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Yamareco

記録ID: 480208
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳〜間ノ岳〜農鳥岳

2014年07月18日(金) ~ 2014年07月19日(土)
 - 拍手
GPS
19:03
距離
25.4km
登り
2,692m
下り
3,356m

コースタイム

7月18日(金)
広河原9:00-11:20二俣11:40-13:40小太郎尾根13:40-15:15北岳15:20-16:20北岳山荘

7月19日(土)
北岳山荘5:00-6:40間ノ岳6:50-9:30農鳥岳9:50-10:20大門沢下降点10:20-13:00大門沢小屋13:30-17:00奈良田
天候 7月18日:曇り時々雨
7月19日:曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
奈良田温泉の駐車場に車を停めました。
18日は広河原行きのバスが夏ダイヤになる前の平日だったのでガラガラでした。
19日の夕方に下山したときは駐車場が半分程度埋まっていました。
駐車場に仮設トイレ有。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは広河原インフォメーションセンターと広河原山荘にあります。

危険箇所ですが、
左俣コースは上部で崩落があったため、できるだけ右俣から登るように小屋の人から言われました。

また、大門沢下降点から急坂を下りてすぐにある橋は少し斜めに傾いていて、濡れていると滑って危険です。僕は滑りました。
広河原の吊橋から。
北岳はガスで隠れています。
2014年07月20日 13:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/20 13:03
広河原の吊橋から。
北岳はガスで隠れています。
平日のため人が少なくて静かな山歩きが楽しめました。
2014年07月18日 09:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/18 9:12
平日のため人が少なくて静かな山歩きが楽しめました。
白根御池小屋方面と二俣方面の分岐。
二俣方面へ向かいます。
2014年07月18日 09:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/18 9:30
白根御池小屋方面と二俣方面の分岐。
二俣方面へ向かいます。
山頂は相変わらず隠れています。
2014年07月18日 09:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/18 9:49
山頂は相変わらず隠れています。
2014年07月18日 10:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/18 10:35
立派な橋が架かっています。
2014年07月18日 10:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/18 10:37
立派な橋が架かっています。
ルート上にはありませんが、この辺りから残雪が出てきました。
2014年07月18日 10:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/18 10:53
ルート上にはありませんが、この辺りから残雪が出てきました。
左俣コースの雪渓が見えてきました。
去年よりも雪の量が多いかな。
2014年07月18日 10:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/18 10:54
左俣コースの雪渓が見えてきました。
去年よりも雪の量が多いかな。
二俣の手前。
この少し下から雪渓に下りる事ができます。
アイゼンを持っているなら雪渓を歩いた方が楽そうです。
2014年07月18日 11:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
1
7/18 11:19
二俣の手前。
この少し下から雪渓に下りる事ができます。
アイゼンを持っているなら雪渓を歩いた方が楽そうです。
二俣。
左俣コースを進む計画でしたが、左俣上部の土砂崩れの話を聞いたので右俣コースへ進むことにしました。
2014年07月18日 11:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/18 11:24
二俣。
左俣コースを進む計画でしたが、左俣上部の土砂崩れの話を聞いたので右俣コースへ進むことにしました。
右俣コースは去年より雪が少ない感じでした。
2014年07月18日 12:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/18 12:43
右俣コースは去年より雪が少ない感じでした。
白根御池小屋方面からの合流地点。
この辺まで登ると左俣コースの崩壊箇所が見えました。
2014年07月18日 13:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
1
7/18 13:29
白根御池小屋方面からの合流地点。
この辺まで登ると左俣コースの崩壊箇所が見えました。
黄色い花がたくさん咲いていました。
シナノキンバイかな?
2014年07月18日 13:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/18 13:43
黄色い花がたくさん咲いていました。
シナノキンバイかな?
小太郎尾根まで上がると甲斐駒が見えます。
2014年07月18日 13:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/18 13:48
小太郎尾根まで上がると甲斐駒が見えます。
肩ノ小屋へ続く稜線。
2014年07月18日 13:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
1
7/18 13:53
肩ノ小屋へ続く稜線。
一緒に歩いていたおじさんが「キタダケソウだ!」と喜んで写真を撮っていたので、僕も撮ってみました。
でも、これはハクサンイチゲじゃないかな?
2014年07月18日 13:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
2
7/18 13:58
一緒に歩いていたおじさんが「キタダケソウだ!」と喜んで写真を撮っていたので、僕も撮ってみました。
でも、これはハクサンイチゲじゃないかな?
結局、見分けがつかず。
2014年07月18日 13:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
1
7/18 13:59
結局、見分けがつかず。
これはハクサンイチゲだと思われる。
2014年07月18日 14:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
1
7/18 14:00
これはハクサンイチゲだと思われる。
去年テントを張った肩ノ小屋。
今年は先に進みます。
2014年07月18日 14:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/18 14:27
去年テントを張った肩ノ小屋。
今年は先に進みます。
両俣小屋方面への分岐。
2014年07月18日 14:50撮影 by  SLT-A37, SONY
7/18 14:50
両俣小屋方面への分岐。
チョウノスケソウ。
葉っぱの形が独特なのでこの花はわかる。
2014年07月18日 15:04撮影 by  SLT-A37, SONY
1
7/18 15:04
チョウノスケソウ。
葉っぱの形が独特なのでこの花はわかる。
北岳山頂。
誰もいません。
2014年07月18日 15:15撮影 by  SLT-A37, SONY
1
7/18 15:15
北岳山頂。
誰もいません。
北岳山頂から北岳山荘へ下ります。
この辺を歩いている頃から風が強くなり、小雨がぱらつくようになってきました。
2014年07月18日 15:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
1
7/18 15:40
北岳山頂から北岳山荘へ下ります。
この辺を歩いている頃から風が強くなり、小雨がぱらつくようになってきました。
八本歯のコルへの分岐。
2014年07月18日 15:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
1
7/18 15:45
八本歯のコルへの分岐。
八本歯のコルから山頂へ向かわずにトラバース道へ進むとここで合流します。
2014年07月18日 15:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/18 15:59
八本歯のコルから山頂へ向かわずにトラバース道へ進むとここで合流します。
北岳山荘の周りは雪がたくさん残ってます。
2014年07月18日 17:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
1
7/18 17:03
北岳山荘の周りは雪がたくさん残ってます。
北岳山荘の玄関。
2014年07月18日 17:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/18 17:04
北岳山荘の玄関。
翌朝。富士山の方は晴れているようです。
2014年07月19日 05:05撮影 by  SLT-A37, SONY
1
7/19 5:05
翌朝。富士山の方は晴れているようです。
が、南アルプスはガスで包まれていました。
昨日登った北岳は見えません。
2014年07月19日 05:06撮影 by  SLT-A37, SONY
7/19 5:06
が、南アルプスはガスで包まれていました。
昨日登った北岳は見えません。
今日登る間ノ岳方面もガスで真っ白です。
2014年07月19日 05:06撮影 by  SLT-A37, SONY
7/19 5:06
今日登る間ノ岳方面もガスで真っ白です。
中白根山。
2014年07月19日 05:42撮影 by  SLT-A37, SONY
7/19 5:42
中白根山。
間ノ岳への登りかと思って頑張って登ったら…。
2014年07月19日 06:03撮影 by  SLT-A37, SONY
7/19 6:03
間ノ岳への登りかと思って頑張って登ったら…。
違いました。
2014年07月19日 06:07撮影 by  SLT-A37, SONY
7/19 6:07
違いました。
折からの強風でガスが晴れて、中央アルプスが見えました。
2014年07月19日 06:23撮影 by  SLT-A37, SONY
7/19 6:23
折からの強風でガスが晴れて、中央アルプスが見えました。
後ろを振り返ると仙丈がもう少しで顔を出しそうになっていました。
2014年07月19日 06:24撮影 by  SLT-A37, SONY
7/19 6:24
後ろを振り返ると仙丈がもう少しで顔を出しそうになっていました。
甲斐駒は見えたけど、仙丈は一度もガスが取れませんでした。
2014年07月19日 06:34撮影 by  SLT-A37, SONY
7/19 6:34
甲斐駒は見えたけど、仙丈は一度もガスが取れませんでした。
今度は本当に間ノ岳山頂への登り。
2014年07月19日 06:38撮影 by  SLT-A37, SONY
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7/19 6:38
今度は本当に間ノ岳山頂への登り。
間ノ岳山頂。
とても広いです。
2014年07月19日 06:41撮影 by  SLT-A37, SONY
1
7/19 6:41
間ノ岳山頂。
とても広いです。
南アルプス南部。
そのうち歩きに行きます。
2014年07月19日 06:43撮影 by  SLT-A37, SONY
7/19 6:43
南アルプス南部。
そのうち歩きに行きます。
農鳥小屋へ向かいます。
少しだけ雪の上を歩きますが、アイゼンはいりません。
2014年07月19日 06:51撮影 by  SLT-A37, SONY
7/19 6:51
農鳥小屋へ向かいます。
少しだけ雪の上を歩きますが、アイゼンはいりません。
農鳥小屋が見えました。
そこから登った辺りが西農鳥岳、向かって左のピークが農鳥岳かな?
2014年07月19日 06:55撮影 by  SLT-A37, SONY
7/19 6:55
農鳥小屋が見えました。
そこから登った辺りが西農鳥岳、向かって左のピークが農鳥岳かな?
シャクナゲ。
ここまでに生えていたシャクナゲはもう終わりかけでしたが、この辺りではまだ見ごろでした。
2014年07月19日 07:20撮影 by  SLT-A37, SONY
7/19 7:20
シャクナゲ。
ここまでに生えていたシャクナゲはもう終わりかけでしたが、この辺りではまだ見ごろでした。
農鳥小屋が近くなってきましたが、再びガスが。
2014年07月19日 07:37撮影 by  SLT-A37, SONY
7/19 7:37
農鳥小屋が近くなってきましたが、再びガスが。
農鳥小屋に到着。
2014年07月19日 07:46撮影 by  SLT-A37, SONY
7/19 7:46
農鳥小屋に到着。
間ノ岳方面も真っ白。
2014年07月19日 07:49撮影 by  SLT-A37, SONY
7/19 7:49
間ノ岳方面も真っ白。
農鳥小屋から農鳥岳までは岩稜が続きます。
2014年07月19日 08:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 8:25
農鳥小屋から農鳥岳までは岩稜が続きます。
風は強いし、雨で足元は滑るし、ガスで視界は悪いしで非常に歩きづらい。
2014年07月19日 08:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 8:45
風は強いし、雨で足元は滑るし、ガスで視界は悪いしで非常に歩きづらい。
西農鳥岳山頂。
2014年07月19日 08:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 8:49
西農鳥岳山頂。
このピークが農鳥岳かな〜と思って気合を入れて登ったらまだ先がありました。
2014年07月19日 09:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 9:12
このピークが農鳥岳かな〜と思って気合を入れて登ったらまだ先がありました。
さらに一登りしてようやく農鳥岳に到着。
2014年07月19日 09:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 9:33
さらに一登りしてようやく農鳥岳に到着。
農鳥岳から大門沢下降点へ向かう途中、何箇所か雪の上を歩きます。
2014年07月19日 10:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
1
7/19 10:00
農鳥岳から大門沢下降点へ向かう途中、何箇所か雪の上を歩きます。
相変わらずガスで視界が悪いです。
2014年07月19日 10:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 10:13
相変わらずガスで視界が悪いです。
大門沢下降点。
鐘があったので鳴らしてみたら予想以上に大きい音が鳴りました。
2014年07月20日 13:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
1
7/20 13:07
大門沢下降点。
鐘があったので鳴らしてみたら予想以上に大きい音が鳴りました。
大門沢下降点から急勾配を下ります。
下の残雪の辺りから樹林帯に入ります。
2014年07月19日 10:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 10:31
大門沢下降点から急勾配を下ります。
下の残雪の辺りから樹林帯に入ります。
樹林帯をひたすら下ります。
2014年07月19日 10:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 10:58
樹林帯をひたすら下ります。
沢に出る辺りから勾配が緩くなります。
ここからは沢沿いに下っていきます。
2014年07月20日 13:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/20 13:07
沢に出る辺りから勾配が緩くなります。
ここからは沢沿いに下っていきます。
橋その1。嫌な感じで傾いてます。
その予感通り、傾いている所で足を滑らせました。
2014年07月19日 12:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 12:18
橋その1。嫌な感じで傾いてます。
その予感通り、傾いている所で足を滑らせました。
橋その2。
こっちは傾いてないので楽に渡れました。
2014年07月19日 12:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 12:27
橋その2。
こっちは傾いてないので楽に渡れました。
大門沢小屋。
餅入りラーメンを頂きました。
2014年07月19日 12:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 12:57
大門沢小屋。
餅入りラーメンを頂きました。
橋その3。
ここも普通に渡れます。
2014年07月19日 13:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 13:30
橋その3。
ここも普通に渡れます。
橋その4。
ここも大丈夫。
2014年07月19日 13:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 13:42
橋その4。
ここも大丈夫。
道が崩れていて危険です。
右側の草の中に岩があったので、そこを掴んでなんとか通過しました。
が、この後しばらくして登山道から外れた場所を歩いているのに気づき、しばらく右往左往することになります。
今思い返すとこの時点ですでに登山道から外れていたのかもしれない。
2014年07月19日 13:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
1
7/19 13:58
道が崩れていて危険です。
右側の草の中に岩があったので、そこを掴んでなんとか通過しました。
が、この後しばらくして登山道から外れた場所を歩いているのに気づき、しばらく右往左往することになります。
今思い返すとこの時点ですでに登山道から外れていたのかもしれない。
登山道に復帰しました。
普通の道はやはり歩きやすい。
2014年07月19日 14:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 14:50
登山道に復帰しました。
普通の道はやはり歩きやすい。
八丁坂。かなりの急勾配です。
下りだから良いですが、登るのは辛そう。
2014年07月19日 15:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
1
7/19 15:06
八丁坂。かなりの急勾配です。
下りだから良いですが、登るのは辛そう。
橋その5。
半分壊れていますが、新しい橋が架かっているので問題なく渡れます。
2014年07月19日 15:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 15:11
橋その5。
半分壊れていますが、新しい橋が架かっているので問題なく渡れます。
橋その6。
ロープなしで怖いので、岩の上を歩いて渡りました。
2014年07月19日 15:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 15:13
橋その6。
ロープなしで怖いので、岩の上を歩いて渡りました。
昭文社の地図に書かれている「大きな岩」。
本当にでかいです。
2014年07月20日 13:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
1
7/20 13:08
昭文社の地図に書かれている「大きな岩」。
本当にでかいです。
発電所の取水場が見えてきました。
2014年07月19日 15:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 15:38
発電所の取水場が見えてきました。
この沢は橋がないので岩の上を歩いて渡りました。
2014年07月19日 15:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 15:39
この沢は橋がないので岩の上を歩いて渡りました。
取水場の上を渡る吊り橋。
結構揺れました。
2014年07月19日 15:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 15:46
取水場の上を渡る吊り橋。
結構揺れました。
土砂崩れでもあったのか、かなり大規模な工事が行われていました。
登山者が歩く所にはこれでもか、という位に赤テープが付けられています。
2014年07月19日 16:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 16:01
土砂崩れでもあったのか、かなり大規模な工事が行われていました。
登山者が歩く所にはこれでもか、という位に赤テープが付けられています。
ここからは車道を歩きます。
2014年07月19日 16:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 16:16
ここからは車道を歩きます。
休憩小屋?
2014年07月19日 16:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 16:22
休憩小屋?
発電所のバス停。
昨日の朝、奈良田から広河原へ向かうバスでここを通りました。
2014年07月19日 16:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 16:52
発電所のバス停。
昨日の朝、奈良田から広河原へ向かうバスでここを通りました。
奈良田の駐車場が見えてきました。
2014年07月19日 17:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 17:09
奈良田の駐車場が見えてきました。
駐車場の隣に昨日は無かった広河原行きのバス乗り場が出来ていました。
2014年07月19日 17:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 17:14
駐車場の隣に昨日は無かった広河原行きのバス乗り場が出来ていました。
駐車場に到着。
2014年07月19日 17:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 820 IS, Canon
7/19 17:15
駐車場に到着。

装備

個人装備
カッパ
1
ピッケル
1
医薬品
1
GPS
1
コンパス
1
地図
1
行動食
1
適量
1
適量(2Lくらい?)
エマージェンシーシート
1
アイゼン
10本爪

感想

梅雨の晴れ間を期待して、去年と同じ白峰三山縦走に挑戦してきました。
去年はテント泊装備の重さと気温の高さで体調を崩し、北岳に登っただけで帰ってくるという体たらくだったので、その反省から今回は小屋泊まりで荷物を軽量化して挑みます。

二日間とも基本的に曇り空だったので去年のように熱中症のような状態になる事もなく歩き続ける事ができました。
ただ、稜線に上がってからは西風をまともに浴びるようになってしまい、特に北岳山頂から北岳山荘へ向かう道中では歩く事が困難なくらいの強風を経験しました。
曇り空のおかげで体力的に楽だった半面、景色をほとんど見る事ができなかったので、気候が安定する時期にまた歩きたいと思います。

また、今回の山行では普段しないようなトラブルを続けて起こしてしまい、かなり反省しています。
自戒のため、何が起きたかまとめておきます。

1.北岳山頂付近で道を間違える
北岳山頂から北岳山荘へ向かう途中、ガスで視界が悪くなりマークを見失って登山道ではない斜面を下ってしまいました。
そちらが正しい方向だと思った理由は、マークを探してきょろきょろしている時に影らしきものが見えた為です。山頂手前で4人パーティに追い抜かれていたので、先行している彼らの影だと勘違いしました。
しかもその斜面には踏み跡が残っていたので、あまり深く考えずにそちらへ下りてしまいました。

ただ、下りるほど傾斜が急になっていくし、立っているだけで足元が崩れていくほど足場が悪い。
先行しているはずの4人パーティの姿も見えないし、何かおかしい。
下りようと思えばまだ下りられるけど、滑落の危険を感じたのでそこで止まってちょっと考えてみました。
 ・登山道にしては浮石が多すぎる。
 ・かなり傾斜が急で歩きにくいのにロープや鎖が設置されていない。
 ・こんな危険な道なら地図に何か書いてあるのが普通ではないか。
 などなど。

結論として道を間違えたと判断し、とりあえず山頂まで戻ることにしました。
が、登り返そうにも足場が悪く、油断すると滑落しそうなので山頂までかなり苦労して戻りました。


判断を誤った原因は、自分の進む道を「他人が歩いているから」という理由で決めてしまったことだと思っています。
山頂に戻った後、地図やコンパスで方向を確認してしっかり探したらマークはちゃんと見つかったので、最初からそれをやらなければいけなかった。
しかも4人パーティだと思った影の正体はただの岩で、他人ですらなかったという有様です。



2.浮石を踏んで足を強打する
農鳥岳の山頂で大きめ(デスクトップPCくらい)の浮石を踏んで足を怪我しました。
説明が難しいのですが、シーソー状に浮いている石の端っこを全体重をかけて踏んだら石がきれいに半回転して、踏んだのと反対側の端っこが右足の脛を直撃しました。
弁慶の泣き所という位で痛みも強烈で、しばらく動く気にならずにうずくまっていましたが、幸い骨に異常はなかったようで痛みは次第に治まってきました。

「こんなでかい石なら動かないだろう」という油断が招いた事故ですが、もしも骨折していたら厄介な状況になっていたと思います。これからは足を置く場所にもっと気を使わなければなりません。


歩けるようになるまでの間、もしも本当に骨折して自力歩行が不可能になってしまったら何ができるかメモを取りながら考えていたので清書しておきます。

・応急手当。
 応急手当のマニュアル本とピッケル、テープを持ち歩いているので、それらを使って患部を固定することはできそう。

・救助要請。
 山頂にいるのは自分だけだが、同じコースを歩いている登山者が後方に一人いるはず(農鳥小屋で情報交換していた)。その人に伝言を頼む。

・ビバーク
 大門沢小屋に救助要請を伝えてもらったとして、救助してもらえるのは早くて翌朝と予想されるのでビバーク要。
  ・天候は曇り時々雨で、さらに悪化する可能性あり。
  ・西風が強いが、山頂から一段下りれば風を避ける事はできる。
  ・ツェルトは無いがエマージェンシーシートはある。

 手持ちの食料
  ・バターロール ×5個
  ・ゼリー飲料  ×1個
  ・飴玉     ×1袋
  ・チョコ    ×1袋
  ・ドライフルーツ×0.5袋
  ・水      ×3.0L
 翌朝までと考えれば十分だと思われる。

 衣類(行動中に着ているものを除く)
  ・ダウンジャケット
  ・ジャンパー
  ・長袖Tシャツ
  ・長ズボン
  ・厚手の靴下
  ・カッパ上下
 加えて防水加工のザック(70L)と防水インナーバッグ(90L)有。
 雨が止んだ隙にササッと着込んでエマージェンシーシートに包まり、ザックとインナーバッグを被ってしまえば
 凍える事はなさそう。

・費用
 保険に入っているので何とかなる。

という感じで、このときの所持品で対処できそうでしたが、やっぱりツェルトはあった方が良いなと思いました。
今度買おう。



3.橋から滑り落ちる
大門沢を下るルートでは丸太でできた梯子状の橋がいくつも架けられていますが、最初の橋は横棒が丸太でできている上、橋の真ん中から先は捻れて谷側に傾いています。しかも雨で濡れているので滑る要素満載でした。

渡るときに前後方向に足が滑ることを警戒して、靴底の土踏まずの部分で横棒を踏み、つま先とかかとのブロックを引っ掛けるようにして渡っていたのですが、谷側に傾いた所で横方向に足を滑らせてしまいました。
土踏まずの部分は溝が無いので滑りやすいのは当然ですが、あそこまで抵抗なくつるりと行くとは思わず…。
そのまま下半身が完全に橋から落ち、右手で掴んだロープと橋の縦棒に引っ掛かった左腕の肘で何とかぶら下がる格好になりました。

右手だけは絶対に離さないように気をつけて橋の上によじ登り、その後もズルズル滑りながら何とか渡り切りましたが、あの橋はどうやって渡れば足を滑らせずに済んだのか?
横棒じゃなくて縦棒を踏みながら横向きに歩けば行けたかな。



4.大門沢で道を間違える
大門沢小屋を過ぎて橋を二回渡った後、川の右岸を歩いている途中でいつの間にか登山道ではない場所を歩いている事に気付きました。ずっと登山道を歩いているものと思っていたのですが、ふと気が付くと完全に藪の中にいたという感じです。

地図を見ても右岸に登山道があることは間違いないので、自分が立っている斜面の上か下に登山道がある筈。
辺りを見回すと5〜6mくらい下に踏み跡らしきものを見つけたので、滑落しないように気をつけてそこまで下りてみました。
地面がやわらかくてたくさんの人に踏まれている感じではなかったので登山道でないことはすぐ分かりましたが、その踏み跡を辿って下流方向へ歩いてみる事にしました。
迷ったときは正しい道だと確信が持てる地点まで引き返すのが鉄則だと思いますが、下りてきた斜面が脆くて滑落の危険があったので引き返す事ができなかったのです。
で、結局この踏み跡も数分もすぐに消えてしまい、改めて登山道を探す羽目になりました。

下はもう川しか無いので可能性があるのは上だけです。目を凝らすと20mくらい上に道っぽい雰囲気の水平なラインが見えます。
斜面を直登すると滑落しそうだったので、藪漕ぎしつつ斜め上方に移動してじりじり高度を稼ぎ、下から見えたラインのところまで上がるとそこが正しい登山道でした。

ちょうど腰掛けるのに良い石があったので、休憩がてらどこで登山道から外れたのか思い返してみましたが、さっぱりわからず。途中で通過するのに危険を感じるほど崩壊している箇所がありましたが、あの時点ですでに登山道から外れていたのかも。
さらにその前ということは、恐らく小さな沢を横切らないといけない所で誤って沢に沿って歩いてしまい、そのまま本流の方へ下りてしまったのかなという感じです。

どこで間違えたか確認するために登山道を引き返そうかとも思いましたが、体力的にきつかったし、後でGPSログを確認すれば良いだろうと考えてそのまま帰ってきました。
車まで戻ってGPSロガーを見ると途中でバッテリーが切れたようで電源がオフになっていました。
帰宅後にGPSログを確認してみると、西農鳥岳付近でログが途絶えていて大門沢のログは取れていませんでした。
結局どこで道を間違えたのかわからないままで気持ちが悪いので、やっぱりもう一度同じルートを歩いてみなければと思っています。

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