長〜い池山尾根をたどって空木岳↔南駒ヶ岳へ！

2021年09月10日(金) [日帰り]

• GPS: 12:13
• 距離: 27.9km
• 登り: 2,718m
• 下り: 2,700m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:19
• 休憩: 1:55
• 合計: 12:14

距離 27.9km 登り 2,718m 下り 2,718m

4:04 駒ヶ根高原スキー場駐車場
4:25 4:26 空木岳登山道取付地点
4:31 空木岳登山道入口
4:42 4:45 空木岳登山口駐車スペース
4:45 4:46 林道終点
5:07 タカウチ場
5:35 5:41 池山尾根水場
5:44 5:45 池山小屋
6:04 尻無
6:11 マセナギ
6:47 大地獄
6:50 小地獄
7:05 7:06 ヨナ沢ノ頭
7:46 7:49 空木平カール分岐点
8:13 駒石
8:35 8:38 空木駒峰ヒュッテ
8:46 9:06 空木岳
9:52 9:58 赤梛岳
10:29 10:49 南駒ヶ岳
11:18 赤梛岳
12:15 12:28 空木岳
12:31 12:58 空木駒峰ヒュッテ
13:12 13:15 駒石
13:32 空木平カール分岐点
14:01 ヨナ沢ノ頭
14:13 小地獄
14:16 大地獄
14:46 マセナギ
14:51 尻無
15:04 15:06 池山尾根水場
15:25 15:28 タカウチ場
15:40 15:42 林道終点
15:43 空木岳登山口駐車スペース
15:51 空木岳登山道入口
15:55 空木岳登山道取付地点
16:18 駒ヶ根高原スキー場駐車場

天候

晴れ☀️

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駒ヶ根高原スキー場の駐車場を使用。
駒ヶ根ICから駐車場まではコンビニは無い。
コンビニは駒ヶ根ICから市街地方面に行けば信号機2つ先に7ELEVENが最寄

コース状況／危険箇所等

スキー場横の段々の駐車場を登りきった所に登山口がある。
登山口から林道終点駐車場までの道程は林道や遊歩道を横切りながらの直登登り。
林道終点登山口からタカウチ場までは遊歩道の登り道が推奨ルートだろうが直登のショートカットルートもある。
タカウチ場から山頂までには3か所ほど右ルート・左ルートの分岐点があり事前のルート確認推奨。
ルートは基本的には明瞭だが紛らわしい踏みあともあり。
今回、どの辺だか忘れたが廃道のようなルートに入ってしまい、しばらくしたら本来の登山道に合流したが合流点には緑色のロープで立入禁止になっていて間違った道を来ていたんだとそこで認識。

駒峰ヒュッテは営業中
トイレ使用料200円
山バッチ500円
コーラ400円

空木岳↔南駒ヶ岳の稜線道はハイマツと花崗岩の間の踏みあとをたどりながらの道程。マーキングも豊富。

その他周辺情報

コマクサの湯で汗を流す/700円

写真

9/10 3:52

駒ヶ根スキー場駐車場から空木のテッペン目指してスタート！
はじめはヘッドライトで照らしながらの登り込み

9/10 5:13

スタート時は冷んやりしていて服装に悩んだが、1時間もたてばいつもの汗だく登り💦

9/10 5:25

池山尾根といえばこの水場
結構ジャブジャブと出ていたが、どうゆう仕組で出てるんだろ？
よほど水圧がつよいのか？

9/10 5:31

山頂までに3か所ほど右ルート・左ルートの分岐あり
事前のルート把握推奨

9/10 6:11

池山尾根は緩斜面や水平道も多くてあまり急登な感じはしなかったが、とにかく長い。

9/10 6:23

これまではよくある深い樹林帯を黙々と登っていたが、木々の隙間から垣間見た宝剣岳で、中央アルプスに来てるんだなと、実感がわいてくる

9/10 6:26

痩せ尾根の岩場がでてきた。
大地獄・小地獄区間に突入

9/10 6:34

これまで単調な樹林帯歩きだったのでチョット楽しい

9/10 6:42

池山尾根は整備はしっかりしてたどりやすいが、たまに廃道？や紛らわしい踏みあとがあったりするのでチョト迷う場面もあったりした

9/10 7:11

いつまで続くんだ？くらいの長い樹林帯の登り道

9/10 7:29

登山道整備ご苦労様です

9/10 7:35

空木平分岐に到着
気がつけば標高2500mまで登ったが森林限界まであと少し

9/10 7:45

2600m程で森林限界を越えて視界が一気に開けた。
気分爽快♪

9/10 7:46

宝剣岳と千畳敷カールも視界良好

9/10 7:56

目線を下にやれば雲が広がり高さを実感。

9/10 13:02

存在感きわだつ駒岩

9/10 8:05

駒岩を通過して山頂へ
長い時間上りっぱなしで足もしんどい。踏ん張りどころ

9/10 12:58

緑のハイマツ帯に白い岩がポコポコ生えて微笑ましい光景

9/10 8:27

駒峰ヒュッテを通過して山頂までカウントダウン

9/10 8:45

池山尾根を登りきり空木岳登頂達成
＼(^o^)／
いや〜長かったな〜。

9/10 8:47

木曽駒ヶ岳まで繋がる中央アルプスの稜線
いつかは縦走チャレンジしてみたいな

9/10 8:48

遠くの彼方にはうっすらと槍ヶ岳と穂高連峰

9/10 8:50

塩見岳の後ろには「俺様のほうが高いんだぞ」と富士山がヒョッコリはん

9/10 8:52

中央アルプス南端の恵那山

9/10 8:51

二百名山の名峰、南駒ヶ岳。
今回はこちらにも表敬訪問

9/10 8:55

雲海を眺めながら雲上の縦走スタート

9/10 9:01

這松と岩の共演

9/10 9:09

マーキングも点在して踏みあとも明瞭な稜線路

9/10 9:03

天気は良好でパノラマも絶好調

9/10 8:49

西には常に御嶽山

9/10 9:43

東側には南アルプス。
憧れのスター達が勢ぞろい

9/10 9:24

空木↔南駒の中間に位置する赤梛岳に途中停車

9/10 9:41

シンプルな赤梛岳山頂

9/10 9:41

赤梛岳からながめた空木岳👍️

9/10 9:44

こちらもドッシリ立派な南駒ヶ岳
緑のハイマツと剥き出しの花崗岩のコントラストがグッドd(^-^)

9/10 9:43

下方には擂鉢窪避難小屋

9/10 9:55

鞍部まで下降して南駒山頂まで20分間の悶絶登りが始まる

9/10 9:54

いや〜シンドイです
(;´Д`)ハァハァ

9/10 10:13

オ〜、待望の山頂確認

9/10 10:22

南駒ヶ岳登頂達成
d=(^o^)=b

9/10 10:23

縦走路はまだまだ続くが本日はここで折り返し。

9/10 10:29

好物のジャイアントパプリコを食べながら風景観賞

9/10 10:25

中央アルプスの大パノラマ
(*´∀`)♪

9/10 10:24

南アルプスの展望も良好
鋸岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳

9/10 10:24

北岳、間ノ岳、農鳥岳の白峰三山

9/10 10:24

塩見岳と富士山もアピール

9/10 10:24

荒川岳、赤石岳、聖岳
この辺は何となくで間違ってたらご免なさい

9/10 10:25

双耳の山は池口岳かな？

9/10 10:37

南駒ヶ岳は本日の行程の折り返し地点。
また、赤梛岳経由で空木岳へ

9/10 11:07

赤梛岳から空木岳へ快適歩行

9/10 11:27

偽ピークに騙されながらの空木岳の登り返し

9/10 11:53

本日の稜線上は快晴だが、足元の白い砂礫からの照り返しがスゴイ眩しい(>_<)

9/10 12:11

二度目の空木岳山頂で本日の登頂ミッション達成
(^o^)v

9/10 12:16

駒峰ヒュッテでひと休みしてから池山尾根を下降

9/10 12:54

気持ちのいい這松帯の下り道

9/10 14:27

終わりの見えない樹林帯の長い下り坂

9/10 14:06

今回は歩きっぱなしだからか鎖場が楽しい

9/10 14:53

冷たい湧水でリフレッシュ

9/10 15:30

林道終点駐車場から伊那谷を一望
ここまで来ると気が緩むが
まだ終わりではないんだよな〜

9/10 15:50

あと400m急降下

9/10 16:05

登山道に沢水が流入
ここまで来ればゴールは間近

9/10 16:25

ゴールの登山口に帰還してコーラで祝杯。
お疲れ様でした(^ー^;A

撮影機器：

PENTAX K-70 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

ぺれきち

今回は初めましての中央アルプスエリア。

少し前に、グレートトラバース3での中央アルプス縦走のシーンを視聴して、なかなか魅力的だったので今シーズン中の訪問にランクアップ。

計画段階で最初はロープウェイを交えての木曽駒・空木岳縦走も視野にいれていたが、ロープウェイ使用だと時間的な縛りがあるし、初めての中央エリアで雰囲気等がいまいち分からず
池山尾根の所要時間次第で達成できるか左右される感じもあったので
今回はとりあえず空木岳/池山尾根ピストンに方針を決めたが、稜線縦走もしてみたかったので、空木岳登頂時点での時間とコンディション次第で南方にそびえる南駒ヶ岳ピストン縦走もオプションで設定。

池山尾根の長い樹林帯を抜けた先で開けた中央アルプスの景観は一面に広がる緑のハイマツ帯と花崗岩の白い岩肌のコントラストが心地よく、巨岩や奇岩もたのしめた。
天候にも恵まれて中央アルプスの山並みを一望したが、花崗岩をまとった空木岳や南駒ヶ岳はドッシリと存在感がありカッコいい。

これまで北アルプスや南アルプスと比べると、いくぶん地味な印象があったりした中央アルプスだったが、おみそれしましたと脱帽するくらい素晴らしい稜線だった。