飯豊全山縦走
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- GPS
- 51:59
- 距離
- 50.0km
- 登り
- 3,760m
- 下り
- 4,178m
コースタイム
- 山行
- 7:32
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 8:19
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 8:11
天候 | おおむね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
9.17㈮ 大日杉〜三国岳〜御西岳避難小屋
前夜、高速を走らせ、PAで富山から来た鉄チンさんと合流。大石ダムに鉄チンカーをデポした後、道の駅白い森おぐにで前泊した。翌朝、378号線で川入に向かうも、大雨の影響で岳谷大橋から先が通行止め。下調べが足ておらず呆然としたが、切り替えて大日杉小屋からのルートに変更することに。入山口に駐車整理のおじさんがいて、小屋のトイレも使えた。「全山縦走」したいということで、川入からと同等のラインが取れるように破線の五段山を経由するルートを選択する。出だしは裸足渡渉で、その後やや道が不明瞭となり、途中藪漕ぎ。800mあたりから登山道に出て、後は快適となった。なお、数日前のキャッシュが残っているはずのジオグラフィカはなぜか使えず(やはりヤマレコか...)。
五段山から地蔵山の間は草刈りをする地元の山岳会?の方が多くいて、中にはKeiさんと山スキーで会ったことのある方もおられた。五枚山の手前あたりで、そのうちのお一方に呼び止められ、ストックの石突にキャップが無いことについて体感5分(たぶん3分)くらいの長い説教を受ける。石突が無いと登山道が崩れるということだが、自分はその害がどの程度なのか知らず、それよりもキャップが脱落してゴミになる方が有害だと思っていた。反論しても無駄と思われたので、話が途切れたタイミングで「わかりました」を繰り返して先へ進んだが、その後1時間以上引きずった。
剣ヶ峰付近の岩稜は楽しい。岩稜の終わりに腐ったリングボルトが2個。切合小屋からは人が増え、特に本山小屋から飯豊山を往復する登山者が多いように見受けられた。この日は御西岳避難小屋まで歩き、ビールとタンドリーチキン、メインはキムチ鍋と食当のKei氏が素晴らしい活躍。夜半風強し。
9.18㈯ 御西岳避難小屋〜大日岳〜北股岳〜頼母木小屋
4時半起床。朝食を済ませてからほぼ空身で大日岳往復。山頂手前ではブロッケン現象が見られた。テントを撤収してからは稜線の右側を巻くように歩いていく。途中、女性3人のパーティに遭遇。GWに来た梅花皮小屋に4カ月ぶりに到着してから、しばらく休む。北股岳を越えて、門内岳に向かう途中で雨の気配。門内小屋に着くと同時に降り出したので、中へ退避した。これ以上ないタイミング。少し後に仕事を終えた御西岳避難小屋の管理人さんがお2人、少し濡れた状態で入ってきて、色々とお話を聞いた。
雨が止んでから外に出て、最後は小走りで頼母木小屋へ。テントを張っている最中にまた雨が降り出したので、中で食事を済ませた。缶ビールは500mlで500円と比較的安かったので、4缶購入。この旅最後の晩酌となる。夕飯はてらこ作のさらうどん。美味。我々のテントはおじさん3人ソロテントに囲まれていた。夜半風強し。
9.19㈰ 頼母木小屋〜朳差岳〜大石ダム
4時起床。朝食を済ませてから、トイレで自転車を漕ぐ。この日は朝焼けがキレイだった。好天は去り、明日から台風が近づいて荒天となる。5時半過ぎに小屋を出た。前日小屋番の方から話に聞いていた鉾立峰の急坂を登り、少し休んでから杁差岳へ。長者平の池塘が美しい。そこからの下りは斜度もあり、標高を落とすため樹木に風が遮られ蒸し暑い。カモス峰周辺は癒しのブナ林だが、その後は細い尾根歩き。ここで犬を担いだ謎のおじさんに遭遇した。
東俣川を橋で渡ってからトラバースで別の尾根へ登り返す。足元が濡れていて、やや悪い。尾根に上がったところで釣り師が休憩していた。林道は所々先日の大雨で?崩壊している。長い林道歩きをこなして、鉄チンカーに到着。そのまま大石ダムでダムカードをゲット。道の駅白い森おぐにへ移動して昼飯を済ませてから、今度は横川ダムへ。大日杉でマイカーを回収してから、白川温泉白川荘で汗と汚れを流し、最後に白川ダムで〆。家には21時過ぎに到着。
たまにはこういう旅も良いかも知れない。3日間色々ありましたが、ありがとうございました。
奥黒部にてらこのクトーを探しに行く旅が台風の接近で荒れそう…なので影響が少なそうでそう遠くない飯豊山になった。僕は初めての山域なのでワクワク。いわゆるオンサイトで楽しみたいので余計な予備知識は入れず地図を見るだけに留めた。
標高もそれほど高くないので樹林帯がメインの山なのかな?と思っていたがほぼほぼ森林限界上の快適登山道だった。そして思っていたより人が多く南部はかなり賑わっていた。御西岳より北部の2日目3日目はあまり人に合わず静かな山旅が楽しめた。
食事も充実。1日目の鍋&タンドリーチキン、2日目の皿うどん、美味しゅうございました!ありがとうございます!
夏山縦走登山とは無縁そうなメンツでの登山でしたがワイワイと楽しかった。たまにはこういうのもいいなぁ…
お疲れ様でした!
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