奥穂高岳ー槍ヶ岳 縦走
- GPS
- 30:40
- 距離
- 48.9km
- 登り
- 3,210m
- 下り
- 3,209m
コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 7:51
- 山行
- 10:38
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 12:39
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 6:23
- 山行
- 3:39
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 3:58
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
私たちが歩いたルートは、地震の影響か浮石が多いように感じました。ルートの案内(石の丸印)はしっかりあり、注意して歩けばルートミスの心配は少ないかと思います。 なお、地図で破線で示されているルートは、難路ですので十分な準備をしていく必要が有ります。 |
写真
感想
ここしばらく日帰り山行を楽しんでまいりましたが、友達が北アルプスに登りたいと計画を作ってくれましたので、山小屋泊まりの遠征に出かけることになりました。
1日目:上高地から穂高岳山荘
涸沢ヒュッテも小屋も予約が取れなかったので、初日は穂高岳山荘まで登ることになりました。
沢渡の駐車場に車を止めて準備していると、タクシーの係の方が人を集めてくれ、待たずに上高地へ移動でき助かりました。
上高地から横尾までは散歩道ですので、急ぎます。
横尾から道幅が狭くなり、渋滞を心配しましたが、団体のグループは少なくスムーズに涸沢迄登れました。
有名な涸沢の紅葉は素晴らしいですね。しばし休憩し景色を堪能しました。本当は、おでんとビールも堪能したかったのですが、まだ先が有るのでは我慢しました。
ザイデングラードの登りは少々急で、鎖場も有りますが、それほど難しいコースではないように感じました。
穂高岳山荘には、予定より早く到着出来ましたが、疲れたので、高地順応の為と言い訳して、ビールに走りのんびりしました。
穂高岳山荘では、紙製の使い捨てシーツを使わせていただけます。コロナ対策ですかね。
2日目:奥穂ピストンと穂高岳山荘から槍岳山荘
本日のルートは時間がかかりそうだったので、朝食前に奥穂の山頂に登りました。暗い中での岩場でしたが、先行の方についていき、問題なく登頂できました。
朝食を頼んでいたので下山しましたが、朝食はパスすべきでしたね。
穂高岳山荘から涸沢岳は、難なく登れます。
涸沢岳から北穂へのルートは難所の連続です。特に奥壁バンドは滑落事故の多発地帯とのこと、慎重に行動しました。
北穂から南岳へのルートは、今回の核心部です。北穂山頂からいきなりの激下りに始まり飛騨泣きには、なかなかしびれました。
途中、ヘリが長く飛んでましたが、何かの調査をしているように見受けられました。
大キレットから南岳への登りも急で、疲れた身に梯子や鎖は堪えます。
時間が押してきたので、南岳から頑張ろうと思いましたが、中岳や大喰岳のアップダウンに阻まれ、槍岳山荘の到着は5時ごろになってしまいました。「良い子は絶対にまねをしないように。」てなことをやってしまい反省です。
槍岳山荘では生ビールが飲めます。こんな高い所で、感動ものでした。
3日目:槍ヶ岳登頂から槍沢ロッジ
今日は天気が下り坂の予報で、朝から風が少々吹いていましたが、まずは憧れの槍の穂先に登りました。ルートは登りと下りに分れていて、ルート表示のペイントも多数ありますので安心です。ただ、高所恐怖症の方は控えた方が良いかもです。
山頂を後にして、紅葉の槍沢を下りましたが、ついつい振り返って槍を見てしまいます。天狗池でも槍ヶ岳を堪能し、お昼には槍沢ロッジに到着したので、そこでも生を頼んでお昼にしました。
槍沢ロッジにはお風呂が有り、疲れた身には最高の贈り物です。コロナ過で3人の入浴制限が有りますのでゆったりと入れました。ただ、携帯の電波は入り辛い状況でした。
4日目:槍沢ロッジから上高地
槍ヶ岳方面は雨の予報で、曇っていましたので、急いで下山しました。
登山道は、石がゴロゴロしている個所も有りますが、基本的に歩きやすい登山道です。
横尾に着くと、晴れ間も有り、予報を確認したら問題なさそうなので、観光に切り替え、徳澤園のソフトを堪能し、穂高神社奥宮経由、自然探勝歩道を通って上高地に戻りました。
4日間を通じて天気に恵まれ、絶景と貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。
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