とにかく凄かった。。。。悪沢岳・赤石岳・聖岳@反時計回り
- GPS
- 24:29
- 距離
- 45.7km
- 登り
- 4,677m
- 下り
- 4,670m
コースタイム
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 4:45
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 8:55
- 山行
- 9:32
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 10:44
天候 | 初日曇り。2日目10時まで快晴、3日目終日快晴。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
椹島前泊・始発聖岳登山道下車という方が多くて目から鱗でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的によく整備されており危険個所は少ない。 ただし、悪沢岳から中岳側への下りは慎重に歩く必要があります。 聖岳登山口近くの崩落していた出会小屋跡のトラバース個所は完全に新しい登山道が出来ており知らなければわからない位の道でした。 ただし、下りで通過する場合は一か所間違い易い個所があり注意が必要です。 いずれはロープが張られると思いますが、私は5m程尾根に引き込まれて進んでしまいました。。。 また2・3日目はヘッデンスタートでしたが、どちらも道は明瞭で不安なく登る事が出来ました。 |
その他周辺情報 | 小屋の朝食は千枚小屋が4:30から。 百瞭兇硫箸5:00から(5:30だったかも)。 椹島ロッジが5:00からでした。 百瞭兇硫箸任弁当を頼みましたが、天むす2つを含むとても美味しいおにぎりが4つ入ってました。 |
写真
感想
もうね、、、とにかく凄かったです!!!!
とりわけ悪沢岳山頂の景観は私の中で過去イチの究極のパノラマ景観でした!!
超快晴と言う天候に恵まれたのは大きかったですが、それでもここより凄い山頂が他にあるんですかねぇ。。。
山深い南アルプスの中央に存在してるその山頂からは、南アルプスの100名山がほぼ全座、富士山は当然として中央アルプスや槍・穂高連峰、もちろん富士山は至近距離で眺める事ができます。
天候に恵まれた鹿島槍も感動しましたが、悪沢岳がここにきて抜きましたねw
あと今回の山行で違うのがピストンではなく縦走だった点です。
周回と言う条件であれば、これ程のトレイルは日本では他に無いのでは???と思える素晴らしいルートでした。
南アルプスの山塊はとにかくデカいw
北アルプスとは違った山のデカさと言うかスケール感があります。
ただその巨大さゆえアップダウンは激しくなっています。。。。
が、この天国稜線を歩ける気力・体力さえさえあれば最高の気分を味わう事が出来ます。
その厳しい条件ゆえ登山プランの計画段階から色々な行程が思い浮かびプラン作成するまでが楽しかったですね。
一番問題となるのは時計回り・反時計回りどちらがいいのかって言う点でしょう。
今年は東海フォレストのバスが聖岳登山口で停車してくれるので、林道歩きをさけるのであれば時計回りの方がメリットが大きいのかもしれません。
反統計回りのメリットは千枚小屋泊翌日の朝の早い時間に最高の展望・悪沢岳の山頂にたどり着ける点でしょう。
山頂の天候はとにかく速い時間に限る。
これを重視するなら反時計回りが正解に思えます。
色々な要素を熟考しましたが、私は反時計回りを選択しました。
決め手は山小屋を2泊で済ませられるかつ百瞭兇硫箸貿颪泙譴襪里呂匹考えても反時計回りにするしか無かった点です。
せっかくここまで来たのならあのトンカツを食べずに帰るのはもったいなさすぎw
3日目もあと1時間早く出発すればバスの最終便に間に合った計算ですが、そうなるとあの天国稜線を暗闇で歩く事になるのでこれもまたもったいなさすぎ。
小屋4:00発が限度と考えると私の脚ではやはり無理でしたね。
あと自分の実力を考えて大沢岳は泣く泣くカットしました。が結果的にこれが大きかったと思います。聖岳山頂まで思ってた以上に余力がありました。
余力はあったのですが、聖平小屋〜登山口までがとにかく長すぎw
終わりなきトラバースの皇海山帰路を思い出したと言うかそれ以上のトラバース。。
標高2100m位から笑う位標高が下がらず精神的に結構疲れましたね。。
多少下山に苦労したものの結果バスの制限時間が無かったので聖岳山頂に気兼ねなく長居出来たし、山頂で100名山完登の瞬間に立ち会える事が出来て(瞬間に立ち会えたのは初めてです)良かったです。
その方やガイドさんを含めてこれまた駿河湾が見える程の最高の展望下にて談笑出来たのがいい思い出となりました。。。
数年間・数回に渡る天候不良等によるキャンセルを経てようやく今回全てが最高の山行を実行する事が出来ました。
この達成感は幌尻岳以来かなぁ。。。
体力のピークが確実に衰えたのを感じた今年、この行程を組むのがギリギリの歳だったのかもしれません。
百名山もあと残り7座。
美味しい物は残しておく性格なのでいい山しか残っていませんが、今後これ以上の充実感を得られるのでしょうか???
それ位のインパクトが今回の山行にはありました。
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