ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 348405
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

雷鳥に会えた 聖岳・赤石岳 2泊3日テント泊 聖沢から椹島へ周回

2013年09月21日(土) ~ 2013年09月23日(月)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
47:35
距離
29.2km
登り
3,848m
下り
3,872m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

◆1日目
10:14 聖沢登山口
10:53 出合所小屋跡
11:39 聖沢吊り橋
14:27 二つ目の吊り橋
14:58 岩頭滝見台
16:02 聖平小屋(テン泊)

◆2日目
4:39 聖平小屋
5:59 小聖岳
7:16 前聖岳 7:36
8:24 聖兎のコル
9:16 兎岳避難小屋
9:32 兎岳
10:24 小兎岳
11:08 中盛丸山
11:49 百間洞下降点
12:24 百間洞山の家 13:04
14:14 百間平
14:47 大斜面下コル
16:00 赤石岳避難小屋(荷物デポ) 16:25
16:27 赤石岳 16:40
16:42 赤石岳避難小屋泊

◆3日目
4:36 赤石岳避難小屋
4:41 荒川小屋・椹島分岐
5:10 椹島へ少し下りた広場(御来光待ち)5:47
6:06 砲台型休憩所(富士山展望悪し)
7:01 富士見平(360度展望、悪沢岳がきれい)
7:32 赤石小屋 8:00
9:50 登山口
9:55 椹島ロッジ(10時半のバスは既に満車)
12:00 バス乗車
12:53 畑薙臨時駐車場着

◆行動時間
    CT   実
1日目 6:10  5:48 (94.1%)
2日目 10:35  10:21 (97.8%)
3日目 6:10  4:34 (74.1%)
※CTは山と高原地図参照 

テン泊の道具を持っていたこともあるが
やはり時間短縮はかなり厳しい。
天候 1日目 晴れ
2日目 晴れ
3日目 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆アクセス
甲府南IC→東名富士IC(1〜1.5h)
東名富士IC→新静岡IC→玉機橋→坂口温泉→井川→畑薙駐車場 (3h)
玉機橋から井川まで狭い林道の為、スピードの出し過ぎと対向車に注意。
また、この間は時間短縮不可能。

◆駐車場
畑薙ダム臨時駐車場に駐車。
7時に到着、ほぼ満車。
駐車場は200台は行けます。
1台に2人と換算すると 400人、入山か。
仮設トイレ 3台あり。

繁忙期なのでバスは早めに出たが、2台しかバスがない。
1台=28名程度定員らしく、1回で56名がMAXか。
逃すと2時間待ちとなり、私達も2時間待ちとなった。
コース状況/
危険箇所等
◆コース状況
\斬登山口→聖平小屋
最初は急登。
その後、トラバース気味に聖沢吊り橋まで。
吊り橋はすごく揺れますので1人ずつ通過すること。
尾根筋の急坂が一番のがんばり所。
乗り切ると聖を木々の隙間から見れるようになります。
岩頭滝見台からの聖、聖沢、滝の景色は素晴らしい。
その後、川沿いの樹林帯を抜けて聖平小屋までは平坦だが結構長く感じる。

∪司疹屋
フルーツポンチの無料提供はうれしい、うまい。
小屋の感じもいいです。
テン泊しましたが、ペグの刺さりもそれほど悪くなく、よく聖地されています。
水場も近く、トイレも少し離れた所にあり臭い等、気になりません。
20時〜4時まで発電機が止まるのでうるさくもありませんでした。

聖平小屋→小聖岳→前聖岳
小聖岳まで案外と楽に行けますが、前聖岳までの急登がきつい。
ここはかなり登りにくいです。

A粟山戡コル→兎岳→小兎岳→中盛丸山
コルまでは急坂で、ガレていますので注意して下って下さい。
兎岳までの急登ですが、下から見上げるとすごく急に見えますが
淡々と登ればCT通りで行けます。
小兎岳までは微妙にだらだらと登っています。
中盛丸山への登りが、すごくきつく感じました。
聖からのアップダウンを繰り返してきたからでしょうか・・・

っ羸拘飮晦百間洞山の家→百間平→赤石避難小屋
百間洞山の家まではトラバース気味の下り。
それほど急ではない。
百間洞山の家はとてもきれい。
立地的に椹島から一番遠いので、余程の時間の余裕がないと
ちょうど通過点となってしまうのがもったいないが
緊急時はありがたい存在になるだろう。
百間平までの登りの途中にテン場がある。
百間平までは急登。
百間平からは尾根沿いの縦走路で気持ちがいい。
その後、現れる赤石岳へ繋がるトラバース。
ガレのトラバースだが大きめの石なので歩きにくくはない。
ここを越えると赤石避難小屋。
小屋のご夫婦、とても温かい方だった。
山小屋もいいなあと思えた瞬間。
避難小屋というと板の間の隙間風のようなイメージの方がいるが
有人小屋なので、きれいですよ。

ダ崟佝鯑饐屋→砲台型休憩所→富士見平
荒川小屋への分岐からは急坂を下る。
しばらく下った平らな所で御来光待ちした。
赤石岳頂上で御来光の方が360°の眺望で良かったかもしれない。
この場所は専ら富士山の方面しか見えない。
砲台型休憩所は富士山の眺め×。
富士見平は360°の眺望がすばらしい。
下山を急ぐ場合はここで御来光を迎えるのがいいかもしれない。

ι抻慮平→赤石小屋→椹島ロッジ
富士見平から赤石小屋は普通の下り。
赤石小屋もとてもきれい。
この山域の小屋はどこもきれいでびっくりする。
庭のベンチから聖、兎がよく見える。
その後は椹島まで長い長居急坂。
とにかく下るしかない。

◆温泉
’魍鯀
http://www.city.shizuoka.jp/deps/kouiki/akaisisirakaba.html
入浴料 500円
脱衣所、8畳程度。ロッカー 30〜40個。
洗い場 7つ。
浴槽 内湯1、露天1。
食堂あり。

∈篷棆浩
入浴料 280円
http://travel.biglobe.ne.jp/onsen/spot/22000918.html
畑薙ダムの臨時駐車場。7時前でほぼ満車。1便に乗る為には前泊必須。
畑薙ダムの臨時駐車場。7時前でほぼ満車。1便に乗る為には前泊必須。
200台は駐めれます。
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200台は駐めれます。
もう長蛇の列。結局1便目には乗れず、戻ってくるバスを2時間待つことに。(T_T)
もう長蛇の列。結局1便目には乗れず、戻ってくるバスを2時間待つことに。(T_T)
今日は初メンバー含む4人でがんばります。
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今日は初メンバー含む4人でがんばります。
3000円と引き替えにこのチケットを入手。初日どこの小屋に行くのか聞かれます。混雑と食事の用意をどうするかの事前調査に使われます。
3000円と引き替えにこのチケットを入手。初日どこの小屋に行くのか聞かれます。混雑と食事の用意をどうするかの事前調査に使われます。
聖沢の登山口でおりました。
聖沢の登山口でおりました。
椹島へ行くバスを見送る。椹島行きの方が圧倒的。
椹島へ行くバスを見送る。椹島行きの方が圧倒的。
スタートします。
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スタートします。
最初から結構な急登。
最初から結構な急登。
上から見下ろす。
上から見下ろす。
出合所小屋跡
しばらくはこんな感じのトラバース
しばらくはこんな感じのトラバース
キノコ,笋燭蕕肇ノコが多い。
キノコ,笋燭蕕肇ノコが多い。
柵も多し
聖沢の吊り橋。揺れます。5人までと書いてあるが1人ずつ渡りました。
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聖沢の吊り橋。揺れます。5人までと書いてあるが1人ずつ渡りました。
聖が見えた。左の平らが前聖。右の尖りが奥聖。
聖が見えた。左の平らが前聖。右の尖りが奥聖。
良い天気!!
2度目の吊り橋。底板が外れそう!!
2
2度目の吊り橋。底板が外れそう!!
滝がきれい
まだそんなに先なの・・・小屋。
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まだそんなに先なの・・・小屋。
岩頭滝見台
なんか橋が見える
なんか橋が見える
台風の爪痕か。橋が流されている。登山道が急遽変えられた感じだ。
台風の爪痕か。橋が流されている。登山道が急遽変えられた感じだ。
発電機とオイルの臭いがする。小屋が近くなってきている。
発電機とオイルの臭いがする。小屋が近くなってきている。
最後の樹林帯
聖平小屋に到着。テン場はまだ空きがあり一安心。
聖平小屋に到着。テン場はまだ空きがあり一安心。
聖平小屋
私の晩ご飯。角煮丼。キャベツがうまい。担いだ甲斐あり。
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私の晩ご飯。角煮丼。キャベツがうまい。担いだ甲斐あり。
himekami君はセブンイレブンのハンバーグをアルファ米の牛丼に乗せる。キャベツをお裾分け。
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himekami君はセブンイレブンのハンバーグをアルファ米の牛丼に乗せる。キャベツをお裾分け。
TAMA0904さんはセブンイレブンのチーズハンバーグをアルファ米の白米に乗せる。キャベツをお裾分け。mino6464さんはカレーだったが既に半分食べており写真NG状態。
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TAMA0904さんはセブンイレブンのチーズハンバーグをアルファ米の白米に乗せる。キャベツをお裾分け。mino6464さんはカレーだったが既に半分食べており写真NG状態。
手前3つが我々のテント。(奧)mino6464さんプロモンテVL14。(中)TAMA0904さん、アライテント、エアライズ2。(手前)私、MSRハバハバHP。あれ1個テントが少ない。himekami君、ポール忘れる。山の雑誌にそんなことが書いてあったとみんなで大笑い。急遽、私のテントに一緒に寝ることに。
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手前3つが我々のテント。(奧)mino6464さんプロモンテVL14。(中)TAMA0904さん、アライテント、エアライズ2。(手前)私、MSRハバハバHP。あれ1個テントが少ない。himekami君、ポール忘れる。山の雑誌にそんなことが書いてあったとみんなで大笑い。急遽、私のテントに一緒に寝ることに。
日が暮れてきた。
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日が暮れてきた。
1日目、お疲れ様。テン場にテーブルがあるのがありがたい。
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1日目、お疲れ様。テン場にテーブルがあるのがありがたい。
テントの中は12℃
テントの中は12℃
おやすみなさい。
おやすみなさい。
2日目開始。気温1℃
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2日目開始。気温1℃
お世話になりました。フルーツポンチがうまかった!!(写真撮り忘れ・・・)
お世話になりました。フルーツポンチがうまかった!!(写真撮り忘れ・・・)
笊ヶ岳が浮き出す。
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笊ヶ岳が浮き出す。
今日も良い天気が期待できるぞ!!
今日も良い天気が期待できるぞ!!
富士山も。
振り返ると聖平小屋が見えた
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振り返ると聖平小屋が見えた
日が当たりだす。
日が当たりだす。
おーすげえ。
小聖までもう少し
小聖までもう少し
小聖岳到着。
これから行くぞ。聖君。
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これから行くぞ。聖君。
ここ登るんだ・・・
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ここ登るんだ・・・
大分、陽が高くなった。
大分、陽が高くなった。
稜線歩きは楽しい。
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稜線歩きは楽しい。
影絵に大はしゃぎ
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影絵に大はしゃぎ
しらびそ峠の稜線。ハイランドしらびそが見える
しらびそ峠の稜線。ハイランドしらびそが見える
この辺りが一番きつい
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この辺りが一番きつい
4人のコビト
まだまだつらい
笊ヶ岳、布引山の向こうに富士山。布引山でかいなあ。
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笊ヶ岳、布引山の向こうに富士山。布引山でかいなあ。
上河内岳と茶臼岳
上河内岳と茶臼岳
聖岳到着。奥聖へは時間の都合で行かず。
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聖岳到着。奥聖へは時間の都合で行かず。
赤石岳ドーン。あの稜線を歩き切れるのか。
赤石岳ドーン。あの稜線を歩き切れるのか。
小太郎河童参上。1匹変なのがいるぞ。
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小太郎河童参上。1匹変なのがいるぞ。
パノラマ
ステップ
ジャンプ(ひく〜)
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ジャンプ(ひく〜)
女王様現る。
北アも見えた
空が青い
赤石避難小屋が見える。荒川小屋までいくつもりだが状況でこちらへ泊まるかも。
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赤石避難小屋が見える。荒川小屋までいくつもりだが状況でこちらへ泊まるかも。
名残惜しいが先を急ぎます。
名残惜しいが先を急ぎます。
兎へ向かい一路、急降下。
兎へ向かい一路、急降下。
女王と塩見(右奥)
女王と塩見(右奥)
兎岳への稜線
前の人たちが止まっている。雷鳥だ。7〜8羽いる。
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前の人たちが止まっている。雷鳥だ。7〜8羽いる。
これが親かな。
こちらが子供か。登山道のすぐ脇にいたので、脇をすり抜けようとしましたが、一斉に飛んでいきました。
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こちらが子供か。登山道のすぐ脇にいたので、脇をすり抜けようとしましたが、一斉に飛んでいきました。
百間洞山の家が見えた
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百間洞山の家が見えた
荒川三山も見える
荒川三山も見える
ガレの下りを聖兎のコルまで下る
ガレの下りを聖兎のコルまで下る
こんな下り。
石が赤い所も。
やっとコルに到着。
やっとコルに到着。
聖を振り返る。痩せ尾根の上は歩かず巻きますのでご安心を。
聖を振り返る。痩せ尾根の上は歩かず巻きますのでご安心を。
兎岳避難小屋に到着
兎岳避難小屋に到着
こんな感じ
小兎、中盛丸山、大沢岳
小兎、中盛丸山、大沢岳
兎岳頂上到着。
なんのポーズよ。音入れるなら、たらりーんかな。
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なんのポーズよ。音入れるなら、たらりーんかな。
小兎→中盛丸山→大沢→百間平→赤石の巨大な稜線
小兎→中盛丸山→大沢→百間平→赤石の巨大な稜線
空木岳、南駒
恵那山かな
聖、かっこいい
赤石手前の急登が怖い。悪沢がやっと見えた
赤石手前の急登が怖い。悪沢がやっと見えた
兎を振り返る。
聖(左)から兎の稜線
1
聖(左)から兎の稜線
小兎到着
次は中盛丸山。ここまで全て下り1h、登り1hを繰り返している。うんざり気味だがCTを目標に黙々と進む
次は中盛丸山。ここまで全て下り1h、登り1hを繰り返している。うんざり気味だがCTを目標に黙々と進む
中盛丸山到着
大沢岳。頂上へはいかずコルから百間洞山の家へ。
大沢岳。頂上へはいかずコルから百間洞山の家へ。
赤石と荒川がガスがかりだす。
赤石と荒川がガスがかりだす。
中盛丸山を下降点から振り返る。
中盛丸山を下降点から振り返る。
百間洞山の家が見えた
百間洞山の家が見えた
百間洞山の家到着。手ぬぐい購入。最後の1枚だった。ラッキー。mino6464さんも色違いを購入し、われわれが最後の1枚を買い占め。洞とは方言で小さな流れのこというそうで、百間平から流れでる小川という意味。ご主人、小屋終いで忙しそう。この時点で荒川小屋まで行くのは厳しいと判断。赤石避難小屋泊に変更。
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百間洞山の家到着。手ぬぐい購入。最後の1枚だった。ラッキー。mino6464さんも色違いを購入し、われわれが最後の1枚を買い占め。洞とは方言で小さな流れのこというそうで、百間平から流れでる小川という意味。ご主人、小屋終いで忙しそう。この時点で荒川小屋まで行くのは厳しいと判断。赤石避難小屋泊に変更。
テン場は小屋より少し上に段々畑のようになってました。
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テン場は小屋より少し上に段々畑のようになってました。
百間平までの登り
百間平までの登り
みんながんばれ。
みんながんばれ。
百間平到着。赤石への最後の登りを前に小休止。
百間平到着。赤石への最後の登りを前に小休止。
聖岳の方を見ると雪渓が残っていた
聖岳の方を見ると雪渓が残っていた
百間平全景
平坦な稜線を進む。
平坦な稜線を進む。
ガスが上がってくる。ぐるぐると巻いている。
ガスが上がってくる。ぐるぐると巻いている。
赤石岳へのトラバースがよく見える。
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赤石岳へのトラバースがよく見える。
トラバースを登りだす。
トラバースを登りだす。
登り終えると、小屋まで30分の標柱
登り終えると、小屋まで30分の標柱
もう少しだよ
かわいい案内が無残・・・
かわいい案内が無残・・・
赤石避難小屋が見えた。
赤石避難小屋が見えた。
小屋に到着。今日は36名のようなので若干混んでいる。最高68名泊めたことがあると話していた。
宿泊の受付をし荷物デポして赤石岳へ。
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小屋に到着。今日は36名のようなので若干混んでいる。最高68名泊めたことがあると話していた。
宿泊の受付をし荷物デポして赤石岳へ。
ここにも河童が現れる。やっぱり1匹変だ。
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ここにも河童が現れる。やっぱり1匹変だ。
ステップ
足元が危ないからジャンプしない。
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足元が危ないからジャンプしない。
イエーイ
もうすぐ小屋終いなのでマンゴープリン無料。ラッキー。うまかった。ご主人(真ん中の髭の方)ありがとうございます。70個注文したら3個入りが70個きてしまい余りまくってしまったとのこと。子供にバッチを購入。大宴会は9時頃まで続く
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もうすぐ小屋終いなのでマンゴープリン無料。ラッキー。うまかった。ご主人(真ん中の髭の方)ありがとうございます。70個注文したら3個入りが70個きてしまい余りまくってしまったとのこと。子供にバッチを購入。大宴会は9時頃まで続く
3日目開始。気温1℃
3日目開始。気温1℃
バスの時間が気になり下りながらどこかで御来光として出発。
バスの時間が気になり下りながらどこかで御来光として出発。
お世話になりました。泊まった人が自然と仲良くなれる小屋だった。
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お世話になりました。泊まった人が自然と仲良くなれる小屋だった。
赤石さん、さよなら。
赤石さん、さよなら。
椹島への下降点。荒川はいつかリベンジ。
椹島への下降点。荒川はいつかリベンジ。
燃ゆる太陽。
思い思いに
思い思いに
思い思いに 私のザックは重い重い荷。
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思い思いに 私のザックは重い重い荷。
イエーイ
そろそろ下るかね
そろそろ下るかね
月もきれい
シャーシャー
雲が上から下へ流れ込む。もののけ姫のデイダラボッチのようだ。
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雲が上から下へ流れ込む。もののけ姫のデイダラボッチのようだ。
砲台型休憩所。近くに水場もある。富士山が切れてしまうので眺めはもう一つ。
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砲台型休憩所。近くに水場もある。富士山が切れてしまうので眺めはもう一つ。
ちょっとしたロープもある。
ちょっとしたロープもある。
梯子もある。
おー見えだした。
おー見えだした。
いいね。
赤石を振り返る。
赤石を振り返る。
富士見平到着。360°の好展望。
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富士見平到着。360°の好展望。
ここでもジャンプしてます。
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ここでもジャンプしてます。
さらに張り切ってます。
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さらに張り切ってます。
千枚の痩せ尾根が見える。怖そう。
千枚の痩せ尾根が見える。怖そう。
いい稜線だね。
悪沢をバックに悪、2人。悪びれきれてないなあ。
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悪沢をバックに悪、2人。悪びれきれてないなあ。
パノラマで。
左から 富士山、這松尾山、笊、布引
左から 富士山、這松尾山、笊、布引
最高!!
下山開始します。
下山開始します。
ここからは、ほぼ下りです。
ここからは、ほぼ下りです。
きれいなトイレでした。
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きれいなトイレでした。
兎岳が妙にとんがる。
兎岳が妙にとんがる。
赤石小屋。デザートもいろいろあり休憩したいが先を急ぐ。かみさんへのお土産にTシャツを購入。
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赤石小屋。デザートもいろいろあり休憩したいが先を急ぐ。かみさんへのお土産にTシャツを購入。
椹島まで210分。(3時間30分)ここを2時間半で以前に下りたと愛知から来た方が言っていたので記録にチャレンジする。himekami君と2人で先行して下りることに。
椹島まで210分。(3時間30分)ここを2時間半で以前に下りたと愛知から来た方が言っていたので記録にチャレンジする。himekami君と2人で先行して下りることに。
平坦な所もあるが
平坦な所もあるが
3/5。2/5と1/5は発見できず。
3/5。2/5と1/5は発見できず。
蜂がいるらしい。
蜂がいるらしい。
こういう感じが永遠に続きます。
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こういう感じが永遠に続きます。
階段と舗装道が見えて
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階段と舗装道が見えて
超ハイスピードで下りました。赤石小屋から2時間かからず。
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超ハイスピードで下りました。赤石小屋から2時間かからず。
登山口に到着。ポストがありました。
登山口に到着。ポストがありました。
椹島ロッジの道標
椹島ロッジの道標
東海製紙の社有林だそうです。いい山をもってるな。
東海製紙の社有林だそうです。いい山をもってるな。
椹島ロッジへここから下る。
椹島ロッジへここから下る。
立派な建物が見えてきて
立派な建物が見えてきて
到着。12時のバスの予約が取れました。パーティーの場合は下りるスピードで先行組と後発組に別れ、先行組にチケットを渡して先にバスの予約をすることをお奨めします。ただし後発組の制限時間を設けて下さい。
到着。12時のバスの予約が取れました。パーティーの場合は下りるスピードで先行組と後発組に別れ、先行組にチケットを渡して先にバスの予約をすることをお奨めします。ただし後発組の制限時間を設けて下さい。
ノンアルを頂く。うまい。うまい。
ノンアルを頂く。うまい。うまい。
水場でさっぱりと思ったがこの濁り具合。
水場でさっぱりと思ったがこの濁り具合。
椹島ロッジのテン場
椹島ロッジのテン場
女子チームは生で乾杯。運転手の私にTAMA0904さんがノンアルを恵んでくれた。2本目うまい。
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女子チームは生で乾杯。運転手の私にTAMA0904さんがノンアルを恵んでくれた。2本目うまい。
もうへとへとです。
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もうへとへとです。

感想

今回は初メンバーが2人参戦。
mino6464さんは以前からフェイスブックを通じて知り合いであったが
タイミングが悪く一緒に登れずにいた。
hemekami君とはネットを通じて知り合い、一緒に行くことに。
他にも、Y君が行ける予定であったが、急用で行けなくなり4人で行く事になった。
聖→赤石→荒川を2泊3日で行く事を目標にした。
無理な場合は荒川を断念する。
fickleさんは別のメンバーと全く同じルートを1日ずれて入山し、
荒川なしの2泊3日で山行する。

mino6464さんとTAMA904さんを中央道、甲府南ICでピック。
himekami君を東名、富士ICでピックし畑薙の駐車場を目指す。
himekami君、25才の登山部経験者。若い。
アラフォー 3人は正直、引く。若すぎる・・・
体力だけは負けないぞと、心に誓う。
himekami君、ピック時に
私「忘れ物ないかい」
彼「あっ、マット、マット」と慌てて車に取りに行く。
と、もう1人。
「私もマット忘れた」とmino6464さん。
たまたま持っていたプチプチを渡して代用をすることに。
波乱含みの幕開け。

初めてであっても不思議と山の話で盛り上がり、わいわいと畑薙を目指す。
メインルートが台風の影響で通れず、坂本温泉経由となり
クネクネの道が非常に大変であった。

同じ方向に向かう車が全くいないので不安にも思ったが
駐車場に着くと納得。ほぼ満車。みんな前泊だ。
慌ててバスの列に並ぶも2便確定。
9時まで2時間待つことに。
まあ、今日は急ぐわけではないのでと、まったり。

やっとバスが来て乗り込み出発。
すごい悪路。パンクもするよ。これじゃ。
ダムを見ると台風の爪痕か、すごい流木の量。
聖沢で下りて、スタート。ここで下りる人は1/3位であった。

18kgのザックの重みが肩にずっしりと来る。
初日の夕飯を豪勢に行きたかったので食料、酒が満載だ。

前半戦はキノコと戯れる。
聖沢の吊り橋が、かなり揺れ、底板も心許ない。
吊り橋の後の急登が一番大変であった。
登り切った辺りでやっと聖とご対面。
この付近にも吊り橋がもう1つ。
こちらも、かなり揺れ、底板も心許ない。
滝見台からの眺めも素晴らしい。
少し荒れたトラバースを通過しながら、聖平小屋に到着。
フルーツポンチを頂き、早速、テントを張る。

himekami君「あっ〜」と大声。
「ポール忘れた・・・」

山の雑誌の失敗談に同じこと書いてあったと、みんなで大笑い。
ここにも居たか。
と、いうことで男二人で初テント泊。
夜、怪獣が出ることを覚悟するように言い聞かせる。
みな、思い思いの豪華な夕飯を食べて、
明日の一番厳しいルートを思い早めに就寝。

翌朝、3時位から周囲がざわざわし出す。
私達も4時半に出発できるように準備。

木道をしばらく進む。
霜が降りていて滑り易い。
小聖への登りを進む頃、空が白み出す。
笊ヶ岳方面が明るくなってきた。
小聖岳に着く頃には、日も大分昇り、すごく良い天気。

ここから前聖までが急で、長くて、つらい。
前聖に着くと、つらさが吹き飛ぶ。
赤石や南アスターズがずらっと見える。
素晴らしい景色。

お約束の小太郎河童写真を撮ろうとすると
himekami君「あれ、何か色が違う」
私「それ、カエルだし」
himekami君「色だけ見て、確かめませんでした・・・」
新種が追加された・・・

眺めが良すぎてなかなか次へ進めないが、今日が一番長丁場。
兎岳へ一路下る。
こちらへ進む人は少なく、先行者は2名。
奥聖に行ってピストンの方が多い感じだ。1泊2日なのかな。

先行者2名が、なぜか止まっている。
雷鳥だ!!
やっとお目にかかれました。
どうやら子供を連れた親鳥を含め7羽ほどだ。
ラッキー。
登山道のすぐ脇なのでしばし写真撮影。
そうは言っても進まないとならないので歩を進めると一斉に飛んでいった。

鞍部に到着し兎を見上げる。
結構な登りだ。名前の割に手厳しい。
この頃からmino6464さんの体調が思わしくない。
先行しながら、様子を伺いつつ登る。
避難小屋を過ぎ、頂上に着くと、中央、北ア、南アがよく見える。
この山が一番いろんな山が見えたかもしれない。

小兎へ一旦下り地味にまた登る。

この後の中盛丸山の登りが、なんかやたらときつい。

百間洞山の家に着いた頃には、mino6464さん
薬が効いたのか良い方向には向かっているが荒川まではNGと判断。
赤石避難小屋泊と決定する。
百間洞山の家に泊まると翌日がきつすぎるので、なんとか赤石までがんばってもらうことに。
ここで手ぬぐいを購入。最後の1枚。ラッキー。
百間洞山の家で赤石避難小屋の様子を聞くと、今日はかなり混んでいるとの情報。
しかし選択の余地はない。

百間平までの急登を登り、百間平で一息つく。
赤石岳下の大トラバースが見える。
またまた厳しいね。
1時間起きに登り下りを繰り返す。厳しい山塊だ。

赤石避難小屋に到着。
入り口は人でごった返しており、順番に受け付け、自炊をする。
私達の後からも、何名かやってきた。
本当に入りきるのかと思いながら自炊と翌日の支度をする。
36名ほどになったようだがMAX68名泊めたことがあるそうだ。
ご主人の話や奥さんのハーモニカを聞きながら夜が更けていく。
何があっても来る人を受け入れる、山小屋とはそういう所ということを実感した。
ご主人と秘密の場所での2次会も楽しかった。
子供へのお土産として雷鳥とオコジョのバッチを購入。

翌朝、4時半に出発。
少しでも早いバスに乗りたいので山頂ではなく少し下におりて御来光にする。
この選択は間違いだったかな・・・
山頂であれば、荒川、聖も見えたのに、富士山の方角しか見えない。
雲海が見える位の位置でしばし御来光を。

富士見平は360°の展望。
荒川にいつか登ることを誓う。
悪沢、千枚がよく見える。かっこいい。

赤石小屋まで下り、休憩。
ここで朝食にありつく。
荒川小屋で「悪沢岳」と書いてあるTシャツを買う予定であったが
行けなかったので、かみさん用にTシャツを購入。
女性受けするデザインだと思う。

昨日から抜きつ抜かれつしていた愛知の方から
ここから椹島まで2時間半で以前下りました、との話を受け
himekami君とダッシュで下り、4人分のバスの予約をすることにする。
長い樹林帯の急坂を下り、2時間で椹島に到着。
行きのバスで見かけた方と立ち話を楽しむ。
12時のバスのチケットをGETし、ノンアルを飲みながらテントを干す。
30分位した頃、女子チームが下山。速い。びっくりした。
この山行を振り返りながら女子チームは生ビールで乾杯。
くー、たまらん。飲みたい。ノンアルで我慢、我慢。

畑薙の駐車場にバスに揺られて到着。
白樺荘へ向かい、カラスの行水。
その後、富士市まで戻り 036cyoさんお奨めの「さわやか」で
げんこつハンバーグを頂く。
これ、うまいです。
http://www.genkotsu-hb.com/

hemikami君と別れ、一路、甲府へ。
みなと話ながらだったのが良かったのか、眠気は起きなかった。

今回の山行は天気に恵まれて最高であった。
また、南アルプスの山容の大きさを再確認することにもなった。

今回も山と山友に感謝!!

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コメント

こんにちは。
聖のテント場にいらっしゃったの、覚えています。

「ココで飯作るかぁ〜」とか言っておいしそうに食事をされていましたね。

天気もよく、最高の山日和でした。
またどこかの山でお会いしましょう!
2013/9/26 8:41
RE:こんにちは。
BIMOTA様

コメントありがとうございます。
みなさん、顔出しNGの方が多いので、当方からは全くわからずです。
荒川に行けなかったのが残念ですが、次回リベンジしたいと思います。
自転車で登山口まで来られてますね。
自転車だけでも疲れてしまいそうです。

天気、最高でしたね。

アクセスだけが厳しい山域ですね。
もう少し早めと遅めのバス運行が欲しいですね。
2013/9/26 12:37
私も居りました
はじめまして

9/21私も聖平のテン場におりました(黄色のツェルトの者です)
横一列でテントを張られておられましたね

お互いにお天気に恵まれ良い山行になりましたね
2013/9/26 18:33
RE:私も居りました
ButaModern様

はじめまして。

横一列で三つ張っていました。
遅い到着の方でしたので、周りが余り見えておらず・・・
黄色のツェルトがあったようなと、うろ覚えです。

荒川まで行かれたんですね。
荒川小屋泊で荒川も狙っていたのですが、荷物の重みにやられてしまった感じです。
私も経験ありますが、案外素泊まりをすると貸し切りだったりしますよね。
荒川小屋泊であれば、素泊まりの予定でしたのでお会いして話しをできたかもしれませんね。

3日間、本当に良い天気でしたね。
最高でした。
2013/9/26 23:56
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