扇沢〜白馬五竜（八峰キレット縦走）

2022年09月10日(土) ~ 2022年09月12日(月)

• GPS: 19:12
• 距離: 29.5km
• 登り: 3,188m
• 下り: 3,084m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:06
• 休憩: 1:18
• 合計: 6:24

距離 10.5km 登り 1,581m 下り 538m

8:50 扇沢駅
9:02 9:03 柏原新道登山口
10:00 ケルン（柏原新道）
10:06 10:11 駅見岬
10:54 水平岬
11:30 11:32 富士見坂
11:56 12:26 種池山荘
13:13 13:20 爺ヶ岳南峰
13:34 13:49 爺ヶ岳中峰
14:03 14:04 爺ヶ岳北峰
14:31 冷乗越
14:47 15:04 冷池山荘
15:14 冷池山荘テント場

2日目

• 山行: 6:56
• 休憩: 2:07
• 合計: 9:03

距離 11.2km 登り 1,440m 下り 1,398m

5:18 冷池山荘テント場
6:01 6:06 布引山
6:42 7:14 鹿島槍ヶ岳
7:45 8:11 鹿島槍ヶ岳北峰
8:54 8:57 八峰キレット
9:21 9:41 八峰キレット小屋
11:02 11:24 北尾根ノ頭
13:14 13:33 五竜岳
14:21 五竜山荘

3日目

• 山行: 2:46
• 休憩: 0:34
• 合計: 3:20

距離 7.8km 登り 208m 下り 1,163m

7:13 五竜山荘
7:16 7:19 遠見尾根分岐
7:23 7:29 白岳
8:09 西遠見山
8:34 8:36 大遠見山
9:04 9:05 中遠見山
9:19 9:34 小遠見山
10:08 10:14 地蔵の頭
10:17 10:18 アルプス第1ペアリフト終点
10:33 白馬五竜アルプス平

天候

曇ったり晴れたり（雨は一度も降らず）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

In: 信濃大町駅からバスで扇沢へ
Out: 白馬五竜アルプス平からゴンドラで下山し、徒歩で神城駅へ

コース状況／危険箇所等

[鹿島槍ヶ岳〜五竜岳間] 岩場・ガレ場・鎖・梯子の連続で危険箇所多数
[その他区間] よく整備された一般登山道

その他周辺情報

[水場] 扇沢駅・アルプス平に無料の水場あり（美味しい）、種池山荘・冷池小屋・五竜山荘は有料、キレット小屋は通過者への給水を行なっていなかった
[下山後のご飯屋さん] ゆきまる＠神城（定食が安くて美味しい）

写真

9/10 7:46

信濃大町駅で朝ご飯。駅の立ち食いそばなのに生そば。汁が美味しかった。

9/10 7:58

バスで扇沢駅へ。時間帯が遅いためか10人くらいしか乗っていなかった。

9/10 8:48

扇沢駅着。破砕帯のおいしい水を2L汲む。

9/10 9:56

車道を少し戻り、柏原新道を登る。扇沢駅のアナウンスがなかなか遠くならない。

9/10 10:57

オアシスあらわる。

9/10 12:01

種池山荘着。

9/10 12:10

限定30食なのでほぼ諦めていたけど間に合った！サクサク・もっちりで超美味しい。

9/10 12:38

歩き始めたら雲が少し取れて剱岳を拝めた。

9/10 12:44

爺ヶ岳はガスの中。いかにも雷鳥がいそうなのに会えなかった。

9/10 13:17

まずは爺ヶ岳南峰に登頂。行先に中峰と北峰が見えた。

9/10 13:39

続いて中峰に到着。飛行機に乗っているかのような景色に心打たれる。

9/10 13:36

振り返って南峰。かっこいい。

9/10 14:21

わかりにくいけど中央にブロッケン！

9/10 14:27

剱岳がクッキリ見えるようになってきた。

9/10 14:29

冷池小屋が見えてきた！テン場がかなり離れているのを目の当たりにする。（小屋の上に見える平場）

9/10 14:59

小屋でテン場の受付をするとともに、トイレと給水を済ませてしまう。（テン場まで往復15分くらいかかるので...）

9/10 17:52

同行者が鍋を作ってくれた。生野菜 & ブランド豚に歓喜。

9/10 17:53

不便なテン場だけど見晴らしは申し分なし。電波（ドコモ）も入る。

9/11 5:26

翌朝。鹿島槍（左）へ歩きながら日の出を拝む。

9/11 6:19

布引山着。鹿島槍まであと少し。
小屋泊の人だろうか。アタックザックの人を多数見かける。

9/11 6:45

鹿島槍に登頂！来た道（と団体さん）を振り返る。

9/11 6:48

そして五竜岳までのルート。ここから見ると険しさがわからない。

9/11 6:49

立山と剱岳もこの通り。鹿島槍は最高の展望台だった。

9/11 7:30

鹿島槍の北峰を目指す。急に道が険しくなりヘルメットを被った。

9/11 7:47

北峰着。遠くから見るより狭い山頂。

9/11 8:30

キレット小屋に向けて急降下。ガスの中ヘリが果敢に荷下ろしを試みていた。何度かのチャレンジを経て無事に荷が空になっていた。

9/11 9:00

八峰キレットの核心部が見えてきた。ガスで高度感を掴みにくかったせいか、難なく通過。

9/11 9:16

ガスの中に突然小屋が現れた。秘境感すごい。

9/11 10:02

小屋前のベンチでしばらく休んでから出発。晴れとガスを頻繁に行き来する快適な天気。（晴れは気分が高揚し、ガスは涼める）

9/11 10:08

五竜岳までのんびり縦走するのかと思いきや、鎖場が無限に続いていた。

9/11 10:10

楽しいなぁ。

9/11 10:32

鎖がない危険箇所もあり、慎重に進む。

9/11 10:37

五竜岳が見えてきた！が、ここからが長かった...

9/11 12:11

どんどん急峻になっていく。

9/11 12:55

山頂に向けて不安定な砂地を登る。

9/11 13:18

来た道を振り返る。

9/11 13:20

五竜岳についたー！めっちゃ疲れた。

9/11 13:35

雷鳥さんにも遭遇。かわいい。

9/11 14:18

五竜岳から先も鎖場や岩場が連続する中、ようやく五竜山荘に近づいてきた。

9/11 17:18

寒い中テン場でいただく熱燗は格別。

9/12 5:13

翌朝。昨日はガスってて良く見えなかった五竜岳。雄大だぁ。

9/12 5:28

二日連続で日の出 on 雲海。お天気に恵まれたなぁ。

9/12 7:24

唐松岳に後髪を引かれながらアルプス平へ下山開始。

9/12 7:55

鹿島槍（左）〜五竜岳を眺めながらの下山。下からだと険しさが良くわかる。

9/12 8:03

下山といっても小さなピークを縦走していくスタイル。

9/12 9:22

小遠見山に到着。雲に隠れた山々に思いを馳せる。

9/12 10:26

アルプス平を散策。実際より高い標高の植物が植えられていたり、北アっぽい黄色の山頂標があったりと楽しい。

9/12 10:43

お疲れ様でしたー！花豆豆乳ソフトがうまい！

9/12 10:59

今回の荷物。60Lザックでやや余裕あり。

9/12 11:05

ゴンドラで下界にワープ。アルプス平で見たトレランの人が山麓にいてビビった。速すぎ...

9/12 11:55

神城の居酒屋「ゆきまる」でお昼ご飯。グラタンに豚汁と手が込んでいて美味しかった。

撮影機器：

Pixel 5 Google

SO-51B Sony

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 靴 ザック 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 タオル ストック ナイフ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット 携帯トイレ

感想

なっとう

キレットは、ヘルメット必須でした…テン泊装備を軽くしようって、帽子でお茶を濁してはいけません。転落だけではなく、ガレ場(ガラ場?)が多く、石を落とすし、落とされます。
2泊3日のテン泊は初でした！シャリバテが課題ですね（ヘルシアx2のおかげか体脂肪2%減）。
キレット小屋から五竜岳へは、重い装備で急登がキツくて、悪態が出るほど大変でしたが、最後は雷鳥ちゃんに癒やされました。遠くに見える立山の剱岳、雄山もかっこよかったです。いずれの日も天候に恵まれ、大変に楽しくて、美味しくて、美しい山行でした。

efuzawa

はじめての「キレット」。きつい登り返しを想像していたが、実際は小刻みな急登・急降下が無限に続き、脚よりも手が疲れるルートだった。冷池〜五竜はただでさえ距離が長いのに、このようなルートなので気力を持続させるのが大変。でも岩場は楽しいし、絶景だし、同行者と励まし合えるので終わってみればあっという間だった。

当初は3日目に唐松岳を経由して八方に下りる予定だったが、五竜までで十分お腹いっぱいになったので遠見尾根を下りた。唐松岳へのリベンジを兼ねて、次は不帰ノ嶮に行きたい！