風の平標山・仙の倉山は花の山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,528m
- 下り
- 1,516m
コースタイム
(2日目)平標山の家06:03-06:56平標山頂07:97-08:11仙の倉山頂-09:12平標山頂-
09:50平標山の家(昼食・休憩)11:00-登山道・林道分岐12:10‐川沿いの林道分岐12:46‐13:08駐車場
天候 | 曇り。強風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場トイレそばに登山ポストあり。 稜線歩きの風は強い。雲の中だと、小雨叩きつける感じ。 駐車料金支払時(帰り)に、雪ささの湯に行くときは割引券くれるらしい。 駐車場から湯沢方面の宿14:15場の湯は、タイ料理がおいしいらしい。 |
写真
感想
関東地方週末雨の予想、雲取山は大変そう。北関東から東北あたりの山にしようと。
調べたところ、平標山が花の山で楽しそう、雨次第でルート変更、登山取りやめも可能な場所なので、木曜になって急きょ変更した。
(1日目)
関越道は雨だが、行けるところまで行く。トンネルを抜けたら青空が。でも、湯沢ICから曇り空に向かって車を走らせる…。休憩込み約3時間30分で元橋の駐車場到着。
08:45登山カード記入してポスト投函。T君、初カード記入。登山開始。一応曇りなので、松手山から山頂経由で山の家を目指す。すぐにギンリョウソウ発見。気分よしの私。毛虫多い〜と嘆くYさん。
登って10分程度で鉄塔から風が強いので戻ってきた人というグループに遭遇。下山者に逢うもみんな、風リタイヤ。Hさんが戻ろうかと言ったが、樹林帯で風の状態が全く分からないので、もう少し進むことに。
鉄塔。戻ってくる人ぞくぞく。休憩している方も戻るか悩み中。そんなに風強くないし、進んでみる。
松手山。山頂は何もない。休憩場所もないし、何も見えない。
満天星(ドウダン)の花がいっぱい。足元にはイワカガミとマイヅルソウの花々。風強くても見てて楽しい。
樹林帯を抜けると風が強くなった。このくらいなら歩けるか。一番軽いYさんが行けるなら。
前から来た男女2人組(ご夫婦?)は頂上から来たという。松手山近辺の倍くらいの風と言う。
強風が暴風に近くなった。雲が風で流されてきて体を叩く水に。雨っぽいけど、右側だけが濡れるのだから、雲?
んん、戻るべきか、躊躇。ここまで来ると行った方が早い?戻ったら、山の家までは行かないで、下山温泉地泊まりかなぁ。
Yさんが飛ばされるか?Hさんに風よけ頼むも、風よけになってない!風で立ち止まっているのにHさんは行ってしまう。声、届かないし。
Yさんがしゃがんで風よけしている間、花写真パチパチする私、ついでにYさんの写真も。1人楽しんでごめんね(笑)
松手山から1:10と記載あるも、1:40経ってもまだ到着せず。左側に稜線、右下から強風。道間違ってないよね?と言っていたら、足下にカエル。あ、山頂が見えた。立ち止まっている時間も結構あって思った以上に時間かかった。
平標山頂登頂。な・に・も・見えな〜い。当然、仙の倉山には向かわず、山の家を目指す。
木の階段。滑らないように慎重に。でも、足場がいいのでサクサク進む。登ってくるご夫婦が。山の家に荷物を置いてのお散歩とのこと。あと、10分と言われてうれしかった。
山の家到着。建物って素晴らしい、濡れないよ。湿った荷物、雨具等を乾かす。
お散歩のFさんご主人が戻り、いろいろお話を聞く。「平標山の人」にも花を教えてもらって、楽しくすごした。
明日、天気が良ければ仙の倉山に行くか?「平標山の人」が、荷物を置いていっていいよ、というので、荷物を準備し、天候の回復を祈る。
超急な階段梯子から落ちないように(ここで滑落骨折救急ヘリはさすがに恥ずかしい)2階に。Fさんご夫妻、女性2人組と消灯20時までおしゃべりして寝る。
(2日目)
夜半の雨に、目が覚めたが、起きたら曇り。なんとか、山に行けそう。
髭のご主人から、朝ごはんの片づけはいいから、天気が持つうちに出発しなさいと言われ、6時出発。
登りはじめて雲が切れて青空が。わーいと思うも、すぐにまた雲が…。花の写真は昨日撮ったし、木段を黙々登る。
ふとカリカリ音がするので、足元を見るとヒメネズミの姿。無心で葉っぱをかじっててかわいい。
平標山頂到着。残念、今日も雲。周りは何も見えない。でも今日は、山の家に泊まった他の登山者も登頂しているので、グループで記念写真を撮ってもらう。
今日はメインのお花畑に向かう。数分歩くと、ハクサンイチゲとハクサンザクラが花畑に。おー、と写真を撮りながら歩みを進める。どんどん花が広がる。どの花の写真撮るか悩む〜。
風でか、畝が作られて花「畑」っぽいのも面白い。青空が出てきた、今です。今撮らなきゃ〜。あっというまにまた雲。
そして登り。風が強くなってきた。昨日ほどじゃないね、と言いながら登る。のんびり歩く私たちの前を行ったFさんご夫妻が山頂から戻ってきた。ホントにあと少しだよ、の声に力を得て登ったら、仙の倉山頂。
谷川連峰最高峰登頂!でも、やっぱり何も見えない…寒いから、記念写真撮って、さっさと戻るか。
風がますます強い。あ、ハクサンイチゲに目を取られて、さっき見逃してた。チングルマも咲いてる。
また、右から、ということは昨日とは逆風。水滴を叩きつけるような風。ベンチのところで合羽ズボン履いていると。
半袖Tシャツに帽子で一眼レフを包んだ山の家のご主人がぁ。オノエランの様子を見に。すごいなぁ。
平標山頂に来たら、風おさまった。合羽履くタイミング遅かったか。3回目の平標山登頂(笑)
山の家に戻り、荷物作成、兼、小腹満たし休憩。小屋のみなさんに山の話などを聞き、話す。
ご主人は散歩に行くって言ってた。って、山の上までお庭なんだなぁ、と思っていたら、帰ってきたぁ。さすが早いなぁ。いっぱいお世話になりました。
11:00林道経由で駐車場を目指す。ひたすら下る。「オオナルコユリ」はまだ緑だけど、ナルコになっていた。
登山道から林道に出た。雨がばらばらと降ってきたので、合羽を着て歩いていたら、後ろから車が。山の家の「山の人」でした(笑)。ゲートでもう一度再開。私たちの出したゴミも運んでくれてるんですよね、ありがとうございます。
林道から、川沿いの登山道に入る。林道からも駐車場に戻れるけど、川沿いのほうが気分いいよねとYさん。うんうん。川がきれい。けど、今日一番足元が悪い。石がごろごろ。どろどろ。
ミズナラの緑が瑞々しい。足元も落ち葉でふかふか。歩きやすくなった。ら、ギンリョウソウが、踏まれてる…。
あちこちにギンリョウソウの株が。多い。Fさん奥さんがいっぱいあったよ、って言ってたけど、これほどとは。登山道ぎりぎりまで出張って踏まれてても、多い。びっくりした。
そして、駐車場到着。車両の屋根に、まんじゅう乗せたまま雨に打たれているのを発見。うう、食べたかったのに。
帰りは三国トンネルを抜けて、月夜野ICからに。
今日の立ち寄り湯は、猿が京温泉まんてん星の湯。
そして、結果オーライとはいえ、強風突入を反省しました。
誰か当日の様子UPしてくれないかなぁ〜と思ってたところに発見!
山小屋でも色々なお話出来て楽しかったです
私たちは平標山山頂から松手山経由での下山でしたが、途中にオノエランとヨツバシオガマのお花畑、たくさんのハクサンチドリに出会えてとても楽しかったです。
(仙の倉へのお花畑ではオノエランはまだほとんど蕾でしたので…)
12時少し過ぎた頃駐車場到着。雨が本降り前にギリギリセーフでした。
またどこかの山でお会いできるのを楽しみにしています。 (F)
コメントありがとうございます
いろいろ花を教えていただけて、楽しかったです
感想欄にも書きましたが、教えてもらったギンリョウソウの多さにびっくり でした
帰りは林道で大粒の雨に一時降られましたが、すぐ小やみに。
今度、どこか の山でお会いできたら、いいですね
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