記録ID: 44380
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
八ヶ岳縦走(赤岳〜横岳〜硫黄岳〜天狗岳〜最後はチート)
2009年08月14日(金) ~
2009年08月16日(日)
- GPS
- 67:20
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,334m
- 下り
- 1,601m
コースタイム
【アプローチ】板橋5:12−(池袋・新宿・高尾のりかえ)−9:31茅野駅9:37−10:14美濃戸口
8/14
美濃戸口10:35−美濃戸11:30−13:55行者小屋14:10−15:20赤岳展望荘(泊)
8/15
赤岳展望荘4:30−5:00【赤岳】5:10−5:40赤岳展望荘6:40−7:40【横岳・奥の院】7:55−硫黄岳山荘8:30−8:55【硫黄岳】9:10−9:50夏沢峠10:00−10:35箕冠山10:45−11:35【東天狗】−11:55【西天狗】12:05−12:20【東天狗】12:25−13:25中山峠13:30−中山14:05−15:20高見石小屋(泊)
8/16
高見石小屋6:50−7:30白駒池7:50−8:30麦草峠8:40−出合の辻9:30−10:00
あづまや10:05−10:35ピラタスロープウェー山頂駅
8/14
美濃戸口10:35−美濃戸11:30−13:55行者小屋14:10−15:20赤岳展望荘(泊)
8/15
赤岳展望荘4:30−5:00【赤岳】5:10−5:40赤岳展望荘6:40−7:40【横岳・奥の院】7:55−硫黄岳山荘8:30−8:55【硫黄岳】9:10−9:50夏沢峠10:00−10:35箕冠山10:45−11:35【東天狗】−11:55【西天狗】12:05−12:20【東天狗】12:25−13:25中山峠13:30−中山14:05−15:20高見石小屋(泊)
8/16
高見石小屋6:50−7:30白駒池7:50−8:30麦草峠8:40−出合の辻9:30−10:00
あづまや10:05−10:35ピラタスロープウェー山頂駅
天候 | 8/14 曇り 時折日が差す 8/15 晴れのち曇り。夕方から翌明け方にかけてにわか雨 8/16 明け方は曇りも,日が出た後は快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
●美濃戸〜行者小屋(南沢)について 全体的に荒れているところが目立ちます。美濃戸の登山口でも「南沢コースで道迷い発生」の注意喚起がされています。 木の幹に巻いてある「黄色いテープ」を目印に歩けば問題ないのですが,注意力が散漫になりがちな下りは要注意でしょう。 ●地蔵尾根について 地蔵の頭のお地蔵さんとは別に,その直下にもう1体地蔵仏が安置されていました。(2年前にはなかったような・・?) 稜線直下は強烈な急坂ですので,下りに使うのは避けたいところです。 ●赤岳展望荘〜赤岳 標高差は200m弱ですが,ここも急坂の連続です。下りは結構怖かったです。 ●地蔵の頭〜横岳〜台座の頭 赤岳側から横岳を縦走する場合,厄介な岩場がほとんど上りになるため,怖いところはまったくありませんでした。意外と広い稜線を歩く部分も多く,注意を要する箇所は限られており,赤岳を問題なく登れる人ならば,横岳の縦走は支障ないと思われます。ただし,硫黄岳側から縦走する難易度があがるかもしれません。 ●硫黄岳 風が強いと聞いていたのですが,そういえば朝吹いていた強風もいつの間にやら収まっていました。。。 頂上が広いだけに赤岩の頭と夏沢峠方面への分岐はガスの濃いときは見逃す可能性があります。 ●硫黄岳〜夏沢峠 ガレ場の急下りで膝にきます。峠の手前で一旦樹林帯に入ります。 ●夏沢峠〜東天狗 しばらくは北八ヶ岳らしいのんびりした針葉樹林帯を歩きますが,根石山荘近辺からは再び森林限界を超えます。 東天狗の登りの鎖場はあってないようなものです。 ●東天狗〜西天狗 西天狗岳のほうが東天狗岳よりも標高は高いはずでしたが,人の多い東天狗に比べれば山頂は静かです。 登山道自体も特に困難なところはありません。 ●東天狗〜中山峠 岩が露出した非常に歩きにくい道が続きます。岩はぬれているとかなり滑ります。 (北八ヶ岳にはこういう道が多いですね。去年縞枯山〜茶臼山を歩いたときもかなり苦労しました) ここでかなり膝をやられてしましました。 ●中山峠〜高見石小屋 中山への登りの後半から高見石小屋への下りは,やはり岩の露出した歩きにくい道が続きます。 ●高見石 白駒池方面の眺めがいいです。余裕のある方は是非登ってみてください。 ●高見石小屋〜白駒荘 白駒荘手前で木道が現れ,ようやく悪路から解放された!・・・と喜んでいたら,こんどは木道が滑ってかなり怖かったです。。。 ●白駒荘〜麦草峠 この辺は観光地ですね。 ●麦草峠〜大石峠〜五辻 土が流れて岩が露出した本来の登山道の脇に,歩きやすいトレースができています。道は針葉樹林帯と明るい笹原が交互に現れるような感じです。 「オトギリ平」周辺よりも,五辻の手前辺りのほうが,「オトギリソウ」を沢山見ました。 ●五辻〜ピラタスロープウェー山頂駅 五辻のあづまやを過ぎると急に道がよくなります。大半は木道ですが,歩きやすいです。 ★赤岳展望荘について 8/14(金)の客の入りは,大部屋で4割程度?とすかすかでした。 特筆点は,コーヒー,お茶(番茶),お湯が飲み放題。水場のない山小屋ですが,お湯を水筒にいれて持ち帰ってもOkのようでした。 この小屋の売りである「五右衛門風呂」には入りませんでした。(濡れ物をわざわざ作りたくなかったので。。) また,小屋の前では佐久側にできた雲海による「ブロッケン現象」が見られました。 ★高見石小屋について 8/15(土)の宿泊者はわずか6名。激戦の八ヶ岳の小屋にあっては,地理的に不利な感じは否めないのですが,小屋の脇にある「高見石」からの眺望を目当てで宿泊しても十分価値はあります。 水は宿泊者のみ2箸泙婆砧舛箸覆辰討い泙靴拭 |
写真
撮影機器:
感想
2日目の「高見石小屋」はわずか6名の宿泊者だったのですが,
夕食で同席させていただいた方は,
http://www.junkudo.co.jp/view2.jsp?VIEW=author&ARGS=%8ER%93c%81%40%8C%5C%88%EA
の奥様だと名乗られていました。
本業は国立大学の教授(すでに退官)で,これらの作品はすべて「趣味」で撮影されたものだとか。。。
特に印パ紛争中のK2の空撮は文字通り命がけだったとか。
世の中本当にすごい人がいるものです。
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