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Yamareco

記録ID: 4723070
全員に公開
沢登り
大峰山脈

小笹谷「青春大滝」再訪の旅 (*´ω`)

2022年09月25日(日) ~ 2022年09月26日(月)
 - 拍手
GPS
19:46
距離
19.4km
登り
1,575m
下り
1,575m

コースタイム

1日目
山行
6:22
休憩
0:57
合計
7:19
距離 7.9km 登り 833m 下り 285m
10:14
29
10:43
36
11:19
11:34
69
12:43
56
13:39
20
13:59
14:01
4
14:05
14:18
46
15:04
15:18
48
16:06
15
16:21
16:28
7
16:35
16:40
23
17:03
17:04
8
17:12
21
17:33
2日目
山行
9:38
休憩
2:39
合計
12:17
距離 11.5km 登り 750m 下り 1,298m
5:25
391
11:56
13:51
18
14:09
13
14:22
14:23
25
14:48
14:52
13
15:05
15:11
8
15:19
10
15:29
15:30
8
15:38
10
15:48
16:09
39
16:48
14
17:02
17
17:19
17:30
12
天候
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
五番関トンネル横P(5台ほど駐車可 無料)
コース状況/
危険箇所等
○五番関からの道は 本参拝道よりも自然豊かで イイ感じです。ただ トラバース道の一部損壊とアップダウンがある所が 重荷のザックでは 身に堪えましたがっ(笑)💦
○山上ヶ岳から小笹の宿までは、トウヒなど亜高山樹木も混じり 苔蒸したしっとりと落ち着いた森で 心が安らぎます。 また、ほんのり紅葉も始まっていました。10月初旬〜中旬は 更に素晴らしい森に変わると思います。
●小笹谷は、一般的ではありません。沢登りに慣れた方じゃないと危険だと思います。
※鐘掛岩や日本岩、西の覗き岩等・・・少々危険でもありますが その分パノラマビューが広がり、大峰からの大展望を満喫することができます。
大峰に行く途中 葛城一言主神社下の田んぼのあぜ道。彼岸花の有名どころ???
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大峰に行く途中 葛城一言主神社下の田んぼのあぜ道。彼岸花の有名どころ???
午前7時半くらいですが 人人人 車車車で びっくりしました。(人が写らないようにするのが大変💦)
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午前7時半くらいですが 人人人 車車車で びっくりしました。(人が写らないようにするのが大変💦)
で この大荷物(22kg超)で 来ちゃいました。五番関トンネル横に(*^-^*)
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で この大荷物(22kg超)で 来ちゃいました。五番関トンネル横に(*^-^*)
途中で買い足しをしているので またまた 巨大3段ロケットザックになっちゃいました(*ノωノ)
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途中で買い足しをしているので またまた 巨大3段ロケットザックになっちゃいました(*ノωノ)
しばらく「女人」の女の文字が なくなっていて「人結界門」になっていましたが…復活されたのですね。
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しばらく「女人」の女の文字が なくなっていて「人結界門」になっていましたが…復活されたのですね。
鍋冠(なべかつぎ)行者堂 火を噴く大蛇から鍋を被って身を守り 無事退治された行者様がおられたそうです…。
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鍋冠(なべかつぎ)行者堂 火を噴く大蛇から鍋を被って身を守り 無事退治された行者様がおられたそうです…。
れっつリンボー やろうとしましたが 荷物が重いので 無理でした💦背骨が折れるかと思いました(笑)
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れっつリンボー やろうとしましたが 荷物が重いので 無理でした💦背骨が折れるかと思いました(笑)
ピンボケていますが 蛇さんのランチ時だったようです。
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ピンボケていますが 蛇さんのランチ時だったようです。
伸びヨ 脚! って…ほんと 大荷物では 何気ない倒木でも一苦労ですっ(*ノωノ)
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伸びヨ 脚! って…ほんと 大荷物では 何気ない倒木でも一苦労ですっ(*ノωノ)
後から自撮りしますと 念願の身長180冂供に見えます(^^)/
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後から自撮りしますと 念願の身長180冂供に見えます(^^)/
ここ 冬になりますとシリセードボブスレー場になるんですよ!尻セード世界大会も夢ではない?
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ここ 冬になりますとシリセードボブスレー場になるんですよ!尻セード世界大会も夢ではない?
紀州南高梅🍙の気持ちっ!
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紀州南高梅🍙の気持ちっ!
前を見ると 山上ヶ岳(1719m)
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前を見ると 山上ヶ岳(1719m)
後を見ると 大天井ヶ岳(1439m)
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後を見ると 大天井ヶ岳(1439m)
荷が重いので 今日は鎖場のココは ちと堪えますぅ。
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荷が重いので 今日は鎖場のココは ちと堪えますぅ。
稲村&大日様!のお顔が見えました('◇')ゞ
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稲村&大日様!のお顔が見えました('◇')ゞ
この洞辻茶屋さんまで 結構アップダウンがあり、バテてますっ。
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この洞辻茶屋さんまで 結構アップダウンがあり、バテてますっ。
がらーん…そうか 大峰山は9月23日が戸閉だったのですね。
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がらーん…そうか 大峰山は9月23日が戸閉だったのですね。
修験道が盛んな 岩々の峰々。迫力がありますね。
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修験道が盛んな 岩々の峰々。迫力がありますね。
で、やっとこさ 鐘掛岩です。
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で、やっとこさ 鐘掛岩です。
足下には 一輪のリンドウ(*^-^*)
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足下には 一輪のリンドウ(*^-^*)
さっ 修行にいくかっ!
9
さっ 修行にいくかっ!
あかん この重荷じゃ 無理だわ。
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あかん この重荷じゃ 無理だわ。
体が後ろに引っ張られます(*´Д`)(*´Д`)
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体が後ろに引っ張られます(*´Д`)(*´Д`)
本日の修行は キビシーいっ。
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本日の修行は キビシーいっ。
鐘掛岩TOP
役行者さまが毎日 稲村・大日をご覧になられているのですね。
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役行者さまが毎日 稲村・大日をご覧になられているのですね。
晴れの日にしか咲かないリンドウの花。晴なのになかなか開いているのが見つかりません。
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晴れの日にしか咲かないリンドウの花。晴なのになかなか開いているのが見つかりません。
西の覗き岩にやってきました。
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西の覗き岩にやってきました。
ココで頭から落とされての修行は 即身即仏を感じる世界なのだと思います。
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ココで頭から落とされての修行は 即身即仏を感じる世界なのだと思います。
そんな崖っぷちのリンドウ3兄弟(^^)/
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そんな崖っぷちのリンドウ3兄弟(^^)/
通称「カンタローミミズ」正式名 「シーボルトミミズ」発見!
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通称「カンタローミミズ」正式名 「シーボルトミミズ」発見!
よろよろへとへとになって 日本岩に到着。
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よろよろへとへとになって 日本岩に到着。
あー、もうココでのんびーりと黄昏たいですわ・・・
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あー、もうココでのんびーりと黄昏たいですわ・・・
稲村の奥に鎮座しているのは 弥山(1895m)
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稲村の奥に鎮座しているのは 弥山(1895m)
潜ってては出てきて 忙しそうなミツバチさんたち。
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潜ってては出てきて 忙しそうなミツバチさんたち。
山上ヶ岳 花は無いのに「お花畑」 笹がはびこる前の昔には 色んな花が咲き乱れたのでしょうね。
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山上ヶ岳 花は無いのに「お花畑」 笹がはびこる前の昔には 色んな花が咲き乱れたのでしょうね。
冬場は、霧氷の華が咲きますけどね(^^)/
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冬場は、霧氷の華が咲きますけどね(^^)/
安全祈願。
早く小笹の宿に着いたら、大普賢岳で黄昏るって企画は何処へ?(笑)
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早く小笹の宿に着いたら、大普賢岳で黄昏るって企画は何処へ?(笑)
小笹の宿に着いたら もう黄昏の時間(笑)
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小笹の宿に着いたら もう黄昏の時間(笑)
ワンパターンのキャベツ焼きそば(^^)/ 胃にやさしーいんです。
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ワンパターンのキャベツ焼きそば(^^)/ 胃にやさしーいんです。
翌朝 THE 素焼きパンモーニングぅ。
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翌朝 THE 素焼きパンモーニングぅ。
行ってきまーす(^^)/
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行ってきまーす(^^)/
樹林帯ですので ご来光は拝めませんし、一刻も早く小笹谷に降りなければ、帰ってくる時刻が黄昏になっちゃうかもですっ💦
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樹林帯ですので ご来光は拝めませんし、一刻も早く小笹谷に降りなければ、帰ってくる時刻が黄昏になっちゃうかもですっ💦
5年前に私が付けたマーキングテープ。まさか生きているとは思いませんでした( ゜Д゜)
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5年前に私が付けたマーキングテープ。まさか生きているとは思いませんでした( ゜Д゜)
こういう小滝をどんどんクライムダウンして行きます。
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こういう小滝をどんどんクライムダウンして行きます。
時には 補助ロープを使います。
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時には 補助ロープを使います。
無理したらフリーで降りれるかもしれませんが、スリップしたら単独ですし電波も入りませんし… 慎重に下って行きます、
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無理したらフリーで降りれるかもしれませんが、スリップしたら単独ですし電波も入りませんし… 慎重に下って行きます、
大きなチョックストーンに行く手を阻まれます。
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大きなチョックストーンに行く手を阻まれます。
取りあえず懸垂下降で慎重に・・・
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取りあえず懸垂下降で慎重に・・・
懸垂下降は安全なのですが いちいちロープを束ねるのが面倒で、その分時間がかかっちゃいます。
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懸垂下降は安全なのですが いちいちロープを束ねるのが面倒で、その分時間がかかっちゃいます。
帰りはコレを登り返すのかぁ・・・
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帰りはコレを登り返すのかぁ・・・
珍しく「メロンパンの気持っ」
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珍しく「メロンパンの気持っ」
ココにも 瀕死の重傷?を負いながらも5年前のテープが残っていました。
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ココにも 瀕死の重傷?を負いながらも5年前のテープが残っていました。
赤リボンを新しく設置して行きます。でないと 帰り道が分からなくなっちゃいます。(GPSがあっても 戻ったりして時間がかかります)
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赤リボンを新しく設置して行きます。でないと 帰り道が分からなくなっちゃいます。(GPSがあっても 戻ったりして時間がかかります)
小笹谷「本流」と合流しました。この本流は大滝(落差50m以上の直瀑)とその上の20m前後の登攀不可能な滝群で 絶対に詰めることはできません。
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小笹谷「本流」と合流しました。この本流は大滝(落差50m以上の直瀑)とその上の20m前後の登攀不可能な滝群で 絶対に詰めることはできません。
来ました…あの遭難青春大滝。5年ぶりです。もう 年令的にも来れないだろうなぁ…っと思っていましたが、
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来ました…あの遭難青春大滝。5年ぶりです。もう 年令的にも来れないだろうなぁ…っと思っていましたが、
正式名は「糞滝」または 「小笹1ノ滝」こんな滝に出会ったら 少年では太刀打ちできなかったでしょう。
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正式名は「糞滝」または 「小笹1ノ滝」こんな滝に出会ったら 少年では太刀打ちできなかったでしょう。
食料が尽きて この岩の上で日光浴をして「光合成をするんや!」っと4人で寝ていましたっけ。
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食料が尽きて この岩の上で日光浴をして「光合成をするんや!」っと4人で寝ていましたっけ。
当時は樹林もココまで大きくなく もっと陽当たりがよくて明るい感じだったのですよ。
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当時は樹林もココまで大きくなく もっと陽当たりがよくて明るい感じだったのですよ。
連日の雷雨でこの滝が、茶色く濁った激瀑になりテントを水没させてしまったんです。
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連日の雷雨でこの滝が、茶色く濁った激瀑になりテントを水没させてしまったんです。
テントを張っていた所は 山崩れで埋まってしまい、今回も缶詰とかの跡を見て回りましたが、流石に何も跡形もなく残っていませんでした。
「本日で遭難救助打ち切りです」と無情にラジオが伝え、ココに張っていたテントの中で「遺書」を書いていた17才の自分たち・・・
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テントを張っていた所は 山崩れで埋まってしまい、今回も缶詰とかの跡を見て回りましたが、流石に何も跡形もなく残っていませんでした。
「本日で遭難救助打ち切りです」と無情にラジオが伝え、ココに張っていたテントの中で「遺書」を書いていた17才の自分たち・・・
雷が付近に落ちて、テントもやられるだろうと思い、4人でこの岩穴に潜んでいたことが走馬灯のように蘇りました。YouTubeでは、ゆっくり動画などで この遭難事故を扱うチャンネルが複数存在していますが、間違いも多いです。実際に現場のココまで来て5感に降れないと、真実に触れることは難しいかと思います。
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雷が付近に落ちて、テントもやられるだろうと思い、4人でこの岩穴に潜んでいたことが走馬灯のように蘇りました。YouTubeでは、ゆっくり動画などで この遭難事故を扱うチャンネルが複数存在していますが、間違いも多いです。実際に現場のココまで来て5感に降れないと、真実に触れることは難しいかと思います。
小笹谷の上部は迷路のように枝谷が入り込んでおり どの支流だけが稜線に達することができるのか?が分かりません。ちょっと振り返っても自分がどこから降りてきて来たのかも迷ってしまうほどです。なのでマーキングテープを付けながら下ってきたのです。(高校生の時 それで随分と苦労しましたから)
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小笹谷の上部は迷路のように枝谷が入り込んでおり どの支流だけが稜線に達することができるのか?が分かりません。ちょっと振り返っても自分がどこから降りてきて来たのかも迷ってしまうほどです。なのでマーキングテープを付けながら下ってきたのです。(高校生の時 それで随分と苦労しましたから)
これぐらいのテープ間隔も必要なのです。
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これぐらいのテープ間隔も必要なのです。
テープのお陰で 迷うことなく自分が降りてきた枝谷に入ることができました。
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テープのお陰で 迷うことなく自分が降りてきた枝谷に入ることができました。
懸垂で降りてきたココを 今度は登り返さなければなりません。勿論直登は無理です。前回や前々回で 右岸側のルンゼに一旦入り込んで、それを突き上げトラバースして上部に出ることを学んでいましたので、今回は試行錯誤せずに短時間で悪場を乗り越えることができました。
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懸垂で降りてきたココを 今度は登り返さなければなりません。勿論直登は無理です。前回や前々回で 右岸側のルンゼに一旦入り込んで、それを突き上げトラバースして上部に出ることを学んでいましたので、今回は試行錯誤せずに短時間で悪場を乗り越えることができました。
トラバースをして最後に ザレ場を乗り越える所です。
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トラバースをして最後に ザレ場を乗り越える所です。
ココは絶対に間違えたらダメな二股です。水流から左へ行きがちですが、とんでもない岩壁に詰まって 引き返さなければアウトになってしまいます。
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ココは絶対に間違えたらダメな二股です。水流から左へ行きがちですが、とんでもない岩壁に詰まって 引き返さなければアウトになってしまいます。
ココはロープを使って右岸を降りた所ですが、登りは水流に添って簡単に登り返すことができました。沢は上から見るのと下から見るのとでは ルート取りが全く違ってくる場合があります。
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ココはロープを使って右岸を降りた所ですが、登りは水流に添って簡単に登り返すことができました。沢は上から見るのと下から見るのとでは ルート取りが全く違ってくる場合があります。
このように登りは 水芯をクライミングしていくと楽です。但し Gパンなので水浸しになりますと 重くて寒くて乾かなーい!の3重苦ですっ。(まさかの沢用タイツ &ズボン忘れ)
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このように登りは 水芯をクライミングしていくと楽です。但し Gパンなので水浸しになりますと 重くて寒くて乾かなーい!の3重苦ですっ。(まさかの沢用タイツ &ズボン忘れ)
小笹谷に棲む 小笹竜様です(^^)/
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小笹谷に棲む 小笹竜様です(^^)/
下部は水芯を上がって行けますが、上部は掴んだ岩が不安定なので 体重を一度かけて 一回一回慎重に浮岩を確認しながら登りました。(こういう谷の上部は 自分の掴んだ大岩で大けがをする場合が少なくありません)
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下部は水芯を上がって行けますが、上部は掴んだ岩が不安定なので 体重を一度かけて 一回一回慎重に浮岩を確認しながら登りました。(こういう谷の上部は 自分の掴んだ大岩で大けがをする場合が少なくありません)
ルーフから水滴が…自然落石にも要注意です。
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ルーフから水滴が…自然落石にも要注意です。
左手のクラックを手掛かりに登ります。
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左手のクラックを手掛かりに登ります。
上部の左ハングを乗り越えるのですがカバが無くって 膝と脛のフリクションでせり上がりました。
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上部の左ハングを乗り越えるのですがカバが無くって 膝と脛のフリクションでせり上がりました。
ふと、9年前に台風で爆谷に化けた谷から命からがら脱出してきた小笹南西尾根(勝手に命名)に 上ってみようと思いつきました。これぐらいの斜面なら上がれそうです。
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ふと、9年前に台風で爆谷に化けた谷から命からがら脱出してきた小笹南西尾根(勝手に命名)に 上ってみようと思いつきました。これぐらいの斜面なら上がれそうです。
突き上げると 懐かしの「平和な丸尾根」に出ました。ものすごく懐かしいです。
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突き上げると 懐かしの「平和な丸尾根」に出ました。ものすごく懐かしいです。
9年前 大雨で この岩から水が噴き出していたのを思い出しました。
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9年前 大雨で この岩から水が噴き出していたのを思い出しました。
コレが当時の写真です。
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コレが当時の写真です。
道(奥駆)との遭遇。
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道(奥駆)との遭遇。
奥駆道に はい、たっち。(川口探検隊かっ!)
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奥駆道に はい、たっち。(川口探検隊かっ!)
テントに帰ってきて 命のみかんをいただきます。
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テントに帰ってきて 命のみかんをいただきます。
来た時よりも美しく・・・ですよね。
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来た時よりも美しく・・・ですよね。
大峰は 少し色づき始めましたよ(^^)/
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大峰は 少し色づき始めましたよ(^^)/
無事安全報告
ガスが出てきました。
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ガスが出てきました。
ガスも絵になります。
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ガスも絵になります。
木漏れ日のいい下山道…なのですが 実はバテてますぅ。沢で水に浸かったロープや二―パッドなどが重くなり、行きと変わらぬザックの重さに右肩が限界気味に・・・
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木漏れ日のいい下山道…なのですが 実はバテてますぅ。沢で水に浸かったロープや二―パッドなどが重くなり、行きと変わらぬザックの重さに右肩が限界気味に・・・
ガマカエル君は元気に斜面を登攀していましたがっ…
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ガマカエル君は元気に斜面を登攀していましたがっ…
はい たっち。 なんとか明るいうちに無事 下山することができました。ザックを下ろすと宙に浮いた月面歩行?が楽しめましたよ(*^^)v
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はい たっち。 なんとか明るいうちに無事 下山することができました。ザックを下ろすと宙に浮いた月面歩行?が楽しめましたよ(*^^)v
道の駅黒滝 閉店ギリセーフ。これにて締めました(#^.^#)
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道の駅黒滝 閉店ギリセーフ。これにて締めました(#^.^#)
これ、全て 合わせると170万のアクセス視聴です。
しかも 勝手に画像を使用されたり、内容も 間違いが多くて・・・
私は、この後 エベレスト無酸素登頂を果たしていたり、凄い登山家に祭り上げられていたり・・・勿論、事実を曲げて それぞれが 物語として 面白おかしく視聴者の気を引こうと、創作されています。
それに対してのコメントも 辛辣なモノがあり・・・
まぁ そういうのが世間なのでしょうか・・・。
人の不幸は蜜の味・・・これで いくらお金を稼いでいるのでしょうかね。
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これ、全て 合わせると170万のアクセス視聴です。
しかも 勝手に画像を使用されたり、内容も 間違いが多くて・・・
私は、この後 エベレスト無酸素登頂を果たしていたり、凄い登山家に祭り上げられていたり・・・勿論、事実を曲げて それぞれが 物語として 面白おかしく視聴者の気を引こうと、創作されています。
それに対してのコメントも 辛辣なモノがあり・・・
まぁ そういうのが世間なのでしょうか・・・。
人の不幸は蜜の味・・・これで いくらお金を稼いでいるのでしょうかね。
中島みゆきさんの「ファイト」 好きな歌です。
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中島みゆきさんの「ファイト」 好きな歌です。

装備

個人装備
メット ハーネス ロープ ガチャセット 沢足袋(フェルト) テント泊装備一式

感想

2017年 8月 5年前のレコの感想に
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1230753.html

これで 私の「自分探しの旅」を終えることができました。
嬉しいような 気が抜けてしまったような。
夢は掴んだと同時に離れていく・・・そんな感じです。
コレで、もう沢登りは 引退してもいいかな・・・

そう 書いていた自分。

この青春大滝探しに 明け暮れていた 山人生。
11回目の探索により 数十年ぶりに 再会できた時の複雑さ…

そして もう 年令的にも無理?っと 思いましたが
今回・・・5年ぶりに再訪を決心したのは
正式なGPS軌跡を残そうと思ったのが きっかけです。
私は スマホやGPSを使い出したのは 1年チョイ前からです。
それまでは 国土地理院地図とコンパスで読図登山でした。
なので 5年前に青春大滝を発見しましたが、その場所は地図上で おそらくこの辺だ! と言う ちょっとあいまいな部分がありましたし、本流に出る所のヤヤコシイ軌跡を ちゃんと残しておこうと思った次第です。

それと5年前に残した 赤いテープはまだ存在しているのな?も 気になり…老体に鞭打って よっこいしょ! でした(笑)

体力的には 滝の登攀やクライムダウンなどよりも 20数kgを背負って 20kmの距離を歩いた方が 堪えました(*ノωノ)
本日は 全身筋肉痛ですわぁー(笑)

※なんと 沢登り用 スパッツ 半ズボンを 玄関に置き忘れていました💦 仕方がないので いつものスタイルGパンで沢登りです(笑) 
乾かない 重たい 寒い 動きにくいの4重苦でしたが、どうしてなかなか使えますぅ(^^)/ (忘れ物常習犯の言い訳)

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コメント

こんばんワン🐶
毎度の、単独行とは思えない、自撮り写真に驚愕ワンコ😱
しかも、重い荷物を担いだり、険しい沢を、行ったり来たり〜。
もう、二倍の距離を歩いてますワンね。

私、若い頃、赤岳の映像(8mmフィルム)で、三脚立てて、撮りながら登った事を、思い出すワンです。
若くても、疲れたワンです。

jyunntarouさん、そのパワーがあれば、まだまだ、沢も岩も行けますワン💖
滑落しない様、頑張ってくださいワン。

私は、もう〜〜ダメな人になっちゃったワンコです。
お疲れ様でした〜ワン
2022/9/27 19:20
ringo-yaさん おはようございます🐶
8mmフィルムで自撮りですかっ! 編集もハサミで切ってつなぎ合わせていた時代?ですかね。
しかし 若いころから アナログ映像にも長けていたのですねっ!
自撮りはホント、時間がかかりますし ボツになった写真を含めると 相当な数(笑)そして相当な時間ロス(爆)
ほんと 川口探検隊のようにスタッフが居れば 楽なんですけどねー(^^)/

いやいや りんごやさんは りんごちゃんという ナイスな相棒を見つけられていますし、この年齢帯の「登山」は、岩や滝登攀など…ほんの一部の激辛嗜好品ですからねー。メインディッシュは「山そのもの」ですから 
楽しみ方は 個性豊かで千差万別ですよ。キーボード弾き語りもありますしね🎵(^^)/ 楽しんでなんぼのモンですぅ

500円札 なつかしやー(#^.^#) 今ではワンコインと価値が下がりましたが 当時はお札で サイフに入っていれば超安心?したものです(笑)

では、これからも セーラ服運転で職質受けても ケロリとしたりんごちゃんで がんばってくださーい('◇')ゞ
✍ありがとうございました
2022/9/28 9:48
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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