杁差岳(霧の稜線・足ノ松尾根)
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,720m
- 下り
- 1,728m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大石山手前(イチジ峰手前)の登山道脇が足の松沢側に崩れています。足元が滑り易いのでご注意ください。 |
写真
感想
天気の具合から、最初は曇天、昼頃に好転して一刻は大展望…これを期待して登山口を目指しました。結果的に、大石山から杁差岳の山頂に至る稜線も、山頂からの日本海も、一瞬は見ることが出来ました。昨年は9月に日帰りで門内山手前の胎内山まで登りましたが、何故か登頂感乏しく、北股岳に到着し得ない挫折感を抱いて下山しました…しかし、その途中で眺めた杁差岳に、日帰りなら此方においでよとささやかれた様な感じがして、今日は杁差岳に行こうと決めました。勿論、この芳醇な山域を相手にするなら2・3泊が必要ですが、諸条件が整わないのが残念です。
当日は足の松尾根(胎内口)の山開きの日に当たり、朝の5時から奥胎内ヒュッテ前は活気付いていました。初めて登山用の乗合タクシーを利用して登山口(歩けば50分)に乗り込みました。登山道も丁度良い間隔(手前の風景写真を撮れる)で登山者がいる具合…過日の未開の赤津山の孤独感から一転、人との会話を一杯持てました。
当日、杁差岳方面は、私に先行する御方二人、続いて御二人。そして宿泊装備の団体さんでした。山開きノートを拝見すると、殆どが頼母木山の日帰りか、門内岳以上…私も今度は、泊りで北股岳を目指したいと思うのでした。
霧に飲み込まれそうな杁差岳…
心急いて歩を進めるも山体が霧に包まれるのに数分もかかりませんでした。
しかし、一瞬でも幸せな気分に浸れました。寧ろこの光景に立ち会えたことに感謝します。
鉾立峰も霧に覆われていましたが、頭上の太陽光も強烈で空間全体が発行している様な
不思議な感覚でした。霧が風で飛んだ時に、アゴク峰の方の狭い稜線に歩を進めてみました。
コメント
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往路の大石山直下で追い抜き、復路ですれ違ったもの(続いて御二人のひとり)です。景色はダメと思い、頂上は15分のみで折り返しましたが一瞬晴れたのですね。せっかちなピークハントでは見逃す風景や花々、参考になりました。
hijiridake様
杁差岳、お疲れ様でした。時には遅速のお蔭で、ちょっと雲の合間から覗けただけですよ。けれど一歩先行していたhijiridakeさんだけが見ることのできた特別な一瞬もあると思われます。どんな山行にも、その人にだけ訪れる幸運が必ずあると思って歩いています。
またどこかの山でお会いしましょう。
力作ですねえ。ブナ、いいですねえ。そして根っこの張り凄いこと。自然の険しさを感じさせてくれます。増量中の霧、むしろ、いいですねえ。水滴、柔らかそうですねえ。葉脈も美しい。イチゴ、私なら食べていたのに。次回からは食レポも願います(笑)花たちが美しいですね。シロバナニガナ、いいなあ。
hunnno殿
お言葉有難うございます!では、食(飲)レポ…
杁差岳ー鉾立峰の鞍部にて熊笹の葉上の露を集めて、飲んでみました。
岩間の清水とも違い、軽くて柔らかい喉越し。甘露でした。
山の伏流水が鉱物から貰うミネラルを含まない?為かな…そんな気がしました。
PM2・5を気にしないで、山の水を味わえる世界が続いて欲しいものです。
なななぬう〜。甘露とな^^:
山のソムリエですな。
見たらいっぺんで行きたくなりました。
きれいな写真とレコ有難うございます。羨ましくなるような一日を楽しめて良かったですね。飯豊の山を知らない私も少し行ってみたいような気持が芽生えてきました。
onicco様 初めまして。お言葉有難うございます。飯豊の山は、実は私も殆ど未知の領域なのです。飯豊西部の蒜場山・焼峰山・二王子岳から眺めてきましたが、昨年は地神山を越え、今年は北端の杁差岳。一歩一歩、北股岳・飯豊本山・大日岳等の名山に近付いて行こうと考えています。地味なアプローチですが、この過程への愛着がレコに反映出来たら嬉しいです。
去年14枚目の写真辺りまで試しに行ってみました。
ここは私の来る所じゃないなと思いましたよ。
だけど見るだけでも素敵な所ですよね〜!
下のヒュッテ付近で景色を堪能派です。
よろしくお願いします^^
e-mine様 初めまして。14枚目の地点の先を、もう少し堪えて尾根道に出ると歩き易くなりますよ。また、杁差小屋を利用した一泊とすると、余裕をもってきっと登頂し、風景を堪能できると思います。e-mine様のアイコン、角田山の灯台コースの風景ですね!角田山と戸隠奥社、当家でも子連れ山歩きの出発点です。
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