平標山・仙ノ倉山トレッキング(元橋in/out)
- GPS
- 07:57
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,314m
- 下り
- 1,302m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日、庚申山から下山後、麓のかじか荘に泊まり、今朝はかじか荘を3時半に出発して、一路平標山の登山口となる元橋へ。
花の名山、平標山は未踏の山。今年4月の残雪期、お近くの三国山&ワラジカケマツノ頭までは登り(以下レポ参照)、白い平標山・仙ノ倉山を眺め、いつかぐんま県境稜線トレイルの全山踏破に合わせて訪れる予定でしたが、雪解けのお花畑が最も輝く季節に、お花大好きのヤマトモたちと来ることができました〜♪
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4180056.html
朝6時前なのに、駐車場は8割方埋まってて、まずびっくり!そして登り始めからいきなりの急登で再びびっくり!でも、入山直後から花、花、花で、しかも標高を上げるにつれ、その種類も形も色も豊富で、疲れを感じさせません。ほぼコースタイム通りの速度で、多数のハイカーを先に行かせて、のんびりお花を愛でながら、撮りながら登っていきます。
中間点の松手山で、かじか荘でもらった朝食のおにぎりを1つ食べ、まだまだ雲が取れない平標山へ向けて歩を進めます。松手山を境に現れ始めるツマトリソウ。ピンクに縁取られた個体が時折あり、とってもキュートでした〜♪。ウラジロヨウラクやアカモノなど、特徴的な見た目のお花も多くて、とっても楽しい!紫色のヨツバシオガマかと思しき花はハクサンチドリ。素人目にはとっても似てますが、F博士曰く「花だけでなく、葉や茎を見よ!」と。なるほど、両者のそれは全然違います。そこで見分けが付きます。そうそう、マイヅルソウとユキザサ。2週前は見分け方がわからず、どっちがどっちかわかりませんでしたが、マイヅルソウの葉はハート型、ユキザサは普通の形。確かに明らかに違います。山で見る花は、ゴージャスな花弁やら花びらやら表面的な部分しか普段見てませんが、葉や茎が見分けるポイントとは、、、花の世界では、私は赤点続出で落第かもしれません・・・。
平標山の山頂部が見える辺りまで来ると、ハクサンイチゲの群落が広がります!ハクサンイチゲは山頂を越えて、仙ノ倉山に至るお花畑まで、相当広範囲に群落しており、今回初めてハクサンイチゲを認識しましたが、とっても癒される花ですねー。振り返ると苗場山の頭が見え、山頂直下では仙ノ倉山も見えましたよ〜。
およそ3時間半かけて、平標山の山頂へ♪。疲労困憊のAさんが先に平標山乃家へ向かうことになり、残された3名でお花畑経由で仙ノ倉山へ向かいます。道中のお花畑は白=ハクサンイチゲorチングルマorミツバオウレン、ピンク=イワカガミ、紫=ハクサンコザクラ、黄=ミヤマキンバイという配色で、圧倒的な面積、規模で、色とりどりに咲き乱れています。私の登山歴6年ほど、350近い山行において、最も立派なお花畑だったと思います。
平標山から、相当時間をかけて花を愛でながら、撮りながら進み、小一時間で二百名山54座目(+百名山100)となる仙ノ倉山へ初登頂!谷川連峰の最高峰でもあります!山頂でおにぎり残り2個を完食し、体力回復を試みます。あいにく雲に覆われ眺望はありませんでしたが、振り返ると平標山はドーンと大きく見えました。本当は谷川岳(トマノ耳&オキノ耳)辺りが見えるとなお良かったのですが、ぐんま県境稜線トレイルはいずれ再訪するので、楽しみは取っておくこととします♪。
仙ノ倉山から再びお花畑と平標山を経て、70分ほどで平標山乃家へ。平標山〜平標山乃家間に、白いイワカガミがあるとのAさん情報に基づき、3名で徹底的に捜索しますが、真っ白な個体は見当たらず。少しピンク掛かった白っぽい個体は見つけたので、それで満足することとします。白といえば、ワタスゲやイワイチョウ、ミツバノバイカオウレンなどが咲いてましたね。青いリンドウは、タテヤマリンドウなのか、フデリンドウなのか、私には全くわかりません。F博士は、2日前の田代山でみたタテヤマリンドウとの比較で、フデリンドウだ!とおっしゃってましたが。
平標山乃家でAさんと再び合流します。絶対にビール飲んでるかと予測してましたが、コーラでとどめたようで、ある意味びっくり(笑)。ここは湧き水が豊富で、たっぷり水分補給します。そして、トイレ休憩&菓子パン補給タイムを取ります。
下山ルートとなる平元新道は、お花もあまりなく、逆ルートだったらきっと退屈な山行となるかもしれません。初夏の平標山は、やはり元橋駐車場から時計回りに巡るのが、お花を愛でる上ではベターだと思います♪。結局、平標山乃家から1時間半ほどで元橋駐車場まで下山しました〜。
花の名山・平標山は、雪解けの6月が、ベストシーズンだと思います。今回は気候に恵まれ、ヤマトモに恵まれ、普段のスピードハイクとは違う、花を愛でる楽しみを味わった貴重なトレッキングとなりました〜♪。また、このメンバーでお花巡り登山をしたいです。名古屋の民、F博士の上京に合わせて動かねば♪
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する