ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4654061
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

烏帽子岳〜野口五郎岳〜南真砂岳〜水晶岳〜赤牛岳 ◆北アの奥深いトコロ◆

2022年09月04日(日) ~ 2022年09月05日(月)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
25:21
距離
49.2km
登り
4,242m
下り
4,031m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:52
休憩
1:01
合計
11:53
3:13
1
3:14
3:14
62
4:23
4:24
15
4:39
4:40
22
5:02
5:03
64
6:07
6:09
50
6:59
7:16
14
7:30
7:30
7
7:37
7:37
18
7:55
8:09
11
8:20
8:20
10
8:30
8:31
10
8:41
8:41
5
8:46
8:46
61
9:47
9:47
66
10:53
11:10
12
11:22
11:24
25
11:49
11:49
5
11:54
11:54
49
12:43
12:46
52
13:38
13:39
51
14:30
14:31
35
15:06
2日目
山行
12:39
休憩
0:47
合計
13:26
2:49
26
3:15
3:16
40
3:56
3:56
54
4:50
4:51
34
5:25
5:49
40
6:29
6:29
56
7:25
7:26
47
8:13
8:14
27
8:41
8:52
24
9:16
9:16
55
10:11
10:12
3
10:15
10:15
29
10:44
10:44
10
10:54
10:54
159
13:33
13:33
6
13:39
13:44
32
14:16
14:17
57
15:14
15:14
30
15:44
15:45
13
15:58
15:58
12
16:10
16:10
5
16:15
ゴール地点
天候 1日目:晴れのち曇り
2日目:快晴
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
七倉山荘駐車場(50台/無料/トイレあり)
※2日目の復路では高瀬ダムから七倉までタクシーに乗りました(2,340円)
コース状況/
危険箇所等
■七倉山荘 → 高瀬ダム
一般舗装路。トンネルをいくつも通過しますが灯りのないトンネルもあるのでヘッデンは必携です。

■高瀬ダム ↔ ブナ立尾根登山口
トンネルを通過しますが平日日中は大型ダンプがたくさん通ります(歩道あり)。吊り橋を渡ってしばらく進み、濁沢を渡ると間もなく登山口です。

■ブナ立尾根登山口 ↔ 烏帽子小屋
日本三大急登のひとつ、烏帽子小屋まで標高差1,200mを一気に上げます。道は歩きやすく、下部は階段、手摺なども整備されています。12分割された表示が目安になります。

■烏帽子小屋 ↔ 烏帽子岳
小屋から南岳方面へ進むと、途中で「烏帽子岳山頂」方面に分かれます(案内標識あり)。山頂直下にはクサリあり(タテ1本、横トラーバース1本)、難しくはありませんが狭いので行き違いでは譲り合いが必要です。

■烏帽子小屋 ↔ 湯俣分岐
石灰岩がザレた白砂が多く、歩きやすい道です。ところどころに大きめのゴーロ帯やガレもあり。三ツ岳ピークは登山道から逸れます。野口五郎岳は頂上へ向かうルートと頂上踏まないルートの2本あり。

■湯俣分岐 ↔ 南真砂岳
分岐から平行トラバース気味に進み、一旦鞍部まで落とした後に登り返します。崩落斜面のトラバースにはピンクテープが付けられています。足元は脆いですが丁寧に踏み跡を追えば問題ありません。その後ハイマツ帯になりますが、それほどうるさくありません。「晴嵐荘方面はこちら」の案内板から少し進んだ先が頂上です。

■湯俣分岐 ↔ 水晶小屋
単なる通過区間と思っていたのですが、なかなかの難路でした。大きめのゴーロ帯が続き思った以上に時間がかかります。東沢乗越を越えると水晶に向かって岩稜帯の登りになります。小屋に近付くと木段が整備されています。

■水晶小屋 ↔ 水晶岳
水晶岳取り付きまでは一般登山道。取り付きからは険しい岩稜になります。南峰を越えて進み、さらに登った先が北峰(2,978m)です。

■水晶岳 ↔ 赤牛岳
水晶から向かう方向だと前半は下り基調、温泉沢ノ頭まではガレや岩場が多いです。その後赤牛までは歩きやすい道と岩場が半々くらい。赤牛手前で登り上げていくゴーロ帯にはケルンがたくさん積まれており、とてもわかりやすいです。復路では水晶に向かって登り返すことになります。
予約できる山小屋
七倉山荘
【1日目】
午前3時すぎにスタート。ヘッデン頼りにトンネルをいくつも抜けていきます(このトンネルは灯りついていますが、真っ暗なトンネルもあります)。
2022年09月04日 04:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/4 4:19
【1日目】
午前3時すぎにスタート。ヘッデン頼りにトンネルをいくつも抜けていきます(このトンネルは灯りついていますが、真っ暗なトンネルもあります)。
吊り橋を渡って・・・
2022年09月04日 04:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/4 4:26
吊り橋を渡って・・・
濁沢の橋も渡って・・・
2022年09月04日 04:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/4 4:41
濁沢の橋も渡って・・・
ブナ立尾根登山口
2022年09月04日 04:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/4 4:43
ブナ立尾根登山口
このくらいの登りは好きです。リズムよく登って行かれます。
2022年09月04日 05:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/4 5:30
このくらいの登りは好きです。リズムよく登って行かれます。
アキノキリンソウ
2022年09月04日 05:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/4 5:53
アキノキリンソウ
ゴゼンタチバナはもう実をつけていました。
2022年09月04日 06:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/4 6:28
ゴゼンタチバナはもう実をつけていました。
ヤマハハコ
2022年09月04日 06:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/4 6:28
ヤマハハコ
眺望の開けた場所で。大きな不動岳、奥には先日歩いた蓮華岳と針ノ木岳。
2022年09月04日 06:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/4 6:30
眺望の開けた場所で。大きな不動岳、奥には先日歩いた蓮華岳と針ノ木岳。
秋の彩り。
2022年09月04日 06:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/4 6:37
秋の彩り。
後半もなかなかの急登が続きます。日本三大急登(甲斐駒ヶ岳:黒戸尾根、谷川岳:西黒尾根とここ)もこれで完登。
2022年09月04日 06:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/4 6:45
後半もなかなかの急登が続きます。日本三大急登(甲斐駒ヶ岳:黒戸尾根、谷川岳:西黒尾根とここ)もこれで完登。
ミヤマセンキュウ
2022年09月04日 06:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/4 6:52
ミヤマセンキュウ
オヤマリンドウ
2022年09月04日 06:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/4 6:52
オヤマリンドウ
前日の雨が上がって、この雲海です!
2022年09月04日 06:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/4 6:55
前日の雨が上がって、この雲海です!
計画段階では船窪岳から回るプランも別案にあったのですが、実際にはとても無理でした。
2022年09月04日 07:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/4 7:00
計画段階では船窪岳から回るプランも別案にあったのですが、実際にはとても無理でした。
小屋前をお借りしてエネルギー補給、烏帽子岳へ向かいます。
2022年09月04日 08:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/4 8:48
小屋前をお借りしてエネルギー補給、烏帽子岳へ向かいます。
翌日向かう赤牛岳が見えています。遠いな〜
2022年09月04日 07:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/4 7:04
翌日向かう赤牛岳が見えています。遠いな〜
信州百名山・烏帽子岳へ。写真中央がそれかと思っていたら・・・
2022年09月04日 07:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
9/4 7:28
信州百名山・烏帽子岳へ。写真中央がそれかと思っていたら・・・
違いました。こんなピラミダルな峰が現れました!
2022年09月04日 07:40撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9
9/4 7:40
違いました。こんなピラミダルな峰が現れました!
「烏帽子」の名がよく似合う、格好いい岩峰です。
2022年09月04日 07:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7
9/4 7:46
「烏帽子」の名がよく似合う、格好いい岩峰です。
ナナカマドもすっかり秋の姿。
2022年09月04日 07:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/4 7:49
ナナカマドもすっかり秋の姿。
山頂直下にはクサリも。
2022年09月04日 07:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/4 7:56
山頂直下にはクサリも。
烏帽子岳(2,628m)登頂
2022年09月04日 07:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
9/4 7:59
烏帽子岳(2,628m)登頂
立山から五色ヶ原
2022年09月04日 08:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/4 8:02
立山から五色ヶ原
薬師岳
2022年09月04日 08:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/4 8:03
薬師岳
赤牛岳から水晶岳(明日歩く!)
2022年09月04日 08:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/4 8:03
赤牛岳から水晶岳(明日歩く!)
北を向くと南沢岳と不動岳。その向こうに針ノ木と蓮華、さらに遠くには白馬三山も。
2022年09月04日 08:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
9/4 8:04
北を向くと南沢岳と不動岳。その向こうに針ノ木と蓮華、さらに遠くには白馬三山も。
先日「サイコーすぎる!」と感激しながら周回した蓮華、針ノ木。こちらからもサイコーです。
2022年09月04日 08:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/4 8:05
先日「サイコーすぎる!」と感激しながら周回した蓮華、針ノ木。こちらからもサイコーです。
高瀬ダムが見えていました。
2022年09月04日 08:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/4 8:57
高瀬ダムが見えていました。
烏帽子小屋に戻って、次なるピーク三ツ岳を目指します。
2022年09月04日 09:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/4 9:00
烏帽子小屋に戻って、次なるピーク三ツ岳を目指します。
足元にも秋の装い。
2022年09月04日 09:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/4 9:29
足元にも秋の装い。
三ツ岳(2,845m)登頂、山頂標はわからず。
2022年09月04日 09:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
9/4 9:53
三ツ岳(2,845m)登頂、山頂標はわからず。
トウヤクリンドウ
2022年09月04日 10:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/4 10:01
トウヤクリンドウ
野口五郎岳へ「お花畑コース」を進みます。
2022年09月04日 10:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/4 10:09
野口五郎岳へ「お花畑コース」を進みます。
チングルマの果穂
2022年09月04日 10:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/4 10:09
チングルマの果穂
ところどころ、こんなゴーロ帯もあります。
2022年09月04日 10:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/4 10:34
ところどころ、こんなゴーロ帯もあります。
野口五郎小屋、ベンチで一休みさせていただきました。
2022年09月04日 11:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/4 11:19
野口五郎小屋、ベンチで一休みさせていただきました。
野口五郎岳(2,924m)登頂。被っている手拭いは前日の誕生日に奥さんがプレゼントしてくれたもの。
2022年09月04日 11:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
14
9/4 11:30
野口五郎岳(2,924m)登頂。被っている手拭いは前日の誕生日に奥さんがプレゼントしてくれたもの。
稜線を南に進みます。写真中央で尖っているのは真砂岳。
2022年09月04日 11:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/4 11:34
稜線を南に進みます。写真中央で尖っているのは真砂岳。
次に向かう南真砂岳。
2022年09月04日 11:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/4 11:47
次に向かう南真砂岳。
水晶方面、湯俣方面の分岐点
2022年09月04日 12:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/4 12:00
水晶方面、湯俣方面の分岐点
初めは高度を変えずにトラバースしていきます。
2022年09月04日 12:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/4 12:02
初めは高度を変えずにトラバースしていきます。
イワツメクサ
2022年09月04日 12:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/4 12:05
イワツメクサ
ウスユキソウ
2022年09月04日 12:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/4 12:09
ウスユキソウ
歩きやすく整備されています。
2022年09月04日 12:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/4 12:10
歩きやすく整備されています。
春先に崩落したと思われる斜面。踏み跡はしっかりあり、ピンクテープも付けられています。
2022年09月04日 12:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/4 12:15
春先に崩落したと思われる斜面。踏み跡はしっかりあり、ピンクテープも付けられています。
足元の狭い通過もあります。
2022年09月04日 12:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/4 12:18
足元の狭い通過もあります。
ここ、右側の岩を登っていくと行き詰まります。わかりにくいですが左の草木の中に潜れます。
2022年09月04日 12:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/4 12:21
ここ、右側の岩を登っていくと行き詰まります。わかりにくいですが左の草木の中に潜れます。
歩けるように踏まれていました。
2022年09月04日 13:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/4 13:20
歩けるように踏まれていました。
途中からハイマツが多くなります。それほど高くなく、歩くのも苦労はしません。
2022年09月04日 12:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/4 12:27
途中からハイマツが多くなります。それほど高くなく、歩くのも苦労はしません。
コルまで来ました。あとは登り返し。
2022年09月04日 12:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/4 12:35
コルまで来ました。あとは登り返し。
振り返るとワリモ、鷲羽へ続くこの稜線。「奥深いところへ来たんだなぁ」と、しみじみ。
2022年09月04日 12:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/4 12:38
振り返るとワリモ、鷲羽へ続くこの稜線。「奥深いところへ来たんだなぁ」と、しみじみ。
オンタデ
2022年09月04日 12:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/4 12:45
オンタデ
百高山・南真砂岳(2,713m)登頂。
2022年09月04日 12:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7
9/4 12:51
百高山・南真砂岳(2,713m)登頂。
分岐まで戻って水晶方面へ。この区間がなかなか大変でした。大きなゴーロ帯や・・・
2022年09月04日 14:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/4 14:09
分岐まで戻って水晶方面へ。この区間がなかなか大変でした。大きなゴーロ帯や・・・
こんな岩稜も現れます。
2022年09月04日 14:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9/4 14:55
こんな岩稜も現れます。
ヨレヨレと歩いているとライチョウが出てきて「小屋まであと少し」と励ましてくれました。
2022年09月04日 15:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6
9/4 15:01
ヨレヨレと歩いているとライチョウが出てきて「小屋まであと少し」と励ましてくれました。
水晶小屋に到着。今日はお客さんが少なかったようで布団は一人一枚、さらに一枚置きの間隔でゆったりでした。
2022年09月04日 15:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/4 15:12
水晶小屋に到着。今日はお客さんが少なかったようで布団は一人一枚、さらに一枚置きの間隔でゆったりでした。
夕食のカレー(ごはんもカレーもおかわり自由)、おいしくいただきました。
2022年09月04日 17:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
8
9/4 17:03
夕食のカレー(ごはんもカレーもおかわり自由)、おいしくいただきました。
【2日目】
午前3時に小屋を出発、2時間ほど歩いて赤牛岳が近くなってきました。
2022年09月05日 05:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/5 5:04
【2日目】
午前3時に小屋を出発、2時間ほど歩いて赤牛岳が近くなってきました。
登頂のタイミングでご来光。
2022年09月05日 05:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/5 5:34
登頂のタイミングでご来光。
赤牛岳(2,864m)登頂
2022年09月05日 05:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
12
9/5 5:34
赤牛岳(2,864m)登頂
後立山連峰の峰々。蓮華、針ノ木、鹿島槍、五竜、唐松〜白馬三山
2022年09月05日 05:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/5 5:34
後立山連峰の峰々。蓮華、針ノ木、鹿島槍、五竜、唐松〜白馬三山
劔、立山から五色ヶ原
2022年09月05日 05:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/5 5:34
劔、立山から五色ヶ原
目の前に薬師岳
2022年09月05日 05:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/5 5:35
目の前に薬師岳
水晶小屋でつくってくれたお弁当をいただきます。
2022年09月05日 05:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10
9/5 5:41
水晶小屋でつくってくれたお弁当をいただきます。
立山〜五色ヶ原〜薬師岳のこのルート、いつか歩いてみたい。
2022年09月05日 05:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/5 5:55
立山〜五色ヶ原〜薬師岳のこのルート、いつか歩いてみたい。
薬師が大きい!
2022年09月05日 06:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/5 6:01
薬師が大きい!
さぁ、水晶へ戻ります。歩く道がこのパノラマ!
2022年09月05日 06:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7
9/5 6:03
さぁ、水晶へ戻ります。歩く道がこのパノラマ!
赤牛への取り付き(ゴーロ帯)にはケルンがたくさん積まれていて、とても分かりやすかったです。
2022年09月05日 06:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
9/5 6:48
赤牛への取り付き(ゴーロ帯)にはケルンがたくさん積まれていて、とても分かりやすかったです。
赤牛→水晶へ向かう方向は上り基調になります。
2022年09月05日 07:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
9/5 7:01
赤牛→水晶へ向かう方向は上り基調になります。
赤牛までの稜線を振り返って。劔・立山、そして後立山の峰々・・・何と素晴しい!!
2022年09月05日 07:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
9/5 7:32
赤牛までの稜線を振り返って。劔・立山、そして後立山の峰々・・・何と素晴しい!!
雲ノ平から黒部五郎を周回したのは昨年この時期でした。
2022年09月05日 07:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
9/5 7:37
雲ノ平から黒部五郎を周回したのは昨年この時期でした。
水晶岳が近付きます。「黒岳」の名が示す存在感。
2022年09月05日 07:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
9/5 7:38
水晶岳が近付きます。「黒岳」の名が示す存在感。
水晶岳(本日2度目の)登頂。
2022年09月05日 08:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10
9/5 8:21
水晶岳(本日2度目の)登頂。
中央に水晶小屋、奥の右手は槍穂、左は常念山脈。
2022年09月05日 08:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
9/5 8:22
中央に水晶小屋、奥の右手は槍穂、左は常念山脈。
湯俣分岐あたりまで来ました。歩いた赤牛〜水晶の稜線が遠くなった。
2022年09月05日 10:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
9/5 10:15
湯俣分岐あたりまで来ました。歩いた赤牛〜水晶の稜線が遠くなった。
野口五郎の稜線を進みます。ここへ来るまでのどこかでうっかり踏み違えた拍子に足を捻ってしまったらしく、右足のくるぶしに痛みが発生してきました。
2022年09月05日 10:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7
9/5 10:30
野口五郎の稜線を進みます。ここへ来るまでのどこかでうっかり踏み違えた拍子に足を捻ってしまったらしく、右足のくるぶしに痛みが発生してきました。
くるぶしが当たる部分が痛くて靴を履いていられない状態になってしまいました。念のためザックに入れてきた地下足袋出動。
2022年09月05日 11:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
5
9/5 11:12
くるぶしが当たる部分が痛くて靴を履いていられない状態になってしまいました。念のためザックに入れてきた地下足袋出動。
高瀬ダムまで下りてきました。七倉まで歩くつもりでいましたがタクシーの誘惑に負けました。
2022年09月05日 16:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
9
9/5 16:19
高瀬ダムまで下りてきました。七倉まで歩くつもりでいましたがタクシーの誘惑に負けました。

感想

はじめて歩く裏銀座、そして最も奥深い百高山・赤牛岳へ。計画は随分前からつくってあったものの天候不順に泣かされたこの夏、台風の隙間を縫って2日間は天気がよさそう→水晶小屋の予約を押さえ、七倉へ向かいました。

午前3時すぎにヘッデンスタート、真っ暗なトンネルを抜けていきます。やがて九十九折を過ぎて高瀬ダムに。ここからもう1本トンネルを抜けて吊り橋を渡ります。濁沢を渡ってしばらく進んだ先がブナ立尾根登山口でした。
ブナ立尾根はほどよい傾斜、リズムよく登っていかれます。上部にくると林のむこうに眺望、先月歩いた蓮華岳〜針ノ木岳の姿が見えてきました。
取り付きから2時間20分で烏帽子小屋へ。軽食を取っていると途中でパスさせていただいた3人パーティさんが到着されました。石川県から来られたという皆さんとしばし山話をさせていただき、野口五郎へ向かう皆さんと別れて私は烏帽子岳へ。向かってすぐに見えてきたピークらしきがそれかと思ったら、烏帽子岳はその向こう、ピラミダルな岩稜の峰でした。クサリも使って大きな岩を登り頂上に到着、その景色を眺めます。明日歩く予定の水晶〜赤牛の稜線も遠くに見えていました。
烏帽子小屋まで戻ると稜線を南に。三ツ岳、野口五郎岳を経て湯俣との分岐、百高山の南真砂岳へ向かいます。はじめは水平トラバース、その後鞍部まで落とした後はハイマツ帯の登り返しとなりました。振り返るとワリモ、鷲羽、三俣蓮華の峰々、奥深いところに来たんだなぁと実感します。
分岐まで戻ると本日の宿・水晶小屋へ。この区間は消化試合のつもりだったのですが、なかなか大変でした。大きなゴーロ帯に時間がかかり、東俣乗越を過ぎると険しい岩場も現れます。それらを越えて15時すぎに小屋に到着しました。

2日目も午前3時スタート、小屋を出て見上げた空にたくさんの星たちが瞬いていました。真っ暗なアルプスの稜線を歩いていきます。薬師岳の方角、太郎山あたりかヘッデンの灯りが一つ、雲ノ平あたりにもう一つ見えて、この広〜いアルプスでこんな時間に動いているの3人だけかと考えたら愉快な気分に。
小屋から程なくして水晶岳取り付き、それまでの道から様相が変わって険しい岩稜になります。ハシゴを登り、岩も登っていきます。ヘッデンの灯りにキラキラと光って見える細かい粒は水晶の結晶でしょうか。「鉱物を採取しないこと」という(植物や動物でなく)珍しい看板を通過して山頂につきました。
ここから赤牛岳へ、まずは山頂からぐんぐん下ります。ガレた岩場に注意しながら高度を下げ、しばらく進むと温泉沢ノ頭、そこからは多少のアップダウンを交えつつほぼ平坦に進んでいきます。東の空が色付きはじめ、進んで行く先に大きな山のシルエットが見えてきたので、その黒いシルエットが赤牛岳だと思い込みました(意外と簡単に着いてしまった印象)。ポツポツと積まれたケルンを頼りに大きめのゴーロ帯を登っていくと、しかしそこは山頂でなく、その向こうに本当の赤牛岳が現れました。ちょうど日の出前のタイミング、もともとの山の色(赤い岩稜)とモルゲンの効果も手伝って、幻想的な赤牛岳が目の前にありました。
赤牛山頂でちょうどご来光、昨日にも増して素晴しい朝です。後立山、劔・立山、薬師、黒部源流、槍・穂高・・・。どこを切り取っても絵葉書になりそうなパノラマが拡がっていました。水晶に向かっての復路は黒部五郎や笠ヶ岳、槍・穂高を眺めながらの絶景ハイクでした。
水晶小屋で休憩すると昨日来た道を戻ります。湯俣分岐より手前のゴーロ帯だったか、どこかのタイミングで右足を踏み違えて軽くひねってしまいました。その時は気にもならず、その後も普通に歩いていたのですが次第にくるぶしが腫れてきたのか、靴にあたる部分が痛くなってきました。右足の紐を思いっきり緩めたり、誤魔化しながら進むもいよいよダメ!念のためザックに入れてあった地下足袋に履き替えることとなりました。地下足袋ではくるぶしはまったく痛くなく、爪先も開放感があって良いのですが足裏は薄くて痛いのでガレ場はビクビクです。ブナ立尾根も木の根や石に気を使いながら、(心境的には半泣き状態)何とか降りてきました。
計画段階では七倉まで歩き切りたいと考えていましたが、高瀬ダムでタクシーを見た瞬間、「乗れますか?」と尋ねていました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:706人

コメント

yoisaさん、行きましたねー!1泊で南真砂も入れながらの赤牛ピストン、さすがです✨
写真を拝見するに、南真砂の難所だった平坦ザレ場の急斜面トラバースが崩れたんでしょうか?なんか、崩れてくれたおかげでむしろ歩きやすそうな斜面に変わったのかなと思いました。これなら女子1人(私じゃ無い😅)でも行ってもらえそうかな😁って思わず、お供百高山を見放そうかなと頭がよぎりました 笑 南真砂もお供かなーって思ってたもので。

それにしても2日とも良いお天気で、プレゼントの手拭いがバエル写真でうらやましいです😍 地下足袋の備えもさすがですね!踝、お大事に〜。
2022/9/7 8:38
harubo33さん、おはようございます。
濃密な2日間でした!こんな素晴しい場所、1泊2日ではもったいない。できるならば高天原温泉あたりでのんびりもう1泊・・・などと想像は膨らみますが、とりあえず2日間で目一杯歩きました。
南真砂の急斜面トラバースは(2021年6月のharubo33さんレコを再度拝見しましたが)、明らかに歩きやすくなっています。正直言って「急斜面」「トラバース」という意識もないまま、普通に通過していた感じです。harubo33さんたちがトラバースされたのより低い部分に踏み跡ができており、足元はやや緩いものの、丁寧に踏んでいけば普通に歩いて通過できます。お友達の経験値にもよりますが、技術レベルとしてはさほど難しくはないと感じました。
本当に天候に恵まれた二日間でした(^^)。地下足袋は過去に2度黒戸尾根を昇降していましたが、できるならばもうあまり使いたくないです(笑)
2022/9/7 9:21
yoisaさん、精力的に登られてますね!
このルート、以前に似たルート歩いたなと自分の山行記見返してみたら、
9年前に高瀬ダムIN-OUTで水晶岳まで歩きました。
赤牛まではとても無理って感じだったの思い出しました。
北アルプスのど真ん中にいるような水晶〜赤牛岳の稜線、ほんと素晴らしいです!
2022/9/9 22:47
xyzJINさん、こんにちは。
過去レコ拝見しました、9年前に高瀬ダムから歩かれていますね。xyzJINさんが歩かれた湯俣周回コース、ギリギリまで(歩きながらも)どちらにしようかと迷っていました。晴嵐荘前に吊り橋が掛け直されたということで渡渉の心配はなくなったのですが、最後の10km平坦が退屈そうで・・・ピストンを選びました。
おっしゃられる通り「北アルプスのど真ん中」でした!!水晶〜赤牛間はどちら向きで歩いても最高の稜線歩きになること間違いありません。読売新道、いつか行かれたらいいですね(^^)
2022/9/10 8:06
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [3日]
ブナ立尾根〜烏帽子岳〜裏銀座〜水晶岳〜読売新道〜黒部ダム
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら