槍ヶ岳〜西穂高岳(新穂高温泉) 百高山完登
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- GPS
- 21:09
- 距離
- 35.8km
- 登り
- 4,366m
- 下り
- 3,413m
コースタイム
- 山行
- 7:11
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 8:15
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 7:13
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 2:36
- 合計
- 6:48
天候 | 連日快晴。 この夏から秋にかけてもっとも安定した晴れの週末。 二日目の朝、氷点下を記録。 三日目朝は前日より暖かかった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰りは第二ロープウェイ降りて鍋平駐車場までゆるやかな下り道10分ほど。 第二ロープウェイ1800円(片道)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・大キレット(南岳小屋から北穂高岳)、危険。 ・北穂高岳〜涸沢岳も大キレットと同程度かそれ以上の難所区間。 ・奥穂から西穂高岳、とても危険。 ・いずれもヤマレコにおすすめルートがある。ヤマレコにのる様々な個人の感想はブレが大きいため、詳細はこちらを見たほうがよい。 大キレット: https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/guide_detail.php?route_id=324 奥穂高岳〜西穂高岳: https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/guide_detail.php?route_id=1160 なお、ブレブレの自分自身の感想は以下の通り。 ・大キレットは、マーキング、足場、鎖などバチバチで晴天時、無理をせずゆっくり確実に歩けば決して難しいとは感じない。大キレット区間よりも、北穂高岳から涸沢岳区間のほうが難所に感じる。涸沢岳登りは垂直区間をよじ登った個所があった。 ・奥穂高岳〜西穂高岳について。 奥穂高岳〜ジャンダルムが最難関。ウマノセの下降、ロバの耳の通過は特に危険。確実な三点支持が求められる。また、ジャンダルム直登は、秩父の鶏冠山第三岩峰直登と似ている(鶏冠山の方が少し長い)。ホールドをしっかりと得られれば難しくないが、取付きでそれができなければ無理をせず、西穂側から登るのがお勧め。途中まで無理して、その後、登れなくなると、そこから下りることも出来なくなる。 ・ジャンダルム〜西穂高岳について。 南八ヶ岳の縦走ルートと大差はないと思う。他人、自分の落石に注意。 |
その他周辺情報 | ・槍ヶ岳山荘テント2000円。予約不要だが完全に区画化されており40位しか張れずいっぱいだと殺生行き。 ・穂高岳山荘テント2000円。予約不要。テントサイトに番号盤があり、そこにまず荷物を置いて場所取り。当日は溢れ返っていた。 ひらゆの森600円。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
ジャンダルム (Gendarme)。
一般ハイカーにとっては、もはや知らない人はいないワードだと思うが、これの意味は?
名称はスイス・アルプス山脈のアイガーにある垂直の絶壁(高さ約200 m)の通称に由来するが、本来はフランス語で国家憲兵のこと。転じて山岳用語としては、尾根上の通行の邪魔をする岩をいう。by Wiki。
ということで、今回、初めて国家憲兵に挑戦することに。
今回の山行で百高山すべてに登り切った。7月1日の不帰ノ嶮縦走以来3ヶ月間、ひたすら日本アルプス(南アルプス1回、中央アルプス2回、北アルプス7回!)に通い続けること計10回(日帰り1回、テント泊9回)、13泊23日、28の百高山を登り切り、これで指定された百高山100のピークを登った。なかなかの達成感だ。これで、日本百名山、山梨百名山、百高山を登ったことになる。この感想の最後に特に百高山に関する感想を記してみた。
いつもながら、ほぼ自由に登山に行かせてくれる家族みんなに感謝したい。いつもありがとう。
さて、まずは本山行について。
先週、前穂高岳に登り、残りの百高山が南岳から南への穂高連峰主稜線上の4つ(南岳、北穂高岳、涸沢岳、西穂高岳)となった。これを一度に歩くには、大キレット、ジャンダルム経由のコースが一番効率的だ。大喰岳、中岳は既登なので、起点は南岳からでもいいのだが、大キレットを歩くならば槍ヶ岳を起点にしたく、今年一番の快晴が見込まれる3日間の初日、新穂高をスタートした。
秋の澄んだ空気の中、飛騨沢を登っていく。二週前、西鎌尾根から見た時と違い、飛騨沢の草紅葉が始まりようやく秋の到来を感じさせる。槍ヶ岳に登っているとは思えない、ひたすらゆるやかな登りが続き、6時間弱で槍ヶ岳山荘に着いた。テント場はまだまだ空いていた。カップ麺を食べてから、穂先を見ると空いているのでさっそく山頂へ。あっという間に山頂到着し、山頂も空いていて一時間も滞在してしまった。その後はテント場でまったり。快適な初日が終わった。
2日目、今回は一眼レフは持ってこなかったが深夜、コンデジでの星空撮影にトライ。そこそこいろいろと撮れるものだ。
朝、日の出を槍ヶ岳山頂で見ようか迷ったが、それだと、当然、槍ヶ岳は見えないのと、穂高岳山荘でのテン場争奪戦に勝つため、槍ヶ岳山頂はやめて、大喰岳から見ることにした。方角的に槍ヶ岳の爆焼けを予感。槍ヶ岳からあっという間に着くのになぜか百高山に選ばれている大喰岳に到着。ほとんど誰もいない大喰岳、予想的中。槍ヶ岳が史上最高?に焼けた。たまらん。
その後、97個目の南岳にタッチして南岳小屋に着くと、見覚えのある人が。一目で以前、会ったkiyohisaさんとわかった。ご一緒はoyamaskiさんも。お二人としばし歓談、楽しい時間をありがとうございました。お楽しみの豚汁定食で腹ごしらえし、ヘルメットをかぶり、いよいよ、この先、大キレットへ。
梯子、鎖でどんどん下降して行くなか、左手には紅葉した斜面が広がっていく。その後、長谷川ピーク付近を通過。足場がバチバチで思ったよりも難なく通過。最後、北穂小屋に向けてぐいぐい登っていき、ポコッと小屋に飛び出した。北穂小屋は人気の小屋らしい。いつか、機会があれば泊まりに来たい。
小屋裏、98個目の北穂高岳で写真を撮った後、涸沢岳を登ればすぐにキャンプ場だが、涸沢岳へはなかなかの登り、大キレットよりも険しく、力任せで登るような斜面もあり、登りがいは大キレットを上回るのではないか。無事、99個目の涸沢岳に登りこれでいよいよ明日の西穂高岳で百高山クリアだ。
穂高岳山荘には早めに着いていい場所にテントを張れたが、最終的にはテント数はすごいことになった。上高地、新穂高の駐車場もやばかったらしい。午後もまたまったりして過ごす。
最終日、いよいよ、ジャンダルムを越えて西穂高岳へ。
テントの数や小屋の宿泊者数を考えると奥穂山頂でのご来光が大変混雑するのと西穂ルートも混み合うことが予想され、日の出をジャンダルムで見るべく、早めに出発。
奥穂高岳を山頂をスルーして、まずは、暗闇の馬の背の下降だ。両側が切れ落ちており、たしかに非常に危険な個所ではあるがマーキングはしっかりしており、時間をかけてゆっくり下降し、無事、ジャンダルムの直登取りつき点まで来た。さて、あと2段ほど登れば山頂だと思って振り返るとなんと太陽が顔を出した。あー、あと1分、遅かった笑笑笑!
日の出の瞬間を数枚撮ってそっこーでジャン山頂へよじ登って天使とご対面。まだまだご来光感は十分でジャンご来光と言っていいでしょう笑。山頂では40分ほどのんびりして、後続が来る前に出発。
その後、予習の範囲ではいろいろと難所が連続するらしいが、奥穂〜ジャン間に比べれば、圧倒的に前半が難しく、後半はひたすら続くアップダウンと落石に注意すれば特に問題ない。登ったり下ったりを繰り返して、奥穂高岳山頂から4時間弱、百高山百番目の西穂高岳山頂に到着した。これで百高山を登り切り、一人充実感に浸る。その後、まだ、時間がかなり早く、ロープウェイ始発組の登りとのすれ違いは丸山以降でスムーズに下山できた。大満足の3日間だった。
今年は高いモチベーションでひたすらアルプスに通いまくった。もうアルプスはおなかいっぱい。さて、次はどうするか。秋はこれからが本番。低山の季節だ。そうだ、多摩百をがんばろう。
さて、自分の百高山の軌跡について簡単に触れてみたい。
もともと、まともに登山を始めたのは2015年夏の白馬岳登山からで、その後、日本百名山完登が当面の目標となり、2020年から山梨百名山の完登も同時に目指すようになる。そして迎えた2021年10月10日、間ノ岳に登り、日本百名山、山梨百名山の同時完登を達成。この時点で百高山のリストを見るとすでに69に達していた。ここでようやく初めて百高山の完登を目指すことに。こんな経緯で目標にしてから約1年で百高山を完登した。
このように、日本百名山と高山が豊富な山梨百名山を目標にしていると、極端なピークハントのみのピストン登山をしない限り、2つを終えると60-70ぐらいの百高山には登れてしまう。もっと早い段階から百高山も意識して百名山のルートを考えて登ればさらにそのついでの百高山ピークは増えていく。ただ、それをすればするほどルートは長くなり、天候や休みのタイミングと合わせるのにも苦労が生じる。
日本百名山と百高山を登って感じるのは、夏山かつ関東在住者にとっては、ほとんどの山頂が日本アルプスに集中している百高山の完登のほうが日本全国に点在する百名山の完登よりも容易だったことだ。体力云々はともかく、今夏登山のように毎週末、ひたすら長野、岐阜に通えば、またたくまに増えていく。ルート次第では2泊程度の登山で10前後の百高山を荒稼ぎできる。なので、(関東在住の)遠出が難しい人にとっては、百名山よりも百高山登山のほうがおすすめ。晴れの日に行けば、絶景確約間違いなし。ただ、毎週毎週行きすぎると、だんだん見える絶景にもマンネリ感が出てくるので要注意笑。
なお百高山の年別進捗はこんな感じ。
1994年:1(富士山)、2015年:6、2016年:5、2017年:11、2018年:9、2019年:5、2020年:4、2021年:31、2022年:28。
2022年9月 奥穂〜前穂
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4711138.html
2022年9月 東鎌尾根〜槍ヶ岳〜西鎌尾根
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4684195.html
早々やりましたね!
日本百高山完登おめでとうございます。百名山登頂されてまたすぐ偉業達成ですね。今年一番の晴天続きではないかという日程&百高の総決算にふさわしいコース選択と素晴らし過ぎです!
お互いに怪我の無い様にこれからも楽しみたいですね。次なる挑戦を楽しみにしております。
ありがとうございます!
偉業ってほどじゃないですけど笑!
寒くなる前のこのベストなコンディションの中、このルートを歩けて大変満足しております。
次はしばらくまた、奥多摩エリアをふらふらしてから、来シーズンになるかもしれませんが、今度は南アルプスの渋めのエリアにも足を伸ばしたいと思います。その際はまた、過去レコを参考にさせていただきます!
次は何するのー?たま100?私の知らない山ばかりだから、たまには大物も登ってね〜😁 そして今年の冬もたまにはよろしくね♪♪
どうもありがとう!
盛夏の時期、1日の晴れ間でも前後雨の中、サボらずに面倒なところも登ってなんとか寒くなる前に登りきることができました。百高山はharuboさんたちのレコを見てなかったらたぶん、登ってなかったと思います。特に、主稜線から外れた山や不人気エリアの山は行きづらく、でも、そこに行くために歩いたエリアではいろんな思い出に残る景色にも出会えて素晴らしい山リストでした。お二人には感謝しております!ありがとう!
まだ冬仕様の体になってないから雪山やるのか不明だけど、また、雪山にはまり出したら、ぜひ、北岳に!
あの日の北アは寒かったですが風景は激熱でしたね
私たちものんびり?と楽しめました♪
私は暗いうちの岩稜帯が苦手なんで暗闇のウマノセ行けるmurphyさんが凄いです
夜は寝る時間ですw
季節はいよいよ秋から冬
今週末は雪だるまのリスクも出てきました
季節の変わり目は非常に危険ですのでお互い安全登山で臨みましょう!
あの日は大変お世話になりました。
土曜の朝(深夜から)は寒くて寝られず、初めてレインウエアまで着込んで寝袋で丸まってました笑。景色は本当にあの朝は今年一のテッパンでした。
ウマノセは暗いと下部があんまり見えなくて逆にあんまり怖くなかったです笑。次回は明るい時間に西穂側からしっかりとウマノセを味わいたいと思います!
ところで、過去レコ拝見したんですけど、9月15,16日の大天井岳、私は、16日から3日で東鎌、西鎌、新穂高へ抜けたんですが、16日に同じ時間に燕山荘に滞在していたようです!
以前、白馬尻でもお会いしましたが、土曜日にお会いした時、oyamasukiさんに会ったのが(白馬を除いても)初めての気がしなかったのですが、何でしょうかね。何か別の接点がありそうな…。
お互いに冬に向けて体力を維持しつつ、引き続き、安全登山で山を楽しみましょう!!
※フォローさせて頂きました。これから引き続きよろしくお願いします。
この週末は絶好の縦走日和でしたね〜
南岳では小屋前で朝カップ麺中の私たちにお声掛頂き、ビックリです!
同じテーブルでmurphyさんが食べていた"トン汁定食"羨ましかったですw
その後は順調に進まれたようですね。
夜明けのジャンダルム直登出来て良かったです。
#75の朝陽とエンジェルが一番好きかも…
あと、#39に私たちが写ってますね!
またどこかでお会いできたら宜しくお願いします。
同日にもジャンダルムで遭難があったので、お互いに安全登山で楽しみましょう!
本当に絶好の縦走日和に北アルプス屈指の縦走コースを歩くことができて最高でした!
2-3年前、雪の権現岳ででもそうでしたけど、kiyohisaさんはお姿、お顔を見た瞬間にすぐにわかるんです。独特のベテランのオーラを放っているんでしょうね!だから#39にも映ったんでしょうね!
うまそうなカップラの前で豚汁を見せつけてしまって失礼しましたw
おかげで気持ちよく大キレットを縦走できました。
私も75の輝く天使、お気に入りです♪
朝焼けの時間にあそこにいないと撮れない写真で、kiyohisaさんにも気に入ってもらえて、さっそく、サムネを爆焼槍ヶ岳の写真から天使に入れ替えました。ごめんね、槍ちゃん!
ジャンダルムでは金曜日、日曜日と連続して遭難事故があったようですので、お互いに注意して安全登山を楽しみましょう!
また、てるてるに会えるのを楽しみにしています!
一気片付けてしまいましたね🤪
最高の天気で何よりでした!!
次は百名山ですかねぇ?
本当にお疲れ様です🎊
ありがとうございます!
syousanさんの積み上げを横目に見ながら自分も頑張れねばと、今季、ラストスパートで頑張りました!
もう、百名山は一年前に終わってるので次は二百名山とかも考えはしましたが、なかなか、北海道が手強くて。
しばらく、近場のハイキングしながら次の目標を考えます。
syousanさんも頑張ってくださいね!
しかし、この夏は毎週のように北アに入りましたね、片っ端から百高をやっつける姿は真似したいと何度も思いましたが、とても真似できません、本当おめでとうございます。
私は百高90座になっていますが、今年はどうも気分が乗らなくて、1座も登りませんでした。来年はmurphyさんのコースを真似してテン泊縦走で百高をやっつけようと意気込んでいますが、どうなる事かは来年にならないと分かりません、笑。
そこで一つ教えてほしいことがあります。
私、テン泊装備の場合15〜17kになり、慣れてないこともありますが全く歩けなくなります、murphyさんはテン泊装備で大キレットなど多くの難関コースを短時間で縦走してますが、何か秘訣とかアドバイス貰えないでしょうか?また装備の重さなども参考に教えてください🙇♂️
すみません質問ばかりして。。
ありがとうございます!もともとはゆっくりやろうなんて思っていましたが、性格が貧乏性なのか、火が付いたら止まらない質で一心不乱に北アルプスに通い続けました。我ながら、去年の夏秋もそうでしたが、今年も充実のグリーンシーズンを過ごすことができました。
また、こんな私のレコにたくさんの方からメッセージをいただき本当にうれしく思っています。皆様、心からお礼を申し上げます。
さて、ご質問いただいた件ですが、お答えする前に、足がチョー速いrupmoさんに全く歩けないとか、秘訣は何ですか?とか聞かれても困るんですが…笑。その足の半分ほどを分けてほしいぐらいです。なので、私からrupmoさんにお答えできること、アドバイスできることなんてないです…。
ですので、秘訣とかアドバイスはおいておいて、私の場合の事実だけ以下に記載させていただきます。
また、装備一式の写真も今撮ったのでそちらはDMでお送りします。
ご質問いただいたので今、今、一点一点全部計ってみました。これは夏山限定です。
水、食料を抜いて、自分が身に着ける靴や衣類は除きます。
テント泊装備のザック総重量は、8242gでした。内訳は以下の通りです。
テント(TNF1人用)1363g、シュラフ(モンベルダウンハガー#3)594g、マット(NEMO)430g、コンロ・ガス・なべ類で544g、薬などエマージェンシーキット133g、ヘッデン2個・バッテリー(14000A)635g、レインウエア上下482g、着替え一式(シャツ、靴下)と防寒具(フリース・ダウン・手袋類)670g、ヘルメット(マムート)410g、傘144g、コンパクトデジカメ320g、サングラス36g、ティッシュ・トイレットペーパー・除菌シートなど237g、空の水筒117g、スマホ204g、ストック(BD/ディスタンスカーボンFLZ)320g、紙地図32g、以上が持ち物です。
これらをMILLET40+5Lザック1570gにマットを除き全部収納します。ヘルメットも収納します。外付けしません。なお、マットは、横づけ、底づけは岩稜帯や藪突破時の障害になるので、背面の反対側に固定します。
ここに食料が追加でどんなに多くても2泊程度なら1kg以下、水は北アルプスのように小屋が連続する場合、最大1.5L、小屋が少ない場合は2.5Lぐらい持ちます。でも2.5Lはめったに持ちません。さらに、ここ最近は、一眼レフと三脚を持つ場合があり、これを追加すると、約2kg増加します。
ということで、食料・水抜きでザック全体が8242g、食料最大1000g、水最大2.5Lが加わると、11742gで約12kg弱になります。ここに一眼レフ(これもザックに入れます)を追加すると14kg弱になります。小屋で買うビールをケチるときは、350ml缶を2つぐらい持っていくので、700gぐらい追加されます。
なお、ザックはテント泊用にと、60とか70Lのザックも昔は買って一時期使っていましたが、このぐらいの装備ならばこんなにでかいザックは不要だと気が付き、さらに、60Lと40Lのザックだと、ザック自体の重さも1000gは違うので、今、夏は40+5Lのザックで十分な状態です。
重量は以上の通りです。
あと、難関コースを短時間で縦走とおっしゃっていますが、私がこの夏に歩いた縦走コースは、特別、難関でもなくすべて指定された一般登山道で、また、極端なナイトハイクや1日でのロングハイクはしていないつもりです。例えば、今回のコースでも、明るくなってからか、明るくなる直前に出発して、3日とも正午前後には登山を終えて午後はのんびりしています。私は体質的に1時とか2時にスタートするナイトハイクはそもそもできなくて、1日、12時間とか歩くのも苦しいだけなので、めったにそういうハイクはしません。というか、できません。また、東京から行っていることもあり、効率を考え、アルプス登山は、原則、日帰りやピストンもしないようにしています。
他にコメントいただいている皆さんの邪魔になりそうなぐらい超絶、長いコメントになりました・・・。
すみません、簡単に教えて貰うつもりでしたが、親切丁寧に重さまで測っていただき、大変お手間取らせまして恐縮です。
頂いた文章を、参考にして来年のテン泊装備を見直したいと考えております。
先ずテントですが、私のは70Lあり1.8Kありました、シェラフも通年#2を使っているので重いです、当然テントもダブル2Pなので1.8Kありました。
細かな装備も何がどれくらい違うか、今日家に帰ってから検証したいと思います。いずれにしても4Kくらい軽くして12Kを目標にしようと改めて思いました。
正直、murphyさんは10K以下と推測していました、案外重い事にビックリ😱
早く歩ける、長く歩ける、重い荷物でも歩ける、は違うと感じてます。私の場合長くは歩けますが、重い荷物は全くダメ😂来年は装備を見直すと同時に、日ごろの登山から、重装備の練習も励みたいと思いました。
murphyさんは、やっぱり凄い、今の私には真似とてもできない自慢出来る山行です✌️
あと、コースも大変参考になり、こちらも真似したいのですが、岐阜からは東京のように公共の交通機関がなく、どうしても車になります、なので妻に頼んで迎えにきて貰うなど😃考えている次第です。これからもmurphyさんのレコ研究させて頂きます。
本当ありがとうございました🙇♂️
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