九月の北アルプス縦走（前穂〜奥穂〜北穂〜大キレット〜槍ヶ岳）

2021年09月25日(土) ~ 2021年09月28日(火)

• GPS: 28:56
• 距離: 35.5km
• 登り: 3,158m
• 下り: 3,154m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:11
• 休憩: 0:01
• 合計: 2:12

距離 4.0km 登り 666m 下り 2m

8:37 河童橋
8:51 8:52 岳沢湿原・岳沢登山口
9:38 9:39 見晴台
10:50 岳沢小屋

2日目

• 山行: 5:47
• 休憩: 1:31
• 合計: 7:18

距離 4.2km 登り 1,284m 下り 477m

10:50 岳沢小屋
8:29 8:44 紀美子平
9:08 9:25 前穂高岳
9:51 10:00 紀美子平
11:32 11:46 南稜の頭
11:53 奥穂高岳
11:53 12:09 穂高岳
12:22 12:42 奥穂高岳
13:20 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 8:58
• 休憩: 2:35
• 合計: 11:33

距離 7.3km 登り 1,157m 下り 1,063m

13:20 穂高岳山荘
6:04 6:26 涸沢岳
8:29 北穂高岳北峰
8:32 8:51 北穂高小屋
8:52 9:05 北穂高岳北峰
9:05 9:15 北穂高小屋
10:38 10:48 長谷川ピーク
12:23 12:59 南岳小屋
13:06 13:07 南岳
13:22 13:22 天狗原分岐
14:17 14:17 中岳
14:57 15:01 大喰岳
15:13 15:14 飛騨乗越
15:26 15:49 槍ヶ岳山荘
16:09 16:24 槍ヶ岳
16:31 槍ヶ岳山荘

4日目

• 山行: 6:53
• 休憩: 1:02
• 合計: 7:55

距離 20.1km 登り 50m 下り 1,612m

16:31 槍ヶ岳山荘
7:15 7:17 播隆窟
7:24 7:24 坊主岩屋下
8:04 槍沢・天狗原分岐
8:39 8:40 槍沢大曲り
9:02 9:02 ババ平
9:23 9:28 槍沢ロッヂ
9:47 9:47 二ノ俣
9:54 9:54 一ノ俣
10:01 10:01 槍見河原
10:36 10:45 横尾
11:28 11:28 新村橋
11:40 12:25 徳澤園
12:28 12:29 徳沢公衆トイレ
13:11 13:12 徳本口
13:15 13:16 明神館
13:21 13:21 明神橋
13:32 13:32 嘉門次小屋
14:20 14:21 岳沢湿原・岳沢登山口
14:28 14:28 日本山岳会上高地山岳研究所
14:40 河童橋

天候

1日目　晴れ
2日目　雨時々雪
3日目　晴れ
4日目　晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

2日目の前穂高〜奥穂高は一時雪が降りました。
（軽アイゼンは使いませんでした）
3日目の早朝、涸沢岳、風に当たる西側斜面が凍結してツルツル。
降下には細心の注意が必要だった。
槍ヶ岳では余震が続いており、地震で目が覚めました。

写真

9/25 8:27

上高地　いきなりの絶景。
前穂高、つり尾根、奥穂高岳！

9/25 8:49

定番ショット

9/25 8:52

登山口

9/25 9:36

視界が開けて、西穂高や奥穂高もばっちり。

9/25 9:37

上高地が見えます。赤いのは上高地帝国ホテル？

9/25 13:12

秋を感じる〜
あら？山頂はガス。

9/25 17:01

同室のお兄さんたちと楽しい夕食
美味しい〜

9/26 3:14

午前3時すぎ、月明かりの上高地。

9/26 5:33

朝食も
美味しい〜

9/26 7:09

6時ごろから雨になり、カッパ（パンツ）のチョイスに迷う。
結果は・・・靴の中までびっしょり濡れてしまった。
高山地帯では雨が止みそうになっても、汗かいても、歩き難くてもカッパを履くことに決定。

9/26 7:09

一緒に登って頂いた同室のお兄さん。
雨でも頑張っていきまっしょい！

9/26 7:47

割とキツい重太郎新道・・・

9/26 8:02

でも、見える？雷鳥さんです。

9/26 8:13

雷鳥広場に偽りなし。

9/26 8:17

紀美子平からは雨がみぞれに変わった。

9/26 8:27

第何峰？
ずいぶん上ってきた。

9/26 9:13

やっと前穂高岳に登頂。
Hさん　ありがとうございました。

9/26 11:32

みぞれは雪となり、奥穂高岳あたりにはまさかの積雪。
それでも天気は回復傾向なので、チェーンスパイクは使わなくて済みそう。

9/26 11:40

槍ヶ岳と雷鳥。
どこに居るが分かります？

9/26 11:43

奥穂高岳の山頂が見えてきた。
この角度から見るジャンダルムは初めて。

9/26 12:05

奥穂高岳山頂

9/26 12:08

穂高岳の神様のプレゼント？
滝雲と雪とジャンダルムのコラボ。

9/26 12:08

つり尾根を振り返る。
雨と雪がキツかったなぁ。

9/26 16:59

穂高山荘の夕食。
塩サバが絶品でした。
美味しい〜

9/27 4:11

朝食の代わりにお弁当。
お寿司と鮎の甘露煮と天ぷら。
美味しい〜

9/27 4:34

出発前　オリオン座と奥穂高岳のシルエット

9/27 5:20

ちっちゃいけど
1-2-3-3の絵

9/27 5:24

涸沢岳からの涸沢カールと前穂高岳

9/27 5:28

1-2-3-3の絵のアップ

9/27 5:43

ご来光

9/27 5:46

赤く染まる山々
これから歩く稜線が最高に美しかった。

9/27 5:48

表紙写真用
神様ありがとうございました。

9/27 5:48

染まる奥穂高岳

9/27 5:48

涸沢カールの夜明け。
カールから見るとどんなんだったのかな？

9/27 6:06

ここから降下開始。
しかし、この辺りの石という石が風と霧氷で凍りついている。
氷の上を歩いている感じ。この状態では爪のアイゼンも効かない。
命の危険を感じ、お日様の力で早く溶かして下さいと祈りました。

9/27 6:15

少し降りて、仰ぎ見る涸沢岳。

9/27 6:26

だいぶん降りてきて、月と岩

9/27 7:26

降りて来た道
すれ違いが無くて助かった。
（この後、北穂から縦走する、私よりお姉さんが！）

9/27 7:39

目印があって助かるけど、あそこ？

9/27 7:46

ここは天国ですか？

9/27 7:58

北穂高岳が迫ってきた。

9/27 8:14

右手が北穂高岳山頂。
これから行く大キレットが迫力でした。

9/27 8:29

北穂高岳山頂

9/27 8:36

平和なショット。
山荘でカップヌードルを頂きました。
足元には大キレットを越えてきた若者の姿が見えました。
その人、学生さんで9時からリモート授業だって。
（4分遅刻）
いったいどこで授業受けてんの！
今の学生さんは大変だね。

9/27 9:43

ザレザレの道、鎖の道、ハシゴ道を降りてきたけど、先は長い。
あまり平和では無いショット。

9/27 10:20

A沢のコルとの説明あり。

9/27 10:42

吸い込まれそう・・・

9/27 10:42

ボルトや鎖をやってるうちに、長谷川ピークへ到着。

9/27 11:16

長谷川ピークを降りて、上りに転じると比較的馴染みのある風景。
楽しい。
お昼近くになると、やはりガスが掛かってくる。

9/27 11:29

ここを登りきらなきゃなきゃダメなのね。
北穂高岳からは10人くらいとすれ違ったかな？
4人は女性だった。

9/27 12:20

無事に大キレット通過。

9/27 12:21

泊まりたかった南岳小屋。
スタッフ全員下山して、今はテン場と売店のみ営業中とのこと。
コーラ飲んで生き返りました。
がんばって下さい！

9/27 13:08

南岳の証拠写真。

9/27 13:30

中岳への道が疲れた足にキツい。
地味に急な上り下りがありました。

9/27 13:39

東鎌尾根

9/27 14:19

万年雪

9/27 14:26

中岳から下って、次は大喰岳。
時々見える槍ヶ岳が嬉しい。
足、大丈夫かな？

9/27 15:00

大喰岳山頂。
2時間歩いてもここまでなんですけど！
槍ヶ岳山荘は遠かった。

9/27 15:05

槍ヶ岳の勇姿。

やっと着いた〜！
取り敢えず受付して、休憩するとダメになりそうだったので、勢いのまま槍ヶ岳へ。

9/27 15:57

いくぜー。
地震こないで〜

9/27 16:07

槍ヶ岳山頂。
無事に登ることができました。
山の神様に感謝いたします。

9/27 16:08

北鎌尾根。
私は一生通りません。

9/27 16:09

影・槍ヶ岳と東鎌尾根。

9/27 16:09

穂高岳はガスの中。
さ、下山しましょう。

9/27 16:29

崩落して、下りのルートは変更されていました。
ヒュッテ大槍からも通行出来ないそうです。

9/27 17:02

槍ヶ岳山荘の夕ご飯。
ビールは禁止。
外でなら飲めるそうです。

9/27 17:33

お部屋は山荘からのご好意で、特別に一人部屋をあてて頂き、窓からこの眺め。
アーベンドロートの穂先。

9/28 4:36

夜明け前。

9/28 4:50

帰り支度と、モーニング紅茶。

9/28 5:33

食堂の窓からご来光。
幸せなひと時でした。

9/28 5:34

朝ごはんはおでん！
美味しい〜

9/28 5:57

白馬岳方面

9/28 6:35

さあ、上高地へ下山。

9/28 6:37

崩落箇所

9/28 7:34

日がさすと草紅葉が美しさを増します。

9/28 7:37

振り返ってパチリ。

9/28 8:08

あの岩峰の上に雪渓が残っているのかな？

9/28 10:43

長い道のりの後、横尾大橋。
膝が痛くなって4時間以上かかりました。
前穂高岳はお隠れになっておりました。

9/28 11:42

徳沢園の喫茶店

9/28 11:43

手作りカレーを頂きました。
美味しい〜

9/28 12:35

明神岳は見えてます。

9/28 13:20

明神池への橋。
お参りして帰ります。

9/28 14:20

来る時にも撮ったかな？

9/28 14:44

河童橋から穂高方面。

9/28 14:52

本日のお宿。

撮影機器：

Canon PowerShot G1 X Mark III Canon

iPhone 12 mini Apple

感想

uckyoei

写真多めです。m(_ _)m

2年前から行きたかった穂高岳縦走。
（↑ 西穂高岳を除く）
新型コロナの影響でなかなか実現出来ませんでしたが、ワクチン2回目が効いている間に決行。
膝の痛みをドーピングで抑えながらの山行となりました。

愛媛の山を少しずつ登ってトレーニング。
私の感覚では、石鎚山と東赤石山と子持権現を繰り返す感じ。
（↑ そこまで酷く無いかも？）

重太郎新道は上りだったので平気でした。
ずっと雨で心が折れかけたけど、雷鳥が救ってくれました。

涸沢岳から北穂高岳への最初の降下と、
北穂高岳から長谷川ピークまでの下り（上りも）が歩き難かった。
3日目の出だしは凍結ツルツルで恐ろしい。
しかし、難所でのすれ違いがほとんど無くて、ある意味楽ちんでした。

ほんとは南岳小屋に宿泊の予定でしたが、出発後、電車の中で山小屋閉鎖の連絡を頂きました。
急遽、槍ヶ岳山荘まで足を伸ばすことになりましたが、疲れた脚に中岳が地味にキツかった。
（山小屋の説明では、南岳小屋から2時間です、って言われたけど無理！）

槍ヶ岳山荘では余震が続いていて怖かった。
予備日もあったけど、下山して上高地の宿の温泉でまったりして帰りました。

山の木々も色づき始め、素晴らしい穂高岳〜槍ヶ岳の縦走を堪能できました。
事故や怪我もなく無事に下山できたお礼をしに石鎚神社にも行かないとね。

コメント

lily616

初めまして、lily616です。
素晴らしい写真の数々で物凄く
感動しました。

お疲れさまでした。もう10年も前に北穂から穂高縦走を
雨で2回に分けて登りましたが
その時の感動を呼び起こしました。

素晴らしい写真についついコメントさせていただきました。
ありがとうございます。

uckyoei

lily616さん　ありがとうございます。
写真では伝えきれない美しさもあります。
ぜひ、感動をもう一度！
重ねて　ありがとうございました。