日暮沢〜大朝日岳 反時計周回
- GPS
- 12:06
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 1,948m
- 下り
- 1,937m
コースタイム
- 山行
- 11:28
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 12:02
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上は全編ブヨの巣窟です 顔や首回りに虫よけ対策しないと大変なことになります 懸念していた雪渓群ですが急速に縮小したようで特に危険な箇所はありませんでした 竜門直下、小朝日〜大朝日間に雪渓が残っています 軽アイゼンは不要、お守りでチェンスパがあれば十分です |
その他周辺情報 | 下山後の温泉 大井沢温泉 湯ったり館 入浴料300円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
今年の冒険シリーズは大朝日岳 過去1、2を争う過酷な工程… (早池峰縦走がコース定数45.6 今回の周回が49.7)
21時に帰宅し諸々の準備食事を済ませ 2時間仮眠のつもりがオフコースの伝説のライブを見てしまい1時間になってしまう笑 高速をひた走り日暮沢小屋に到着 小屋泊のお客さんで駐車場は満杯 運良くスペースを見つけて30分遅れでスタート
清太岩山へ至るコースは神室連峰の十里長峰に匹敵する斜度と長さ それに加えて暑い! 無風に等しい斜面を我慢しながら登ると月山の雄姿が目に飛び込んでくる 山開きで相当混んでるだろうな
今日はとにかく完歩が目標 熱中症にならないようにペースを抑えて登っていたがユーフン山で早くも太ももがピクピクしてしまう 水分不足が懸念されたためサマレスゼリーと漢方、OS-1を摂取して休むと足が回復
稜線上に上がると朝日連峰の雄大さ 雪蝕地形の壮大さに心をやられる それに加え北に目を向けると鳥海山・月山 それに奥羽山脈のシルエットがはっきり視認できる 目を凝らすと酒田の街並みの奥に白神岳、葉山の奥に栗駒山・焼石岳も肉眼でとらえることができた
小屋泊りのグループと複数スライドするが竜門岳まで来ると人の往来が極端に少なくなる 竜門〜西朝日間が一番楽しい稜線歩きだった 鞍部にはヒナウスユキソウの大群落があり寒河山をバックにした風景は忘れられない
中岳でようやく折り返し 大朝日岳を指呼の距離にとらえると少し安堵する 大朝日山頂からは吾妻連峰、磐梯山、飯豊連峰の絶景がクリアに望めて少し元気になった
小朝日までの道はヒメサユリロード ありがたみが無くなるほど咲きまくっている笑 ユーフン周辺でも咲いていたけど規模が違う! それに加えてニッコウキスゲも咲いているのが推しポイント 西朝日周辺の閑静な雰囲気とは打って変わって往来も多い 足も限界にきている状態で小朝日への登りはヤバすぎた…
帰り道も随所で登り返しがあり一筋縄にはいかない 写真を撮る元気もなく熱中症タブレットを何個消費したことか... ハナヌキ峰から一気に500m高度を下げる 歩けども歩けども根子川にたどり着かない道に辟易する この道を登りで使用しなくてよかったと心底思う
地図上で林道終点となっている箇所も全然林道じゃない 崩壊地を巻いたり倒木をくぐったり水平移動できる場所までそこそこの時間を要する 日暮沢に戻ると車はほんの数台に減っていた
この日持参した水分は3.5L そのほとんどを朝日小屋までに消費 銀玉水で補充した2.5Lもほぼすべて帰路で使い切った 想定以上の暑さ... しかしタフな道だった 次やるには相当な覚悟が必要かも 特に時計回りでは絶対ムリ! 涼しい時期なら行けるかもね…
温泉でさっぱりして1.5時間仮眠 寒河江でガソリン補充と食事をして自宅に戻ると出発から24時間が経過していた
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