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Yamareco

記録ID: 4613225
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

表銀座(大天井岳、西岳)を経て槍ヶ岳へ。荒天とコロナによる山小屋の営業中止で槍は断念。

2022年08月19日(金) ~ 2022年08月21日(日)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
56:23
距離
44.2km
登り
2,883m
下り
2,826m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:03
休憩
2:39
合計
8:42
7:18
7:27
19
7:46
7:51
27
8:18
8:34
22
8:56
9:09
25
9:34
9:54
7
10:01
10:09
31
10:40
10:45
9
10:54
11:17
32
11:49
11:49
18
12:07
12:11
92
13:43
13:54
2
14:31
14:48
11
14:59
15:16
10
15:26
2日目
山行
5:39
休憩
0:52
合計
6:31
4:27
28
4:55
4:59
21
5:20
5:20
64
6:24
6:27
36
7:03
7:06
10
7:16
7:23
8
7:31
7:44
55
8:39
8:45
104
10:29
10:45
13
3日目
山行
8:03
休憩
1:04
合計
9:07
5:59
18
6:17
6:17
4
6:21
6:22
42
7:04
7:06
31
7:37
7:37
24
8:01
8:02
32
8:34
8:34
24
8:58
8:58
7
9:05
9:05
9
9:14
9:16
36
9:52
10:07
40
10:47
10:47
14
11:01
11:26
2
11:28
11:32
38
12:10
12:10
4
12:14
12:15
5
12:20
12:20
4
12:24
12:29
2
12:31
12:32
42
13:28
13:28
5
13:33
13:33
12
13:45
13:45
52
14:37
14:43
4
14:47
14:47
8
14:55
14:55
11
15:06
上高地バスターミナル
天候 1日目は終日快晴。2日目は、早朝から曇天、10時頃から雲に入って雨。それ以降雨、風強し。3日目は晴れたが、雲が上がった。
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
18日夜行のさわやか信州号で安曇野穂高。穂高駅から中房温泉へバス(1,500円)。
下山した上高地からさわやか信州号(15:40発)で大阪へ直行。乗り換えが無いので楽です。
穂高駅からの中房温泉行のバスへ。人気の場所とあって大勢の登山者。何とか3台目のバスに乗れた。
2022年08月19日 05:07撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 5:07
穂高駅からの中房温泉行のバスへ。人気の場所とあって大勢の登山者。何とか3台目のバスに乗れた。
中房温泉に6時過ぎに到着。いよいよ燕山荘から槍ヶ岳への表銀座縦走への出発だ。
2022年08月19日 06:19撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 6:19
中房温泉に6時過ぎに到着。いよいよ燕山荘から槍ヶ岳への表銀座縦走への出発だ。
登山口にて記念撮影。前回は2014年だったから8年ぶりになる。
2022年08月19日 06:43撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 6:43
登山口にて記念撮影。前回は2014年だったから8年ぶりになる。
1時間で第2ベンチ。まずまずの調子だが、今日は大天井まで行かなくてはいけないので頑張らなくては..
2022年08月19日 07:52撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 7:52
1時間で第2ベンチ。まずまずの調子だが、今日は大天井まで行かなくてはいけないので頑張らなくては..
第3ベンチを越えた2,100m付近の樹間から富士山が顔を見せてくれた。右奥のピークは甲斐駒と北岳だろう。
2022年08月19日 08:47撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 8:47
第3ベンチを越えた2,100m付近の樹間から富士山が顔を見せてくれた。右奥のピークは甲斐駒と北岳だろう。
富士見ベンチ(2,200m)付近からは更に八ヶ岳(左)も。
2022年08月19日 09:06撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 9:06
富士見ベンチ(2,200m)付近からは更に八ヶ岳(左)も。
合戦小屋に到着。
2022年08月19日 09:38撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 9:38
合戦小屋に到着。
他の人たちと同様、名物のスイカを食べる。すごく甘かった。
2022年08月19日 09:40撮影 by  SC-04J, samsung
8/19 9:40
他の人たちと同様、名物のスイカを食べる。すごく甘かった。
2022年08月19日 10:15撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 10:15
合戦の頭まで登ると更に更に視界が開ける。浅間山(中央右)、四阿山、横手山(左)
2022年08月19日 10:15撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 10:15
合戦の頭まで登ると更に更に視界が開ける。浅間山(中央右)、四阿山、横手山(左)
奥に妙高、火打、焼山、雨飾山など。良い天気です。
2022年08月19日 10:23撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 10:23
奥に妙高、火打、焼山、雨飾山など。良い天気です。
大天井岳へ向かう稜線の向こうに槍ヶ岳も顔を出す。
2022年08月19日 10:24撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 10:24
大天井岳へ向かう稜線の向こうに槍ヶ岳も顔を出す。
槍ヶ岳から南岳への3,000m稜線をアップで。
2022年08月19日 10:24撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 10:24
槍ヶ岳から南岳への3,000m稜線をアップで。
さらに登ると北側の蓮華岳、鹿島槍ヶ岳、更に奥には旭岳まで後立山連峰。中央手前は餓鬼岳。こちらは未だ登ったことが無い。
2022年08月19日 10:46撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 10:46
さらに登ると北側の蓮華岳、鹿島槍ヶ岳、更に奥には旭岳まで後立山連峰。中央手前は餓鬼岳。こちらは未だ登ったことが無い。
浅間山(右)、四阿山(左)。その間の奥に薄らと赤城山の姿も。どんだけ天気が良いのだろう。
2022年08月19日 10:46撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 10:46
浅間山(右)、四阿山(左)。その間の奥に薄らと赤城山の姿も。どんだけ天気が良いのだろう。
トリカブトの花畑
2022年08月19日 10:54撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 10:54
トリカブトの花畑
ウメバチソウの群落
2022年08月19日 10:55撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 10:55
ウメバチソウの群落
でっかいシシウドも青空に映える
2022年08月19日 10:59撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 10:59
でっかいシシウドも青空に映える
裏銀座の山並みが目の前に開けるのが素晴らしい。
2022年08月19日 11:00撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 11:00
裏銀座の山並みが目の前に開けるのが素晴らしい。
燕岳をバックに。
2022年08月19日 11:00撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 11:00
燕岳をバックに。
左から笠ヶ岳、双六、三俣蓮華、黒部五郎、鷲羽、ワリモ、水晶、真砂、野口五郎、三ツ岳と繋がる裏銀座の大パノラマ。その奥には立山連峰も。来て良かった。
2022年08月19日 11:01撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 11:01
左から笠ヶ岳、双六、三俣蓮華、黒部五郎、鷲羽、ワリモ、水晶、真砂、野口五郎、三ツ岳と繋がる裏銀座の大パノラマ。その奥には立山連峰も。来て良かった。
こちらはこれから向かう大天井岳、槍ヶ岳への表銀座の道。
2022年08月19日 11:01撮影 by  SC-04J, samsung
8/19 11:01
こちらはこれから向かう大天井岳、槍ヶ岳への表銀座の道。
何とか4時間で燕山荘まで登りついた。
2022年08月19日 11:02撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 11:02
何とか4時間で燕山荘まで登りついた。
安曇野を見下ろす。八ヶ岳、富士山、南アルプスはまだ望める。
2022年08月19日 11:02撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 11:02
安曇野を見下ろす。八ヶ岳、富士山、南アルプスはまだ望める。
ここから眺める燕岳はホントに格好良い。だけど今回は先が有るので体力温存のため眺めるだけにする。
2022年08月19日 11:04撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 11:04
ここから眺める燕岳はホントに格好良い。だけど今回は先が有るので体力温存のため眺めるだけにする。
富士山遠望。
2022年08月19日 11:18撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 11:18
富士山遠望。
20分ほど展望を楽しみながら休憩して大天井岳(中央やや左)へ向かう。まだまだ先は長い。
2022年08月19日 11:24撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 11:24
20分ほど展望を楽しみながら休憩して大天井岳(中央やや左)へ向かう。まだまだ先は長い。
少し進んで振り返ると燕岳の左側に針ノ木岳、剱岳も見え始めた。
2022年08月19日 11:37撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 11:37
少し進んで振り返ると燕岳の左側に針ノ木岳、剱岳も見え始めた。
蛙岩を抜ける
2022年08月19日 11:50撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 11:50
蛙岩を抜ける
岩場から双六、三俣蓮華、鷲羽岳
2022年08月19日 11:50撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 11:50
岩場から双六、三俣蓮華、鷲羽岳
この辺りの稜線は天気が良ければホント最高の気分で歩けます。
2022年08月19日 11:52撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 11:52
この辺りの稜線は天気が良ければホント最高の気分で歩けます。
それでもなかなか大天井が近づいてくれない。
2022年08月19日 12:18撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 12:18
それでもなかなか大天井が近づいてくれない。
ハクサンフウロ
2022年08月19日 12:22撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 12:22
ハクサンフウロ
槍ヶ岳の姿を見ながら自分を鼓舞する。
2022年08月19日 13:05撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 13:05
槍ヶ岳の姿を見ながら自分を鼓舞する。
為右衛門吊り岩辺りかなあ。周辺に沢山のサルが岩の上から監視するように見下ろしてくる。
2022年08月19日 13:06撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 13:06
為右衛門吊り岩辺りかなあ。周辺に沢山のサルが岩の上から監視するように見下ろしてくる。
あちらの先の岩にもサルが。
2022年08月19日 13:06撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 13:06
あちらの先の岩にもサルが。
振り返ると燕山荘もずいぶん遠くに。
2022年08月19日 13:09撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 13:09
振り返ると燕山荘もずいぶん遠くに。
裏銀座の雄大な稜線がずっと隣に。
2022年08月19日 13:17撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 13:17
裏銀座の雄大な稜線がずっと隣に。
コマクサの名残が。。。
2022年08月19日 13:18撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 13:18
コマクサの名残が。。。
立山連峰、剱岳を遠望。去年は右の針ノ木岳から裏銀座の野口五郎岳、真砂岳まで縦走したのが懐かしい。
2022年08月19日 13:40撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 13:40
立山連峰、剱岳を遠望。去年は右の針ノ木岳から裏銀座の野口五郎岳、真砂岳まで縦走したのが懐かしい。
小林喜作レリーフのある小さなキレット。
2022年08月19日 13:44撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 13:44
小林喜作レリーフのある小さなキレット。
いわゆる表銀座と呼ばれる喜作新道を開拓した人だ。
2022年08月19日 13:46撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 13:46
いわゆる表銀座と呼ばれる喜作新道を開拓した人だ。
この辺り正面に野口五郎岳から水晶岳に望める。去年、真砂岳から湯俣温泉へ下った南真砂岳、湯俣岳を経る尾根が目の前だ。あれもしんどい下りだった。
2022年08月19日 13:46撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 13:46
この辺り正面に野口五郎岳から水晶岳に望める。去年、真砂岳から湯俣温泉へ下った南真砂岳、湯俣岳を経る尾根が目の前だ。あれもしんどい下りだった。
大天井ヒュッテへトラバースする道(右)を分けていよいよ最後の大天井岳への登りになる。
2022年08月19日 13:59撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 13:59
大天井ヒュッテへトラバースする道(右)を分けていよいよ最後の大天井岳への登りになる。
トラバースしながらのこの登りが、なかなかに苦しい。
2022年08月19日 14:20撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 14:20
トラバースしながらのこの登りが、なかなかに苦しい。
歩数を勘定しながら黙々と足を進めること30分余りで漸く稜線に立つ大天荘に到着した。
2022年08月19日 14:31撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 14:31
歩数を勘定しながら黙々と足を進めること30分余りで漸く稜線に立つ大天荘に到着した。
本日のお宿に荷物を置き、空身で山頂へ向かう。
2022年08月19日 14:52撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 14:52
本日のお宿に荷物を置き、空身で山頂へ向かう。
チングルマの穂
2022年08月19日 14:55撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 14:55
チングルマの穂
槍ヶ岳から奥穂高、前穂高岳の山並みが格好良い。
2022年08月19日 14:57撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 14:57
槍ヶ岳から奥穂高、前穂高岳の山並みが格好良い。
歩いてきた燕山荘からの稜線、針ノ木岳、立山連峰をバックに。
2022年08月19日 15:05撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 15:05
歩いてきた燕山荘からの稜線、針ノ木岳、立山連峰をバックに。
翌日初めて歩く槍ヶ岳への長い稜線。ここに未登の3つの百高山(赤岩岳、西岳、赤沢山)がある。
2022年08月19日 15:07撮影 by  SC-04J, samsung
8/19 15:07
翌日初めて歩く槍ヶ岳への長い稜線。ここに未登の3つの百高山(赤岩岳、西岳、赤沢山)がある。
常念岳、蝶ヶ岳方面。遠くには八ヶ岳、南アルプス、中央アルプスの山々が連なっていて、この山頂から眺められる百名山の数だけでも数えきれないほどだ。
2022年08月19日 15:08撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 15:08
常念岳、蝶ヶ岳方面。遠くには八ヶ岳、南アルプス、中央アルプスの山々が連なっていて、この山頂から眺められる百名山の数だけでも数えきれないほどだ。
奥穂高から前穂高への吊尾根の間にチョコンと頭を出す乗鞍岳はご愛敬です。北穂は少し雲がかかっているが、ジャンダルムもはっきりと見えた。
2022年08月19日 17:36撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 17:36
奥穂高から前穂高への吊尾根の間にチョコンと頭を出す乗鞍岳はご愛敬です。北穂は少し雲がかかっているが、ジャンダルムもはっきりと見えた。
今日は夕方まで良く晴れて雲が一つもかからなかった。山荘から山頂方面。
2022年08月19日 17:43撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/19 17:43
今日は夕方まで良く晴れて雲が一つもかからなかった。山荘から山頂方面。
2日目は、午後天候が崩れてくるという予報もあってまだ暗い4時20分に出発する。(尚、この山荘の一回目の朝食時間は4時30分と早い)
2022年08月20日 04:23撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 4:23
2日目は、午後天候が崩れてくるという予報もあってまだ暗い4時20分に出発する。(尚、この山荘の一回目の朝食時間は4時30分と早い)
テントの人たちも準備を始めている。うっすらと朝焼けが見え始めた。
2022年08月20日 04:27撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 4:27
テントの人たちも準備を始めている。うっすらと朝焼けが見え始めた。
全天星も見えず曇っているようだが、今のところは山に雲はかかっていない。
2022年08月20日 04:45撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 4:45
全天星も見えず曇っているようだが、今のところは山に雲はかかっていない。
一気に200m余りを下って大天井ヒュッテに到着。
2022年08月20日 05:01撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 5:01
一気に200m余りを下って大天井ヒュッテに到着。
更に100m下って少し登り返したビックリ平。振り返ると大天井岳も大分遠くに。
2022年08月20日 05:30撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 5:30
更に100m下って少し登り返したビックリ平。振り返ると大天井岳も大分遠くに。
この先に2つの百高山の赤岩岳(中央)と西岳(右奥)を辿る。手前のピークとの間に奥穂と北穂が望めた。
2022年08月20日 05:30撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 5:30
この先に2つの百高山の赤岩岳(中央)と西岳(右奥)を辿る。手前のピークとの間に奥穂と北穂が望めた。
右手には手前から北鎌尾根、硫黄尾根、そして裏銀座の主脈稜線。まだ、これらの山もはっきりと姿を見せている。
2022年08月20日 05:30撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 5:30
右手には手前から北鎌尾根、硫黄尾根、そして裏銀座の主脈稜線。まだ、これらの山もはっきりと姿を見せている。
北鎌尾根から槍ヶ岳連峰、そして大キレットの先に北穂と奥穂。こちらもまだまだ見えている。雨が来ないうちに先へ。
2022年08月20日 05:34撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 5:34
北鎌尾根から槍ヶ岳連峰、そして大キレットの先に北穂と奥穂。こちらもまだまだ見えている。雨が来ないうちに先へ。
それでも少しずつ槍ヶ岳の山巓辺りに雲がかかってきた。
2022年08月20日 05:38撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 5:38
それでも少しずつ槍ヶ岳の山巓辺りに雲がかかってきた。
立山、劒、針ノ木
2022年08月20日 05:39撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 5:39
立山、劒、針ノ木
雲は厚いが、常念岳に、遠くには今日も富士山と甲斐駒、北岳、千丈が見えて嬉しい。
2022年08月20日 05:48撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 5:48
雲は厚いが、常念岳に、遠くには今日も富士山と甲斐駒、北岳、千丈が見えて嬉しい。
振り返ると大天井岳が高く大きい。
2022年08月20日 05:52撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 5:52
振り返ると大天井岳が高く大きい。
登山道は赤岩岳の山頂直下を巻いていく。前方の斜面を右に登る登山道らしきものは有ったが、天気も心配だったので通過させてもらった。
2022年08月20日 06:29撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 6:29
登山道は赤岩岳の山頂直下を巻いていく。前方の斜面を右に登る登山道らしきものは有ったが、天気も心配だったので通過させてもらった。
常念山脈。左から横通岳、常念岳、蝶が岳。奥には八ヶ岳、右奥の南アルプスは赤石辺りまで見えていそうだ。
2022年08月20日 06:30撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 6:30
常念山脈。左から横通岳、常念岳、蝶が岳。奥には八ヶ岳、右奥の南アルプスは赤石辺りまで見えていそうだ。
西岳が前方に近づいてきたが、ここからまた下るのが悲しい。
2022年08月20日 06:45撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 6:45
西岳が前方に近づいてきたが、ここからまた下るのが悲しい。
槍の穂先が雲で隠れてきたので最後の見納めにと撮った一枚。
2022年08月20日 06:47撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 6:47
槍の穂先が雲で隠れてきたので最後の見納めにと撮った一枚。
ヒュッテ西岳にザックをデポして西岳山頂へ向かう。
2022年08月20日 07:10撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 7:10
ヒュッテ西岳にザックをデポして西岳山頂へ向かう。
西岳山頂。一緒に登ってきた登山者に撮っていただきました。後ろの槍ヶ岳連峰の稜線はすっかり雲の中に入ってしまいました。でもここまで保ってくれて良かった。
2022年08月20日 07:21撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 7:21
西岳山頂。一緒に登ってきた登山者に撮っていただきました。後ろの槍ヶ岳連峰の稜線はすっかり雲の中に入ってしまいました。でもここまで保ってくれて良かった。
山頂から見下ろすヒュッテ西岳。3つ目の百高山の赤沢山はその先の稜線を下って登り返した奥のピークだ。往復2時間弱?踏み跡程度のハイマツ帯とのこと。
2022年08月20日 07:22撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 7:22
山頂から見下ろすヒュッテ西岳。3つ目の百高山の赤沢山はその先の稜線を下って登り返した奥のピークだ。往復2時間弱?踏み跡程度のハイマツ帯とのこと。
奥の穂高連峰の稜線にも雲がかかり徐々に下がってくるのが分かる。おまけにこの日予約していた山小屋のヒュッテ大槍にコロナ感染者が出て、この日から営業停止とのこと、さらに先の小屋まで行かなければならないことから残念だけど赤沢山は諦めることにした。
2022年08月20日 07:22撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 7:22
奥の穂高連峰の稜線にも雲がかかり徐々に下がってくるのが分かる。おまけにこの日予約していた山小屋のヒュッテ大槍にコロナ感染者が出て、この日から営業停止とのこと、さらに先の小屋まで行かなければならないことから残念だけど赤沢山は諦めることにした。
ヒュッテ西岳を出ていよいよ東鎌尾根の中核へ。一旦、2,470mの水俣乗越まで下ることになる。鉄梯子が幾つも現れる。
2022年08月20日 08:01撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 8:01
ヒュッテ西岳を出ていよいよ東鎌尾根の中核へ。一旦、2,470mの水俣乗越まで下ることになる。鉄梯子が幾つも現れる。
水俣乗越。左側へ槍沢への道が下る。標識は無いが、右側にも天上沢へ下る道が割と明瞭についている。北鎌尾根への取付きに使われる道としてよく聞く峠だ。
2022年08月20日 08:42撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 8:42
水俣乗越。左側へ槍沢への道が下る。標識は無いが、右側にも天上沢へ下る道が割と明瞭についている。北鎌尾根への取付きに使われる道としてよく聞く峠だ。
振り返ると辿ってきた大天井岳からの稜線を見通すことができた。
2022年08月20日 09:05撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 9:05
振り返ると辿ってきた大天井岳からの稜線を見通すことができた。
ヒュッテ大槍までは水俣乗越から約400mの登り返し。前方に見えるような木段や梯子の連続で幾つかアップダウンを繰り返していく。ただただ、我慢の連続である。
2022年08月20日 09:07撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 9:07
ヒュッテ大槍までは水俣乗越から約400mの登り返し。前方に見えるような木段や梯子の連続で幾つかアップダウンを繰り返していく。ただただ、我慢の連続である。
これも連続4段の鉄梯子を下る。まだ、雨は少し感じる程度で歩行には支障ないのが救い。
2022年08月20日 09:22撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 9:22
これも連続4段の鉄梯子を下る。まだ、雨は少し感じる程度で歩行には支障ないのが救い。
2,650m付近から振り返る。中央西岳からたどってきた稜線がなかなかに荒々しい。西岳から右手に延びる尾根の先っぽ辺りが赤沢山だから、まあ今回は行かなくて良かったと思う。
2022年08月20日 09:36撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 9:36
2,650m付近から振り返る。中央西岳からたどってきた稜線がなかなかに荒々しい。西岳から右手に延びる尾根の先っぽ辺りが赤沢山だから、まあ今回は行かなくて良かったと思う。
左手の槍沢側を見下ろすと天狗原へ登る登山道が見えた。雲の層はもうすぐ上だ。この直ぐ後から雨が本降りになってくる。
2022年08月20日 09:41撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 9:41
左手の槍沢側を見下ろすと天狗原へ登る登山道が見えた。雲の層はもうすぐ上だ。この直ぐ後から雨が本降りになってくる。
我慢我慢の登りの末、漸くヒュッテ大槍に到着。その直前から雷鳥の番?が先導してくれた。
2022年08月20日 10:34撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 10:34
我慢我慢の登りの末、漸くヒュッテ大槍に到着。その直前から雷鳥の番?が先導してくれた。
少し白い毛が出てきている雌。
2022年08月20日 10:32撮影 by  SC51Aa, samsung
8/20 10:32
少し白い毛が出てきている雌。
左には赤いトサカの雄がいて小屋まで一緒に登ってきてくれた。
2022年08月20日 10:34撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/20 10:34
左には赤いトサカの雄がいて小屋まで一緒に登ってきてくれた。
本来ならこのヒュッテ大槍に宿泊の予約をしてあったが、コロナ感染者の発生でよりによってこの日から営業停止。朝出発前に同系列の大天荘のスタッフからそのことを聞いたばかりだった。近くの殺生ヒュッテか槍ヶ岳山荘まで頑張るか悩んだが、天気の状況と体調を考慮して殺生ヒュッテに交渉して泊まれることになった。
2022年08月20日 10:45撮影 by  SC51Aa, samsung
8/20 10:45
本来ならこのヒュッテ大槍に宿泊の予約をしてあったが、コロナ感染者の発生でよりによってこの日から営業停止。朝出発前に同系列の大天荘のスタッフからそのことを聞いたばかりだった。近くの殺生ヒュッテか槍ヶ岳山荘まで頑張るか悩んだが、天気の状況と体調を考慮して殺生ヒュッテに交渉して泊まれることになった。
殺生ヒュッテには11時頃には到着したが、雨風強く到着時の写真も撮れなかった。雨、風は午後から夜中一杯大きな音を立てて続いていた。早めに出発して赤沢山のピストンも取りやめ、比較的近い殺生ヒュッテに宿を取れたおかげで最小限の影響で済ますことができた。
2022年08月20日 14:01撮影 by  SC51Aa, samsung
8/20 14:01
殺生ヒュッテには11時頃には到着したが、雨風強く到着時の写真も撮れなかった。雨、風は午後から夜中一杯大きな音を立てて続いていた。早めに出発して赤沢山のピストンも取りやめ、比較的近い殺生ヒュッテに宿を取れたおかげで最小限の影響で済ますことができた。
殺生ヒュッテで頂いた百周年の記念シール。喜作新道を開いた小林喜作さんが建てた槍ヶ岳周辺では最初の山小屋なんだそうです。
2022年08月23日 09:43撮影 by  SC-04J, samsung
8/23 9:43
殺生ヒュッテで頂いた百周年の記念シール。喜作新道を開いた小林喜作さんが建てた槍ヶ岳周辺では最初の山小屋なんだそうです。
三日目の朝は美しいモルゲンロートで迎えた。
2022年08月21日 05:14撮影 by  SC51Aa, samsung
8/21 5:14
三日目の朝は美しいモルゲンロートで迎えた。
槍沢側から初めて見上げる槍の穂先も赤く染まった。
2022年08月21日 05:14撮影 by  SC51Aa, samsung
8/21 5:14
槍沢側から初めて見上げる槍の穂先も赤く染まった。
槍沢を埋める雲海と蝶が岳。その奥には南アルプスも展望できた。
2022年08月21日 05:15撮影 by  SC51Aa, samsung
8/21 5:15
槍沢を埋める雲海と蝶が岳。その奥には南アルプスも展望できた。
絶好の槍登山ではあったが、当初の計画の表銀座縦走もほぼ達成できたし、前日からの体調も良くなかったので今回は、記念撮影だけにして下山することにした。
2022年08月21日 05:59撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 5:59
絶好の槍登山ではあったが、当初の計画の表銀座縦走もほぼ達成できたし、前日からの体調も良くなかったので今回は、記念撮影だけにして下山することにした。
槍沢ルートも今回が初めて。上高地まで20kmの長丁場を気を引き締めて下る。少し下ると常念岳のピラミッドが見えてきた。
2022年08月21日 06:05撮影 by  SC51Aa, samsung
8/21 6:05
槍沢ルートも今回が初めて。上高地まで20kmの長丁場を気を引き締めて下る。少し下ると常念岳のピラミッドが見えてきた。
青空に浮かぶ槍ヶ岳
2022年08月21日 06:10撮影 by  SC51Aa, samsung
8/21 6:10
青空に浮かぶ槍ヶ岳
槍ヶ岳を開山した播隆上人が定宿にしたという播隆窟。
2022年08月21日 06:19撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 6:19
槍ヶ岳を開山した播隆上人が定宿にしたという播隆窟。
雲海が少しずつ上がってきた。
2022年08月21日 06:26撮影 by  SC51Aa, samsung
8/21 6:26
雲海が少しずつ上がってきた。
ツリガネニンジン
2022年08月21日 06:48撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 6:48
ツリガネニンジン
サラシナショウマ
2022年08月21日 07:01撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 7:01
サラシナショウマ
トリカブト
2022年08月21日 07:01撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 7:01
トリカブト
天狗原への分岐。天狗池に映る逆さ槍も見て見たかったけどガスも上がってきたのでこれも次の機会に。
2022年08月21日 07:04撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 7:04
天狗原への分岐。天狗池に映る逆さ槍も見て見たかったけどガスも上がってきたのでこれも次の機会に。
ガスの上がる中を下る
2022年08月21日 07:07撮影 by  SC51Aa, samsung
8/21 7:07
ガスの上がる中を下る
2022年08月21日 07:15撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 7:15
槍沢も前日の雨で少し水量が多いのかも。
2022年08月21日 07:22撮影 by  SC51Aa, samsung
8/21 7:22
槍沢も前日の雨で少し水量が多いのかも。
大曲り。水俣乗越からの合流点。
2022年08月21日 07:40撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 7:40
大曲り。水俣乗越からの合流点。
折しも水俣乗越から数名の山岳救助隊の人たちが下ってきた。
2022年08月21日 07:40撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 7:40
折しも水俣乗越から数名の山岳救助隊の人たちが下ってきた。
帰ってから調べたら前日に北鎌尾根で滑落事故が有ったのでその救助に向かったメンバーらしい。朝6時過ぎにヘリの音もしていた。
2022年08月21日 07:44撮影 by  SC51Aa, samsung
8/21 7:44
帰ってから調べたら前日に北鎌尾根で滑落事故が有ったのでその救助に向かったメンバーらしい。朝6時過ぎにヘリの音もしていた。
横尾尾根側の急斜面に幾筋も滝がかかる。前日の雨で見られる貴重な光景かも。
2022年08月21日 07:49撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 7:49
横尾尾根側の急斜面に幾筋も滝がかかる。前日の雨で見られる貴重な光景かも。
ババ平のキャンプ場。綺麗なトイレも有りました。
2022年08月21日 08:02撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 8:02
ババ平のキャンプ場。綺麗なトイレも有りました。
槍沢ヒュッテ。ここも前日辺りまでコロナで閉鎖されていたらしい。
2022年08月21日 08:32撮影 by  SC51Aa, samsung
8/21 8:32
槍沢ヒュッテ。ここも前日辺りまでコロナで閉鎖されていたらしい。
槍が見えるよ。
2022年08月21日 08:32撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 8:32
槍が見えるよ。
樹間からそれらしい岩峰の姿
2022年08月21日 08:33撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 8:33
樹間からそれらしい岩峰の姿
かなりの水量の槍沢
2022年08月21日 08:55撮影 by  SC51Aa, samsung
8/21 8:55
かなりの水量の槍沢
4時間かけて横尾に到着。標高差的にはほぼここまでで降りた。
2022年08月21日 09:53撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 9:53
4時間かけて横尾に到着。標高差的にはほぼここまでで降りた。
蝶ヶ岳への登山口。この標識にはまだ槍沢ヒュッテが休業の看板が付けられていた。
2022年08月21日 09:54撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 9:54
蝶ヶ岳への登山口。この標識にはまだ槍沢ヒュッテが休業の看板が付けられていた。
横尾まで来ると涸沢側への登山者も合流するので賑やかさが倍増する。ここで上高地までの中間点。まだ、11kmもあるんです。
2022年08月21日 09:55撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 9:55
横尾まで来ると涸沢側への登山者も合流するので賑やかさが倍増する。ここで上高地までの中間点。まだ、11kmもあるんです。
青空は出てるんだが、屏風の頭や前穂高の方は雲に隠されていた。
2022年08月21日 09:57撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 9:57
青空は出てるんだが、屏風の頭や前穂高の方は雲に隠されていた。
これまでも何度か食べたカレーライス。朝まで食欲もなかったが、これは旨かった。
2022年08月21日 11:06撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 11:06
これまでも何度か食べたカレーライス。朝まで食欲もなかったが、これは旨かった。
ついでに名物のソフトクリームも。生き返る。
2022年08月21日 11:15撮影 by  SC-04J, samsung
8/21 11:15
ついでに名物のソフトクリームも。生き返る。
徳澤園
2022年08月21日 11:25撮影 by  SC51Aa, samsung
8/21 11:25
徳澤園
梓川沿いに歩く。対岸の明神岳の岩壁も上部はガス
2022年08月21日 11:39撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 11:39
梓川沿いに歩く。対岸の明神岳の岩壁も上部はガス
上流側に見えるはずの大天井岳も雲で隠れていた。
2022年08月21日 11:40撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 11:40
上流側に見えるはずの大天井岳も雲で隠れていた。
明神に到着
2022年08月21日 12:17撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 12:17
明神に到着
今回は時間に余裕が有るので明神池へ行ってみよう
2022年08月21日 12:22撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 12:22
今回は時間に余裕が有るので明神池へ行ってみよう
穂高神社の奥宮に無事登山のお礼。
2022年08月21日 12:29撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 12:29
穂高神社の奥宮に無事登山のお礼。
穂高神社の鳥居。後方の明神岳(穂高岳)がご神体?
2022年08月21日 12:35撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 12:35
穂高神社の鳥居。後方の明神岳(穂高岳)がご神体?
上高地へは久しぶりに梓川右岸の自然探索路を帰りました。
2022年08月21日 12:42撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 12:42
上高地へは久しぶりに梓川右岸の自然探索路を帰りました。
雰囲気の良いスポット。流れ入る沢水が池を沢山作っています。
2022年08月21日 13:13撮影 by  SC51Aa, samsung
8/21 13:13
雰囲気の良いスポット。流れ入る沢水が池を沢山作っています。
河童橋近くからお決まりのショット。穂高の吊尾根は雲の中でした。
2022年08月21日 13:27撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 13:27
河童橋近くからお決まりのショット。穂高の吊尾根は雲の中でした。
温泉に入るため少し足を延ばします。
2022年08月21日 13:39撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 13:39
温泉に入るため少し足を延ばします。
対岸の霞沢岳(右端)、六百山を見上げます。
2022年08月21日 13:40撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 13:40
対岸の霞沢岳(右端)、六百山を見上げます。
上高地温泉(800円)で3日間の汗を流しました。
2022年08月21日 13:50撮影 by  DC-TZ90, Panasonic
8/21 13:50
上高地温泉(800円)で3日間の汗を流しました。

感想

北アルプスには11年前に八方尾根から唐松岳に登ったのが最初の登山で、その後毎年何度かコースを変えながら歩いてきた結果、ほぼ主脈と言われる縦走路を繋いでくることができた。勿論、西穂から奥穂や涸沢岳と北穂高岳の間のようにちと自分では危ないかなと思われるルートを除けばということであるが...。そんな中で唯一残っていたのが表銀座の大天井岳から東鎌尾根を通って槍ヶ岳を結ぶルートで、今回は、それを繋ぐのが目的だった。それに間にある西岳、赤岩岳、赤沢山の三つの百高山もあわ良くばということで。
8年ぶりに入った中房温泉登山口からの急登は相変わらずであったが、天気も良く高度を上げるたびに見える山が増えていくのを楽しみながら登った。到着した稜線の燕山荘前からは一気に東側の裏銀座や後立山連峰の大パノラマが展開して疲れを忘れさせてくれた。前回は燕山荘で一泊して常念山脈方面への縦走をしたのだが、今回は東鎌尾根で槍ヶ岳まで足を延ばすことを考え、一日目で大天荘まで入る計画にした。そんなわけで少し休憩を取って大天井岳までの稜線を進む。この稜線は正面に槍ヶ岳、穂高連峰を眺め、右手には双六から水晶、野口五郎と繋がる雄大な裏銀座の稜線を見渡すことができ、前回も思ったが北アルプスの中でも最高のゴールデンコースではないかと思う。「表銀座」コースという名前が付けられたのも頷ける。
この日は、天気も最高だったので遠くには富士山、南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、浅間山なども望むことができて本当に気持ちよく歩くことができた。ただ、大天荘への最後のトラバース気味の登りは結構しんどかったというのが正直だったが...
二日目はいよいよ西岳を経て東鎌尾根へ入るが、天気予報では午前の遅い時間から天気が崩れ、雨も風も強くなるとのことで朝食は弁当にしてもらって暗いうちに出発する。曇り空ではあるが、まだ山々に雲はかかっておらずくっきりとその姿を見せてくれていたのが幸いだった。大天井ヒュッテに着くころには明るくなって目指す赤岩岳、西岳への稜線を進んだ。赤岩岳、西岳ともに登山道は山頂を通らない。赤岩岳も何となくそれらしい取付きのルートはあったが、お天気との競争も有ったのですぐ上(多分2,30m程度だと思う)に見える山頂を眺めながら山頂到達は諦めてトラバースルートをそのまま抜けることにした。ただ、西岳の方はザックをヒュッテにデポしてピストンをした。西岳山頂(2,758m)からは雲のかかり始めた槍ヶ岳、穂高連峰を始め、歩いてきた大天井からの稜線、常念岳などの姿を眺めることができてラッキーだった。
ヒュッテから本格的に東鎌尾根へ入り連続する鉄梯子などを上り下りしながらになるが、まさに降りてくる雲との競争のようになった。一旦、東鎌尾根の最低高度2,470mの水俣乗越まで下り、小さなアップダウンを繰り返しながら標高2,884mのヒュッテ大槍を目指す。途中から完全に雲の中に入り、雨も降り出しての登りは正直つらかった。到着したヒュッテ大槍の小屋は、本来宿泊の予約をしていた所ではあったが、朝伝えられた情報でコロナ感染者が出たことでこの日から宿泊等の営業を休止になってしまい、槍ヶ岳山荘か殺生ヒュッテに変更しなければならなかった。槍ヶ岳へ登ることを考えれば槍ヶ岳山荘まで頑張ることも考えたが、正直早朝出発でここまで歩いてきた疲れと強くなってきた雨風のことを考慮して近くの殺生ヒュッテさんに交渉して宿泊させてもらうことにした。
ヒュッテの到着は11時頃で一番最初の客であったが、午後にかけてずぶぬれになって到着する登山者の中には温かい食事だけしてまた、予約した槍ヶ岳山荘まで登っていく人たちもいて大変だなあと思った。
雨風はその日の午後から夜間にかけてずっと大きな音を立てて続いていたし、標高が高いことも有ってとても寒くストーブの周りから離れるのが難しかった。
三日目の朝はとても美しいモルゲンロートで明けた(ヒュッテからは山陰になってご来光は拝めない)。槍ヶ岳山荘までは40,50分ほどで登れる距離で槍の穂先も赤く輝いて「おいで、おいで」をされているような気はしたのだが、前日から少し体調が悪かったこともあって、早々に槍ヶ岳への登頂は諦めてここから下山することにした。そういうことで当初の目的であった表銀座縦走路を完全に繋ぐことはできなかったが、まあこの程度であれば宿題として残しておくのも悪くないかと思った。
槍沢沿いのルートも歩くのは今回が初めて、途中の天狗原分岐でも天狗池の逆さ槍を見に行くこともチラッと考えたが、早々にガスが上がってきていることも有って素通りすることになった。
大曲りに差し掛かった時、左上の水俣乗越方面から6名の山岳救助隊の人が下りてくるところに遭遇した。実は下山してくるとき朝の6時過ぎ頃からヘリの音がしていて、こんな時間に荷揚げするんだろうかと思っていた矢先だったので帰って調べてみたら前日(20日)に北鎌尾根で滑落事故が有り、この日の早朝に救助隊が向かったとネットに載っていたので、ヘリや出会った救助隊はその関係の人たちだったのだろうと思った。滑落した人は比較的軽傷だったようだが、前日のあの嵐のような風雨の中で一晩ビバークするのは大変だっただろうなと想像した。と同時に前日我々も雨の中東鎌尾根を最後まで頑張っていたらどうなっていたかと想像すると、今回の選択も悪くなかったんだろうと納得ができた。
横尾からの11kmの歩きは何度歩いても長いなあと思ってしまった。
今回も時間に余裕は有ったので上高地温泉に浸かってゆっくりと汗を流すことができたのは幸いだった。
赤沢山の宿題はもう良いかなと思うけど、ヒュッテ大槍から槍ヶ岳までの東鎌尾根だけは次回しっかりとつなごうかなと思う。

【2022年の山行 31回目】
 今回の歩行距離:45.4km 2022年の累積距離:446.5km
  1日目:12.4km、2日目:9.7km、3日目:23.3km
 今回の累積標高:3,827m 2022年の累積標高:38,410m
  1日目:2,183m、2日目:1,233m、3日目:411m

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コメント

お久しぶりです。
表銀に行かれたのですね。
意外に天気が良かったですね。2日目早めに出発して大正解でしたね。
私も表銀は意外と遅く5年前に行ったので懐かしいです。
私も同じく赤岩岳と赤沢山をスキップしてしまいました。今思えば登っておけばよかったと悔やまれます。
今夏、山小屋がコロナで休業を余儀なくされていると聞いてましたが、実際に被害があった話は初めてです。
私も宿泊の山歩きをしたいのですが、ツエルト型のテントは壊し、通常のテントは重い、小屋はコロナで怖いと中々踏ん切りがつきません。
やはり、北アルプスはいいですね。
2022/8/23 19:22
bumpkinさん、こんばんは。
嬉しいコメントありがとうございます。
本当に北アルプスは何度来ても、またどこを歩いても雄大な景観を楽しませてくれます。今回も天候が悪化した二日目を含めてもまずまずの展望が得られ、初めて歩いた東鎌尾根の険しい稜線歩きの辛さも忘れさせてくれました。
私は、もともとテント泊は殆ど経験が無いので縦走の時はいつも小屋泊まりにしていますが、今回歩いてみても、予約していたヒュッテ大槍が当日になって営業休止になったというだけでなく、常念小屋や槍沢ヒュッテ(21日には営業開始したそうです)、奥穂高山荘なども休業しているなど、その影響に驚きました。今回は近くに山小屋が有ったので最小限の影響で切り抜けられたから良かったのですが、そうでなければ天候によっては大変な事態になることも想定され、本当に怖いことだと痛感しました。
私も古希を過ぎてしまいましたので、自分の体力に合う範囲でもう少しだけアルプス歩きを楽しんでいきたいと思います。
2022/8/23 20:36
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [4日]
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技術レベル
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体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
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利用交通機関: 車・バイク
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