千枚岳、悪沢岳、中岳、赤石岳、兎岳、聖岳

2022年07月29日(金) ~ 2022年07月31日(日)

• GPS: 20:01
• 距離: 41.6km
• 登り: 4,347m
• 下り: 4,314m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:01
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:01

7:59 椹島ロッジ
8:10 8:10 滝見橋
9:15 9:16 小石下
10:31 10:31 蕨段
10:41 10:41 見晴岩
11:31 11:32 駒鳥池
11:40 11:41 駒鳥池駐車場
12:05 千枚小屋

2日目

• 山行: 6:30
• 休憩: 0:01
• 合計: 6:31

12:05 千枚小屋
3:35 3:35 千枚岳
4:11 4:11 丸山
4:33 4:33 悪沢岳
5:13 5:14 荒川中岳避難小屋
5:17 5:17 中岳
5:32 5:32 お花畑（荒川前岳南東斜面）
6:12 6:13 荒川小屋
6:38 6:39 大聖寺平
7:19 7:20 小赤石岳の肩
7:32 7:32 小赤石岳
7:41 7:41 赤石岳・小赤石岳間分岐
7:59 8:00 赤石岳
8:02 8:02 赤石岳避難小屋
9:10 9:11 百間平
9:43 百間洞山の家

3日目

• 山行: 8:23
• 休憩: 0:05
• 合計: 8:28

9:43 百間洞山の家
2:27 2:28 中盛丸山・大沢岳間分岐
2:41 2:41 中盛丸山
3:13 3:13 小兎岳
3:48 3:49 兎岳
3:55 3:55 兎岳避難小屋
5:16 5:21 聖岳
5:50 5:50 小聖岳
6:14 6:14 薊畑分岐
6:25 6:26 聖平小屋分岐
6:29 6:30 聖平小屋
7:14 7:14 滝見台
7:50 7:50 乗越
8:10 8:11 造林小屋跡
8:37 8:37 聖沢吊橋
9:35 9:35 聖沢登山口
9:51 9:52 聖岳東尾根入山口
10:04 10:04 牛首峠
10:12 椹島ロッジ

天候

行動中は快晴！

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

畑薙第一ダム近くの夏季臨時駐車場に駐車。
駐車場に行くまでの道は約10キロほど離合の難しい細い道が続きますので、運転が苦手な方は要注意です。
どこかの山小屋に宿泊したら特種東海フォレストさんのバスで送迎頂けるのは例年通りですが、今年は完全事前予約制で、何時のバスに乗るか指定が必要です。

コース状況／危険箇所等

特に危険な箇所は無し。
吊り橋の板が薄いので高所恐怖症の方は注意。

その他周辺情報

臨時駐車場近くの白樺荘で日帰り入浴可能。
大人510円

写真

7/29 4:43

長いこと来てみたかった荒川三山に遂に挑戦する日がやってきました。天気予報は予定の三日間は良好です。

7/29 7:48

臨時駐車場からの送迎バスから見える赤石岳が素敵です。

7/29 7:59

椹島に到着しました。
椹島は大井川のほとりにあり、道路から随分降りなければなりませんが、バスのドライバーの方から近道を教えて頂きました。

7/29 8:00

椹島には神社がありますので、登山前に無事を祈願します。

7/29 8:02

まずは千枚岳に向けて登山を開始です。

7/29 8:05

椹島の三叉路。
右は椹島、後はダム方向です。

7/29 8:09

椹島から登山口まで少し歩きます。
今日は天気が良くてサイコー。

7/29 8:10

橋から椹島の方を望む。
向こうに見えるのは稲又山辺りかな？

7/29 8:13

ここから登山開始です。
この吊り橋が凄く高くて更に板が薄いので中々に恐怖感が凄いです。

7/29 8:31

鉄塔の下を潜る。
このコースはずっと緩い登りになるので、最初は余裕があります。

7/29 8:51

綺麗な登山道が続きます。
日差しが強いですが、森の木々が程よく日差しを遮ってくれます。

7/29 9:01

鉄の階段が有難いです。

7/29 9:15

千枚小屋まで4:30だそうです。
さらっと凄い所要時間が書いてあるのがこの山域の特長。

7/29 10:53

木馬道路跡だそうです。
広い道のような筋がありました。

7/29 10:56

千枚小屋はあっち。

7/29 11:18

至る所に標識があるので迷う事は無さそうです。

7/29 11:53

流石に登り4時間は辛かったですが、もう一息！

7/29 12:04

千枚小屋に到着！
本日はここで宿泊します。

7/29 17:49

この後すぐ雨が降って来たのですが、晴れ間から富士山が顔を出しました。
今回の道中、ずっと富士山が見えてました。

7/29 17:49

明日も晴れると良いなあ…。

7/30 1:49

夜は満天の星空です。
街灯など人工の光が無いので空を見るには最適。

7/30 3:29

今日は午後から雨予報なので早めに出発します。

7/30 3:37

少し登ると千枚岳山頂に到着しました。
ここから麓の街の街灯が見えます。
深いところに来たんだなあ…。

7/30 4:11

少し明るくなって、富士山が雲海の中から浮かび上がって来ました。
ちょっと感動的です。

7/30 4:11

そして悪沢の方に向かって歩き始めます。

7/30 4:31

年賀はがきみたいだ！

7/30 4:33

悪沢到着！
周りは随分明るくなって来ました。

7/30 4:34

手前が中岳、前岳、奥に聳え立つのが赤石岳でしょうか。
余りの神々しさと、これからのアップダウンの量を思い圧倒されそうになります。、

7/30 4:59

中岳を望む。
壁みたいだ。

7/30 5:13

中岳避難小屋到着！
何故か大草原の小さな家というフレーズが思い浮かびました。本当に小さな小屋がポツンと建っています。

7/30 5:17

中岳山頂到着！
朝日が眩しいぜ。

7/30 5:22

まだまだ先は長い。
でもこのペースなら午前中に百間洞まで行けそう。

7/30 5:38

荒川小屋が見えてきました。
山小屋のイメージぴったりのロケーション。

7/30 6:36

大聖寺平到着。
今日は天気が良い！

7/30 6:39

赤石小屋まで3時間ちょいかあ…。

7/30 7:32

来た道を振り返る。
前岳は凄い勢いで崩れてるとか。

7/30 7:32

小赤石岳到着！
向こうに富士山が見えます。

7/30 7:43

あれが赤石岳かな。
南アルプス最奥にある優美な山。

7/30 7:59

赤石岳到着！
今日の難関を突破しました。

7/30 7:59

三角点ペタペタ。
ここにもいる富士山がかわいい。

7/30 7:59

どっちが主役かわからない写真。

7/30 8:02

すぐそばの赤石岳避難小屋到着です。
避難小屋と言いつつほとんど普通の営業小屋と変わらない佇まい。

7/30 8:14

途中出会った方に教えて頂いた絶景ポイントから。

7/30 8:28

今日の宿泊地の表示が出てきました。
後2時間程度。

7/30 9:09

ここは百間平といい、物凄く広々としてます。
歩くと結構アップダウンがあるので、平野と言うほどでも無いですが。

7/30 16:56

百間洞山の家到着！
そしてこれが名物の揚げたてトンカツです。
普段あまり食べないのですが、余りの美味しさにご飯をおかわりしてしまいました。

7/31 2:28

今日は早めに椹島まで降りたいので早めに出発しました。

7/31 2:41

百間洞から見える中盛丸山の山頂到着です、
背景に飯田市の街明かりが見えます。

7/31 3:12

小兎岳山頂。
ここの登りは結構大変。

7/31 3:49

兎岳到着。
周りが何にも見えません(w

7/31 4:07

兎岳から聖岳に向かう途中の朝焼。
風もピタリととまり、神聖な雰囲気を感じます。

7/31 5:16

聖岳到着！
最高の朝です。

7/31 5:20

山頂から周りを見渡す。
雲一つないとはこの事。

7/31 5:21

富士山も神々しい姿を見せました。

7/31 5:48

聖岳を振り返る。
朝の光に照らされる山容は素晴らしいの一言。、

7/31 6:15

薊畑から易老、光岳を見る。
昨年末に登った時は寒かったなあ。

7/31 6:25

聖平小屋に向かって降りて行きます。

7/31 6:26

長い木道。
何だかここだけ尾瀬っぽい。

7/31 6:28

聖平小屋到着。
沢山の方が出発準備をされてました。

7/31 6:40

聖平小屋からすぐの森の中。
これまでの森と違い物凄くメルヘンチックな森です。童話とかによく出てくる感じの。

7/31 8:09

椹島はあっち。

7/31 9:14

標識が蛍光テープの鉢巻を巻いてます。
あと少し。

7/31 9:32

下山口到着！
お疲れ様でした！

7/31 9:59

バスは椹島から出るので、舗装道路をひたすら歩きます。
因みにこの道を歩いて下まで降りる人を見ました。

7/31 10:11

椹島到着！
後はバスで帰る！

撮影機器：

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

感想

myaon

長年行ってみたかった荒川三山にようやく行くことが出来ました。
この山域はどうしても一泊以上は必要だし、アクセスが厳しい所にあるのでなるべく一度で回りたいと考えるうちにコロナ騒動もあって数年が過ぎてしまいましたが、ようやく天気の良い時期に休みが取れ、チャレンジ出来ました。
三日間で荒川三山を回るため、1日あたりの移動距離が長くなると考え、今回の荷物は水を含む総重量9kgと軽めにしたのですが正解でした。聖岳以外はそれほどキツい登りは無いため、テント泊装備でも大丈夫だと思いますが、アップダウンが激しいため距離以上に疲労します。
小屋が各所に程よく配置されているため、水や避難場所に困る事はないと思います。登山道も大体誰かいますので安心。
荒川三山は森林限界を超えてから快適の一言です。道も広く明快で、周囲もよく見渡せるので楽しい稜線歩きが楽しめると思います。数泊して楽しむに最適の山々でした。