聞きしたいです>
お暇な時にでもお誘い下さい。 半年に1回じゃ忘れちゃいますよ
Maieさん どうもです!
確かに畑薙の駐車場まで長いですね
今回は台風18号の影響で井川までの富士見峠が通れずに、もっと細い山道で迂回したので、『運転者が酔う
ツェルトですが、自分は森林限界より下で風が直接当たらず、ペグダウンできる場所(石だと弛んだ修正が面倒)に限定して使っています。
今回サイドリフターを改造したのは部屋の確保もありますが、風が吹くと凹んだ面で室内に迫ってくるので、風を逃がす事も考慮してですが、テントに比べると弱いのは致し方ないと思います。
ツェルトの下はグランドシートを敷いていて、雨天時に下から侵入しない様には心がけていますが、暴風雨だったら本当にビバークになってしまうかも
kuma-san Hello Againです
確かに雪中で使われていますね
雪山泊だとザック重量20Kg越えを諦めていましたが、良いヒントになりました
こんばんは。
普段はあまり休みが取れないので日帰りや一泊ぐらいの山行が多いですがたまたま休みが取れたときに同じルートを同じ日程で小屋とバス無しで歩いてみました。
慣れ親しんだ山々で、体力にも自信があったので軽量化は無視して18キロぐらいの荷物で歩きましたが二日目はアップダウン多くてきつかったなぁ〜。
CTより少し早く歩く程度で後半はヘロヘロでした
荷を軽くしたら倍ぐらいのペースで歩けて軽量化もある程度早く歩くときには必要だなぁと実感しました。
のんびり歩きの時と、ライト&ファストと上手に使い分けて行きたいと思います
それにしても写真拝見すればするほどやっぱ南ア南部はいいなぁと思います
mamepyonさん どうもです!
畑薙からの林道は登山口まで4〜5時間は掛かるんじゃないですか?
今回は夏用のシュラフ(2℃〜)でしたので小さくなりましたが、横になると寒かったです。 これからの季節だと-6℃〜のシュラフになるので、同じザックには入らないのです・・・
ULは夏 & 春・秋だったら場所(高度2000m以下)に因りますね!
CTの70-75%で歩けると本当に楽です
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