ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 441374
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

大峰奥駈道(洞川温泉-五番関-山上ヶ岳-大普賢-行者還岳-弥山-八経ヶ岳-涅槃岳-行仙岳-笠捨山-玉置神社-本宮)

2014年05月01日(木) ~ 2014年05月05日(月)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
51:36
距離
93.5km
登り
6,979m
下り
7,734m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:29
休憩
0:26
合計
4:55
距離 13.4km 登り 1,123m 下り 313m
10:34
8
10:42
10:43
15
10:58
10:59
62
12:01
12:10
90
13:40
13:43
39
14:22
11
14:33
14:45
38
15:23
2日目
山行
11:10
休憩
1:35
合計
12:45
距離 22.4km 登り 1,658m 下り 1,706m
4:56
31
5:27
5:28
60
6:28
6:41
39
7:20
7:25
39
8:04
46
8:50
8:51
5
8:56
8:57
4
9:01
9:15
11
9:26
3
9:29
84
10:53
8
11:01
4
11:05
17
11:22
11:32
21
11:53
33
12:26
12:27
52
13:19
13:33
4
13:37
13:38
3
13:41
13:55
29
14:24
14:30
3
14:33
18
14:51
14:54
59
15:53
38
16:31
16:32
41
17:13
17:22
7
17:29
17:30
11
17:41
3日目
山行
11:04
休憩
1:23
合計
12:27
距離 17.6km 登り 1,383m 下り 1,832m
5:04
83
6:27
6:29
81
7:50
8:02
31
8:33
8:44
23
9:07
9:08
5
9:13
14
9:27
25
9:52
9:53
29
10:22
10:53
13
11:06
21
11:27
11:28
14
11:42
7
11:49
19
12:08
20
12:28
19
12:47
25
13:12
13:20
24
13:44
11
13:55
19
14:34
14:48
10
14:58
14:59
35
15:34
7
15:41
15:42
109
17:31
宿泊地
4日目
山行
11:11
休憩
1:32
合計
12:43
距離 22.2km 登り 1,755m 下り 2,139m
4:46
47
宿泊地
5:33
5:34
36
6:10
58
7:08
1
7:09
7:15
7
7:22
7:32
24
7:56
7:59
106
9:45
9:49
26
10:15
10:16
31
10:47
11:17
21
11:38
11:40
13
11:53
3
11:56
12:03
5
12:08
5
12:13
6
12:19
12:20
16
12:36
36
13:12
13:23
43
14:06
23
14:29
9
14:38
14:39
28
15:07
15:08
38
15:46
15:51
19
16:10
16:11
37
16:48
16:56
33
17:29
5日目
山行
7:37
休憩
0:34
合計
8:11
距離 18.0km 登り 1,101m 下り 1,763m
4:54
75
6:09
6:10
9
6:19
32
6:51
6:52
41
7:46
7:49
54
8:43
8:48
22
9:10
9:14
46
10:00
10:01
9
10:10
15
10:25
10:26
33
10:59
11:00
30
11:30
11:33
78
12:51
13:05
0
13:05
ゴール地点
【一日目】13.4km 2.6km/h
10:28 洞川温泉 → 11:48 登山口 → 12:04 五番関 12:10 →13:41 洞辻茶屋 → 14:30 山上ガ岳 → 15:24 小笹ノ宿

【二日目】22.3km 1.7km/h
5:00 小笹ノ宿 → 5:28 阿弥陀ガ森分岐 → 6:28 大普賢岳 → 7:21 国見岳 → 8:01 七曜岳 → 8:56 行者還岳 → 9:26 行者還小屋 → 10:00 北角近辺 10:30 → 13:33 弥山小屋 → 14:26 八経ケ岳 → 17:14 揚子ガ宿

【三日目】17.6km 1.4km/h
5:00 揚子ガ宿 → 6:00 仏生ヶ岳 → 6:28 孔雀岳 → 7:55 釈迦ケ岳 → 8:37 深仙ノ宿 → 10:25 天狗山 → 11:21 嫁越峠 → 11:50 地蔵岳 → 10:23 般若岳 → 13:13 涅槃岳 → 13:44 誠証無漏岳 → 14:35 持経ノ宿 → 15:51 平治ノ宿

【四日目】22.2km 1.7km/h
5:09 平治ノ宿 → 7:23 行仙岳 → 7:56 行仙宿山小屋 → 9:48 笠捨山 → 11:06 地蔵岳 → 11:56 四阿宿跡 → 16:10 展望台 → 16:15 カツエ坂 → 16:57 玉置神社 → 17:29 玉置辻(本宮辻) テント泊

【五日目】18.0km 2.2km/h
4:50 玉置辻(本宮辻) → 6:10 大森山 → 7:31 五大尊岳 → 8:44 金剛多和ノ宿跡 → 9:10 大黒天神岳 → 10:15 吹越山 → 11:29 七越峰 → 12:15 備崎橋 → 12:50 熊野本宮神社
天候 5/1〜5/4 晴れ
5/5 雨
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
バスの本数は数本。5/1は平日ダイヤでした。
エスケープルートも数少ないので下調べが重要です。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは随所に有ります。
危険な箇所も随所にあります。
私が迷った箇所もログを見ればわかるでしょう。

世界遺産になりコースが整備されたとはいえ、深層部は道無き道を行く修験道でした。
役行者はピークハントで修験道を定めたようです。のこぎりの歯のようなアップダウンの連続で、過分な荷物は足に来ます。
夜道・深い霧は道を見失うし、雨の日は滑落のリスクが高まります。
熟練者、または熟練者が率いるグループにしか無理なコースです。

夜道を彷徨い山小屋の灯を頼りに小屋に辿り着いた二人組、過分な荷物で足を痛め林道のある持経の宿から車で運んでもらう方、トレーニング不足でエスケープする方などがいました。
【5/1】食料計画:上段=朝食(野菜の味噌汁)、二段=昼食
三段=夕食、下段=ブランデーとナッツ、ビーフジャーキー、チーズかまぼこ、ソーセージ、しじみのつまみ
2014年04月26日 15:56撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
4
4/26 15:56
【5/1】食料計画:上段=朝食(野菜の味噌汁)、二段=昼食
三段=夕食、下段=ブランデーとナッツ、ビーフジャーキー、チーズかまぼこ、ソーセージ、しじみのつまみ
レシピのみデジカメで持ち歩く
2014年04月26日 16:49撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2
4/26 16:49
レシピのみデジカメで持ち歩く
アルファ化米の袋は捨ててパッキング
2014年04月26日 17:00撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
2
4/26 17:00
アルファ化米の袋は捨ててパッキング
近鉄下市口で登山届けを出しいざ出発
2014年05月01日 09:07撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 9:07
近鉄下市口で登山届けを出しいざ出発
近鉄下市口8時20分発で行きたかったが5/1は平日ダイヤで9時20分が始発で10:30洞川温泉到着
2014年05月01日 10:28撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 10:28
近鉄下市口8時20分発で行きたかったが5/1は平日ダイヤで9時20分が始発で10:30洞川温泉到着
大峰タクシーは廃業で
登山口まで歩くしかない
2014年05月01日 10:31撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 10:31
大峰タクシーは廃業で
登山口まで歩くしかない
大峰の山々
2014年05月01日 10:36撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 10:36
大峰の山々
ここはパスして五番関へ
2014年05月01日 10:42撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 10:42
ここはパスして五番関へ
モノレールで登る人がいる
モノレールで登る人がいる
洞川温泉の観光がてらに歩く
2014年05月01日 10:46撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 10:46
洞川温泉の観光がてらに歩く
コロコロ水で喉を潤す
2014年05月01日 10:53撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 10:53
コロコロ水で喉を潤す
母公堂
2014年05月01日 10:58撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
5/1 10:58
母公堂
五番関への登山口
そめい吉野桜がまだ健在です
2014年05月01日 11:48撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 11:48
五番関への登山口
そめい吉野桜がまだ健在です
五番関から奥駈再開
2014年05月01日 12:04撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 12:04
五番関から奥駈再開
五番関で定番のおにぎり
2014年05月01日 12:05撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 12:05
五番関で定番のおにぎり
残雪発見!
2014年05月06日 08:30撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:30
残雪発見!
役行者が大蛇から鍋で身を守った所
2014年05月01日 12:44撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 12:44
役行者が大蛇から鍋で身を守った所
今宿跡に野営の跡
2014年05月01日 13:04撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 13:04
今宿跡に野営の跡
大天井ケ岳を振り返る
2014年05月01日 13:11撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 13:11
大天井ケ岳を振り返る
初の鎖場出現
2014年05月06日 08:31撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:31
初の鎖場出現
2014年05月06日 08:24撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:24
2014年05月06日 08:24撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:24
洞辻茶屋
先ほど見た登山口とここで合流
2014年05月06日 08:24撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:24
洞辻茶屋
先ほど見た登山口とここで合流
山肌には雪渓が残る
2014年05月06日 08:24撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:24
山肌には雪渓が残る
洞辻茶屋にはおやじさん一人が商売していた
何も買わずに素通りするのが心苦しい
2014年05月01日 13:41撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 13:41
洞辻茶屋にはおやじさん一人が商売していた
何も買わずに素通りするのが心苦しい
陀羅尼助茶屋は無人だった
2014年05月01日 13:51撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 13:51
陀羅尼助茶屋は無人だった
山上ヶ岳間近は急登
2014年05月01日 14:10撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 14:10
山上ヶ岳間近は急登
2014年05月01日 14:13撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 14:13
山上ヶ岳の宿坊が見えてきた
2014年05月01日 14:15撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 14:15
山上ヶ岳の宿坊が見えてきた
西の覗きを見上げる
2014年05月06日 08:24撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:24
西の覗きを見上げる
西の覗きからの風景
2014年05月01日 14:19撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 14:19
西の覗きからの風景
30年前はココに泊まりました
2014年05月01日 14:28撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 14:28
30年前はココに泊まりました
大峯山寺に到着
2014年05月01日 14:30撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 14:30
大峯山寺に到着
二日後の戸開式に向けて準備中
2014年05月06日 08:24撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
5/6 8:24
二日後の戸開式に向けて準備中
2014年05月01日 14:37撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 14:37
大峯奥駈道は続く
2014年05月01日 14:37撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 14:37
大峯奥駈道は続く
小笹の宿は4人泊
外にテント8張り
2014年05月01日 15:24撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
5/1 15:24
小笹の宿は4人泊
外にテント8張り
2014年05月01日 15:24撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/1 15:24
敷地に二本の川が流れ
水は豊富だ
2014年05月06日 08:31撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:31
敷地に二本の川が流れ
水は豊富だ
【5/2】夜明けと共にいざ出発
2014年05月06日 08:24撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:24
【5/2】夜明けと共にいざ出発
苔むした道を進む
2014年05月06日 08:24撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:24
苔むした道を進む
日の出だ
2014年05月06日 08:24撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:24
日の出だ
女人結界を出る
2014年05月02日 05:27撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 5:27
女人結界を出る
2014年05月06日 08:24撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:24
この残雪で道を失い彷徨った
2014年05月02日 06:02撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 6:02
この残雪で道を失い彷徨った
30年ぶりになんとか大普賢岳に到着
2014年05月06日 08:23撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:23
30年ぶりになんとか大普賢岳に到着
2014年05月02日 06:28撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 6:28
2014年05月02日 06:47撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 6:47
2014年05月02日 06:47撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 6:47
2014年05月02日 06:47撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
5/2 6:47
2014年05月02日 06:48撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 6:48
30年ぶりに国見岳
2014年05月02日 07:21撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 7:21
30年ぶりに国見岳
30年ぶりの木道
2014年05月06日 08:23撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:23
30年ぶりの木道
2014年05月02日 08:01撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 8:01
バックをデポして行者還岳へ
ここで二日後の戸開式に向けて
順峯で奥駈する行者さんにあった
2014年05月02日 08:47撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 8:47
バックをデポして行者還岳へ
ここで二日後の戸開式に向けて
順峯で奥駈する行者さんにあった
行者さんが言ったように
何もない山頂だった
2014年05月02日 08:56撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 8:56
行者さんが言ったように
何もない山頂だった
黒いホースが行者の水場
水をいただく
2014年05月02日 09:17撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 9:17
黒いホースが行者の水場
水をいただく
行者還小屋は最高に立派な小屋だった
トイレ、水道完備
2014年05月02日 09:26撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
5/2 9:26
行者還小屋は最高に立派な小屋だった
トイレ、水道完備
可能ならココに泊まりたかったが辿りつけなかった
2014年05月02日 09:27撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
5/2 9:27
可能ならココに泊まりたかったが辿りつけなかった
昼はラーメン
しかし30分ロスタイム
2014年05月02日 10:05撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 10:05
昼はラーメン
しかし30分ロスタイム
遥か彼方の弥山
2014年05月02日 10:05撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 10:05
遥か彼方の弥山
弥山小屋で水1リットル100円
ビール500円で至福のひととき
2014年05月06日 08:39撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
5/6 8:39
弥山小屋で水1リットル100円
ビール500円で至福のひととき
八経ヶ岳はかなりの残雪
2014年05月02日 13:34撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 13:34
八経ヶ岳はかなりの残雪
鳥居を越えて弥山山頂へ
2014年05月02日 13:34撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 13:34
鳥居を越えて弥山山頂へ
山頂は神社です
2014年05月02日 13:36撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 13:36
山頂は神社です
八経ヶ岳は柵の中
2014年05月02日 14:06撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 14:06
八経ヶ岳は柵の中
ビールの祟りか大幅ペースダウン
2014年05月02日 14:17撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 14:17
ビールの祟りか大幅ペースダウン
近畿最高峰の八経ヶ岳は2000メートルないんだ
2014年05月02日 14:26撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
5/2 14:26
近畿最高峰の八経ヶ岳は2000メートルないんだ
2014年05月02日 14:29撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 14:29
倒木と苔むした風景が大峰山脈
2014年05月02日 14:30撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 14:30
倒木と苔むした風景が大峰山脈
明星ヶ岳
ここから道無き道だ
2014年05月02日 14:50撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 14:50
明星ヶ岳
ここから道無き道だ
舟のたわ
2014年05月02日 16:41撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 16:41
舟のたわ
道無き道
がけ崩れがあっても、上までよじ登って乗り越える
2014年05月02日 16:53撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/2 16:53
道無き道
がけ崩れがあっても、上までよじ登って乗り越える
悪路を越えて揚子ガ宿へ
10人の中高年組がいたので屋根裏部屋に寝た
寝静まった頃、夜道に迷った二人組が入ってきた。遭難手前だったそうだ
2014年05月06日 08:23撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:23
悪路を越えて揚子ガ宿へ
10人の中高年組がいたので屋根裏部屋に寝た
寝静まった頃、夜道に迷った二人組が入ってきた。遭難手前だったそうだ
揚子ガ宿の斜め下5分で水場がある
私は降り過ぎてこんな所で給水
2014年05月06日 08:34撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:34
揚子ガ宿の斜め下5分で水場がある
私は降り過ぎてこんな所で給水
【5/3】夜明けとともに出発
2014年05月06日 08:23撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:23
【5/3】夜明けとともに出発
出発と共に鹿の出迎え
2014年05月06日 08:39撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:39
出発と共に鹿の出迎え
釈迦ケ岳の夜明け
2014年05月06日 08:39撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:39
釈迦ケ岳の夜明け
倒木多し
2014年05月03日 05:56撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/3 5:56
倒木多し
2014年05月06日 08:39撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:39
鳥の水を見落とし給水できず
孔雀岳に着いてしまった
2014年05月03日 06:28撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/3 6:28
鳥の水を見落とし給水できず
孔雀岳に着いてしまった
険しい山容
風に吹かれりゃよ〜お
若後家さんだよぉ
2014年05月06日 08:30撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
5/6 8:30
険しい山容
風に吹かれりゃよ〜お
若後家さんだよぉ
釈迦ケ岳が迫ってきた
2014年05月03日 07:11撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
5/3 7:11
釈迦ケ岳が迫ってきた
2014年05月03日 07:11撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/3 7:11
45度の急登は当たり前
2014年05月03日 07:16撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
5/3 7:16
45度の急登は当たり前
釈迦ケ岳に到着
ヘリで運んだのかなぁコレ
2014年05月06日 08:39撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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5/6 8:39
釈迦ケ岳に到着
ヘリで運んだのかなぁコレ
後ろを振り返ると…
2014年05月03日 07:56撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/3 7:56
後ろを振り返ると…
昨日たどり着きたかった深仙ノ宿
後で聞くと満室でテント泊した人が多かった
2014年05月03日 08:37撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/3 8:37
昨日たどり着きたかった深仙ノ宿
後で聞くと満室でテント泊した人が多かった
真横100メートルに水場
チョロチョロなので2リットルに10分かかるが
鍋とジョウゴがあり感謝感謝!
2014年05月03日 08:42撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/3 8:42
真横100メートルに水場
チョロチョロなので2リットルに10分かかるが
鍋とジョウゴがあり感謝感謝!
天狗山で昼食。ここで30分ロスタイム
2014年05月03日 10:25撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/3 10:25
天狗山で昼食。ここで30分ロスタイム
嫁越峠だが今は村をつなぐ道はない
2014年05月03日 11:21撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/3 11:21
嫁越峠だが今は村をつなぐ道はない
この辺りから「新宮山彦グループ」の手入れが見られる
2014年05月03日 11:50撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/3 11:50
この辺りから「新宮山彦グループ」の手入れが見られる
ヤマツツジが咲き乱れる
この辺りは春です
2014年05月03日 12:14撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/3 12:14
ヤマツツジが咲き乱れる
この辺りは春です
幾多のアップダウンを経て涅槃岳へ
2014年05月03日 13:13撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/3 13:13
幾多のアップダウンを経て涅槃岳へ
ヘトヘトになりながら誠証無漏岳
2014年05月03日 13:44撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/3 13:44
ヘトヘトになりながら誠証無漏岳
林道からビールを運べる持経ノ宿
GW中は「新宮山彦グループ」が駐在し宿泊者にビールが振る舞われた
しかし私は我慢して先へ進む
2014年05月03日 14:35撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/3 14:35
林道からビールを運べる持経ノ宿
GW中は「新宮山彦グループ」が駐在し宿泊者にビールが振る舞われた
しかし私は我慢して先へ進む
水だけサービスで頂いた
2014年05月03日 14:35撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/3 14:35
水だけサービスで頂いた
林道を離れ再び山道へ
2014年05月03日 14:53撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/3 14:53
林道を離れ再び山道へ
大峯巨木にご対面
2014年05月06日 08:37撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:37
大峯巨木にご対面
やっと平治の宿へ
中に5人、テントが一張
便所もある。
ビールは………ナイ
2014年05月03日 15:51撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
5/3 15:51
やっと平治の宿へ
中に5人、テントが一張
便所もある。
ビールは………ナイ
しかし「新宮山彦グループ」が準備してくれた救急用具や非常食がある
2014年05月03日 16:06撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/3 16:06
しかし「新宮山彦グループ」が準備してくれた救急用具や非常食がある
水場は45度の階段を5分下がる
帰りは10分
2014年05月03日 17:15撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
5/3 17:15
水場は45度の階段を5分下がる
帰りは10分
【5/4】夜明けとともに皆さん出発
2014年05月06日 08:23撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:23
【5/4】夜明けとともに皆さん出発
行仙岳にアンテナがありもしやと思うと携帯のアンテナが立った
愛妻に電話して元気をもらう!
2014年05月04日 07:23撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 7:23
行仙岳にアンテナがありもしやと思うと携帯のアンテナが立った
愛妻に電話して元気をもらう!
ホントは昨日到着したかった行仙宿山小屋
ここも「新宮山彦グループ」が駐在し宿泊者にビールが振る舞われた
私は代表者にお会いしてお茶だけ頂いた
2014年05月04日 07:56撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 7:56
ホントは昨日到着したかった行仙宿山小屋
ここも「新宮山彦グループ」が駐在し宿泊者にビールが振る舞われた
私は代表者にお会いしてお茶だけ頂いた
2014年05月06日 08:23撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:23
この辺りは倒木と苔はなく雑木林になる
2014年05月04日 08:30撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 8:30
この辺りは倒木と苔はなく雑木林になる
2014年05月06日 08:23撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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笠捨山
今までの苦労の割にはなんとも愛想がない
2014年05月04日 09:48撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 9:48
笠捨山
今までの苦労の割にはなんとも愛想がない
こちらの地蔵岳が奥駈最大の難所
道無き道、いや岩場をよじ登る
2014年05月04日 10:56撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 10:56
こちらの地蔵岳が奥駈最大の難所
道無き道、いや岩場をよじ登る
地蔵岳の頂の裏に地蔵様
しかしこの先に道がない!
遭難しかけた…
2014年05月04日 11:06撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 11:06
地蔵岳の頂の裏に地蔵様
しかしこの先に道がない!
遭難しかけた…
踏み跡が怪しいと噂の水場なのでパス
2014年05月04日 11:36撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 11:36
踏み跡が怪しいと噂の水場なのでパス
2014年05月04日 11:44撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 11:44
四阿宿跡で外人女性の行者さんに出会った
般若心経を唱え、錫杖を鳴らし法螺貝を吹く
珍しいものを拝ませていただいた
2014年05月04日 11:56撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 11:56
四阿宿跡で外人女性の行者さんに出会った
般若心経を唱え、錫杖を鳴らし法螺貝を吹く
珍しいものを拝ませていただいた
般若心経を聞きながらここで30分のタイムロスを嫌い行動食にした
ハムにステーキソースをかければステーキの味がするか???
2014年05月04日 11:58撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 11:58
般若心経を聞きながらここで30分のタイムロスを嫌い行動食にした
ハムにステーキソースをかければステーキの味がするか???
2014年05月04日 12:27撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 12:27
2014年05月04日 13:13撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 13:13
所々林道と交差し文明に触れる
2014年05月04日 14:45撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 14:45
所々林道と交差し文明に触れる
ここにもそめい吉野桜が残っていた
2014年05月04日 16:06撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 16:06
ここにもそめい吉野桜が残っていた
今まで蕾しかなかったが
ここまで南下するとシャクナゲ満開
2014年05月04日 16:09撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
5/4 16:09
今まで蕾しかなかったが
ここまで南下するとシャクナゲ満開
玉置山展望台
トイレと水(雨水)があり文明の香りに接する
2014年05月04日 16:10撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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5/4 16:10
玉置山展望台
トイレと水(雨水)があり文明の香りに接する
2014年05月04日 16:11撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 16:11
正面に見えるのが玉置山へ続くカツエ坂
2014年05月04日 16:15撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 16:15
正面に見えるのが玉置山へ続くカツエ坂
しかしココで写真を撮ったのが運の尽き
玉置山を迂回する巻き道に迷い込んだ
2014年05月04日 16:16撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 16:16
しかしココで写真を撮ったのが運の尽き
玉置山を迂回する巻き道に迷い込んだ
玉置山はパスし遠回りながらも玉置神社を目指す
2014年05月04日 16:40撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 16:40
玉置山はパスし遠回りながらも玉置神社を目指す
とうとう玉置神社!
神官に予約なしで宿泊できないか聞いたがダメだった。
自販機を聞いたが15分先の駐車場にあるらしい
酒やビールの夢がついえて、水のみを飲いただく
2014年05月04日 16:57撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 16:57
とうとう玉置神社!
神官に予約なしで宿泊できないか聞いたがダメだった。
自販機を聞いたが15分先の駐車場にあるらしい
酒やビールの夢がついえて、水のみを飲いただく
ブログで見たお酒飲み放題はコレだった!!!
ペットボトルに詰め込みたい欲望を抑え駆けつけ五杯を頂いた
極上のひと時だった
佳きかな佳きかな…
2014年05月04日 17:00撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
5/4 17:00
ブログで見たお酒飲み放題はコレだった!!!
ペットボトルに詰め込みたい欲望を抑え駆けつけ五杯を頂いた
極上のひと時だった
佳きかな佳きかな…
これがお神酒の神代杉かなぁ
ごっちゃんでした!
2014年05月06日 08:23撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:23
これがお神酒の神代杉かなぁ
ごっちゃんでした!
神様に感謝感謝!
2014年05月04日 17:04撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 17:04
神様に感謝感謝!
ほろ酔い気分で玉置辻(本宮辻)へ
寝る頃には5張りにテントが増えていた
水さえ確保していれば快適なテント場
山小屋はないので今回初のテント泊だ
2014年05月04日 17:29撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
5/4 17:29
ほろ酔い気分で玉置辻(本宮辻)へ
寝る頃には5張りにテントが増えていた
水さえ確保していれば快適なテント場
山小屋はないので今回初のテント泊だ
これは林道の駐車場のベンチだ
行者さんは尻に敷いた鹿の皮で座る
奥駈道に一切のベンチはない
2014年05月04日 17:29撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/4 17:29
これは林道の駐車場のベンチだ
行者さんは尻に敷いた鹿の皮で座る
奥駈道に一切のベンチはない
【5/5】さあ最終日
今朝は昨夜の冷や飯を食べ炊事時間を短縮しテント撤収時間に当てる
今まで出たゴミはこのケース一本分
2014年05月06日 08:23撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:23
【5/5】さあ最終日
今朝は昨夜の冷や飯を食べ炊事時間を短縮しテント撤収時間に当てる
今まで出たゴミはこのケース一本分
最終日は午後から雨の天気予報
玉置山から修験道がハイキング並に歩きやすくなりピッチが上がる
いざ大森山へ
2014年05月05日 06:10撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/5 6:10
最終日は午後から雨の天気予報
玉置山から修験道がハイキング並に歩きやすくなりピッチが上がる
いざ大森山へ
逆峰の行者さんに会い、先日の女行者さんの話を聞くと、ドイツ人女性で旦那さんも行者らしい。女人結界に入れないだけで、結構女性の行者もいるらしい
2014年05月05日 07:06撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/5 7:06
逆峰の行者さんに会い、先日の女行者さんの話を聞くと、ドイツ人女性で旦那さんも行者らしい。女人結界に入れないだけで、結構女性の行者もいるらしい
五大尊岳では小降りになり
朝から雨具を着るはめになる
2014年05月05日 07:31撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/5 7:31
五大尊岳では小降りになり
朝から雨具を着るはめになる
立入禁止に目を惑わされるが右に道があった
2014年05月05日 07:48撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/5 7:48
立入禁止に目を惑わされるが右に道があった
2014年05月05日 08:18撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/5 8:18
金剛多和ノ宿跡で休憩
45度のアップダウンは相変わらずだ
2014年05月05日 08:44撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/5 8:44
金剛多和ノ宿跡で休憩
45度のアップダウンは相変わらずだ
大黒天神岳はなにもない所だ
2014年05月05日 09:10撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/5 9:10
大黒天神岳はなにもない所だ
下界は近い
雨は本降り
2014年05月05日 09:37撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/5 9:37
下界は近い
雨は本降り
熊野川が見えてきた
2014年05月05日 09:52撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/5 9:52
熊野川が見えてきた
吹越山
2014年05月05日 10:15撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/5 10:15
吹越山
こんなガスの中を進む
今日難所の地蔵岳に差し掛かる方が気の毒だ
滑落のリスクは高いので、山小屋で一日過ごす方がいい
2014年05月05日 10:52撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/5 10:52
こんなガスの中を進む
今日難所の地蔵岳に差し掛かる方が気の毒だ
滑落のリスクは高いので、山小屋で一日過ごす方がいい
2014年05月05日 11:09撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/5 11:09
おお文明の地だ!
2014年05月05日 11:16撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/5 11:16
おお文明の地だ!
七越峰
しかしまだまだアップダウンは続く
2014年05月05日 11:29撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/5 11:29
七越峰
しかしまだまだアップダウンは続く
結構雨で滑って転んだ
2014年05月05日 11:57撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/5 11:57
結構雨で滑って転んだ
やっと下山
2014年05月05日 12:10撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/5 12:10
やっと下山
満身創痍のポール
折れ曲がり収納出来ず、ロック部のカシメが抜け、テーピングで修復しなんとかここまで保ってくれた
2014年05月05日 12:15撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
1
5/5 12:15
満身創痍のポール
折れ曲がり収納出来ず、ロック部のカシメが抜け、テーピングで修復しなんとかここまで保ってくれた
感激の熊野大社
しかし雨・雨・雨
2014年05月05日 12:44撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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5/5 12:44
感激の熊野大社
しかし雨・雨・雨
参道を登る
2014年05月06日 08:24撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/6 8:24
参道を登る
門にて一礼
2014年05月05日 12:50撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
5/5 12:50
門にて一礼
イザナギノミコト
イザナミノミコト
スサノウノミコト
天照大御神
に参拝し大峰奥駈道を終える
2014年05月05日 12:50撮影 by  SO-01C, Sony Ericsson
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5/5 12:50
イザナギノミコト
イザナミノミコト
スサノウノミコト
天照大御神
に参拝し大峰奥駈道を終える
撮影機器:

装備

共同装備
シュラフ
1
ツェルト
1
食料
6日分
バナー
1

感想

昨年早春、お遍路も終わりに近づき「苦行がしたい!」と、10キロ背負ってテント泊&自炊をしたが、その時お会いした奈良の方が、大峯奥駈道の強者と聞き、30年ほど前に吉野〜和佐又を歩いているが、修験道を歩いてみたいと思った。

昨年秋、試しにツァーで下記の吉野〜五番関を歩いたが、改めて女人結界を越え、大峯奥駈道に踏み出したい欲求に駆られた。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-356253.html

今回雪解けを待って、このゴールデンウィークに出かけることにした。

【5/1】
近鉄下市口駅8:20発のバスに乗りたかったが、5/1は平日ダイヤで9:20が始発だった。
洞川温泉バス停から前回下山した五番関トンネルまで、タクシーに載りたかったが大峰タクシーは廃業、天川タクシーは営業エリア外という。結局5キロの車道を歩くはめになった。
今夜は行者還小屋を諦め、小笹ノ宿泊まりになるが「まエエかぁ」

洞川温泉は早春でまだ桜が咲いている。
ころころ水や母公堂などの観光スポットを通り過ぎ、通行止めの車道を進む。五番関トンネルの先が崩落しているが、奥駈には関係ない。
女人結界の五番関で弁当にして、奥駈道に入る。
道には残雪が残る。見上げる山肌にも雪渓が見える。山上ヶ岳はまだ雪解けの季節だ。

山頂に着くと宿坊は二日後の開戸式の準備で大わらわだった。お陰で本来まだ閉まっている本堂の戸が開いており、戸の外から拝ませていただいた。
お花畑はまだ雪の下だった。

15時半に小笹の宿に着くと、吉野を早朝に立った若者が先に到着して寝息を立てていた。
結局ここに4人が泊まり、外に8張りのテントが設営された。
軽量化のため食事は水で増量できるアルファ化米や棒状ラーメンだ。酒もブランデーを水で割り、ツマミもナッツやチーズかまぼこ、ビーフジャーキーで栄養補助をはかる。
尾根歩きの奥駈では水の確保がキーになるが、浸かれる程の水量があるのはここだけだ。

【5/2】
昨日は結構ハイペースだったので、この調子で行けば今夜は深仙ノ宿か…と思ったが甘かった。
まず役行者が諦めて帰ったという行者還岳がきつかった。ここで順峯の行者さんを話ができた。
雪解け道の弥山、近畿最高峰百名山の八経ヶ岳、明星ヶ岳から先は道無き道(崖崩れはよじ登って上から通り抜ける)、合わせて弥山で「極楽々々」と飲んだビールで大幅ペースダウン。

揚子ケ宿がやっとで17時半に付いた。下は10人組の中高年で一杯だったので、屋根裏部屋に一人で寝た。
しかしサロンパスをすると下で「誰もサロンパスしていないのに臭う!ガス漏れていない?」と大騒ぎ。「二階の私で〜す」と弁明しなければならなかった。
寝る頃にまた下で「この水なに?」と大騒ぎ。見ると私の枕元においたハイドレーションの水が吸口からポタポタと漏れ、隙間だらけの床から下に落ちていた。またまたお詫び。

みんなが寝静まった20時に二人の若者が入ってきた。
あの崖崩れを夜歩くのは危険だ、無茶をすると思ったが、道に迷い夜道をさまよっていたが、この小屋の明かりが見えたので、命からがらたどり着いたという。
GPSナシの奥駈はリスクが高い。

【5/3】
5時出発。朝から「ストックがない、私あれがないと歩けいない」「たたんでリュックに入れていないの?」と、朝から賑やかな中高年組を後に、小屋を出ると鹿の出迎えにあった。

今日は行仙宿山小屋迄行きたいが昨日のペースでは怪しい。
鳥の水を見過ごしたため、深仙ノ宿の水場で補充する。数名の若者グループに水場を聞くとチョロチョロで2リットル貯まるのに10分掛かるという。
行ってみるとナベに水が溜まっており、ジョウゴまで置いてある。見ず知らずの私へのおもてなしに感謝!

朝食が4:20なので10時頃が昼食、天狗山でラーメンを作る。しかし30分ほどのロスタイムだ。今回の糖分は板チョコ2枚だけなので、行動食にアンパンを持ってくればよかった。

持経ノ宿でビールを飲んでいる人がいた。ゴクリと喉が鳴るが昨日の反省で我慢我慢。
ここは林道が通じており車で機材を運べる。
この先3軒の山小屋は「新宮山彦グループ」の管理で、ゴールデンウィーク中はグループメンバーが駐在し、予約がいると聞いた。今朝の中高年組もここを予約している。
宿泊費は1000円。
ここでお水をもらっていると、メンバーが過分な荷物で膝を痛め、リタイヤする人を下まで車で運ぶ相談をしていた。全員が簡単に完走できるコースではない。

行仙宿山小屋は諦め16時に平治ノ宿に到着した。テント泊のカップルに聞き、45度の階段を5分下ると水場があった。ひしゃく代わりの鍋がある。
1.5リットルのペットボトルを片手に階段を登るのに難儀して、帰りは10分掛かった。
ここに「新宮山彦グループ」は駐在していなかったが、救急箱や非常食が常備されていた。

【5/4】
5時に平治ノ宿を出て8時に行仙宿山小屋に着くと、登山者は出発し新宮山彦グループの方々だけが残っていた。
代表者に聞くと昨日の宿泊者にビールが振舞われたようだ。私はお茶を頂いた。
お遍路の時はお接待で、元気を頂いていたことを思い出した。

地蔵岳と言う名の山はいくつかあるが、この後の地蔵岳は「地獄岳」と呼びたいような山だった。
岩に道を阻まれ「道がない!」と思い見渡すと、岩肌にロープか鎖が垂れ下がっている。
道無き道を進み山頂に達したが、それから先の道が見つからない。たまたま来た登山者二人に聞いて進んだが、通行止めのロープが張ってある。戻って再び道を聞くと「鎖場を降りて、鎖を昇る」と、要領を得ない。
登山者の一人が無言で降りていくので案内をしてくれるのかと思い付いて行くと、先程は目に入らなかったが、通行止めの右脇の崖に鎖が下がっていた。
RPGゲームで「この先どう進むんだァ」の謎が解けた気分だ。
二人は仲間ではなかったようで、その人はどんどん先に進む。置いていかれないようについていくと、鎖場で「危ないので離れてください」と言われた。ごもっともです。
「ココって道らしい道じゃないですね」と話しかけると「岩場に道はありませんよ」との答え。ごもっともです。
立ち止まったので何かと思うと、鎖場で登ってくる人がいる。
「ストック片手では危ないですよ」というので、私もストックを収納した。その間にその人は登り終えた人と交代で去ってしまった。登ってきた人に聞くとココが奥駈最大の難所らしい。

地蔵岳を下山すると、ハイキング並みに道が歩きやすくなった。ただし45度のアップダウンは健在だ。
四阿宿跡で順峯の外人女性行者にあった。今日のお昼はタイムロスになるラーメンを止め、ハムを行動食にしたので、食ってる間、行者さんの般若心経を聞くことになった。

ペースアップしたが調子に乗って、カツエ坂を見落とし玉置山を迂回する巻き道で玉置神社に入ってしまった。
神社にビールの自販機はなかったが、(15分離れた駐車場に売店や自販機があるらしい)神社のふるまい酒を駆けつけ5杯。佳きかな佳きかな。
ココで水を補充し、ほろ酔い加減で玉置辻(本宮辻)に到着し、テント泊をした。

【5/5】
4日間晴れだったが、今日は昼から雨の予報。
降る前にゴールしたいと思い夜明け前に出発した。
大森山への道中で逆峯の行者さんがいたので、昨日の外人女性の行者さんの事を聞いてみると、日本人と結婚したドイツ女性だった。
雨は8時頃から本降りになって、4回ほど滑りコケた。
ストックのゴムキャップはとおの昔に紛失し、ポールは岩に挟まり、曲がって収納不能、挙句にストッパーとのカシメが外れて、ポール半分がすっ飛んだ。満身創痍のポールをテーピングで直し、なだめすかしながら、熊野川まで降りた。

58歳で奥駈は無理かなとも思ったが、無事熊野大社本宮にたどり着いた。

入念な計画でエスケープルートを確認し、ギリギリまで荷物を切り詰めたが、出発時はストックなどの装着品を除き11キロ+水1〜2リットルが、帰宅時は9キロに減っていた。

PS.
昔、串本古座の伯母の家で履物を借りようとしたら、勝手口に30年前になくなったご主人の下駄が、今も一緒に生活をしているかのように置いてあった。
一昨年前に伯母が危篤になり、一命を取り留めたが、お花畑にご主人が待っていて「まだ早い」と追い返された話をしてくれた。
その伯母も昨年98歳で眠るように亡くなり、私は形見に下駄を頂いた。

今回はそんな伯母の供養で、熊野大社本宮までを歩いた。

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