小雨が降っていたが、槍沢ロッヂまで行って状況判断をすることにした。上高地アルペンホテルに着替えを預け、12:30 河童橋スタート。ザックは30L 10kg未満。トレランシューズ。(雨天スピード重視のスタイルです)
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9/17 12:24
小雨が降っていたが、槍沢ロッヂまで行って状況判断をすることにした。上高地アルペンホテルに着替えを預け、12:30 河童橋スタート。ザックは30L 10kg未満。トレランシューズ。(雨天スピード重視のスタイルです)
台風は本州南岸を温帯低気圧になって通過。梓川の水量もやや増えている程度。雨具は着ないで行く。
※ 有料の山岳天気予報サイト「登山天気」の情報と雨雲レーダーを活用。日曜日の快晴を確信していたので、雨でも(風がなければ)できる限り北鎌稜線を詰めたいと考えていました。
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9/17 12:25
台風は本州南岸を温帯低気圧になって通過。梓川の水量もやや増えている程度。雨具は着ないで行く。
※ 有料の山岳天気予報サイト「登山天気」の情報と雨雲レーダーを活用。日曜日の快晴を確信していたので、雨でも(風がなければ)できる限り北鎌稜線を詰めたいと考えていました。
最近、上高地のサルが増えているような気がする。明神池の先で50頭ほどの群れを見かけた。
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9/17 13:00
最近、上高地のサルが増えているような気がする。明神池の先で50頭ほどの群れを見かけた。
13:29 河童橋〜徳沢まで1時間で歩く。誰もテントを張っていない。
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9/17 13:29
13:29 河童橋〜徳沢まで1時間で歩く。誰もテントを張っていない。
14:08 横尾を通過 → 15:10槍沢ロッヂ着
河童橋から2時間40分で着いた。先行のK氏、T氏とはロッヂで合流。 宿泊者は20名程度。お風呂も私たち3名で貸し切り。
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9/17 15:19
14:08 横尾を通過 → 15:10槍沢ロッヂ着
河童橋から2時間40分で着いた。先行のK氏、T氏とはロッヂで合流。 宿泊者は20名程度。お風呂も私たち3名で貸し切り。
明け方、風雨が弱まり、槍沢ロッヂを6:36にスタート。大曲まで約40分。沢の増水もなく、水俣乗越へ上がることにした。7:20
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9/18 7:20
明け方、風雨が弱まり、槍沢ロッヂを6:36にスタート。大曲まで約40分。沢の増水もなく、水俣乗越へ上がることにした。7:20
水俣乗越から北鎌沢方面を眺める。雨は止んでいた。沢の増水がなさそうなので下ることにした。8:28
( Kリーダーが3人の意志を確認! 迷いがあったらここから先へは進めない。)
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9/18 8:28
水俣乗越から北鎌沢方面を眺める。雨は止んでいた。沢の増水がなさそうなので下ることにした。8:28
( Kリーダーが3人の意志を確認! 迷いがあったらここから先へは進めない。)
8:41 下降開始。さすがに最初の数十メートルは勾配のきついザレで、間隔を開けてずり落ちるように下っていった。すぐに右の藪にトラバースする。
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9/18 8:55
8:41 下降開始。さすがに最初の数十メートルは勾配のきついザレで、間隔を開けてずり落ちるように下っていった。すぐに右の藪にトラバースする。
落石も多く、河原の広くなっているところまで気を抜くことができない。
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9/18 9:04
落石も多く、河原の広くなっているところまで気を抜くことができない。
北鎌沢出合までは、1時間20分ほどのはず・・・。左岸を注視しながら進んだが、目印の「ケルン」を少し通り越して引き返した。連休だというのにテントが一張りも無い。
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9/18 9:46
北鎌沢出合までは、1時間20分ほどのはず・・・。左岸を注視しながら進んだが、目印の「ケルン」を少し通り越して引き返した。連休だというのにテントが一張りも無い。
10:23 北鎌沢出合いをスタート。分岐のポイント毎にGPSをチェックする。「右へ右へ進むのが基本」だが、右俣は途中で水流が消えるので、水流のある左又に引き込まれそうになる。
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9/18 10:41
10:23 北鎌沢出合いをスタート。分岐のポイント毎にGPSをチェックする。「右へ右へ進むのが基本」だが、右俣は途中で水流が消えるので、水流のある左又に引き込まれそうになる。
この岩は右側が登りやすい。
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9/18 11:04
この岩は右側が登りやすい。
この段差ではお助けロープを出したが、テクニックがあれば、右手前にある丸い大岩のオーバーハングを越えるのも面白い。
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9/18 11:36
この段差ではお助けロープを出したが、テクニックがあれば、右手前にある丸い大岩のオーバーハングを越えるのも面白い。
K氏のルートファインディングが見事で、難なく「有名な倒木」にたどり着く。この先「左又への誘惑」にも、「クライマーズ・ホイホイ」にもつかまらないように注意して進む。
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9/18 12:26
K氏のルートファインディングが見事で、難なく「有名な倒木」にたどり着く。この先「左又への誘惑」にも、「クライマーズ・ホイホイ」にもつかまらないように注意して進む。
12:49 北鎌のコルに到着。雨が本降りになってきた。
※(このGPSログを正確に辿ることができれば、迷わずコルに着くはず・・・)
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9/18 12:49
12:49 北鎌のコルに到着。雨が本降りになってきた。
※(このGPSログを正確に辿ることができれば、迷わずコルに着くはず・・・)
北鎌沢を「右へ右へ登って」も、早めに左又へ入ると写真のような草付きの急斜面に突き当たる。滑落してもおかしくないような急斜面だ。
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9/18 13:31
北鎌沢を「右へ右へ登って」も、早めに左又へ入ると写真のような草付きの急斜面に突き当たる。滑落してもおかしくないような急斜面だ。
しばらく藪漕ぎが続く。ザックの外側に縛りつけたソフトビニール水筒を谷に落としてしまった! ザックは可能な限り小型にする必要あり。
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9/18 13:45
しばらく藪漕ぎが続く。ザックの外側に縛りつけたソフトビニール水筒を谷に落としてしまった! ザックは可能な限り小型にする必要あり。
ハイ松のヤブ漕ぎで歩きにくい。雨が降っていなくても早朝は露で濡れそうです。
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9/18 14:33
ハイ松のヤブ漕ぎで歩きにくい。雨が降っていなくても早朝は露で濡れそうです。
北鎌独標まではテクニカルな登りはありませんが、この程度のザレザレの急登が何カ所もあります。
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9/18 14:39
北鎌独標まではテクニカルな登りはありませんが、この程度のザレザレの急登が何カ所もあります。
14:49 雨の中「独標基部」に到着。ここなら小型のテント4張りくらい張れそうです。ここが本日のゴールとなりました。
※翌日夕方の地震では北鎌尾根の岩稜が崩れ、この場所が遭難者をヘリでピックアップするポイントとなりました。
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9/18 14:49
14:49 雨の中「独標基部」に到着。ここなら小型のテント4張りくらい張れそうです。ここが本日のゴールとなりました。
※翌日夕方の地震では北鎌尾根の岩稜が崩れ、この場所が遭難者をヘリでピックアップするポイントとなりました。
テントに入って、濡れた服は着替えましたが、シュラフを持ってこなかった(シュラフカバーだけ)ので、寒くて一睡もできずに夜明けをむかえました。
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9/19 5:09
テントに入って、濡れた服は着替えましたが、シュラフを持ってこなかった(シュラフカバーだけ)ので、寒くて一睡もできずに夜明けをむかえました。
快晴の夜明け。バックシルエットに浮かぶ大天井岳。
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9/19 5:09
快晴の夜明け。バックシルエットに浮かぶ大天井岳。
今日は良い一日になりそうです。
・・・・まさか、あのような地震が起こるとは・・・
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9/19 5:09
今日は良い一日になりそうです。
・・・・まさか、あのような地震が起こるとは・・・
北鎌稜線上には、小型テントやツェルトなら張れる場所が所々にあります。
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9/19 5:11
北鎌稜線上には、小型テントやツェルトなら張れる場所が所々にあります。
18日(土)北鎌稜線に上がってテン泊したのは「独標基部」の私たち3名と、北鎌のコルで夜を明かした1名だけでした。
この日、地震前に山頂を越えられたのは、この4名だけです。夕方、地震で遭難された方は、19日朝、北鎌沢出合いより手前からスタートしたものと思われます。
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9/19 5:11
18日(土)北鎌稜線に上がってテン泊したのは「独標基部」の私たち3名と、北鎌のコルで夜を明かした1名だけでした。
この日、地震前に山頂を越えられたのは、この4名だけです。夕方、地震で遭難された方は、19日朝、北鎌沢出合いより手前からスタートしたものと思われます。
風もおさまり、穏やかな一日が始まると思っていました・・・。
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9/19 5:38
風もおさまり、穏やかな一日が始まると思っていました・・・。
5:46 K氏のリードでスタート。山腹をトラバースする踏み跡に迷わされることなく、直ぐに左上にルートを取ります。
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9/19 5:47
5:46 K氏のリードでスタート。山腹をトラバースする踏み跡に迷わされることなく、直ぐに左上にルートを取ります。
この大岩を左に巻くように登ると、独標直登ルートの入り口が見えます。
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9/19 5:47
この大岩を左に巻くように登ると、独標直登ルートの入り口が見えます。
K氏のルート判断は正確で、一度も迷うことがありませんでした。
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9/19 5:49
K氏のルート判断は正確で、一度も迷うことがありませんでした。
下りの踏み跡に引き込まれそうになりますが、無視して上に登ります。
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9/19 5:57
下りの踏み跡に引き込まれそうになりますが、無視して上に登ります。
稜線に出ると、天空の旅人になったような気分でした。
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稜線に出ると、天空の旅人になったような気分でした。
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左側の(縦線の入った)大岩とハイマツの堺が独標直登ルートの入り口です。残置スリングとロープがあります。
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9/19 5:57
左側の(縦線の入った)大岩とハイマツの堺が独標直登ルートの入り口です。残置スリングとロープがあります。
今回はリーダーであるK氏の判断で直登はせず、巻き道ルートを選びました。
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9/19 6:01
今回はリーダーであるK氏の判断で直登はせず、巻き道ルートを選びました。
直登入り口を過ぎると、すぐに有名な「コの字岩」のトラバース。
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9/19 6:07
直登入り口を過ぎると、すぐに有名な「コの字岩」のトラバース。
ロープに手をかけても、頼ってはいけません。
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9/19 6:08
ロープに手をかけても、頼ってはいけません。
「コの字岩」は、その下に足場があるので、そこに足をかけてクリアします。最後の部分ではリックを岩角にひっかけないように注意します。
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9/19 6:19
「コの字岩」は、その下に足場があるので、そこに足をかけてクリアします。最後の部分ではリックを岩角にひっかけないように注意します。
振り返って「コの字岩」を見たところ。
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振り返って「コの字岩」を見たところ。
ハッキリ見える踏み跡は、やや水平か下方に向かっていますが、少しでも稜線に上がるルートが見えたらそちらを選びましょう!
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9/19 6:21
ハッキリ見える踏み跡は、やや水平か下方に向かっていますが、少しでも稜線に上がるルートが見えたらそちらを選びましょう!
これくらいの斜度があり、下を見ると怖いくらいですが、どんどん上ります。
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9/19 6:29
これくらいの斜度があり、下を見ると怖いくらいですが、どんどん上ります。
もちろんフリークライミングですが、未経験者を連れた山岳ガイドならロープを使う場面だと思います。
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9/19 6:30
もちろんフリークライミングですが、未経験者を連れた山岳ガイドならロープを使う場面だと思います。
K氏のリードで難なく独標をトラバースして稜線にもどりました。ここまでスタートから1時間です。 6:53
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9/19 6:53
K氏のリードで難なく独標をトラバースして稜線にもどりました。ここまでスタートから1時間です。 6:53
いつロープを使ってもいいように、スリングの簡易ハーネスを装着。ロープは滑落防止用に10mだけ持ってきました。
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9/19 7:07
いつロープを使ってもいいように、スリングの簡易ハーネスを装着。ロープは滑落防止用に10mだけ持ってきました。
こうやって120cmスリングでハーネスをつくりますが、本物のハーネスの方が使い勝手はいいです。 私はちゃんとしたハーネスしてました。 7:07
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9/19 7:07
こうやって120cmスリングでハーネスをつくりますが、本物のハーネスの方が使い勝手はいいです。 私はちゃんとしたハーネスしてました。 7:07
これからがアルペンクライミングの楽しいところ。いくつものピークを越えて槍ヶ岳に近づきます。
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9/19 7:19
これからがアルペンクライミングの楽しいところ。いくつものピークを越えて槍ヶ岳に近づきます。
こういうザレザレの急登では、両手両足ついてアリのように登ることもあります。
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9/19 7:21
こういうザレザレの急登では、両手両足ついてアリのように登ることもあります。
岩角にザックが引っかかることがあるので、ザックカバーは付けたまま行きました。
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9/19 7:37
岩角にザックが引っかかることがあるので、ザックカバーは付けたまま行きました。
3人の中を行くT氏はロッククライミングの経験はないものの、度胸がよく、Kリーダーにしっかりついて歩くことができます。
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9/19 8:04
3人の中を行くT氏はロッククライミングの経験はないものの、度胸がよく、Kリーダーにしっかりついて歩くことができます。
落石が怖いので、間隔を空けて下ります。
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9/19 8:09
落石が怖いので、間隔を空けて下ります。
2
9/19 8:15
※トラバースは「基本的に飛騨側」ですが、ここだけは、「松本側」にトラバースして、途中で飛騨側へ乗り越して難所を越えます。
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9/19 8:18
※トラバースは「基本的に飛騨側」ですが、ここだけは、「松本側」にトラバースして、途中で飛騨側へ乗り越して難所を越えます。
硫黄岳の向こうは双六、三俣蓮華岳です。遠く黒部五郎も見えます。
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9/19 8:27
硫黄岳の向こうは双六、三俣蓮華岳です。遠く黒部五郎も見えます。
単独で来たら、おそらくこの1.5倍くらいは時間がかかったはず。体力消耗を防ぐルート判断が最も大切!
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9/19 8:27
単独で来たら、おそらくこの1.5倍くらいは時間がかかったはず。体力消耗を防ぐルート判断が最も大切!
懸垂下降の必要がないルートを選んで下ります。
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9/19 8:42
懸垂下降の必要がないルートを選んで下ります。
落石を避けるために、これくらいの間隔を開けて上ります。
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落石を避けるために、これくらいの間隔を開けて上ります。
このチムニーは直登しますが、溝の右側をよじ登ります。
2
9/19 8:42
このチムニーは直登しますが、溝の右側をよじ登ります。
上ったと思ったら、またトラバース。巻き道は基本的に「飛騨側」を行きます。
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9/19 9:07
上ったと思ったら、またトラバース。巻き道は基本的に「飛騨側」を行きます。
トラバースしても行きすぎないのがコツです。
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9/19 9:10
トラバースしても行きすぎないのがコツです。
上がれる場所があったら、すぐに稜線をめざします。
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9/19 10:31
上がれる場所があったら、すぐに稜線をめざします。
これくらいフリーでガンガン行けないと北鎌は無理だと思います。稜線に戻ると、ヤマレコが「予定ルートにもどりました!」と音声で教えてくれるので安心しました。
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9/19 10:32
これくらいフリーでガンガン行けないと北鎌は無理だと思います。稜線に戻ると、ヤマレコが「予定ルートにもどりました!」と音声で教えてくれるので安心しました。
「北鎌平」からは、直登ルートをえらびました。
巻き道もあるのですが、稜線への上り返しがきついからです。
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9/19 10:39
「北鎌平」からは、直登ルートをえらびました。
巻き道もあるのですが、稜線への上り返しがきついからです。
槍の穂先が近づいてきました。
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9/19 10:51
槍の穂先が近づいてきました。
槍の穂先はこんな形に見えます。
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9/19 11:07
槍の穂先はこんな形に見えます。
「カニのハサミ」をめざします。このすぐ手前に「第一チムニー」の入り口があります。
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9/19 11:12
「カニのハサミ」をめざします。このすぐ手前に「第一チムニー」の入り口があります。
Kリーダーがチムニーの攻略ポイントを伝えます。
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9/19 11:12
Kリーダーがチムニーの攻略ポイントを伝えます。
あとは直登あるのみです。
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9/19 11:16
あとは直登あるのみです。
「遭難プレート」
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9/19 11:22
「遭難プレート」
少し上って、
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9/19 11:22
少し上って、
「実工JAC」
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9/19 11:26
「実工JAC」
チムニー入り口
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9/19 11:26
チムニー入り口
左から右に渡ると上りやすい。
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9/19 11:28
左から右に渡ると上りやすい。
お助けロープを出しました。
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9/19 11:31
お助けロープを出しました。
K氏が先行して確保。私がエンドを務めるかたちです。
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9/19 11:38
K氏が先行して確保。私がエンドを務めるかたちです。
Kリーダーのホールドポイント指示は明確で、T氏もスイスイ登って行きます。
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9/19 11:39
Kリーダーのホールドポイント指示は明確で、T氏もスイスイ登って行きます。
山頂が見えました。「あんな所から人が登ってくるよ!」という声が聞こえました。
2
9/19 11:41
山頂が見えました。「あんな所から人が登ってくるよ!」という声が聞こえました。
先に登頂した2人を仰ぎ見ます。ギャラリーから「北鎌オメデトー!」という声と拍手が聞こえました。
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9/19 11:44
先に登頂した2人を仰ぎ見ます。ギャラリーから「北鎌オメデトー!」という声と拍手が聞こえました。
山頂の祠の裏からコンニチワ! 「もっと登り続けていたい」というのが実の気持ちでした。
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9/19 11:44
山頂の祠の裏からコンニチワ! 「もっと登り続けていたい」というのが実の気持ちでした。
11:45 ピーカンの槍ヶ岳山頂。嬉しい北鎌尾根完登でした。
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9/19 11:46
11:45 ピーカンの槍ヶ岳山頂。嬉しい北鎌尾根完登でした。
T氏、満面の笑み! Kリーダー、見事なルートファインディングありがとう!
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9/19 11:47
T氏、満面の笑み! Kリーダー、見事なルートファインディングありがとう!
槍ヶ岳山荘のカレーライスめざして下ります。
前日までの悪天候のためでしょう。連休というのに人出はまばらでした。
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9/19 11:57
槍ヶ岳山荘のカレーライスめざして下ります。
前日までの悪天候のためでしょう。連休というのに人出はまばらでした。
絶景テラスでランチ。ビールは(蔓延防止法のため?)14:00まで販売停止なのがチョット残念です。
13:00 下山開始。
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9/19 12:57
絶景テラスでランチ。ビールは(蔓延防止法のため?)14:00まで販売停止なのがチョット残念です。
13:00 下山開始。
夕暮れまでに上高地到着をめざして、ガンガン下ります。
K氏もT氏もよく着いてきました! 16:15 横尾通過(槍ヶ岳山荘から3時間15分。)
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9/19 16:15
夕暮れまでに上高地到着をめざして、ガンガン下ります。
K氏もT氏もよく着いてきました! 16:15 横尾通過(槍ヶ岳山荘から3時間15分。)
17:05 徳沢園通過(槍ヶ岳山荘から4時間)
K氏は「今日は上高地まで無理だろう・・・」と思っていたそうですが、私は「絶対大丈夫!ホテルの夕食には間に合う!」と信じて引っ張っていきました。
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9/19 17:08
17:05 徳沢園通過(槍ヶ岳山荘から4時間)
K氏は「今日は上高地まで無理だろう・・・」と思っていたそうですが、私は「絶対大丈夫!ホテルの夕食には間に合う!」と信じて引っ張っていきました。
徳沢園を出てしばらくした17:20頃だったでしょうか? 梓川添いの道を早足で歩いていると、大型ダンプがすぐ横を通り過ぎたようなごう音が聞こえました。明神岳の谷を見ると、煙のような粉塵がモウモウと立ち上がっているのが見えます。単なる落石じゃない・・・! 大崩落が起こっていたのです。
ただ、私たちが速歩で進んでいたために、地震の揺れが感じられなかったのです。(その場の)震度としては2〜3だったのかと思います。
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9/19 17:17
徳沢園を出てしばらくした17:20頃だったでしょうか? 梓川添いの道を早足で歩いていると、大型ダンプがすぐ横を通り過ぎたようなごう音が聞こえました。明神岳の谷を見ると、煙のような粉塵がモウモウと立ち上がっているのが見えます。単なる落石じゃない・・・! 大崩落が起こっていたのです。
ただ、私たちが速歩で進んでいたために、地震の揺れが感じられなかったのです。(その場の)震度としては2〜3だったのかと思います。
18:30 上高地到着。(槍ヶ岳山荘から5時間30分)辺りはすっかり暗くなっていましたが、ホテルの夕食19:00には間に合いました。
必死に付いてきてくれたK氏とT氏はクタクタだったはず。「何かが起こっている?」という不安感が仲間としての連帯感を強め、背中を押してくれたような気がしています。
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9/19 18:35
18:30 上高地到着。(槍ヶ岳山荘から5時間30分)辺りはすっかり暗くなっていましたが、ホテルの夕食19:00には間に合いました。
必死に付いてきてくれたK氏とT氏はクタクタだったはず。「何かが起こっている?」という不安感が仲間としての連帯感を強め、背中を押してくれたような気がしています。
夕食のあと、風呂に入ってくつろいでいると、Kリーダーのもとに大町警察署から安否確認の電話が入りました。「北鎌尾根は崩落がひどく、上がることも下ることも出来ない状態。現在、救助要請がたくさん警察に届いている!」というのです。
登山届けをもとに、電話をかけてくださる警察の方々に感謝するとともに、天気が完全に回復するのを待って北鎌尾根に上がったパーティーは、今、大変なことになっていると思いました。
下山の途中、槍沢を上っていったトレラン仲間の親子はどうなったのだろう?・・・ そんな不安をたくさん抱えながらベッドに倒れ込みました。42時間ぶりの睡眠でした。
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9/19 18:35
夕食のあと、風呂に入ってくつろいでいると、Kリーダーのもとに大町警察署から安否確認の電話が入りました。「北鎌尾根は崩落がひどく、上がることも下ることも出来ない状態。現在、救助要請がたくさん警察に届いている!」というのです。
登山届けをもとに、電話をかけてくださる警察の方々に感謝するとともに、天気が完全に回復するのを待って北鎌尾根に上がったパーティーは、今、大変なことになっていると思いました。
下山の途中、槍沢を上っていったトレラン仲間の親子はどうなったのだろう?・・・ そんな不安をたくさん抱えながらベッドに倒れ込みました。42時間ぶりの睡眠でした。
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