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Yamareco

記録ID: 406756
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳&善五郎の滝スノトレ・・冬の乗鞍高原を満喫

2014年02月11日(火) ~ 2014年02月13日(木)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:42
距離
18.3km
登り
1,625m
下り
1,633m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目 休暇村乗鞍高原駐車場6:32−7:42ゲレンデトップ(ツアーコース入口)8:00−9:29位ヶ原山荘分岐9:42−11:20肩ノ小屋付近(スノーシューデポ地)11:41−12:15朝日岳頂上−12:41剣ヶ峰頂上13:12−13:38デポ地13:57−15:01位ヶ原山荘泊

2日目 位ヶ原山荘7:29−8:03頂上分岐−8:35ゲレンデトップ−9:09休暇村駐車場

3日目 休暇村乗鞍高原6:40−6:47牛留池−7:22善五郎の滝−7:55休暇村乗鞍高原
天候 1日目 快晴
2日目 晴れ時々曇り
3日目 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
2日目に宿泊予定の「休暇村乗鞍高原」の駐車場(無料)を利用

乗鞍高原への道は除雪や凍結防止の措置が取られていますが、夜間は−10℃以下に冷え込むので、冬用タイヤは必須と思います
コース状況/
危険箇所等
休暇村駐車場から、リフトの動いていないゲレンデ(圧雪されていて歩きやすい状態)を登り始めました・・8時半からはリフトが動き出し、30分程(1回券400円×3)でゲレンデトップまで行けるようです

ゲレンデトップでスノーシューを装着してツアーコースに入りました・・コース上には1〜6の標識があり、樹林が伐採されているので迷うことはないと思います

位ヶ原山荘分岐から先は、スノーシューを着けていても20cm程沈み、少しキツかった印象・・肩ノ小屋口付近で後続の方が追い抜いていかれ、そこからトレースを使わせてもらい少し楽になりました

位ヶ原付近は道標等殆ど無く、ガスにまかれた場合も想定して地図・コンパス・GPS等は必須と思います

肩ノ小屋付近から剣ヶ峰にかけての稜線上は、雪が締まって所々氷結部もあり12本爪アイゼンを使用・・アイゼンの爪がよく効く雪質でした(朝日岳頂上付近のトラバースは、谷底を見ると少し怖かったですが)

宿泊した位ヶ原山荘は、1部屋使わせてもらえて料理も美味しく、ご主人の細かい気配りも嬉しい小屋でした

「休暇村〜善五郎の滝」の遊歩道は、スノーシューツアー(ガイド・昼食付2千円とのこと)が毎日行われているようで、雪上にハッキリと道ができていました
圧雪されて歩きやすい状態のゲレンデからスタート
2014年02月11日 06:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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2/11 6:32
圧雪されて歩きやすい状態のゲレンデからスタート
ゲレンデ上から早くも目指す剣ヶ峰が見えてテンションアップ・・但し、ペースは抑えて抑えて
2014年02月11日 06:56撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 6:56
ゲレンデ上から早くも目指す剣ヶ峰が見えてテンションアップ・・但し、ペースは抑えて抑えて
ズームで・・天気のせいでしょうか随分と近く感じます
2014年02月11日 06:56撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 6:56
ズームで・・天気のせいでしょうか随分と近く感じます
そしてご来光
2014年02月11日 06:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 6:57
そしてご来光
スタート時は−17℃でしたが、この後一気に気温上昇
2014年02月11日 06:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 6:57
スタート時は−17℃でしたが、この後一気に気温上昇
三本滝レストハウス
2014年02月11日 07:13撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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三本滝レストハウス
ここに登山届のポストがあります
2014年02月11日 07:15撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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ここに登山届のポストがあります
振り返ると結構な坂でした
2014年02月11日 07:38撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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2/11 7:38
振り返ると結構な坂でした
ゲレンデトップでスノーシューを着けて奥に向かうツアーコースへ
2014年02月11日 07:41撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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ゲレンデトップでスノーシューを着けて奥に向かうツアーコースへ
印象的なシルエットは中央アルプスのよう
2014年02月11日 07:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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印象的なシルエットは中央アルプスのよう
雲海の向うは甲斐駒か
2014年02月11日 07:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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雲海の向うは甲斐駒か
ツアーコースの取り付きは結構急坂でした
2014年02月13日 15:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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ツアーコースの取り付きは結構急坂でした
コース上には1〜6番の看板があります
2014年02月11日 08:34撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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コース上には1〜6番の看板があります
標高が上がってくると南アがハッキリしてきた
2014年02月11日 08:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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標高が上がってくると南アがハッキリしてきた
塩見岳
2014年02月11日 08:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 8:57
塩見岳
ツアーコース1〜6間は、緩斜面の快適スノトレ
2014年02月11日 09:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 9:16
ツアーコース1〜6間は、緩斜面の快適スノトレ
浅間山が見えてきた
2014年02月11日 09:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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浅間山が見えてきた
位ヶ原山荘分岐の標識と注意書き
2014年02月11日 09:29撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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位ヶ原山荘分岐の標識と注意書き
分岐からはノートレースで傾斜もキツくなりました
2014年02月11日 09:52撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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2/11 9:52
分岐からはノートレースで傾斜もキツくなりました
位ヶ原まで上がると再び緩斜面に・・振り返ると雄大な展望
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位ヶ原まで上がると再び緩斜面に・・振り返ると雄大な展望
槍穂も視界に入ってきた!
2014年02月11日 10:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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槍穂も視界に入ってきた!
前方鞍部の肩ノ小屋を目指して進みます・・視界が悪い場合は迷いやすそう(地図コンパスGPS等必須)
2014年02月11日 10:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 10:18
前方鞍部の肩ノ小屋を目指して進みます・・視界が悪い場合は迷いやすそう(地図コンパスGPS等必須)
逆光のせいかテカって見えて凍結部もありそう
2014年02月11日 11:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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逆光のせいかテカって見えて凍結部もありそう
この岩陰でアイゼンにチェンジ
2014年02月11日 11:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 11:41
この岩陰でアイゼンにチェンジ
休憩後、朝日岳へ・・アイゼンの爪が良くきいて気持ちいい
2014年02月11日 11:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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休憩後、朝日岳へ・・アイゼンの爪が良くきいて気持ちいい
振り返ると摩利支天の奥に北アルプスの山々
2014年02月11日 12:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 12:00
振り返ると摩利支天の奥に北アルプスの山々
朝日岳頂上からは白山
2014年02月11日 12:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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朝日岳頂上からは白山
権現池は雪の下
2014年02月11日 12:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 12:15
権現池は雪の下
蚕玉岳から剣ヶ峰へ
2014年02月11日 12:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 12:28
蚕玉岳から剣ヶ峰へ
最後の登り
2014年02月11日 12:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 12:34
最後の登り
鳥居をくぐって〜
2014年02月11日 12:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 12:41
鳥居をくぐって〜
頂上到着・・3座目の厳冬期3千m峰♪
2014年02月11日 12:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 12:41
頂上到着・・3座目の厳冬期3千m峰♪
御嶽山が近くて迫力
2014年02月11日 12:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 12:48
御嶽山が近くて迫力
その右手に能郷白山〜荒島岳〜別山〜白山
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その右手に能郷白山〜荒島岳〜別山〜白山
白山がこれほど近かったとは
2014年02月13日 15:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/13 15:37
白山がこれほど近かったとは
登ってきた稜線と乗鞍の峰々
2014年02月13日 15:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/13 15:45
登ってきた稜線と乗鞍の峰々
奥には北アルプスの山々
2014年02月11日 12:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 12:57
奥には北アルプスの山々
北ノ股岳
2014年02月13日 15:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/13 15:48
北ノ股岳
笠ヶ岳の奥に黒部五郎岳と薬師岳
2014年02月13日 15:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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笠ヶ岳の奥に黒部五郎岳と薬師岳
カシミールで確認したところ、剱岳〜立山〜水晶岳〜鷲羽岳
2014年02月13日 15:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/13 15:48
カシミールで確認したところ、剱岳〜立山〜水晶岳〜鷲羽岳
野口五郎岳〜右奥には旭岳〜白馬岳〜白馬鑓ヶ岳
2014年02月13日 15:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/13 15:48
野口五郎岳〜右奥には旭岳〜白馬岳〜白馬鑓ヶ岳
焼岳を見下ろす
2014年02月13日 15:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/13 15:49
焼岳を見下ろす
槍をズーム
2014年02月13日 15:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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槍をズーム
北アルプス最高峰の奥穂高岳
2014年02月13日 15:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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北アルプス最高峰の奥穂高岳
前穂〜明神
2014年02月13日 15:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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前穂〜明神
霞沢岳の奥に常念岳
2014年02月13日 15:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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霞沢岳の奥に常念岳
四阿山
2014年02月13日 15:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/13 15:53
四阿山
松本盆地を挟んで右上に美ヶ原と奥に浅間山
2014年02月13日 15:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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松本盆地を挟んで右上に美ヶ原と奥に浅間山
鉢盛山〜前鉢盛山の奥には八ヶ岳全景
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鉢盛山〜前鉢盛山の奥には八ヶ岳全景
東南方向は中央アルプス
2014年02月11日 13:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 13:00
東南方向は中央アルプス
主峰の木曽駒ヶ岳〜
2014年02月13日 15:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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主峰の木曽駒ヶ岳〜
三ノ沢岳〜空木岳〜南駒ヶ岳
2014年02月13日 15:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/13 15:52
三ノ沢岳〜空木岳〜南駒ヶ岳
蛇垰山〜大川入山〜恵那山
2014年02月11日 13:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 13:00
蛇垰山〜大川入山〜恵那山
位ヶ原を見下ろす
2014年02月11日 13:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 13:18
位ヶ原を見下ろす
その左手に位ヶ原山荘の茶色い屋根
2014年02月11日 13:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 13:18
その左手に位ヶ原山荘の茶色い屋根
摩利支天にあるコロナ観測所
2014年02月11日 13:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 13:31
摩利支天にあるコロナ観測所
雪と風の芸術
2014年02月11日 13:35撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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雪と風の芸術
その2
2014年02月13日 15:56撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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2/13 15:56
その2
好天のおかげで迷う程ではありませんでしたが、位ヶ原山荘へは進行方向がやや判りにくかったです
2014年02月11日 14:31撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2/11 14:31
好天のおかげで迷う程ではありませんでしたが、位ヶ原山荘へは進行方向がやや判りにくかったです
山荘近くの下りはスノーシューを着けていても膝近く潜りました
2014年02月13日 15:56撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
2/13 15:56
山荘近くの下りはスノーシューを着けていても膝近く潜りました
厳冬期には特にありがたい小屋到着
2014年02月11日 15:01撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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2/11 15:01
厳冬期には特にありがたい小屋到着
快適な小屋でした
2014年02月11日 15:37撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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2/11 15:37
快適な小屋でした
サンセットタイムに外に出てみますが、残念ながら〜
2014年02月11日 17:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 17:39
サンセットタイムに外に出てみますが、残念ながら〜
美しい色づきはありませんでした
2014年02月11日 17:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/11 17:41
美しい色づきはありませんでした
明日も晴天のよう♪
2014年02月13日 15:57撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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2/13 15:57
明日も晴天のよう♪
朝食です・・夕食の豪華鹿肉鍋や鶏のホイル焼きの写真を撮り忘れていた!
2014年02月12日 05:53撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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2/12 5:53
朝食です・・夕食の豪華鹿肉鍋や鶏のホイル焼きの写真を撮り忘れていた!
今度はご来光を期待しましたが〜
2014年02月12日 06:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
2/12 6:23
今度はご来光を期待しましたが〜
またもや残念でした
2014年02月12日 06:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2/12 6:25
またもや残念でした
赤旗に従いツアーコースを下山にかかります
2014年02月12日 07:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/12 7:31
赤旗に従いツアーコースを下山にかかります
分岐到着・・本日もスノーシューが大活躍
2014年02月12日 08:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2/12 8:03
分岐到着・・本日もスノーシューが大活躍
後ろ髪を引かれつつツアーコース終了
2014年02月12日 08:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2/12 8:29
後ろ髪を引かれつつツアーコース終了
休暇村駐車場に帰着
2014年02月12日 09:09撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
2/12 9:09
休暇村駐車場に帰着
そして時間がタップリあるのでゲレンデへ
2014年02月12日 10:01撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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2/12 10:01
そして時間がタップリあるのでゲレンデへ
この日も快晴で快調に滑れますが、トライしてみた非圧雪エリアでは完敗・・山スキーは引導渡されたか?
2014年02月12日 11:18撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2/12 11:18
この日も快晴で快調に滑れますが、トライしてみた非圧雪エリアでは完敗・・山スキーは引導渡されたか?
最終日・・牛留池から乗鞍岳の絶景を期待しましたが、この日はガスがかかってしまいました
2014年02月13日 06:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2/13 6:51
最終日・・牛留池から乗鞍岳の絶景を期待しましたが、この日はガスがかかってしまいました
そして目指す善五郎の滝で氷瀑見物・・アイスクライマーの人は腕が鳴るのでは
2014年02月13日 07:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/13 7:32
そして目指す善五郎の滝で氷瀑見物・・アイスクライマーの人は腕が鳴るのでは
迫力のツララ群
2014年02月13日 07:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/13 7:26
迫力のツララ群
コースを外れてズボズボ・スノトレを楽しめました
2014年02月13日 07:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2/13 7:43
コースを外れてズボズボ・スノトレを楽しめました

感想

今回は、3座目(過去に御嶽山と仙丈ヶ岳)となる厳冬期3千m峰の登頂を狙って乗鞍岳に登りました。
夏季は標高2700mの畳平までバスで上がれる“お手軽3千m峰”のイメージがある乗鞍岳ですが、積雪期は長野側の乗鞍高原スキー場から標高差1400mを登ることになります(リフトを使うと約1000m)。

頂上までの距離・標高差から日帰りも可能な感じですが、厳冬期高山への“リスペクト”と休みが取れたこととで、位ヶ原山荘泊での計画となりました。

前週末は全国的な大荒れの雪模様だったものの、その後冬型の気圧配置から移動性高気圧に覆われるタイミングが自分の休日と重なり非常にラッキーな展開に。
特に初日が最も天気が良さそうで、「早めにスタートして一気に登頂」することにしました。

スキー場のリフトを使うことも検討しましたが、稼げる標高差は400m弱なので、翌日宿泊予定の休暇村の駐車場から歩くことに。
幸いに、未明から“ヤマテンお墨付き”がズバリのドピーカンで、ご来光を拝めたり、ゲレンデ歩行中から高天原〜剣ヶ峰を見上げつつの登行となりテンション⇑。但し、「マサカ!」が起きやすい厳冬期高山なので、ペースは抑えめで体力温存を意識します。

無人のゲレンデを順調に登り、ゲレンデトップでスノーシューを装着してバックカントリーコース(通称ツアーコース)へ。最初は急坂だったものの、その後は緩斜面にスキーのトレースがありスイスイのいいペース。位ヶ原では槍穂も姿を見せ、青空の下の絶好のスノトレ・フィールドとなりました。

スタートしてから4時間半が経過した頃には少しキツさを感じてきましたが、ちょうどそのタイミングで後続の方(ツアーコースの1番地点でテン泊されていた方かな?)が追い抜いて行かれ、トレースを使わせてもらってかなり楽になりました。(感謝感謝)

サクサク進んだ肩ノ小屋付近から見た朝日岳への稜線が光って見え、凍結している恐れもあると感じて岩陰でスノーシュー・ストックをアイゼン・ピッケルにチェンジ。
実際のところ稜線上はアイゼンの爪が良く効く雪質で、(朝日岳頂上付近のトラバースは少し怖かったですが)慎重に進んで特に問題なく剣ヶ峰に登頂。

風速20m以上は当たり前という強風地帯ながらこの日は多分5mにも満たない“そよ風”程度で、3座目の厳冬期3千m峰登頂の余韻に浸りつつ大展望を満喫できました。

そして下山後は宿泊する位ヶ原山荘へ。
宿泊者は自分も含めて5名で、個室1部屋を使わせてもらえて鹿肉鍋の夕食もGOOD!。
何より、ご主人の細かな気配りが嬉しい“また泊りに来たい山小屋”でした。

2日目は、初日に登頂してしまったので下山後の時間が余り、久しぶりにゲレンデスキーを楽しみました。

「山スキーも面白そうだなぁ」とは思うものの、スキーは1年に1回やるかどうかの自分の腕前(しかも単独行が殆どの山行スタイル)で、山スキーに手を出すのは“無謀”を通り越して“自殺行為”に近いと思っています。

この日は安全な(と言うか最悪ケガをしてもスノーモービルが飛んで来てくれる)ゲレンデ内の非圧雪エリアでトライ。
結果は予想通りで、圧雪されたゲレンデでは、(スピードやフォームはともかく)上級者バーンでも問題なく滑れますが、非圧雪エリアはやはり難しくてコケまくり。
正直「山スキーは引導を渡された」感じで、今後も無理せずやっていきたいと思います。(山スキーの道具に大枚をはたく前で良かったです)

そして予備日だった3日目は、未明から曇っていて 「牛留池からの絶景を見たい!」はオアズケだったものの、善五郎の滝への氷瀑見物スノトレを楽しみ、乗鞍岳登頂を始めとした冬の乗鞍高原を満喫して帰路につきました。

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コメント

来週登ります
直近の情報ありがとうございます。来週登る計画ですが、先週末の大雪の影響が心配です。過去には位ケ原で雪崩もあったことから新雪が積もってると不安を感じます。山荘は素敵なところだそうで楽しみです。
2014/2/20 16:17
susonoさん こんばんは
コメントありがとうございます。

山荘からは雪崩のリスクを減らすために、樹林帯沿いを進むと良いとのことです。

位ヶ原山荘は、ごく普通の小屋ながらご主人がお出迎え・お見送りをしてくれたりして細かな配慮が嬉しい小屋でした。「食事が中々ノドを通らない小屋」もある中で、食事も十分美味しかったです。

来週の乗鞍山行をタップリと楽しんできてください!
2014/2/20 21:30
プロフィール画像
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技術レベル
5/5
体力レベル
3/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
乗鞍岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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