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Yamareco

記録ID: 4653287
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

蝶ヶ岳と常念岳 〜三股から周回 テント泊 1泊2日〜

2022年09月04日(日) ~ 2022年09月05日(月)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
15:12
距離
17.3km
登り
2,072m
下り
2,053m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:21
休憩
0:22
合計
4:43
6:25
15
6:40
6:40
28
7:08
7:12
72
8:24
8:28
39
9:07
9:08
49
9:57
10:04
27
10:31
10:31
18
10:49
10:50
7
10:57
11:02
6
11:08
2日目
山行
8:51
休憩
1:36
合計
10:27
6:18
2
6:20
6:20
23
6:52
6:53
6
6:59
7:06
48
7:54
8:13
151
10:44
11:30
6
11:36
11:37
67
12:44
13:05
74
14:19
14:19
133
16:32
16:32
13
天候 9/4 曇り一時雨
9/5 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三股第一駐車場(無料)に駐車
・70台くらい停められます
・トイレがあるので車中泊もOK
・満車時は800m手前の第二駐車場(50台)か、更にその1km手前にも無料駐車場があります
コース状況/
危険箇所等
<三股〜蝶ヶ岳>
・危険箇所、不明瞭箇所はありません
・後半は階段が出現するので地味にキツい

<蝶ヶ岳〜常念岳>
・蝶槍からはアップダウンがキツく、岩場も多いタフなコースです
・岩場は難しい箇所はありませんが、デカい岩がゴロゴロしているので、体力的にキツいです

<常念岳〜三股>
・樹林帯まで延々と歩きにくい岩場が続きます
・技術的に難しい箇所はないですが、前常念岳からの下りで傾斜がややキツくなります
・目印が薄い(少ない)ので、コース取りに注意が必要
その他周辺情報 <テント場>
蝶ヶ岳ヒュッテ 1張1人 2000円
・予約不要(先着順に受付)
・小屋のHPでは30張とありますが、傾斜地を含めれば100張くらい張れそうです
・水は有料で分けて貰えます(1L200円)
・携帯(au)は小屋周辺で4本、テン場でも十分に繋がります

<日帰り温泉>
ほりでーゆ〜 四季の郷 550円(モンベル会員割引450円)
・三股登山者の多くが利用しているであろう立派な温泉施設
・天然ラジウム温泉で浴槽も広いのでゆっくりできます
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
三股第一駐車場に駐車。6時過ぎでも若干の空きがありました。
2022年09月04日 06:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
9/4 6:24
三股第一駐車場に駐車。6時過ぎでも若干の空きがありました。
駐車場にはトイレがあるので車中泊も可能です。(混雑が心配だったので、前泊しました)
2022年09月04日 06:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/4 6:25
駐車場にはトイレがあるので車中泊も可能です。(混雑が心配だったので、前泊しました)
15分ほど歩いた所にある登山相談所。トイレもあります。第一駐車場に併設すれば良い気もしますが…。
2022年09月04日 06:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/4 6:40
15分ほど歩いた所にある登山相談所。トイレもあります。第一駐車場に併設すれば良い気もしますが…。
蝶ヶ岳と常念岳との分岐。蝶ヶ岳まで6.2km、常念岳まで7.1km。ここは蝶ヶ岳へ向かいます。
2022年09月04日 06:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/4 6:42
蝶ヶ岳と常念岳との分岐。蝶ヶ岳まで6.2km、常念岳まで7.1km。ここは蝶ヶ岳へ向かいます。
スタートから2時間弱で、「まめうち平」に到着。4ヶ月ぶりのテント泊で重さに慣れませんが、ここまでは傾斜が緩いのでありがたい。
2022年09月04日 08:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/4 8:19
スタートから2時間弱で、「まめうち平」に到着。4ヶ月ぶりのテント泊で重さに慣れませんが、ここまでは傾斜が緩いのでありがたい。
地味にしんどい階段を黙々と歩いて、大滝山との分岐に到着。いつか大滝山を越えて徳本峠まで縦走したい。
2022年09月04日 10:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/4 10:48
地味にしんどい階段を黙々と歩いて、大滝山との分岐に到着。いつか大滝山を越えて徳本峠まで縦走したい。
樹林帯から解放されて、ようやく視界が開けました。山頂まではもう少しです。
2022年09月04日 10:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/4 10:49
樹林帯から解放されて、ようやく視界が開けました。山頂まではもう少しです。
蝶ヶ岳ヒュッテが見えました。
2022年09月04日 10:59撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/4 10:59
蝶ヶ岳ヒュッテが見えました。
スタートから4時間30分ほどで蝶ヶ岳(2677m)の山頂に到着。思ったより早く着きました。
2022年09月04日 11:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/4 11:02
スタートから4時間30分ほどで蝶ヶ岳(2677m)の山頂に到着。思ったより早く着きました。
蝶ヶ岳ヒュッテでテントの受付をします。1張1人2000円。
なお、自販機のビールは500mlで800円。
2022年09月04日 14:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/4 14:32
蝶ヶ岳ヒュッテでテントの受付をします。1張1人2000円。
なお、自販機のビールは500mlで800円。
テント場は小屋へも蝶ヶ岳山頂へも1〜2分という好立地!
2022年09月04日 11:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/4 11:02
テント場は小屋へも蝶ヶ岳山頂へも1〜2分という好立地!
夕方になりました。この日のテントは22〜23張くらいでしたが、こんなにスカスカ。山小屋のHPでは30張とされていますが、(傾斜を我慢すれば)100張くらい張れそうです。
2022年09月04日 18:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/4 18:10
夕方になりました。この日のテントは22〜23張くらいでしたが、こんなにスカスカ。山小屋のHPでは30張とされていますが、(傾斜を我慢すれば)100張くらい張れそうです。
2日目の朝を迎えました。予報どおり良い天気です。
2022年09月05日 05:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 5:27
2日目の朝を迎えました。予報どおり良い天気です。
涸沢から見上げる穂高も良いけれど、標高の高い蝶ヶ岳からの奥穂高岳も見応えあります。
2022年09月05日 05:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 5:28
涸沢から見上げる穂高も良いけれど、標高の高い蝶ヶ岳からの奥穂高岳も見応えあります。
槍ヶ岳はやっぱり格好良い。昨日は曇っていて見れなかった景色です。
2022年09月05日 05:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 5:28
槍ヶ岳はやっぱり格好良い。昨日は曇っていて見れなかった景色です。
日の出を迎えました。山頂で迎えるご来光は格別です。
2022年09月05日 05:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 5:34
日の出を迎えました。山頂で迎えるご来光は格別です。
山頂からヒュッテの方面。槍へ続く稜線もいつか歩きたい。
2022年09月05日 05:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 5:29
山頂からヒュッテの方面。槍へ続く稜線もいつか歩きたい。
このまま下山しても十分じゃないか?と思える素晴らしい景色。蝶ヶ岳が人気の山なのも納得です。
2022年09月05日 05:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 5:31
このまま下山しても十分じゃないか?と思える素晴らしい景色。蝶ヶ岳が人気の山なのも納得です。
しかし眼下の雲海が凄いですね。雲の上にいると実感できます。
2022年09月05日 06:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 6:16
しかし眼下の雲海が凄いですね。雲の上にいると実感できます。
朝の景色を堪能したら常念岳に向かって出発。この日は長い一日になりそうです…。
2022年09月05日 06:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 6:22
朝の景色を堪能したら常念岳に向かって出発。この日は長い一日になりそうです…。
出発して10分ほどでライチョウがお出迎え。目印岩の上にとまっている辺り、今日の安全を見守ってくれているかのよう。
2022年09月05日 06:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
3
9/5 6:27
出発して10分ほどでライチョウがお出迎え。目印岩の上にとまっている辺り、今日の安全を見守ってくれているかのよう。
奥にも2羽います。ライチョウを見かける時は、仲間と一緒の時が多い気がする。
2022年09月05日 06:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 6:27
奥にも2羽います。ライチョウを見かける時は、仲間と一緒の時が多い気がする。
横尾への分岐を過ぎ…。
2022年09月05日 06:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 6:43
横尾への分岐を過ぎ…。
蝶ヶ岳の三角点。なぜこんな離れた場所にあるんでしょうか?
2022年09月05日 06:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 6:52
蝶ヶ岳の三角点。なぜこんな離れた場所にあるんでしょうか?
ヒュッテから1.6kmで蝶槍ピーク。槍ヶ岳のように山頂が尖っています。
2022年09月05日 07:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 7:03
ヒュッテから1.6kmで蝶槍ピーク。槍ヶ岳のように山頂が尖っています。
目指す常念岳の方向。ここから下って登ってのアップダウンがキツくなります。
2022年09月05日 07:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 7:01
目指す常念岳の方向。ここから下って登ってのアップダウンがキツくなります。
蝶槍から1時間ほど歩いて名もなき「2592ピーク」。誰か山名考えてあげて。
2022年09月05日 08:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 8:01
蝶槍から1時間ほど歩いて名もなき「2592ピーク」。誰か山名考えてあげて。
先ほど後にした蝶槍。尖端が尖って見えます。
2022年09月05日 08:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 8:01
先ほど後にした蝶槍。尖端が尖って見えます。
こちらも名もなき「2512ピーク」から見上げる常念岳。実に堂々とした風格のある山容です。
ここから鞍部まで下った後、標高差400mの激登りが待っています。
2022年09月05日 08:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 8:45
こちらも名もなき「2512ピーク」から見上げる常念岳。実に堂々とした風格のある山容です。
ここから鞍部まで下った後、標高差400mの激登りが待っています。
まだ山頂まで1時間くらいありますが、この辺りが一番、槍ヶ岳がよく見えました。
2022年09月05日 09:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 9:46
まだ山頂まで1時間くらいありますが、この辺りが一番、槍ヶ岳がよく見えました。
拡大するとこんな感じ。この日は平日ですが、穂先の渋滞はどんな感じでしょうか?
2022年09月05日 09:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
3
9/5 9:46
拡大するとこんな感じ。この日は平日ですが、穂先の渋滞はどんな感じでしょうか?
この周回コースは岩場だらけですが、鎖やロープはありません。技術的に難しい箇所は無いですが、こうした大きな岩がゴロゴロしています。
2022年09月05日 10:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
9/5 10:18
この周回コースは岩場だらけですが、鎖やロープはありません。技術的に難しい箇所は無いですが、こうした大きな岩がゴロゴロしています。
ともかく重いザックを持ち上げるのがしんどい…。
2022年09月05日 10:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 10:18
ともかく重いザックを持ち上げるのがしんどい…。
しかし山頂が見えてから、なかなか辿り着きません。
2022年09月05日 10:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 10:33
しかし山頂が見えてから、なかなか辿り着きません。
山頂に近付いていると信じて、一歩一歩進んでいくしかありませんが…。
2022年09月05日 10:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 10:38
山頂に近付いていると信じて、一歩一歩進んでいくしかありませんが…。
スタートから4時間30分ほどで常念岳(2857m)山頂に到着です。
2022年09月05日 10:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 10:48
スタートから4時間30分ほどで常念岳(2857m)山頂に到着です。
山頂は狭いですが、10人ほどの登山者がいました。
2022年09月05日 10:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 10:52
山頂は狭いですが、10人ほどの登山者がいました。
常念小屋の方面と大天井岳などの縦走路。いつかは常念山脈の縦走もしてみたい。
2022年09月05日 10:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 10:49
常念小屋の方面と大天井岳などの縦走路。いつかは常念山脈の縦走もしてみたい。
槍ヶ岳へ続く縦走路(表銀座)。こちらもなかなか行く機会が作れません…。
2022年09月05日 10:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 10:49
槍ヶ岳へ続く縦走路(表銀座)。こちらもなかなか行く機会が作れません…。
槍ヶ岳。先ほどから少し雲がかかってきました。
2022年09月05日 10:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 10:49
槍ヶ岳。先ほどから少し雲がかかってきました。
穂高方面は蝶ヶ岳山頂の方がよく見えましたね。
2022年09月05日 10:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 10:50
穂高方面は蝶ヶ岳山頂の方がよく見えましたね。
45分ほど昼休憩をして下山開始。正直、十分に歩いたので、常念小屋でもう一泊したい…。
2022年09月05日 10:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 10:50
45分ほど昼休憩をして下山開始。正直、十分に歩いたので、常念小屋でもう一泊したい…。
「上級者向け」と案内のある常念小屋への迂回路。ここが普通に通れるようになると三股から常念小屋にもアクセスしやすくなりますね。
2022年09月05日 12:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 12:12
「上級者向け」と案内のある常念小屋への迂回路。ここが普通に通れるようになると三股から常念小屋にもアクセスしやすくなりますね。
分岐から先はからこんな感じの大岩がゴロゴロで、足元が悪くて本当に歩きにくい。デカいザックを背負って歩くルートではない気がしてきました。
2022年09月05日 12:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 12:30
分岐から先はからこんな感じの大岩がゴロゴロで、足元が悪くて本当に歩きにくい。デカいザックを背負って歩くルートではない気がしてきました。
前常念岳(2662m)まで1時間近くかかりました。距離的には大して進んでいません。
2022年09月05日 12:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 12:30
前常念岳(2662m)まで1時間近くかかりました。距離的には大して進んでいません。
前常念岳にある避難小屋。ぱっと見、崖崩れで埋まった家屋のよう。
2022年09月05日 12:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 12:33
前常念岳にある避難小屋。ぱっと見、崖崩れで埋まった家屋のよう。
水場もトイレもありませんが、入口から中を覗くと…。
2022年09月05日 12:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 12:35
水場もトイレもありませんが、入口から中を覗くと…。
10人くらいは泊まれそうな広さです。積極的に泊まる所ではないと思いますが。
2022年09月05日 12:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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9/5 12:35
10人くらいは泊まれそうな広さです。積極的に泊まる所ではないと思いますが。
石積みの壁。地震が来たら怖そうですが、大丈夫なんでしょうか?
2022年09月05日 12:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 12:35
石積みの壁。地震が来たら怖そうですが、大丈夫なんでしょうか?
前常念岳からは傾斜がキツくなり、稜線が広がるのでルートも分かりづらくなります。目印のペンキが薄い(少ない)ので、視界が悪い時は要注意。
2022年09月05日 12:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
9/5 12:57
前常念岳からは傾斜がキツくなり、稜線が広がるのでルートも分かりづらくなります。目印のペンキが薄い(少ない)ので、視界が悪い時は要注意。
最後はヘロヘロになりながら蝶ヶ岳との分岐まで戻って来ました。岩場も長かったけど、ぬかるんで滑りやすい樹林帯も長くて本当にキツかった…。
2022年09月05日 16:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
9/5 16:30
最後はヘロヘロになりながら蝶ヶ岳との分岐まで戻って来ました。岩場も長かったけど、ぬかるんで滑りやすい樹林帯も長くて本当にキツかった…。
常念岳山頂から5時間もかかって、ようやく駐車場に戻って来ました。予想以上にタフなコースでしたが、無事に歩き切れて良かった。
2022年09月05日 16:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
9/5 16:44
常念岳山頂から5時間もかかって、ようやく駐車場に戻って来ました。予想以上にタフなコースでしたが、無事に歩き切れて良かった。

感想

今回、日本百名山の常念岳に初めて登ることが出来ました。
いつかは燕岳から徳本峠まで、常念山脈を縦走したい…とか思っていましたが、なかなか機会が作れないので三股から周回コースで歩きました。重いテントを背負っているので、初日は蝶ヶ岳ヒュッテまでの行動とし、2日目に常念岳に登って一気に三股まで下る計画です。
気がかりなのは、「山と高原地図」と「ヤマレコ」で2日目のコースタイムが違い過ぎることです。蝶ヶ岳→常念岳→三股で、山と高原地図は9時間20分、対するヤマレコは7時間余りと、2時間以上も差があります…。
結果的には、その中間くらいが妥当な気がします。少なくとも、ヤマレコのコースタイムはかなりの健脚向きだと思います。

初日は、久々のテントが身体に応えましたが、意外と良いペースで歩けて11時に蝶ヶ岳に到着。テントを設営して昼食を食べても時間はたっぷりありましたが、曇っていて景色が望めないので、付近を軽く散歩しただけ。ありがたいことに携帯がバリバリ入るので、ビールを飲みながらゴロゴロしていました。
翌日は晴れる予報だったので、夜に星が見えないかと期待しましたが、残念ながら雲がかかったままでした。

さて、今回の山行は2日目が本番。予報通り晴れた上に特に疲れもなく、またライチョウの出迎えを受けたりして、軽快に稜線歩きが楽しめました。
しかし、それも蝶槍までのこと…。ここから先はアップダウンのキツいタフなコースになります。特に標高差400mの最後の急登は、体力を削られるだけでなく、ずっと岩場なので気も抜けません。
それだけに、登頂時の達成感は格別です。正直、常念岳はもっと楽に登れる山だと思っていましたが、少々甘く見ていました。

ところが、本当に大変なのはこれからでした。疲労の残る状態で標高差1600m以上を下らなければなりません。しかもデカい岩がゴロゴロした岩場が延々と続きます。技術的に難しい箇所は無いですが、体力的には結構キツかったです。
また、「あそこまで下れば樹林帯!(岩場とはオサラバ)」と思っていたら、そこはハイマツ帯でまだまだガッツリ岩場だった…というガッカリ感や、目印の薄さから来るコース取りの不安なども精神的な消耗に繋がりました。
ようやく樹林帯に入ってからも、三股まではひたすら長く、また土や木の根が滑りやすいので、軽快に歩くこともできません。最後は精神的にも体力的にもヘロヘロになりながら下山しました。

運動不足で久々のテント泊が応えたことや、重い荷物を背負っての岩場歩きの未熟さなど、反省すべき点も多いですが、天気に恵まれ、このタフなコースを歩き切れたことは良い経験になりました。

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