薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳(3泊4日テント泊)

2022年08月11日(木) ~ 2022年08月14日(日)

• GPS: 35:54
• 距離: 57.1km
• 登り: 4,479m
• 下り: 4,709m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:23
• 休憩: 2:01
• 合計: 9:24

7:33 折立
7:37 7:37 十三重之塔 慰霊碑
8:27 8:27 太郎坂
9:09 9:10 青淵三角点
9:35 9:35 積雪深計測ポール
10:45 10:58 五光岩ベンチ
11:21 11:21 太郎兵衛平
11:54 12:18 太郎平小屋
12:40 13:40 薬師峠
14:03 14:03 薬師平
14:29 14:30 薬師岳山荘
14:55 14:56 薬師岳避難小屋跡
15:15 15:33 薬師岳
15:43 15:43 薬師岳避難小屋跡
16:02 16:05 薬師岳山荘
16:27 16:27 薬師平
16:57 薬師峠

2日目

• 山行: 10:12
• 休憩: 0:36
• 合計: 10:48

4:48 薬師峠
5:13 5:15 太郎平小屋
5:22 5:22 太郎山
6:59 6:59 神岡新道分岐
7:08 7:09 北ノ俣岳
7:40 7:40 赤木岳
8:24 8:24 中俣乗越
10:14 10:16 黒部五郎の肩
10:24 10:32 黒部五郎岳
10:38 10:49 黒部五郎の肩
12:49 12:51 黒部五郎小舎
14:24 14:34 三俣蓮華岳巻道分岐
15:36 三俣山荘

3日目

• 山行: 9:13
• 休憩: 0:38
• 合計: 9:51

4:12 三俣山荘
5:18 5:23 鷲羽岳
5:47 5:48 ワリモ岳
6:01 6:01 ワリモ北分岐
6:36 6:39 水晶小屋
7:06 7:22 水晶岳
7:52 7:52 水晶小屋
8:23 8:24 ワリモ北分岐
8:30 8:31 岩苔乗越
9:18 9:21 黒部川水源地標
10:57 10:57 三俣山荘
11:42 11:43 三俣峠
11:59 12:03 三俣蓮華岳
12:29 12:30 丸山
13:05 13:06 中道分岐
13:37 13:37 双六岳中道分岐
13:52 13:53 双六岳巻道分岐
14:03 双六小屋

4日目

• 山行: 4:37
• 休憩: 1:05
• 合計: 5:42

6:44 双六小屋
6:46 6:46 双六池
7:16 7:16 くろゆりベンチ
7:27 7:27 花見平
7:38 7:50 弓折乗越
8:19 8:59 鏡平山荘
9:03 9:04 鏡池
9:34 9:38 シシウドヶ原
9:56 9:56 イタドリが原
10:09 10:09 チボ岩
10:26 10:26 秩父沢出合
10:53 10:54 小池新道入口
11:19 11:22 わさび平小屋
11:34 11:34 笠新道登山口
11:45 11:45 中崎橋
11:58 11:58 お助け風穴
12:13 12:17 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
12:24 12:24 中崎山荘 奥飛騨の湯
12:26 ゴール地点

天候

出発日に温帯低気圧が発生し台風へ発達
13日に上陸する予報に変わり、現地で情報を集めながらうごく山行となった
8/11 晴
8/12 曇のち雨、強風
8/13 晴のち雨
8/14 晴のち雨

アクセス

利用交通機関：

バス

毎日アルペン号
行き
竹橋駅　毎日新聞社西口玄関ロビー
22:15集合22:30出発　折立6:40着
帰り
新穂高温泉　新穂高ロープウエイ駐車場
14:35集合14:45出発　新宿駅行

コース状況／危険箇所等

危険箇所はなし
岩場が多いので濡れている時は慎重に

その他周辺情報

中崎山荘　奥飛騨の湯
https://shinhotaka.com/place/482/
日帰り温泉900円
お食事やビールも飲めます

写真

8/10 20:58

集合場所近くでとりあえず一杯

8/10 21:56

毎日新聞社内に集合です
目印はファミリーマート
登山に向かう人でいっぱいでした

8/11 5:34

行きは4列シートバス
折立と室堂に向かう人が乗ります
毎日アルペン号は隣が同性になるよう配慮されてます
ありがたい

8/11 5:34

立山あるぺん村で室堂行きの方は乗り換えとなります

8/11 7:32

折立に着きました
水洗のお手洗いとはここでバイバイ

キャンプ場は熊よけの電気柵に囲まれています
越えられちゃいそうー

8/11 7:32

初日は太郎平キャンプ場に幕営して、薬師岳に登ります

8/11 10:18

まずは太郎平を目指して
いいお天気です

薬師岳がみえます
白くて美人さんですね

8/11 11:40

チングルマの綿毛

8/11 11:51

太郎平小屋に着きました

8/11 11:51

黒部五郎岳、双六岳、槍ヶ岳がよく見えます

男性おふたりのランチは太郎ラーメン！

どれも美味しそう

8/11 18:55

太郎平キャンプ場に到着しました
予約不要で1,000円です

左側の建物に管理人さんがいるので幕営料を払い、テントを張ります
風が強いけど、しっかりペグを打って石で固定すれば大丈夫
17時までならアルプスの天然水で冷やされている飲み物やビールも購入できます

8/11 14:57

中央はケルンの形をした慰霊碑
後ろ姿もカッコいいです

8/11 15:01

稜線をすすみます

8/11 15:13

薬師岳へ着きました
docomoの電波が入るので、こちらで登頂の報告をいれました

8/11 15:15

薬師岳は白いお肌で優しく包み込んでもらえるような上品な印象でした
優しく穏やかな旅になりますように

8/11 15:52

下山します
薬師岳山荘と太郎平小屋が見えます
こんなに歩いたんだぁーー

8/11 16:47

途中の沢で、顔を洗いタオルを濡らしました
暑かったから気持ちがいい

8/11 17:30

テント場に戻ったら夕食です
初日は元気もりもり！焼肉です

8/11 17:39

薬師岳山荘で購入したスーパードライで乾杯！
太郎平キャンプ場ではモルツが販売されています

それではおやすみなさい

8/12 5:11

2日目は太郎平から黒部五郎岳、三俣キャンプ場を目指します
長い距離、重い荷物を背負って歩きます

8/12 5:16

薬師沢方面と黒部五郎岳の分岐
右へ進みます

8/12 5:34

木道が崩れていました

8/12 6:36

お花畑

8/12 7:07

北ノ俣岳
雨と風が吹き始めました

8/12 8:04

残念だけど、景色は楽しめず
風が強いので行程変更を考えはじめました

8/12 10:44

ここまできたら引き返せない
黒部五郎の肩でザックをデポ

8/12 10:44

ありがたい看板

8/12 10:25

黒部五郎岳登頂しました

8/12 11:23

下山はカールを通ります

ゴツゴツで荒々しい岩と優しいお花畑
簡単には辿り着けない
電波も一切入らない

そんな黒部五郎岳に一目惚れ！した私♡
やっと会えたよーー

8/12 13:52

8/12 15:13

雪渓がありました
天候も回復してきて

8/12 15:49

わーい！三俣山荘到着です！
雨も上がり晴れ間が見えました
黒部五郎でステイも考えたけど進んでよかった

キャンプ場は予約制
2,000円です

8/12 15:51

2階には展望食堂があります

8/12 15:50

展望食堂のメニューです

山荘でお天気と熊さんの状況を確認
明日は晴れている午前中勝負
双六の巻道には熊さん
双六で天空の滑走路を通りたいけど疲労的に中道か…など考えてました

8/12 15:40

三俣山荘とキャンプ場の地図です
水場は山荘の入り口にあり
お手洗いと洗面は山荘でお借りします

ビールのつまみはウインナー

キャンプ場からは明日登る鷲羽岳が！
わぁ！おっきいよぉーー！

テントはがっつりペグ打って、石で固めて雨風に備えましょう！

男性おふたりはスイーツを堪能したそうです
私はご飯を食べることに必死だったので甘いものはいただかず

夜は雨と風が強かったです
だけど、しっかり固めたお城で爆睡笑

8/13 4:12

3日目
天気を考慮し予定より1時間はやい4時に出発

荷物を三俣にデポし、軽身で鷲羽岳と水晶岳を登り下山、荷物をピックし、三俣蓮華岳を登り双六小屋テント場に向かう予定です
今日も長いぞぉー

8/13 4:13

見上げると満月
あたたかく見守ってくださいね

8/13 4:57

ガスと神秘的なお月様

8/13 4:57

歩きやすい道です

8/13 5:11

看板

8/13 5:12

鷲羽岳登頂
黒部五郎岳で一緒になった男性と再会
薬師岳からずーっと一緒のルートなので、もはや苦楽を共にした仲間です！
水晶岳も頑張りましょう！

8/13 5:16

ガスが抜けてきました
神秘的

8/13 5:36

それでは水晶岳へ向かいましょう
ラスボスの前にそびえるワリモ岳

8/13 5:49

ゴツゴツしていてカッコいい！

8/13 5:49

水晶岳はどこですかーーー

8/13 5:51

背中で語る

8/13 6:02

巻道は岩ゴツゴツです

8/13 6:02

この景色ずーっとみていたい

8/13 6:10

お花畑を通って

8/13 6:21

槍ヶ岳と

8/13 6:24

もうすぐ水晶小屋
とても過酷な立地です
が、水晶小屋の写真を撮るのを忘れてしまいました泣

8/13 6:30

最高な景色の中

8/13 6:51

岩場を楽しみます

8/13 6:54

梯子もありました

8/13 8:24

ワリモ分岐に戻ると、みなさんデポしてました
水晶岳の岩場は身軽でないと無理！

8/13 8:30

三俣山荘方面へ

8/13 8:45

沢とお花畑が続きます

8/13 8:45

8/13 8:48

8/13 8:49

クルマユリ
あってる？

8/13 8:51

最高です

…虫さん多いけど笑笑

8/13 9:11

雪も残っています

8/13 9:26

黒部川水源地標
最初の一滴を探しましたが、残念ながら見つけられませんでした

8/13 10:01

テン場に戻って撤収
すこし雨がチラチラ
すぐやみました

この後、がっつり降る予報なので急ぎます

8/13 11:56

三俣蓮華岳
ここで寄りたかったのは三角点！

8/13 11:59

山頂は岐阜、富山、長野の3県にまたがるので、3つの三角点が置かれてます

8/13 13:19

8/13 13:34

8/13 13:38

天気も危ないので中道を選択しました

8/13 13:39

こういう手書きの案内が愛おしい

8/13 13:41

看板ひとつひとつが絵になる

8/13 14:07

双六小屋に到着です
テント場は予約制
2,000円です

8/13 16:09

docomoの山岳通信エリアです
ありがたいです

8/13 18:47

小屋のお外に水場とお手洗いがあります
なんと！1つ水洗です！
わぁーぃ！めっちゃ嬉しいーー！

8/13 18:44

流せるんです！
なんか感動しちゃう！

8/13 14:11

キャンプ場は斜面と小石が少なくて設営しやすいです
右手に双六岳、正面は双六池
景色も最高！

8/13 14:11

はい

8/13 14:57

受付を済ませて、設営したら

8/13 16:51

雨が降り出しましたが、まだ飲みます
3人ともお酒が好きです

明け方まで風雨が続きますが、翌朝は晴れ予報
出発を遅らせることにしました
明るいところで乾いたテントをしまいたい
時間には余裕があるのですこーしゆっくり過ごしたかったのです

8/14 5:07

モルゲンロート

8/14 5:16

やっとみられた

8/14 5:22

私たちのお城

8/14 5:24

下山への道を確認

8/14 5:24

双六池

8/14 5:37

縦走最後のコーヒー

8/14 6:17

双六小屋からの景色

8/14 6:40

テントを撤収しました
右から
50L 80L 100L
50Lがちっちゃく見えちゃう笑

8/14 7:22

槍ヶ岳がはっきりと

8/14 7:39

弓折乗越

8/14 7:40

少し休憩をしたら、鏡平へむかいます

8/14 8:23

鏡平山荘へつきました

8/14 8:24

逆さ槍のみえる鏡池への案内です

8/14 8:24

手作りの案内がかわいい

8/14 8:26

らうめんを注文しました

8/14 8:37

味噌らうめん
味が濃くて美味しいです
しあわせ♡

8/14 8:29

かわいらしい小屋ですね

8/14 8:46

お手洗いをお借りしました
バイオトイレなのにいい匂い
とっても綺麗です

8/14 8:59

ちょっとガスってきちゃったかな

8/14 9:02

鏡池に行こうと足を進めたら
ここにも熊さんの案内が

8/14 9:04

鏡池です
風で水面が揺れて、槍ヶ岳にはガスがかかっているので
今回逆さ槍はみられませんでした

でも、鏡平はまた来ると思います

8/14 9:33

次はワサビ平を目指してれっつご

8/14 9:36

北アルプスを堪能できるのも今日まで
いーーっぱい空気を吸い込むんだぁ

8/14 9:51

8/14 10:10

チボ岩って？なんだぁ？

8/14 10:25

沢を下っていきます

8/14 10:53

小池新道入口まで来ました
舗装路がでたぁ！

8/14 10:54

8/14 10:54

8/14 10:54

奥丸山への道は立ち入り禁止テープが

8/14 11:15

わさび平小屋です
水で冷え冷えのフルーツや野菜、ドリンクが売っています

8/14 11:23

あと少し、頑張ろう

8/14 11:42

水が豊富でとても綺麗
青く見えます！
…飛び込みたいな

8/14 12:15

登山道入口まで来ました
注意書きはしっかり読みます

中崎山荘　奥飛騨の湯
源泉100%
露天風呂にある竹の小枝を利用した衝立は、高温の源泉を自然に冷ますための施しだそうです
とーっても気持ち良かったです

8/14 13:32

入浴後は生ビール♡

14時45分発のアルペン号で帰京します
帰りは3列シートを予約したので広々ゆったり帰りました

たくさん歩いた4日間
めちゃくちゃ楽しかったです
お疲れ様でした

撮影機器：

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

テント ペグ エアマット シュラフ インサレーション 予備服 着替え 雨具 クッカー ガスカートリッジ ガスヘッド スプーンフォーク カップ ジップロックコンテナ バッテリー ヘッドライト 救急セット 予備電池 ナイフ ティッシュ 水 テムレス 地図 コンパス サングラス タオル 食料 サンダル レジャーシート 帽子 ポール

備考

雨風が強かったのでテムレスが本当に役に立った、手が冷えるのは危険
濡れたものを乾かすことができなかったので、必要ないと思った予備服も役立った
ザックカバーをしても濡れるので、防水スタッフサックも必須
インサレーション、シュラフ、着替えといった絶対に濡らしたくないものを入れていた

感想

kuwaaaaaaa

テント泊3回目、んで3泊4日！
体力心配だったけど、大丈夫でした！
食事が苦手、でも食べないとバテるから
口に入れる→咀嚼する→飲み込む…の作業に
克服したいです

信頼しているお二人と、本当に楽しくて、いっぱい笑った4日間
頼りないリーダーでごめんなさい
たくさん助けていただき、ありがとうございました

shinbeginner

約9ヶ月前から予定していた日本百名山４座。
冬の低山から荷物を重くしてトレーニングしてきました。
体力には不安なし!天候は祈るのみ。
しかし台風発生（泣）
随時情報を得てなんとか下山出来ました!
※２日目の黒部五郎岳は強風で進むか戻るかかなり迷いました。
道間違えを２回してしまい同行者に負担をかけてしまい申し訳なかったです。

なにはともあれ無事に山行できたし、楽しくビール飲めたので良かったです。

kamekamek2

久しぶりのテント泊縦走でしたが縦走は楽しいですね！！台風が発生した時はダメかもしれないと想いましたが何とか目標の4座制覇できました。これもリーダーもお陰です。

荷物が多すぎたので次回はコンパクトに纏めたいと思いました。

小屋泊も楽しいですが、テント泊をされる方が増えるとサークルも活気付いていいかなと思いました。