石鎚山系ロングトレイル
- GPS
- 33:51
- 距離
- 68.1km
- 登り
- 6,448m
- 下り
- 6,000m
コースタイム
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 5:24
- 山行
- 10:22
- 休憩
- 3:10
- 合計
- 13:32
- 山行
- 13:21
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 14:35
天候 | 雨→晴→晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
船
|
写真
感想
〇初日
保井野集会所・堂ヶ森登山口〜二の鎖下避難小屋
距離11.6km ↑2054m ↓730m 時間5:43
天候:雨 風速:約20m/s 気温:15度(登山口)〜5度(山頂)
服装:ミレードライナミック メッシュ(上下)、夏山用パンツ、化繊半袖T、腕抜き、雨具(上下)、ゲイター、ゴア靴下、トレランシューズ
休日は壬生川駅発のバスが遅く、早くとも昼過ぎに登山口発となる
天気も悪かったためか、壬生川から終点まで他の乗客はおらず
終点の保井野集会所から堂ヶ森登山口までは舗装路を歩いて1時間程度
堂ヶ森登山口には簡易トイレと手洗い場があるが、使用しなかったため使用の可否含め状態は不明
また、かなり荒れた状態ではあるが廃屋があり、多少の雨風はしのげる
登山開始から基本的に登り一辺倒
スタート直後の斜度はさほど強くないが、徐々に傾斜が強くなり、急登は梅が市分岐付近まで続く
その後も山頂までは基本的に登り
危険個所はなくただひたすら登るだけだが、予備日含めて5日分の荷物と雨具でサウナスーツ状態に
稜線に出てからは予報風速20m/sを超える風と汗冷えで寒くなる
堂ヶ森山頂までのルートは、見落としたのか分岐の看板など見えなかったため要注意
多少の藪漕ぎがある点と、水はけが悪いのか、雨によって登山道の大半が小川になっていたため、悪天の場合は浸水覚悟で進む必要あり
当初は堂ヶ森避難小屋までの予定であったが、時間と体力に余裕があり、悪天による弥山までの悪路を初日で終わらせたい、石鎚山頂でご来光が見たいなど重なり石鎚まで歩くことに
雨のため堂ヶ森、二ノ森などピークでの眺望はゼロ、翌日に期待
堂ヶ森から石鎚山頂までも危険個所なし
石鎚頂上山荘はスタッフがいたものの開業準備中(5/1開業)
二の鎖下避難小屋まで下り初日終了
有料トイレ(100円/回)あり、水場は確認せず
水分は700ml程度、行動食はミニ羊羹と粒あんチューブで500kcal程度、夕食はアルファ米
少し濡れたまま3シーズンシュラフに包まって就寝
小屋にはもう1名男性が
いびきと寒さで快眠できず
小屋で一緒になった男性以外登山者とはすれ違わず
〇2日目
二の鎖下避難小屋〜丸山荘
距離29.0km ↑2359m ↓2581m 時間13:32
天候:快晴 風速:約5m/s 気温:0度弱(早朝天狗岳)〜15度
3:30起床
アルファ米を食べ荷物を小屋にデポし再度山頂へ
道中の木道や岩は一部凍っており、樹氷も見られる
一番乗りで弥山へ
岩が凍っているが、天狗岳程度なら大丈夫だろうと西日本最高峰へ
今回は南先鋒へは行かず
弥山へ戻りご来光を待つ
石鎚山頂からのご来光は初めてだが、雲海から最高のご来光となった
山頂でのご来光待ちは5,6名
避難小屋まで戻り荷物を回収し、土小屋へ
土小屋までの下山で2,30名ほどすれ違う
土小屋自販機でコーラとアクエリアスを各1本補充
ゴミ箱はなく、飲んだ後は隣のお店で捨ててもらうタイプのよう
土小屋から伊吹山へ
登山道と並行して車道もあるため、車両に気をつけながらこちらを歩くこともできる
登山道は歩きやすい一本道
前日が雨のためか問題ない程度の渡渉が数箇所あり
伊吹山の展望〇
今回は寄る予定ではなかったが子持権現にも
子持権現山頂直下の鎖場の下山は巻道でとあったが、藪かつ足元の悪い箇所があるため、他の登山者がいなければ下りも鎖を使用した方が無難
瓶壺で水分補給後、瓶ヶ森へ
当初は瓶ヶ森でツエルト泊の予定だったが初日に多めに行動したこともあり先へ進むことに
瓶ヶ森山頂ではハロが見られたうえ、展望も非常によかった
前回ガスっていたため感動もひとしお
今回の縦走の楽しみでもあった伊予富士、寒風山含め、いくつかピークを越え笹ヶ峰へ
ここまで快晴だった天気が一変し、ガスと風
笹ヶ峰での景色は諦めて丸山荘へ
丸山荘は廃業されたと聞いていたが営業されていた
GWなどの連休限定の可能性もあるため利用する際は要確認
有料トイレ(100円/回)、水場あり
山荘横の無料開放されている避難小屋で宿泊
私を除き、テント2張りと避難小屋泊1名
到着が遅かったが、少しだけシュラフを乾かす
水分は2500ml程度
行動食はミニ羊羹×2、練乳、グミで1000kcal程度、朝夕食はそれぞれアルファ米
寒さは問題なかったが、この日も同室男性のいびきで何度か目を覚ます
〇3日目
丸山荘〜白滝の里(下山)
距離27.5km ↑2035m ↓2689m 時間14:36
天候:快晴 風速:約5m/s 気温:5度弱(早朝丸山荘)〜15度
2:30起床
同室の方が早起きするとのことで同じ時刻に起床することに
アルファ米を食べ、少し減った水分を補充して出発
今回は500ml程度のナルゲン2本と2Lの水筒、必要であれば浄水器用のプラティパス1Lの最大4L体制
補給ポイントが少ないため3.5L担いでスタート
天気がよければ笹ヶ峰でご来光もと考えたが雲が出ており断念
初日の急登ほどではないが、この日の登りもちち山、東光森山などは体力を奪われた
当初の予定では大田尾越から北上し赤石山系にも寄る予定であったが、翌日の天気が芳しくなく断念(実際は晴れ)、このまま下山することに
水分が2Lを切り、下山まで足りるか心配だったため、大座礼山北東(登山口から時計回りで登る途中)の水場で補給するためルートを外れる
舗装路を少し歩いたところで予定とは別の沢を発見
念のため浄水器を使用して補充
ここでも3.5Lほど担いで出発
東光森山まで登れば大きなアップダウンはなく最終ピークの大野山までは比較的楽に進める
滑車台跡からはひたすらに下るだけだが、分岐からすぐは藪で少しの間ルート不明瞭、そして急な下り
道幅も狭く注意が必要な箇所も多い
九十九折で下った先は苔むした石上の渡渉もありこちらも要注意
白滝の里まで下って終了になるが、ここにバス停はなく最寄りのバス停まで約6km、1時間強さらに歩く
時間的に終バスが出発しており、最悪野宿をと考えていたが、高知市内方面から紳士が迎えに来てくれ西条市へ
食事をご一緒し、紳士は翌日の石鎚登山のため登山口へ、私は最寄りの空きホテルへ
これにて石鎚山系ロングトレイル終了
後日談になるが、翌日の天気は快晴
赤石山系に登らなかったことを後悔したが、急きょ尾道観光に誘ってもらう
幸せな尾道観光で大団円
これにて終了
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