秀麗富嶽十二景を巡る日帰り縦走31km♪大菩薩連嶺から大月駅へ。
- GPS
- 11:30
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 2,482m
- 下り
- 3,145m
コースタイム
※全体にやや早足で歩いています
4:50 丸川峠分岐駐車場
5:55 上日川峠
6:15 福ちゃん山荘
6:52 雷岩
7:00 大菩薩嶺
7:30 大菩薩峠
7:42 熊沢山
7:50 石丸峠
8:30 小金沢山(秀麗富嶽十二景)
8:37 発
9:00 牛奥ノ雁ヶ腹摺山(秀麗富嶽十二景)
9:40 黒岳
10:00 赤岩ノ丸
10:10 大峠
10:50 雁ヶ腹摺山(秀麗富嶽十二景)
11:13 発
11:45 姥子山東峰(秀麗富嶽十二景)
12:35 金山峠
13:00 大垈山
13:37 セーメーバン
14:00 サクラ沢峠
14:07 高ノ丸
14:22 トズラ峠
14:50 笹平
15:00 稚児落とし
15:10 天神山
15:45 岩殿山(秀麗富嶽十二景)
16:20 大月駅
計11時間30分
天候 | 快晴! 富士山方面は雲がやや多いようでした(^^; |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
大菩薩峠登山口バス停を少し上がった先にある丸川峠分岐駐車場にとめました。 ○復路 大月駅から塩山駅へ電車で移動(480円) 塩山駅南口からバスで大菩薩峠登山口へ(300円) 本数は少なく、14時台の次が18時ちょうどの終バスになります。 ・塩山地域バス時刻表 http://www.city.koshu.yamanashi.jp/kurashi/koutsu/detail/%E3%83%90%E3%82%B9%E6%99%82%E5%88%BB%E8%A1%A8 大菩薩峠登山口バス停から徒歩で駐車場へと戻り車を回収しました。(1km弱程度?) ※上日川峠への林道は12/15以降冬季閉鎖となるようです ・富士見山荘ホームページ http://www003.upp.so-net.ne.jp/kniki/fujimi/tozando-joho.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
※12/8時点での状況です ※天候により大きく変わる可能性があります 危険箇所はありません。 実線ルートで迷いやすい箇所はありません。 登山道上に雪はありませんでした。 アイゼンの必要を感じる箇所はありませんでした。 一部、アイスバーンまたはぬかるみで滑りやすい箇所があります。 落ち葉が積もった急傾斜は滑りやすくなります。 |
写真
感想
先週は土曜日は仕事、日曜日は地元のハーフマラソンの大会で山はお休み。
今週も土曜日は仕事。日曜日も当初仕事の予定でしたが、1日丸々休めそうなので登山を決行!
丸川峠分岐駐車場〜上日川峠〜大菩薩嶺〜大菩薩峠〜小金沢山〜牛奥ノ雁ケ腹摺山〜黒岳〜雁ケ腹摺山〜姥子山〜岩殿山〜大月駅と富士山展望の山々巡りしてきました。
大菩薩トライアングルに小金沢山を加えて嫁さんと年賀状写真を撮りに行く案もありましたが、結局一人で歩くことになり、それならばと秀麗富嶽十二景未踏の山を含めて大月駅まで抜けるロング縦走を計画しました。
12/15までは上日川峠まで車で入れるのですが、下山後に電車・バスを経由して車を回収しなければならないので、バス停近くの丸川峠分岐駐車場を始点とします。
岩殿山無料Pを始点にする逆ルートも一瞬考えました。
北面のアイスバーンと南面のぬかるみ、登りに選ぶなら当然北面!であること、富士山の展望は朝一が一番であろうことから却下しました。
日が短い時期なので短縮ルートも頭に入れていました。
岩殿山はカットになるかな、と考えていましたが結果的には時間的・体力的に問題なしでした。
また、ハマイバから大蔵高丸は昨年歩いたばかりだったので今回は外すこととしました。
上日川峠までは単調な登り道。
風も弱いのですぐに半袖1枚になり登ります。
唐松尾根はやや急坂ですが見晴らし良く、夜明け前の富士山が望めました。
視界も徐々に広がりを見せ、南アルプスや八ヶ岳も一望できます。
低い位置に雲が帯状に広がりますが、なかなか上には上がって来ず展望は思ったより長持ちしました。
稜線に出ると風が冷たくなります。
フリースにライトダウン、一時的にニット帽を着用。
日が当たるようになると幾分暖かくなりました。
大菩薩嶺からは朝日と素晴らしい展望!
比較的なだらかな大菩薩連嶺を展望を楽しみながら南へと進んでいきます。
秀麗富嶽十二景に入る峰々を通過しながら黒岳から大峠へと降ります。
大峠へは標高差420m以上の一気下り。さらに大峠から雁ヶ腹摺山までは310m超の登り返しとなります。
まだ疲れが出る前だったので割とあっさり登り切れましたが、紛れもなく体力消耗の激しい箇所です。
雁ヶ腹摺山は旧500円札にも描かれている富士山展望の山です。
ここまで展望が持ちこたえてよかったな〜と思っています。
この時点で暗くなる前には下山できる見通しが立っていたので長めの休憩。
富士山は出発する頃には雲に隠れてしまいました。
姥子山までは長く下り短く登り返す内容です。
西峰には道標は無く、展望開ける東峰で休憩します。
標高1500mまで降りましたがまだまだ先は長いです。
大垈山(おおぬたやま)手前のブナの巨木は見ごたえがありました。
訪れる人も少ない中、ひっそりとそしてどっしりとそこに在りました。
大垈山山頂から少し降りると植えられてまだ数年のヒノキ林があります。
これが宮路山へと続く尾根へ沿って植えられているので、すっかり騙されそのまま下ってしまいました。
本来なら二股に分かれる右側の尾根に入らなければならないところ。
鉄塔まで降りたところでルートが不明瞭になり進行方向もおかしいことに気づき、元来た道を登り返し、15分ほどのロスとなりました。
標高1000m台からはセーメーバンからサクラ沢峠への下り、高ノ丸への登り、トズラ峠への下り、笹平への登り、稚児落としへの下り、天神山への登り、築坂峠への下り、岩殿山への登り等々・・・とにかく小刻みなアップダウンが続きます。
終盤の上り下りの連続は体にこたえます。。
特に岩殿山までは下りのクサリ場を4か所ほど通過しなければならず、気も抜けません。
標高を下げてからのこの内容は間違いなく今回の核心部でしょう。
楽な下り道を想定していたので甘く見ていました。
足に負荷のかかる長い石段を降り、無事に大月駅へと下山しました。
下山後は電車で移動。
16時42分発に乗り塩山駅には17時過ぎに着きましたが、この直後線路の異常か何かで上下線がしばらく運転見合わせになったようで危ない思いをしました。
18時の最終バスに間に合わなかったら痛い出費になるところでした(笑)
お店に入るには中途半端な時間なのでツタヤやお土産屋を物色して時間を潰しました。
大菩薩峠バス停から15分ほど歩き、駐車場へと戻り、今回の登山も無事に終了です。
長文お付き合いくださった方、いらっしゃいましたらありがとうございましたm(_ _)m
コメント
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こんにちは!
はい、ワタクシ思いっきり雲の中を歩いておりました
雁ヶ腹摺山は一瞬候補に挙がったのですが、御坂山地を歩きたくてそちらにしたところ、見事に外しまして…雲の切れ間から無理やり富士山を見たような状況でした
しかし、ホント富士山周辺だけ雲が厚いですね
やられました…とほほorz
kiyoponさん、LArcでございます。
秀麗富嶽、たっぷり楽しませていただきました。
富士は日本一のヤマ♪とはよく言ったもので、標高だけでなく美しさもピカ一ですね。
それにしてもこの歩行距離、この高低差、ほとんど休みなしの行動時間は1泊2日が標準のところ、車での移動も併せて易々と日帰りなさるとは驚きです。
丸川峠分岐駐車場から大菩薩峠まで懐かしく見させて貰いました
そこから大月駅までですかぁ
いつもいつもkiyoponさんの健脚には驚かされます
景色もよく、いい縦走コースですね
雁ヶ腹摺山・・・初めて知りました
読み方の難しい山ですね
いつもいいコースをレコして貰い、大変勉強になります<m(__)m>
コメントありがとうございます
早速joe_0119さんのレコ、読ませて頂き、コメント残してきました
三つ峠より奥はずっと雲が停滞していましたね
あの厚い雲の下はああなっていたのですね・・
雁ヶ腹摺山は私も初登頂でしたが、なるほど富士山の方向だけ展望が開けてとても良い感じでした
この山は静かな早朝が良いな、と思いました。
次回、快晴での富士山レコお待ちしております
いつもコメントありがとうございます
LArcさんのレコ、参考にさせていただきました
大蔵高丸やハマイバ丸も良いな〜と思いましたが、今回は未踏の雁ヶ腹摺山を歩くことにしました
富士山、本当標高も展望もズバ抜けてるなと改めて思います。
いつ見てもどこから見ても良いな〜と。
世界遺産の登録の有無に限らず、富士山は日本の誇りです
始終展望の開けるこのルート、長距離ですが疲れを感じさせない素晴らしい内容でした
いつもコメントありがとうございます
HIDENORI-Tさんは今年の2月に歩かれたんですね
大菩薩は積雪期でも危険が少なくて良さそうですね
雁ヶ腹摺山はがんがはらすりやまと読みますね。
私も始め読めませんでした・・
この時期は葉も落ちて樹林帯も見通しが良くなります。
冬型で寒い日でしたが、一日丸々展望を楽しめるルートでした
秀麗富嶽十二景は本当良い山が揃っています
こちらこそ、HIDENORI-Tさんの百名山レコはいつも楽しみにしています
またまた31kmのロング日帰り縦走!
その健脚っぷりに今回も驚きとタメ息ものでしたが、
一方で、「kiyoponさんならこのくらいいつものことかぁ・・・ 」
とも思ったりしながら拝見しておりましたよ
それにしても、いつものナイトハイクスタートで、今回は夜明けの紅富士・・・
ホント、ウットリものの絶景でゴザイマスね!
南アオールスターズの皆さまもいい感じで・・・
それと・・・
所感も最後までバッチリ読ませていただきましたが・・・
先日の"夕暮れのドラム缶橋での黄昏ている自分"的なキャラ&フレーズは?
今回はナシなの??
kiyoponさんの新しい一面と言いましょうか、
あのキャラ戻してほしくなかったなぁ〜・・・
(あーいうの一度やると、次が気になっちゃうもんで・・・ )
ま、冗談さておきまして・・・
今回も素晴らしい景色&快速山行楽しませていただきありがとうございました!
・・・ところで"セーメーバン"って引っかかるんですけど、
名前の由来とかって知ってます?
待ってました!!
待ってたのですが…
kiyoponさんのレコを見ると
いつも爽やかに歩かれている印象があるのですが
んっ?
日帰れるんでしたっけこの距離??
この日自分は奥多摩をふらふらしてたのですが
富士山 や南アルプス が綺麗でしたね!!
そんな中、
富士山 に向かって歩かれるのは気持ち良さそうです!!
最近レコをよく見させて頂く方が
良く小金沢連嶺方面に行かれてるので、
気になって仕方がないです〜
いつもコメントありがとうございます
今回も快適な展望歩きでした
天気予報が良く、一日自由に歩けるとなるとどうもロングルートを計画してしまいがちです
ナイトハイクは、下りは苦労しますが上りならサクサクですね
あら〜期待外れでしたか
ヤマレコ内には観察力、発想力、そして表現力に富んだ方が数多くいらっしゃいますよね。
毎回結構な頻度で登られていて、かつ読んでいてとても面白いレコを上げる方々は本当に尊敬しております
残念ながら私は3つのいずれも持ち合わせておりませんので、無理に狙って作成しようものならあっという間にネタ切れに陥ってしまいます(笑)
その分、歩いて目で見たものをありのまま載せていければなー、と思っています
正直こんな反応があるとは思ってもみなかったので、そのうちまた気が向いたらやってみるかもしれません
(ちょっと自虐気味でしたけどね;)
セーメーバンは安倍晴明から来ているようですがよく分かりませんね。。
そういえばlifterさん、日記読みましたよ
冬装備羨ましい限りです
私はとりあえず前爪のあるアイゼンと冬兼用の新しい登山靴が欲しいです (もう寿命が尽きる寸前です )
いつもコメントありがとうございます
1週間間が空くともう山行きたい病が止まらなくなってしまう先週でした。。
よっぽど仕事前に近くの山をスピード登山しに行こうかと考えた程です
そんなわけで今回もロングにしてしまいましたが、大菩薩嶺から黒岳までは比較的なだらかで展望も開ける箇所が多いので距離の割に疲れは少なかったです
後半はアップダウンが多いですが何とか日帰れたようでした
石尾根も良さそうでしたね〜
快適な尾根道に冬の澄んだ青空・・また歩きに行きたくなります
小金沢山は旬の山ですね。
富士山の展望も素晴らしいですし、年賀状用に使おうと駆け込み登山者もいるのかな、と勝手に想像してます
雪も基本少ないエリアですし危険箇所も無いのでオススメですよ〜
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