マイカーで行く荒川三山と赤石岳
- GPS
- 80:00
- 距離
- 64.6km
- 登り
- 3,727m
- 下り
- 3,720m
コースタイム
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:40
- 山行
- 6:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:00
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:40
天候 | 1日目:曇りのち雨 2日目:晴れのち一時雨 3日目:晴れのち一時雨 4日目:晴れのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
千枚岳の岩場より悪沢岳の降りの方が長く、大キレットの南岳より大規模である。 南アルプス特有の午後から雷を伴う一時雨の天気が続いた、稜線歩きの場合なるべく午前中には次の小屋までの移動を終わらせておきたい |
その他周辺情報 | 大雨後は道路上に散乱しているガレキや倒木、落下枝に注意。 静岡市方面から来る県道側2路線(井川へのメイン(大型通行可)は笠張峠を通る三峰落合線、井川湖御幸線は地元民向け抜け道レベル)でトンネル工事のため時間帯通行制限や夜間規制があったが、迂回路が大雨による倒木で塞がれたので生活道路確保のため工事規制を急遽ストップした模様、今後の通行規制がどうなるかは不明。井川鉄道沿いに来れば快適な対向車線道路が長島ダムを超えたところまで続くが、その先にある市道閑蔵線区間(大型は通行禁止)は比較的短いながらも極狭後退地獄の1車線道路である。現在南アルプス公園線で笠張峠を迂回するトンネル(2025年完工予定)を工事中。結局初心者にお勧めは竹橋or八王子から毎日アルペン号で臨時駐車場BS、送迎バスで椹島、そのまま西回りで赤石小屋、荒川小屋、千枚小屋泊まり、臨時駐車場BSから下に歩いて白樺荘にて入浴し時間調整、毎日アルペン号で帰京に落ち着く。 |
写真
感想
荒川三山とは、前岳(3068m)、中岳(3084m)、東岳(悪沢岳、最高峰3141m)の3つを指し、千枚岳(2880m)はその東支尾根縦走路上にある。
赤石岳(3121m)は椹島からは大倉尾根を登り赤石小屋を通って尾根直下を強引にトラバースしながら、最後に沢を挟んだザイテングラードのような急な尾根を登り詰めて頂上手前のコルに出る。荒川小屋からは傾斜のあるつづら折り斜面を2時間強で小赤石岳の肩から頂上手前のコルに出る。
千枚小屋へは荷揚げ林道が小屋から1時間程のところまで来ており、この林道を使って地元のタクシー会社が駒鳥池P(2,400m)からの千枚岳往復限定ガイド付きツアーをHPで小規模に開催していたが、当然旅行業法的に千枚岳往復以外の縦走目的等での悪用や、バイクでの林道突破は違法行為です。ちなみに便ヶ島から自転車担いで聖、赤石、荒川を超え椹島に来た猛者はいる模様。
2日目以降の行動時間を長く取る傾向が登山客にみられた、稜線沿いでもアップダウンの連続で体力的に無理で小屋をキャンセルするも、変更先の小屋も予約で一杯と断られる例も(その場合は停滞or空いてる小屋まで強行)。朝食を抜いた4時前からの移動でも、精々小屋や避難小屋を一つ飛ばす位が南アルプス3000m級初心者には適当と思われる。キャンセル例:千枚小屋→百瞭供荒川小屋→椹島、赤石小屋→聖平小屋
予約キャンセル時は予約先宿泊料100%放棄かつ1000円割増しで改めて変更先宿泊料金を現金で支払う必要がある、変更が予想できる場合1日目以外テント泊にした方が経済的リスクは抑えられる。
天気が良かったのでほとんどの人が赤石小屋から椹島への下りは標準タイム以内で降りてこれたので10時30分発マイクロバスでも充分間に合ったが、千枚小屋から椹島への下りは長いので12時45分発マイクロバスにした方が無難。
椹島ロッジの食堂は充実しており生ビールまである、施設も小規模ながら大変綺麗で長期滞在も問題ない。携帯電波もバリ3で入るので時間待ちに苦労はしない。
小屋名 :総評価:接客 :食事 :弁当 :備考
千枚小屋 :★★★:★★★:★★★ :★★★ :ホスピタリティ充分、チームワークOK
荒川小屋 :★★★:★★★:★★★ :★★☆ :ケーキすごい、軽食なし、静かな宿
赤石小屋 :★★★:★★☆:★★★★:★★★★:食事弁当は大変美味、人手不足は愛嬌でカバー、名無し三角点はイマイチ
椹島ロッジ:★★★:★★★:★★★ : :ソフトクリーム、生ビール
リニア工事に伴った道路開発で井川町民の大半は静岡市側(県道側)に笠張峠を迂回するトンネル(2025年完工予定)を希望したため、完全2車線道路開通は断念した形だが、地元の生活優先の開発方針が長期的には観光業と調和した街づくりになると思う。理想を言えば井川駅周辺を新島々や沢渡みたいにカーパークやバスセンターにして椹島まで直通マイクロバスを運行するなどしてミニ上高地型観光開発を期待したいが、集客規模が上高地の5分の1以下なので、上手くクラウドファンディングや株式公開で投資を呼び込んで欲しい。
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