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Yamareco

記録ID: 489666
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

大雪山(旭岳〜トムラウシ山)縦走

2014年08月02日(土) ~ 2014年08月04日(月)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
23:04
距離
46.2km
登り
2,338m
下り
3,280m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:35
休憩
0:34
合計
6:09
距離 13.2km 登り 1,096m 下り 707m
9:25
22
9:47
9:52
78
11:10
11:14
10
11:24
1
11:25
1
11:26
11:29
31
12:35
3
12:38
12:39
28
13:07
12
13:19
13:31
50
14:21
14:22
23
14:45
14:52
20
15:12
15:13
21
2日目
山行
9:39
休憩
1:02
合計
10:41
距離 21.4km 登り 1,043m 下り 1,074m
5:14
5:15
82
6:37
42
7:19
7:32
44
8:54
9:02
72
10:14
10:18
37
10:55
24
11:19
30
11:49
11:52
8
12:00
30
12:30
12:34
43
13:17
13:32
32
14:04
14:18
30
3日目
山行
5:20
休憩
0:08
合計
5:28
距離 11.6km 登り 200m 下り 1,518m
5:24
5:26
40
6:06
6:12
45
8:26
36
10:14
2
10:16
ゴール地点
天候 ●8月2日(土):晴れ/ガス
●8月3日(日):快晴!
●8月4日(月):曇り→晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
●行き
タクシー:旭川市内〜旭岳ロープウェイ(10,990円)
ロープウェイ:大雪山旭岳ロープウェイ(片道1,650円)
●帰り
タクシー:トムラウシ温泉〜新得駅(14,150円)
電車:新得〜旭川(2,810円)
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
旭岳ロープウェイ姿見駅にあり。

【コース状況】
●姿見〜旭岳
ロープウェイ姿見駅(標高1600m)から旭岳(標高2291m)まで、
高低差およそ700mの登りとなります。
姿見駅から旭岳に向かって遊歩道を歩くと10分程で姿見の池に到着。
遊歩道はここでまでとなり、ここからガレ場の本格的な登山道が始まります。
9合目までは尾根を直登しますが、金庫岩を過ぎると
登山道は進路を北にとり、ほどなく旭岳山頂に到着です。
9合目付近から、登山道はザレていて下りは特に滑りやすそうでした。

●旭岳〜北海岳
旭岳から間宮岳との鞍部へ向って下ります。
旭岳からの下りはザレザレで注意が必要です。
ザレ場を通過すると旭岳東斜面の下部にはまだ大きな雪渓が残っていました。
雪渓を越えると鞍部付近の平坦な道となり、
裏旭キャンプ指定地を左手に見ながら通過します。
この辺りからガレ場にお花畑が出てきます。
鞍部から登り返すと左手に熊ヶ岳のお鉢の縁に到達し、
お鉢の縁に沿って進むと間宮岳分岐に到着です。
ちなみに縦走路は間宮岳の頂上標よりわずか南を通っているので、
頂上標を見たい人は中岳方面に少し戻る必要があります。

間宮岳分岐からは巨大な御鉢平を進行方向左手(北側)に見ながら、
広く緩やかな稜線を進んでいきます。
荒井岳、松田岳は明確なピークとは気づかないような小ピークを経て北海岳に到着です。

●北海岳〜白雲岳キャンプ指定地
北海岳は縦走路の分岐点となっており、ここから右手(南側)に折れて、
白雲岳に向かいます。
北海岳からは前方に白雲岳を見ながら、北海平という風衝地へと緩やかに下っていきます。
この辺りも登山道の両脇にお花畑が広がっています。
風衝地を過ぎると白雲岳に向って緩やかに登り返しますが、
白雲岳の壁面の前まで近づくと登山道は大きく左側(東側)に巻き、
花ノ沢源頭付近の雪渓を通過後、もうひと登りして白雲岳分岐に到着です。

白雲岳分岐から白雲岳までは荷物をデポしてピストンします。
分岐からしばらくは岩稜帯を進みます。その後、白雲平を進行方向左手に見て、
白雲岳の南側の山腹をトラバースしながら高度を上げると白雲岳山頂に到着です。
白雲岳直下は大きな岩が積み重なった岩稜帯となっており、
姿は見えませんでしたがナキウサギがしきりにチーチー鳴いていました。
白雲岳分岐に戻りl20分ほどハイマツ帯を下り、
雪渓から雪融け水が流れる沢を通過すると小高い丘の上に白雲岳避難小屋と
キャンプ指定地があります。
白雲岳避難小屋は6〜9月は管理人が常駐しています。

【白雲岳避難小屋】
収容人数:60人
素泊まり:1000円
テント:300円/人
水場:OK
トイレあり(使用後の紙は持ち帰り)

●白雲岳キャンプ指定地〜忠別岳
白雲岳避難小屋(1990m)からは高根ヶ原分岐(1770m)までは、
天気が良ければ正面に忠別岳とトムラウシを見ながらお花畑が広がる登山道を
緩やかに下っていきます。
高根ヶ原分岐を過ぎると左手(東側)が断崖となった平坦な風衝地を進みます。
風衝地にはところどころにケルンで積んでありますが、
この辺りとてもだだっ広い場所なので濃霧時は道迷いに注意が必要です。

平ヶ岳の脇を通過して忠別岳へと緩やかに登り返し小ピークを一つ超えると
忠別沼まで標高差にして40mほど下りとなり、忠別沼付近は木道が敷設されていました。
忠別沼から標高差およそ200mを登り返すと忠別岳に到着です。
忠別岳はゆったりしたピークですが、頂上標より一西側は断崖絶壁となっています。

●忠別岳〜化雲岳
忠別岳からは忠別岳避難小屋分岐点のある鞍部まで250mほどいっきに下ります。
忠別岳避難小屋は縦走路より東側に外れたところにあります。
忠別岳避難小屋分岐から五色岳へは背丈よりも高いハイマツ帯を
若干薮漕ぎ気味に登っていき、視界が開けたところが五色岳(1868m)山頂となります。
五色岳山頂からはトムラウシの全貌が見え、ようやく射程圏内に入ります。

五色岳から登山道は進路を進行方向右手(西側)に変えます。
平坦なハイマツ帯の道をしばらく進むと化雲平と呼ばれる広い平坦なお花畑に出ます。
化雲平付近は池塘などもある湿地帯となっており、木道が敷かれています。
この美しい場所を進むとやがて化雲岳への分岐が現れ、
化雲岳山頂と巻き道とにルートが分かれます。
巻き道のお花がスゴいことになっていたので、巻き道の方に進み、お花を楽しんだ後、
山頂ルートとの再合流地点まで行って化雲岳を往復することにしました。

●化雲岳〜トムラウシ山〜南沼キャンプ指定地
化雲岳からすぐにヒサゴ沼分岐となり、
ヒサゴ沼を経由せずに真っすぐ進むルートを取ると120mほどヒサゴのコルまで下り、
50mほど登り返すと平坦な広場に出ます。
登山道は木道となり、しばらく大きな岩の間を通り抜けるとやがて天沼、
そして日本庭園を続けて通過します。
日本庭園を過ぎると登山道は巨岩地帯となり小さなピークを越すと、
広い平原に下り目の前にロックガーデンの急登が立ち塞がります。
ロックガーデンの急登は岩に印されたペンキ類もあまりないため、
登山道がはっきりしないところもあります。
ロックガーデンを通過すると前方に広い緩やかな丘が広がり、
トムラウシの山頂部がチョコンと見えるようになります。
この緩やかな丘を登りきるとトムラウシの双耳峰と北沼が見え、
北沼の畔まで緩やかに下っていきます。

北沼分岐でトムラウシ山頂経由で南沼キャンプ指定地に向うルートと
トムラウシの山腹をトラバースして南沼キャンプ指定地に向うルートへと分かれます。
最初はトラバース道と並行するように岩場をトラバース気味に登り、
最後に巨岩帯を北側から回り込むとトムラウシ山頂に到着です。

トムラウシ山から岩場を下るとすぐに南沼キャンプ指定地に到着です。
トムラウシから南沼までの下りは、安心感と疲れが出ているので慎重に下る必要があります。

【南沼キャンプ指定地】
携帯トイレブースあり。
水場:OK

●南沼キャンプ指定地〜トムラウシ温泉
南沼キャンプ指定地からトムラウシ公園に向かって下っていき、
トムラウシ公園から高低差50mほど岩場を登り返します。
その後、岩場の谷を下ると前トム平に到着します。
この付近もナキウサギの鳴き声がたくさん聞こえました。

前トム平から、引き続き岩場の急登を下り、
露岩帯となった谷を渡って対岸の樹林帯に入るとほどなくコマドリ沢分岐に到着。
コマドリ沢分岐からしばらくはカムイサンケナイ川に沿って下ると
いきなり進路を進行方向右手に変え、ここから高低差100mほど登ります。
(以前はカムイサンケナイ川沿いにカムイ天上分岐まで沢沿いに
旧道が付けられていましたが、立ち入り禁止となり、2004年からは
尾根上を辿る新道が付けられたとのことです)
新道はひどい泥濘化が進んでいるとのことでしたが、
登山道の端を歩きながらうまく泥濘を除けて進めば靴が汚れるほどではありませんでした。

カムイ天上分岐を過ぎると緩やかな下りとなりしばらく進むと、
トムラウシ温泉と短縮コースとの分岐が現れます。
ここからトムラウシ温泉までは3.3km。
前半〜中盤はなかなか高度を下げずにひたすら平坦な道を進み、
後半でいっきに標高を下げトムラウシ温泉登山口に到着です。

※エキノコックス感染防止のため、全行程を通して水場の水は基本要煮沸となりますが、
いちいち煮沸するのはたいへん面倒なので携帯浄水器(スーパーデリオスなど)を
持参するのがよいかと思います。
その他周辺情報 【温泉】
トムラウシ温泉東大雪荘(500円)
【1日目】
ロープウェイの姿見駅を降りるやいなやこんな景色が目の前に飛び込んできます
3
【1日目】
ロープウェイの姿見駅を降りるやいなやこんな景色が目の前に飛び込んできます
さてスタートです
さてスタートです
姿見ノ池。逆さ噴煙
3
姿見ノ池。逆さ噴煙
チングルマの綿毛が広がります
3
チングルマの綿毛が広がります
姿見ノ池を過ぎると本格的な登山道となります
姿見ノ池を過ぎると本格的な登山道となります
岩々の登山道を進みます
岩々の登山道を進みます
噴煙からはジェット機のような音が出ています
噴煙からはジェット機のような音が出ています
姿見駅と姿見ノ駅を振り返ります
姿見駅と姿見ノ駅を振り返ります
いい天気です
姿見駅から旭岳山頂までは標高差およそ600m
姿見駅から旭岳山頂までは標高差およそ600m
スゴい斜面です
山頂が見えています
山頂が見えています
山頂まであと少し!
山頂まであと少し!
旭岳山頂に到着。たくさんの人がいました
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旭岳山頂に到着。たくさんの人がいました
山のポーズ
山頂よりこれから進む縦走路を望みます
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山頂よりこれから進む縦走路を望みます
熊ヶ岳のお鉢
先に進みます
湧き立つ雲(photo komemame)
1
湧き立つ雲(photo komemame)
ザレザレの道を下ります
ザレザレの道を下ります
右奥に白雲岳が見えています
右奥に白雲岳が見えています
雪渓が残っています
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雪渓が残っています
下ります(photo komemame)
下ります(photo komemame)
ここの下りは意外と手強い
ここの下りは意外と手強い
とにかく広い
チングルマ
延々と伸びる縦走路
3
延々と伸びる縦走路
旭岳と間宮岳の鞍部にはまだ綿毛になっていないチングルマが咲いていました
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旭岳と間宮岳の鞍部にはまだ綿毛になっていないチングルマが咲いていました
間宮岳の分岐まで登り返します
間宮岳の分岐まで登り返します
本日の幕営予定地の白雲岳
本日の幕営予定地の白雲岳
振り返ると旭岳
北海岳に向かいます
北海岳に向かいます
振り返ると旭岳が見えています
1
振り返ると旭岳が見えています
谷筋には雪渓が残っており、遠くに忠別岳が見えました
1
谷筋には雪渓が残っており、遠くに忠別岳が見えました
広大過ぎてため息が出ます
1
広大過ぎてため息が出ます
komemameの背後には小旭岳
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komemameの背後には小旭岳
笑顔でパチリ
間宮岳分岐(photo komemame)
間宮岳分岐(photo komemame)
御鉢平と凌雲岳。写真では伝わりませんが御鉢平はとてつもなくデカイです
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御鉢平と凌雲岳。写真では伝わりませんが御鉢平はとてつもなくデカイです
どこまでも続く縦走路
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どこまでも続く縦走路
北海岳まで緩やかに登ります
北海岳まで緩やかに登ります
この辺りは赤い土でした
この辺りは赤い土でした
火山ガスの影響で土の色が変わるらしい
火山ガスの影響で土の色が変わるらしい
御鉢平とその後には凌雲岳
御鉢平とその後には凌雲岳
北海岳山頂まであと少し!
北海岳山頂まであと少し!
北海岳に到着。北鎮岳がガスの間から見えています
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北海岳に到着。北鎮岳がガスの間から見えています
ここからは広〜い北海平のお花畑の中を進みます
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ここからは広〜い北海平のお花畑の中を進みます
ミヤマリンドウ
チングルマたくさん
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チングルマたくさん
正面に白雲岳を見ながら北海平を進みます
正面に白雲岳を見ながら北海平を進みます
北海平は構造土になっている箇所も
北海平は構造土になっている箇所も
白雲岳の手前からは東側に巻きます
白雲岳の手前からは東側に巻きます
この辺りは黒部五郎のカールのような雰囲気でした
この辺りは黒部五郎のカールのような雰囲気でした
似てませんか?
白雲岳の壁面
komemameもご機嫌
エゾコザクラ
雪渓を渡ります
白雲岳の分岐にザックをデポして白雲岳に向かいます
白雲岳の分岐にザックをデポして白雲岳に向かいます
(photo komemame)
岩場ではナキウサギがピーピー鳴いていましたが、その姿は確認できませんでした
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岩場ではナキウサギがピーピー鳴いていましたが、その姿は確認できませんでした
白雲岳に到着
ここでも山のポーズ
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ここでも山のポーズ
白雲岳の南側には白雲平が広がります
白雲岳の南側には白雲平が広がります
白雲岳分岐まで戻り、避難小屋へ向かいます
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白雲岳分岐まで戻り、避難小屋へ向かいます
エゾコザクラ
可愛らしい道しるべ
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可愛らしい道しるべ
小高い丘の上に白雲岳避難小屋とテン場が見えてきました
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小高い丘の上に白雲岳避難小屋とテン場が見えてきました
シナノキンバイ
本日の我が家
メスティンでご飯を炊きます
メスティンでご飯を炊きます
タマネギとヤングコーンを塩コショウで炒めます
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タマネギとヤングコーンを塩コショウで炒めます
レトルトのハンバーグとソースを入れます
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レトルトのハンバーグとソースを入れます
最後にタマゴを投入
最後にタマゴを投入
デミタマハンバーグ丼の完成です
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デミタマハンバーグ丼の完成です
この日のテン場は賑わっていました
2
この日のテン場は賑わっていました
【1日目に見かけたお花たち】
ミヤマリンドウ
【1日目に見かけたお花たち】
ミヤマリンドウ
エゾノツガザクラ(photo komemame)
エゾノツガザクラ(photo komemame)
エゾノツガザクラ(photo komemame)
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エゾノツガザクラ(photo komemame)
エゾコザクラ(photo komemame)
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エゾコザクラ(photo komemame)
チングルマ(photo komemame)
チングルマ(photo komemame)
ミヤマリンドウ(photo komemame)
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ミヤマリンドウ(photo komemame)
エゾコザクラ
チシマフウロ(photo komemame)
チシマフウロ(photo komemame)
イワギキョウ(photo komemame)
イワギキョウ(photo komemame)
キバナシャクナゲ(photo komemame)
キバナシャクナゲ(photo komemame)
エゾノツガザクラ(photo komemame)
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エゾノツガザクラ(photo komemame)
シナノキンバイ(photo komemame)
シナノキンバイ(photo komemame)
イブキトラノオ(photo komemame)
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イブキトラノオ(photo komemame)
トリカブト(photo komemame)
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トリカブト(photo komemame)
【2日目】
白雲岳避難小屋のテン場から出発です
【2日目】
白雲岳避難小屋のテン場から出発です
おー、遥か彼方にトムラウシが見えています
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おー、遥か彼方にトムラウシが見えています
トムラウシに向けて出発です
トムラウシに向けて出発です
縦走路にはお花が咲き誇っています
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縦走路にはお花が咲き誇っています
いい空の色
チングルマの群生
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チングルマの群生
こちらのチングルマの群生は綿毛ですね
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こちらのチングルマの群生は綿毛ですね
正面に見えるトムラウシが近いのか遠いのか?大雪の山は距離感が分からない
正面に見えるトムラウシが近いのか遠いのか?大雪の山は距離感が分からない
イブキトラノオ
けっこう歩いたつもりなのに振り返るとまだまだ近くに避難小屋が見えています
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けっこう歩いたつもりなのに振り返るとまだまだ近くに避難小屋が見えています
明るくなり始めました
明るくなり始めました
石狩岳方面は雲海になっています
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石狩岳方面は雲海になっています
東側には広大な森が広がります
東側には広大な森が広がります
雪渓に日が射し始めました
雪渓に日が射し始めました
スレート平と呼ばれる平坦な岩稜地が続きます
スレート平と呼ばれる平坦な岩稜地が続きます
日が昇り始めました
日が昇り始めました
コマクサを撮影中
コマクサを撮影中
大雪は雲海の規模も半端ない
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大雪は雲海の規模も半端ない
雲海の上に太陽が昇りました。美し過ぎる…
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雲海の上に太陽が昇りました。美し過ぎる…
こんなに素晴らしい稜線歩きは初めての体験
こんなに素晴らしい稜線歩きは初めての体験
振り返るとまだまだ白雲岳避難小屋が見えています
振り返るとまだまだ白雲岳避難小屋が見えています
どこまでも続く空と平原
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どこまでも続く空と平原
広大さが伝わらないのでkomemameを入れて
1
広大さが伝わらないのでkomemameを入れて
お花がたくさんでなかなか進みません
お花がたくさんでなかなか進みません
高根ヶ原の分岐が見えてきました
1
高根ヶ原の分岐が見えてきました
見事な雲海に感動しました
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見事な雲海に感動しました
高根ヶ原の東側斜面は切れ落ちています
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高根ヶ原の東側斜面は切れ落ちています
photo komemame
眼下に空沼が見えます
1
眼下に空沼が見えます
振り返ると高根ヶ原の先に旭岳
2
振り返ると高根ヶ原の先に旭岳
前方に忠別岳
ハイマツ帯の中を進みます
ハイマツ帯の中を進みます
平ヶ岳の辺りはガスの通り道になっていました
平ヶ岳の辺りはガスの通り道になっていました
忠別沼が見えてきました
1
忠別沼が見えてきました
忠別沼まで下ります
忠別沼まで下ります
この辺りも素晴らしいお花畑が広がっています
1
この辺りも素晴らしいお花畑が広がっています
何とも言えないよい雰囲気です
何とも言えないよい雰囲気です
ニッコウキスゲは北海道ではエゾカンゾウと言うらしい
ニッコウキスゲは北海道ではエゾカンゾウと言うらしい
エゾカンゾウの群落
エゾカンゾウの群落
沼の畔の木道を伝います
沼の畔の木道を伝います
忠別沼の先に忠別岳の山頂が見えてきました
1
忠別沼の先に忠別岳の山頂が見えてきました
エゾカンゾウの群落の後にはワタスゲの群落が続きます
2
エゾカンゾウの群落の後にはワタスゲの群落が続きます
振り返ると表大雪の山々。先ほど抜けたガス帯も見えます
3
振り返ると表大雪の山々。先ほど抜けたガス帯も見えます
忠別岳の西側の山肌は荒々しい
忠別岳の西側の山肌は荒々しい
忠別岳に向かって緩やかに登り返します
忠別岳に向かって緩やかに登り返します
忠別岳に到着
忠別岳山頂より。トムラウシのアタマが雲からピョコンと出ています
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忠別岳山頂より。トムラウシのアタマが雲からピョコンと出ています
西側の切れ落ち方は半端ない
西側の切れ落ち方は半端ない
忠別岳から五色岳へ向かいます
忠別岳から五色岳へ向かいます
正面右側にチョンと化雲岳が見えています
正面右側にチョンと化雲岳が見えています
忠別岳から250mほど下り五色岳へ登り返します
忠別岳から250mほど下り五色岳へ登り返します
忠別岳を振り返って
忠別岳を振り返って
さらに離れると忠別岳とその奥に旭岳が見えます
2
さらに離れると忠別岳とその奥に旭岳が見えます
五色岳までの登りは背丈よりも高いハイマツ帯となっています
五色岳までの登りは背丈よりも高いハイマツ帯となっています
ハイマツの海の中を進みます
ハイマツの海の中を進みます
五色岳への登りは日差しが強かったので日除けにちょうどよかったです
五色岳への登りは日差しが強かったので日除けにちょうどよかったです
五色岳に到着
五色岳山頂より。ドーンとトムラウシが全貌を現しました
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五色岳山頂より。ドーンとトムラウシが全貌を現しました
山頂より。忠別岳とその背後に表大雪の山々
山頂より。忠別岳とその背後に表大雪の山々
トムラウシを見ながら化雲岳へ向かいます
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トムラウシを見ながら化雲岳へ向かいます
忠別岳からの歩いてきた縦走路が見えます
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忠別岳からの歩いてきた縦走路が見えます
化雲岳の山頂もおもしろいカタチをしています
化雲岳の山頂もおもしろいカタチをしています
五色ヶ原とトムラウシ
2
五色ヶ原とトムラウシ
トムラウシを正面に木道を進んで行きます
トムラウシを正面に木道を進んで行きます
チングルマの群落
チングルマの群落
言葉がありません
1
言葉がありません
photo komemame
エゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)の群落
エゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)の群落
池塘とトムラウシ
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池塘とトムラウシ
北ア雲ノ平の数倍の規模感でお花畑が広がります
北ア雲ノ平の数倍の規模感でお花畑が広がります
もうこの辺りは息をのむことしできないほどの絶景でした
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もうこの辺りは息をのむことしできないほどの絶景でした
あー幸せ
木道から五色岳を振り返って
1
木道から五色岳を振り返って
photo komemame
青、緑、そして雪ではなく花の白のコントラストが美しい
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青、緑、そして雪ではなく花の白のコントラストが美しい
チングルマの群生越しにトムラウシ
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チングルマの群生越しにトムラウシ
上の写真を撮っている姿がこれ(photo komemame)
上の写真を撮っている姿がこれ(photo komemame)
この辺りは神遊びの庭と呼ばれているらしい
2
この辺りは神遊びの庭と呼ばれているらしい
トムラウシの台座の脇から十勝連山の姿が現れ始めました
トムラウシの台座の脇から十勝連山の姿が現れ始めました
神遊びの庭とトムラウシ
神遊びの庭とトムラウシ
化雲岳に向かいます
化雲岳に向かいます
化雲岳に到着。頂上標の後に化雲岩
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化雲岳に到着。頂上標の後に化雲岩
山のポーズ
化雲岳山頂より。忠別岳
化雲岳山頂より。忠別岳
化雲岳山頂より。五色岳
化雲岳山頂より。五色岳
化雲岳山頂より。トムラウシ山
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化雲岳山頂より。トムラウシ山
化雲岳山頂より。。オプタケシケ山と十勝連山
化雲岳山頂より。。オプタケシケ山と十勝連山
化雲岳山頂より。天人峡温泉方面
化雲岳山頂より。天人峡温泉方面
トムラウシに向かいます
トムラウシに向かいます
ヒサゴ沼の分岐を過ぎて100mほど下り50mほど登り返すと平坦な地形が広がります
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ヒサゴ沼の分岐を過ぎて100mほど下り50mほど登り返すと平坦な地形が広がります
溶岩とお花畑が織り成す景色
溶岩とお花畑が織り成す景色
化雲岳(化雲岩)を振り返ります
化雲岳(化雲岩)を振り返ります
ヒサゴ沼が眼下に広がります
ヒサゴ沼が眼下に広がります
木道を進みます
この辺りが日本庭園
1
この辺りが日本庭園
素晴らしい景色に思わず足が止まります
1
素晴らしい景色に思わず足が止まります
お花畑が広がります1
2
お花畑が広がります1
お花畑が広がります2
お花畑が広がります2
巨岩地帯を通り抜けます
巨岩地帯を通り抜けます
ゴーロゴロ
巨岩地帯を通過し小ピークを越えると…
巨岩地帯を通過し小ピークを越えると…
目の前にロックガーデンが現れます
目の前にロックガーデンが現れます
いったん平原まで下ります
いったん平原まで下ります
ロックガーデンの急斜面で振り返ると歩いてきた縦走路と化雲岳、五色岳そして表大雪の山
ロックガーデンの急斜面で振り返ると歩いてきた縦走路と化雲岳、五色岳そして表大雪の山
ロックガーデンを登りきると間近にトムラウシの双耳峰が見えます
ロックガーデンを登りきると間近にトムラウシの双耳峰が見えます
緩やかな丘を登ります
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緩やかな丘を登ります
さらにトムラウシ山頂が間近に
さらにトムラウシ山頂が間近に
緩やかな丘を登りきると北沼が見えてきました
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緩やかな丘を登りきると北沼が見えてきました
北沼の畔まで緩やかに下ります
北沼の畔まで緩やかに下ります
ここまで来ると感慨深いですね
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ここまで来ると感慨深いですね
北沼分岐付近
北沼分岐からはあと一踏ん張りです
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北沼分岐からはあと一踏ん張りです
トムラウシまでのファイナルアプローチ
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トムラウシまでのファイナルアプローチ
山頂直下の岩場を越えると…
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山頂直下の岩場を越えると…
トムラウシ山頂に到着です
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トムラウシ山頂に到着です
山のポーズ
photo komemame
山頂より。オプタケシケ山
山頂より。オプタケシケ山
山頂より。表大雪から歩いてきた縦走路
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山頂より。表大雪から歩いてきた縦走路
さて南沼キャンプ指定地へと向かいます
さて南沼キャンプ指定地へと向かいます
素晴らしい景色の中を下っていきます
素晴らしい景色の中を下っていきます
十勝岳方面は霞んでいました
十勝岳方面は霞んでいました
南沼が見えます
南沼キャンプ指定地が見えてきました。南沼からは少し離れています
南沼キャンプ指定地が見えてきました。南沼からは少し離れています
本日の我が家
タマネギ、ピーマン、ソーセージを炒めます
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タマネギ、ピーマン、ソーセージを炒めます
メスティンにブイヨンを入れて茹でておいたパスタを投入してケチャップで味付けすれば…
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メスティンにブイヨンを入れて茹でておいたパスタを投入してケチャップで味付けすれば…
ほらナポリタンのできあがりです
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ほらナポリタンのできあがりです
今はこんなに気持ちいい空なのに明日以降大荒れの天気になるとの予報。この空を見るとアタマでは分かっていても気持ちがついていきません
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今はこんなに気持ちいい空なのに明日以降大荒れの天気になるとの予報。この空を見るとアタマでは分かっていても気持ちがついていきません
南沼のテン場はとてもすてきなところでした
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南沼のテン場はとてもすてきなところでした
ご飯を食べた後近所を散策
ご飯を食べた後近所を散策
夕日で赤く染まるトムラウシ山
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夕日で赤く染まるトムラウシ山
【2日目に見かけたお花】
エゾウメバチソウ(photo komemame)
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【2日目に見かけたお花】
エゾウメバチソウ(photo komemame)
チングルマ(photo komemame)
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チングルマ(photo komemame)
ウサギギク(photo komemame)
ウサギギク(photo komemame)
エゾトリカブト(photo komemame)
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エゾトリカブト(photo komemame)
タカネトウウチソウ(photo komemame)
タカネトウウチソウ(photo komemame)
コマクサ(photo komemame)
コマクサ(photo komemame)
ワタスゲ
エゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)
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エゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)
【3日目】
苦渋の決断の末、下山です。写真はエゾコザクラ
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【3日目】
苦渋の決断の末、下山です。写真はエゾコザクラ
キバナシャクナゲ
キバナシャクナゲ
チシマフウロ
チシマギキョウ
ガスの中岩稜帯を下ります
ガスの中岩稜帯を下ります
イワブクロ
前トム平付近
前トム平からコマドリ沢まで下ります
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前トム平からコマドリ沢まで下ります
ガス帯を抜けました
ガス帯を抜けました
シナノキンバイ
エゾツツジ
コマドリ沢から前トム平を望みます
コマドリ沢から前トム平を望みます
ヨツバシオガマ
トムラウシ温泉コースまで下ると日が射しています
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トムラウシ温泉コースまで下ると日が射しています
最後の下りです
トムラウシ温泉に到着。お疲れさまでした
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トムラウシ温泉に到着。お疲れさまでした
新得駅から電車に乗って旭川に戻ります
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新得駅から電車に乗って旭川に戻ります
富良野からはノロッコ号に乗り換えました
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富良野からはノロッコ号に乗り換えました
ノロッコ号で大雪地ビールをいただきました
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ノロッコ号で大雪地ビールをいただきました

感想

今年の夏休みの一大イベントは北海道遠征。
まずは3泊4日で旭岳から十勝岳までを縦走で抜ける山旅です。

1日目2日目と天気が良くて最高の縦走を楽しむことができました。
それにしても大雪山は大きくて果てしがなくて度肝を抜かれました。
雄大なんて言葉は実際にその足で歩いてみると霞んでしまうほど。

3日目の昼過ぎから4日目にかけて天気は大荒れの予報。
南沼で縦走を続けるかトムラウシ温泉に降りるか選択を迫られます。
十勝連山方面へは一度進んでしまうとエスケープルートはありません。
komemameの疲れも予想以上に溜まっており、
しかも3日目の南沼から美瑛富士避難小屋までは今回の縦走で一番キビしい行程。
もし午後から雨が降り風も出始めたら歩き切る自信がないと言う。

翌朝。天気もあまり優れず、ここで下山という苦渋の決断を下しました。
悔しくて悲しくて涙が出そうになりながら黙々とトムラウシ温泉に下山。

下山後すぐに予報を確認すると、
翌日は風速27mと冬でもめったに見ないほどの強い風と雨の大荒れの予報。
これでスパッと諦めがつきました。正しい決断だったと。

予定よりも短い行程となりましたが、今回の大雪山の縦走は、
これまで自分が持っていた縦走の概念が覆されるほどの体験でした。
大雪はまた必ず再訪したいです。

この日に新得から旭川まで戻り、予定が空いた4日目は雨の中ですが、
旭山動物園に行ってきました。
この動物園が楽しくて楽しくて大人げなくはしゃいでしまいました。

5日目からはレンタカーを借りて道東の山を巡る旅へと出ます。
 
 

待ちに待った北海道遠征です。
第一弾は縦走からスタート。
トムラウシはほんとうに遠かった。
ときどき見える「王冠」は歩いても歩いても近づかない。
でも道中の景色がすごすぎて、感動しっぱなし。
ここは山なのか、どこなのか分からなくなるほど。

北沼の直前、トムラウシが間近に見えたときは、
「やっときた」と、思わずじ〜んとしてしまいました。

でも、ここで気持ちも体も力つきてしまいました。

このあとさらに十勝岳へ縦走の予定がありましたが、
翌日崩れそうな天気予報を前に、すっかり気持ちが萎えてしまいました。
トムラウシ温泉へと下山していると、なぜかお天気は良くなって、
なんと太陽まで…!!!
後ろから歩いてくるがっかり顔のdanyamaにかける言葉もなく、
もくもくと無言でおりました。

今回の縦走を楽しみにしていたdanyamaには
本当に申し訳ないことをしてしまいましたが、
私にとっては充実感でいっぱいの縦走でした。
今までの山登りのなかで、ナンバーワンの思い出深い山となりました。

おしまい。

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コメント

一番乗り!
danyamaさん、komemameさん、こんにちは!
拍手もコメントも一番乗りさせてもらいました

北海道の長大なルートの遠征お疲れさまでした!さらに長大なその先は悪天候で残念だったみたいですが、その分北海道の観光を満喫されてるんでしょうねー

北海道の山は、アルプスほどに高いわけではないですが、火山の風景・一体となった山系のひろがり、高山植物、特有の動物などが折り重なって、本当にいい雰囲気になりますね☆

2年前の北海道連戦遠征のきつさを思い出します。もっともとにかくきつかったのは山と山の間の運転で地獄のような眠さが懐かしいです。でももう既に北海道に行きたい病も発症していて、トワイライトエクスプレスが取れればこのお盆に行く予定でした。。。

ところで、カムイ天井付近の足下は泥でグチャグチャということはなかったですか?ちょっと気になります
2014/8/12 18:00
Re: 一番乗り!
espritさん
こんばんは〜。拍手&コメントありがとうございます

ほんとうに北海道の山はすごいですね!
特に今回の旭岳〜トムラウシは私のこれまでの山行の中で
ナンバーワンに変わる山になりました!!!
今まで見たことのない景色がどこを見渡しても延々とつづいていて…
広大さはもちろんのこと、火山による独特の色に、そこに生息する生き物、お花たち。
自分がその場にいるのが不思議な感覚に陥りました。
そして歩いて歩いた先に、目の前に現れたトムラウシ!
これぞ頑張って歩いてきたご褒美といった感じで、うるっと感動しました。
思い出すたび、恋する乙女のように「はぁ〜、また会いたい」とため息をついてしまいます。
espritさんと同じように、すでに私も行きたい病でたいへんです〜。
遠くて深くてなかなか気軽に行けるところではないですが、
いつか必ずまた行きたいです!

移動では、私もほんの少しだけ運転しましたが、
景色にかわりばえがなくて、5分もしないうちに猛烈な眠気が…
結局運転はほとんどdanyamaに任せて、まったく私は役立たずでした。笑

カムイ天上あたりは、全体的にぐちゃぐちゃしていましたが、
気をつけて歩けば、靴が汚れてしまうほどではなかったですよー。
2014/8/12 21:05
北海道行ってましたか!?
どうもnurupoです(´・ω・`)

しばらくレコがなかったので海外の山にでも行ってると思ってましたが、北海道でしたか!
大きく雄大な自然が一杯の北海道!
苦渋の決断で下山は残念でしたが、正しい判断ですねー(゜∀゜)
まさにでっかいどーな雰囲気が伝わってきて自分も行った気分になりました(*´ー`*)

さて次は東方面行くみたいですが、百名山完踏も近々では?
2014/8/12 18:06
Re: 北海道行ってましたか!?
nurupoさん

こんばんは
大事な大事な夏休み、北海道に行ってまいりました〜!

今回のこの縦走は前半は天気にも恵まれ、
荷物が重くてカラダはキツかったですが、見るものすべてがスゴすぎて、
この景色にどれだけ元気をもらったことか!
後半戦は私の弱気で下山をすることになり、
がっかりするdanyamaを見て、申し訳ない気持ちでしたが、
結果的には翌日の天気はすごいことになっていたようで、ほっと胸をなでおろしました。
たぶんあの天気で歩いていたら、私はきっと動けなくなっていたでしょう…

この縦走後も天気が微妙だったりしましたが、
毎日天気予報とにらめっこしながら、北海道登山を楽しんできました。

コメントありがとうございました
2014/8/12 21:20
36年前のあの日がよみがえります
昔話で恐縮ですが、私の初めての北海道遠征のスタートがこのコースでした。
1978年8月18日、旭岳から入り6日かけて十勝岳に抜けています。
天候は比較的良かったのですが、トムラウシから先が難コースでヒグマの脅威に怯えながら、ビバークしたことが懐かしく思い出されます。
貧乏学生でもちろん飛行機などは使えず、上野から夜行列車で出かけました。
大雪・十勝の後は利尻をやり、その後道東に移動して雄阿寒・雌阿寒、斜里岳、羅臼岳を登りました。
当時知床横断道路などはもちろん無く、岩尾別からヒグマの縄張りと言われた羅臼平に登り着いたときは本当に遠くまで来たと感慨にふけったものでした。
羅臼岳に登ったのが9月9日、その後日高に向かい幌尻を狙ったのですが天候が悪く断念して1ヶ月渡る北海道遠征を終えました。
移動は鈍行列車とヒッチハイク、宿泊はツェルトでたまに贅沢でユースホステルに泊まる、青春を絵に描いたような旅でした。
その後何度も北海道は訪れ、一時期は転勤で札幌に住んだことも有りましたが、最初の大雪・十勝縦走が今でも一番印象に残っていて、北海道と言えば真っ先に思い浮かびます。
あまりに懐かしく、うれしかったので長々と昔話を書いてしまいました。
北海道遠征、後半戦のレポート楽しみにしています。
2014/8/12 22:03
Re: 36年前のあの日がよみがえります
なんて壮大な旅!!!青春だぁ♡
私も若いころこんな旅がしたかったなぁ〜。
体力も時間も有り余っていたはずなのに、、学生時代なにしてたんだろ〜(笑)。
yamayaさんは若い頃からいろんな山経験をされていてうらやましいです。
yamayaさんのお話を聞くたび、もっと早く山の魅力に出会っていたかったと、
心から思ってしまいます。

でもこうやってお話を聞くと、時代は違えど、山は変わらないものなんだなぁと実感します。
私たちがふだん暮らす下界は、あっという間に移り変わっていってしまうけど、
山の時間は、下界で流れている時間よりゆっくりなのかもしれませんね。

yamayaさんのコメントを読んでいたら、
そんな山のすばらしさに気付かされました☆
どうもありがとうございました
2014/8/13 21:24
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十勝岳〜旭岳
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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