葉山から御影森山の区間はtoujimaさんの記録を参考にさせてもらいました。
お礼を申し上げます。
歩力のあるtoujimaさんなら大鳥口まで1日で行っちゃうかもしれませんね。
中沢峰までの刈り払い、行くのも容易でないのに本当に頭が下がります。
今年は朝日にどっぷりとはまりましたが、まだ行っていないところがあります。
三面小屋からと祝瓶山からの大朝日でしょうか、今年もう1回ぐらいは行けるかもしれませんが、六甲山全山縦走のイベントに参加するので来シーズンに持ち越しです。
天候 | 26日晴れ 夕方山頂は雲が湧いた 27日終日晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
登山口にも駐車場あるが未舗装で暗い(周囲が杉林)10台くらい駐車可能 大鳥登山口/泡滝ダムからは、以東岳山頂で会った方に同乗させてもらいました。 大鳥口/高岡(旅館朝日屋前)鶴岡市民バス\500- 9:22発9:59朝日庁舎着庄内交通バス\690- 10:10発10:45鶴岡駅着 12:20発の特急いなほ 8号13:28坂町着 13:31坂町発のJR米坂線代行バス15:45今泉着(JRのWebは着時間が電車の時刻になっていて1時間余分にかかった)\4,560- ※朝日屋6:22発のバスに乗り、本数の多い陸羽西線にすればよかったと後悔した。(こちらもJR代行バス) 16:24発フラワー長井線16:42白兎着 \430- 白兎から徒歩約3Kmで葉山公園キャンプ場駐車場に17:10着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〇登山口〜葉山山荘 道の整備良好 〇葉山〜中沢峰 中沢峰山頂までしっかりと刈り払いされている 〇中沢峰〜御影森山 中沢峰から御影森山側に入るとすぐに小藪で少々歩きにくいが、この季節は迷うことはないと思う(落ち葉でふみ跡がわからなくなることはない)2〜3年前に刈り払いした形跡はある 〇御影森山〜竜門山 特に何もなし 〇竜門小屋から寒江山間に短いが斜面のザレ場がある 〇寒江山〜以東岳 特に何もなし 〇以東岳〜大鳥小屋 直登コースの下りは急下りで滑りやすい 〇大鳥小屋〜泡滝ダム 増水後の枯れ沢を10m程度渡る箇所があり落石の危険性があるので注意 水場 〕媚鎧劃瑳蠢亜)販の水 OK ∋優橅(八形峰とP1264の鞍部) 不明 1の花清水(中沢峰手前のP1275とP1204の鞍部) 水場か不明 ざ盒命紂OK ノ橘臂屋 小屋着時はOKだが仮設ホースのため夜間に凍結 10/27に仮設ホース撤去するため給水不可 Ω儼蠑屋 OK О陛豎拆屋 標識撤去されており場所わからず不明 大鳥小屋 OK 大鳥池から下は支流の沢が多く水源には困らない(水場にはコップがある場所もある) 七ツ滝沢橋・冷水沢橋の踏み板は11月3日に撤去されるが、渡渉はさほど難しくない 携帯電波(楽天) [橘臂屋 小屋の中で入る時もある 以東岳 全然ダメ B臘燦(朝日屋) OK その他は試していない やはりドコモにはかなわない |
その他周辺情報 | 大鳥口 旅館朝日屋 ビール1本込みで\9,000- やまがた旅割で4割引き+\3,000クーポン(平日) 白兎登山口近くに葉山森林公園キャンプ場ありテン泊可能 大鳥口 タキタロウ館にはキャンプ場併設 テン泊可能 |
MYアイテム |
![]() 重量:1.31kg
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個人装備 |
アンダーシャツ
長袖シャツ
ウインドシェル
ライトフリース
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
エマージェンシーヴィヴィ
エマージェンシーシート&ポンチョ
熊鈴
ココヘリ
温度計
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朝日の夏山シーズンの終わりに、念願の主稜線を歩くことにした。
朝日鉱泉から大鳥口に抜けるのが普通なのかもしれないが、中沢峰から御影森山に抜けられるのがわかったので、長井葉山から縦走することにした。このコースは朝日軍道をたどるコースでもあり、いにしえの古道である。本来は草岡(現在一部崩壊)から上がるのと降り口をオツボ峰にするのが軍道に近いのだが諸般の事情で今回は白兎から上がり以東岳を直登コースから下ることにした。
白兎の登山口の手前は葉山森林公園キャンプ場となっている。軽トラックの年配の人がきたので話をした。どこに行くんだと聞かれたので鶴岡と言ったら怪訝な顔をされた。なんでも昔は熊を追って大朝日まで行っていたそうだ。
白兎の登山口(本来の登山口は県道との交差点)は鳥居が立っていて暗かった。葉山神社に行くための参詣道なのかな?
登山口から階段がきつい、道は良いが900m上がらねばならない。
葉山山荘は葉山神社の隣にあった。森の中なので見通しはない。奥の院まで行くと大朝日の眺望が良いみたいです。
途中、鉾立の水で給水していく。まぁ500ccあれば大朝日まで行けるのだが。
葉山から八形山までは1200mくらいのピークの細かな上り下りで標高は上がらないし眺望も悪い。
八形山を過ぎると朝日軍道の標識がある。たしかに登山道にしては不要な折り返しがあり、傾斜も緩いところがある。これは人馬用に作られた道だ。中沢峰に着くと分岐があり、御影森山側に入ると途端に刈り払いがなくなる。やぶこぎというほどではないが笹で歩きにくい。ふみ跡はしっかりしているので迷うことはないだろう。中沢峰から150mくらい下り御影森山には400mくらい上がるので前御影森山で一息つく。前御影森山の登りの途中からは待望の朝日連峰の眺望が楽しめる。なので一息つくたびに周りの景色を楽しめる。
御影森山から少々疲れ気味ではあるが進行方向に大朝日岳が見えるので、気持ち的には楽だ。平岩山と御影森山の標高差はたった70mだが結構つかれる。さて、今日のメインイベント大朝日の登り平岩山との標高差270mでトレランなら楽勝であるが、泊り装備なのでキツイ。
大朝日の山頂には誰もいませんでした。夏なら小屋泊りの人がワンサカいるんでしょうが、もう小屋閉めも終わっていて平日なので閑古鳥が鳴いていた。
予定時刻を過ぎているので10分程度で降りることにした。登るまでは大朝日に泊まろうかなと日和っていたが、まだ3時で早いので稜線を行くことにした。天候もよくこのルートなら夜中でもOKだ。
竜門小屋の水源がわからないので金玉水で1000cc給水した。
15時を過ぎると何となく暗く感じる。中岳・西朝日の登りがきつく感じられる。でも主稜線貸し切りで最高だ。
西朝日では谷から雲がすごい勢いで湧いてきて山頂は雲の中になった。雲の間から竜門小屋が夕日を受けて光っている。ここから竜門山はなだらかでトレランなら間違いなく走っていくところだ。
竜門小屋には日没直後に到着した。まだ薄明るいのでヘッドランプはつけなかった。小屋には管理人さんともう一人いました。水源の仮設ホースを片付けに来たそうです。常設の給水管は雪崩にやられていて、水道ホースを500m敷設したとのこと。明日には撤去すると聞いて危なかった。
まぁ1000ccあるので何とかなるのだが...
夜になると湧いた雲がなくなり、新潟や山形の町の灯がきれいだった。
空には天の川が広がり星がきれいだった。でも昔、北アルプスで見た星空に比べるとずいぶん少ない。
朝起きると給水ホースが凍結していた。ひっぱたいと少し水が流れるようになった。朝食をとり出発時にボトルに入れようとしたらまた凍っていた。今度は何をしても出ないので小屋の人に分けてもらった。
朝日の中で珠玉の主稜線歩き...たまんねぇ〜
霜が降りて所々霜柱を踏みながら歩くと、日が昇った。
風が無いので日差しが出ると急激に暑くなってくる。谷の中に少しづつ朝日が射しこんでいくのがわかる。
9月末に来た三方境に来たら、中先峰・以東岳が大きくなった。
さほど傾斜があるように見えない、中先峰から以東岳は標高差250m程度だ。でも、荷物があるので以東岳の後半部はきつかった。
以東岳山頂では大鳥小屋に泊まった人が一人いました。
ここでペースが決まったので朝日屋に電話しようとしたが、圏外...汗;
恥を忍んでその方にスマホを借りて電話しました。
さて、朝日軍道はオツボ峰から鱒渕に下るルートであるが、今回は直登ルートを下り大鳥池の淵を歩き大鳥池堪能とした。
直登ルートを下る途中で大鳥池の巨大岩魚を見た人いるそうだ。きっとタキタロウだろう?
下る途中で登山者2名と会った。時間的にちょっと遅いような気がする。
激登り(激下り)である。やはりルート的にはオツボ峰の方がいいと思う。大鳥池(どうして池なのだろう?)の淵では子供の岩魚がたくさん泳いでいるのが見えた。
淵の道は歩きやすくはないが、それほど悪くもない。
すぐに大鳥池に着いた昼食をとっていると山頂で会った登山者が下りてきた。泡滝ダムから車に乗せてくれるそうである。なので、彼が宿泊道具をまとめるまで少々休憩。暖かく眺めはいいので極楽だ。
でも、日の当たる小屋の壁にはものすごいカメムシがいる。小屋の中にも結構いるようだ。
ここからは気楽なハイキング道みたいなもんだ。途中には水場の小沢がありコップも置いてある。大鳥小屋まではさほど水がいらないようだ。紅葉を楽しみながら歩く。二人で登山談義などしながら歩くとほどなく泡滝ダムに着いた。
ここからは彼の車に乗せてもらって高岡の旅館朝日屋に着いた。
この集落は民家が10軒程度しかない。
近くにタキタロウ館がありキャンプもできるようになっている。
朝日屋の食堂には昭和20年からの写真があるが、いったいいつからあるのだろうか?登山者と釣りの宿と書いてあるが、やはり岩魚釣りがメインかな?
ここから鶴岡に行くには6:22 9:25 15:05であるが、9:25で鶴岡に行けば16時には白兎登山口に行けはずだがJRの時刻表は代行バスの時刻になっておらず結局1時間遅れて暗くなってしまった。
これなら6:22で鶴岡に行き陸羽西線で新庄に行けばよかった。
陸羽西線の方が本数が多く同じ代行バスではあるが便利である。
なお、代行バスで見た米坂線の線路はかなり被害を受けていて、復旧までには相当期間が必要と見た。途中には電車(ディーゼル?)が取り残されていた。
米坂線の今泉でフラワー長井線(山形鉄道)に乗り換えた。ディーゼルの1両編成である。鉄道マニアではないがこうゆうのは好きだ。
白兎で電車を降りたが、田んぼの真ん中でタクシーなどいない。
暗くなってきたので途中で買ったお土産をザックに詰め込み登山口に急ぐ。Googleのナビで大回りそうになったが、大体目的地はわかっていたので回避して所定通り3km歩いて到着。やっぱり今日も5時を少し過ぎた。
登山口の手前は森林公園になっていて杉林で暗い。
車の置いているあたりは少し明るくやはりこちらに置いて正解だった。
5分で着替えて荷物を積み込み帰路に就いた。
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