2014尾瀬-12 今日は尾瀬ヶ原をのんびり歩こう....山ノ鼻に着くと足は至仏山へ

2014年08月05日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.3km
• 登り: 846m
• 下り: 832m

コースタイム

8:04鳩待峠-8:58山ノ鼻-(研究見本園周遊)-9:25至仏山登山口-11:07高天原-11:25至仏山11:33-12:25笠ヶ岳分岐-13:22鳩待峠

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◎9月12日まで、金曜日の19時〜日曜日の12時の間を除いて、鳩待峠へ　のマイカー規制が解除されています。この日は少し遅かったので、鳩待　峠の駐車場は満車で戸倉第一駐車場を利用しました。

コース状況／危険箇所等

◎登山ポストは山ノ鼻の研究見本園の端、至仏山登山口にあります。
　ポストが一杯で先行者の方が登山届を入れるのに難儀していました。
　※関係機関へ連絡済です
◎しばらくの晴天が続いたので、登山道は乾いています。乾いていても蛇紋岩は滑りますので、要注意です。

写真

8/5 7:59

今日の至仏山はスッキリ。(この時点では尾瀬ヶ原をのんびり歩くつもりでしたが....)

8/5 8:04

山ノ鼻へ降ります

8/5 8:05

モミジカラマツ、実が金平糖のようです

8/5 8:11

カニコウモリ

8/5 8:15

今日は尾瀬ヶ原の木道歩きなので、アプローチシューズできました。ところが....

8/5 8:17

ミズキの実

8/5 8:18

ウワミズザクラの実

8/5 8:19

ヤマトユキザサの実

8/5 8:22

オオカメノキの実

8/5 8:24

ハリブキの実

8/5 8:26

エンレイソウの実

8/5 8:28

ツクバネソウの実

8/5 8:30

ヤグルマソウの実

8/5 8:32

オオバタケシマランの実

8/5 17:15

テンマ沢湿原にやってきました。ミズバショウの葉が立派

8/5 8:40

ツキノワグマの好物の、ミズバショウの実もそろそろ熟してくる時期です。

8/5 8:40

未だ熊は入ってないようです。葉が踏みつけられていません

8/5 8:40

シカが入ったようです

8/5 17:16

コバギボウシ

8/5 8:42

コオニユリ

8/5 8:45

マルバダケブキ

8/5 17:16

オオウバユリ

8/5 8:57

キツリフネが咲き始めました

8/5 8:58

山ノ鼻ビジターセンターに着きました

8/5 8:59

マユミの実、これからピンクになっていきます

8/5 9:05

研究見本園へ入ります(至仏山登山口へ)

8/5 9:06

クガイソウ

8/5 9:06

ズミの実

8/5 9:12

だ~れもいないので、木道に寝てみました。青い空は浮世離れ

8/5 9:15

オゼミズギク

8/5 9:16

ここの池塘には浮島があります。本日は至仏山よりにありました(風などで移動します)

8/5 9:17

イワショウブが咲き始めました

8/5 9:17

見本園のキンコウカは見頃を過ぎました。葉は草紅葉の準備中でしょうか

8/5 9:19

アブラガヤ

8/5 9:19

ネジバナ

8/5 17:18

サワギキョウが咲き始めました、秋の気配を感じます

8/5 9:21

オトギリソウ。漢字では弟を切ると書いて、「弟切草」です

8/5 9:21

至仏山登山口です

8/5 9:39

ケナツノタムラソウ

8/5 17:18

クルマユリです。葉が輪生

8/5 17:18

茎が枝別れしているので、ヒオウギアヤメの実のようです

8/5 9:43

林内にニッコウキスゲが残っていました

8/5 9:48

ゴマナが咲き始めました

8/5 9:51

森林限界の表示板

8/5 9:51

森林限界の表示板を過ぎると、大きな針葉樹はありません

8/5 9:56

振り返ると、尾瀬ヶ原が見えてきます

8/5 10:09

ここのキンコウカは良い調子です

8/5 10:31

このベンチを過ぎると半分ぐらいの行程でしょうか。お二人さん、仲良く休憩です

8/5 10:32

ミネウスユキソウ

8/5 10:37

イワオトギリのようです。葉の先が楕円形のものはオトギリソウのようです。岩は蛇紋岩です。蛇紋の線がよく表れています

8/5 10:38

モウセンゴケの白い小さな花が咲いているのですが、ちょっと分かりづらいでしょうか

8/5 10:39

平ヶ岳には小さな雪渓が残っていました

8/5 10:39

尾瀬ヶ原の拠水林(川沿いの林)がよく分かります

8/5 10:40

タカネトウウチソウ

8/5 10:41

ハイマツの実、いわゆる松ぼっくり

8/5 17:23

オオバギボウシ

8/5 10:43

イワシモツケ

8/5 10:44

ホソバコゴメグサ

8/5 10:46

オンタデ

8/5 10:46

イワイチョウです。ミツガシワの仲間で、雌しべの花柱が短い(短花柱花)ものと長い(長花柱花)ものがあり、異型花柱花です

8/5 10:51

シブツアサツキです。蛇紋岩地特有の植物で、谷川山域と至仏山(笠ヶ岳も含む)だけに見られるものです(蛇紋岩変形植物)

8/5 10:51

ハクサンシャジン

8/5 10:52

カトウハコベです。蛇紋岩地特有の植物です(蛇紋岩残存植物)

8/5 10:58

ミヤマアキノキリンソウ

8/5 10:59

タカネナデシコ、私の好きな花ベストスリーの一つです

8/5 11:05

尾瀬ヶ原の上には、雲が出てきました

8/5 11:05

アヤメ平の方向です

8/5 11:06

ミヤマウイキョウ

8/5 11:07

高天原に到着しました。ホソバヒナウスユキソウなどの花は終わったようです

8/5 11:10

イブキジャコウソウ

8/5 11:11

シラネニンジン

8/5 11:12

タカネナデシコは最盛期のようです

8/5 11:15

タテヤマリンドウ

8/5 11:17

オゼソウです。蛇紋岩地特有の植物で、谷川山域と至仏山だけに見られるものです(蛇紋岩残存植物)※北海道の天塩山地に少し丈が長いものがあり、テシオソウと呼ばれて同種のようです。

8/5 11:17

ハクサンイチゲ

8/5 11:18

イワイチョウ、花柱が短いので短花柱花のようです

8/5 11:19

ウサギギク

8/5 11:20

ハナニガナ

8/5 11:20

ジョウシュウアズマギク。蛇紋岩地特有の植物で、谷川山域と至仏山(笠ヶ岳も含む)だけに見られるものです(蛇紋岩変形植物)。私の好きな花ベストスリーの一つです

8/5 11:22

ヨツバシオガマ

8/5 17:26

至仏山頂、周りには人がいるんですよ~

8/5 11:35

ホソバヒナウスユキソウ、蛇紋岩地特有の植物で、谷川山域と至仏山(笠ヶ岳)だけに見られるものです(蛇紋岩変形植物)

8/5 11:36

ウメバチソウ(丸い花)が咲き始めるようです

8/5 11:37

ミヤマダイモンジソウ

8/5 11:41

至仏山頂近くの岩頭、私の好きな岩です

8/5 11:41

ヒメシャジンも咲き始めました

8/5 11:42

またまたタカネナデシコが

8/5 11:43

小至仏山へ向かいます。風も少しあり、心地よい

8/5 11:44

奈良俣ダムです

8/5 11:44

奈良俣湖のズームアップ

8/5 17:27

ムラサキタカネアオヤギソウ

8/5 11:45

タカネナデシコをじっくりと、素晴らしい~

8/5 11:47

いつものところにも、カトウハコベ

8/5 11:47

ネバリノギラン

8/5 11:52

ハクサンシャクナゲも実を付けました

8/5 11:52

ホソバツメクサ

8/5 17:27

小至仏山に到着

8/5 12:14

小至仏直下の雪田(7月まで雪が残ります)、オゼソウがいっぱい見られました

8/5 12:17

ハクサンフウロ

8/5 12:25

笠ヶ岳への分岐

8/5 17:28

ホソバノキソチドリ

8/5 12:27

オヤマ沢田代

8/5 12:29

ハクサンシャクナゲですが、ここの花は毎年ピンクが濃いんです

8/5 12:43

ゴゼンタチバナ

8/5 12:45

オヤマボクチ、もうすぐ開花です

8/5 12:46

いい風景ですね~

8/5 12:46

ジョウシュウオニアザミ

8/5 17:29

オニシモツケ

8/5 12:52

好きなダケカンバの木から見る笠ヶ岳

8/5 17:29

ミヤマシシウド

8/5 13:22

鳩待峠に帰ってきました

撮影機器：

EXILIM Hi-ZOOM EX-H20G カシオ

感想

おぜさい

しばらくの間、平日に限って鳩待峠へのマイカー規制が解除されました。
それではと、尾瀬ヶ原をのんびり歩こうかなと思い出かけました。
戸倉に到着すると、鳩待峠の駐車場が満車である旨の看板がありました。
夏休みでもあり、まだまだ入山者は多いようです。
やはり家を出るのが遅かったようです。

鳩待峠では至仏山が良く見え、至仏山へ向かう方も多くいました。
山ノ鼻まではあまり花が見られない代わりに、いろいろな植物が実を付けているのを目にすることができました。秋が近づきつつあり、次代へ生をつなぐべく早く実を熟させる姿を感じとれます。

今日は尾瀬ヶ原をのんびり歩く所存でやってきました。
山ノ鼻に着くと至仏山が目に入り、タカネトウウチソウは咲いたかな...とか、そろそろウメバチソウは...とかが頭に浮かびました。結局のんびりの尾瀬ヶ原歩きを変更して、足は至仏山に向かってしまいました。

至仏山では、タカネナデシコ・ホソバコゴメグサ・ホソバツメクサなどが花盛りで、イワオトギリ・ミヤマアキノキリンソウ・ハクサンシャジン・ヒメシャジン・タカネトウウチソウなどが咲き始めてきました。さらに開花寸前のウメバチソウも見られました。
至仏山ではまだまだ可愛い花が見られ、天気も安定するこれからは登山の好機ではないでしょうか。

8月になると尾瀬は静かな季節を迎えます。
花が少なくなり、9月中旬から始まる草紅葉までの間、しばしの休憩というところでしょうか。

これからの尾瀬ヶ原は、平日に歩くとほとんど人に遭わないこともあります。静かな尾瀬を、楽しむのには良い時期だと思います。
お出かけください。

コメント

sumihiyo

お花がきれいです！
ozesaiさん、おはようございます！
至仏山のお花きれいですね
タカネナデシコ、可憐なお花ですね
初めて知りました！

今年は息子がケガをしてしまって
家族そろっての山の鼻からの至仏山チャレンジは保留です。
花がきれいな時期に・・・なんて思っていましたが
また来年以降のお楽しみとします！
シーズンのうちにもう一度尾瀬に行きたいです

おぜさい

sumihiyoさん、こんにちわ
息子さんの怪我、ご心配でしたね。
至仏山の花は毎年見られるので、来年は是非ご家族でお出かけください。

至仏山の花はそれぞれに特徴があり、どれも毎年一度は見ておきたいと...つい思っちゃいます

今の尾瀬は花も少ないのですが、のんびり静かに楽しめるのも良いと思います。
９月中旬の草紅葉から、10月上旬の紅葉の時期も多くの人が訪れて賑わう尾瀬になります。こちらもお勧めです。

当方は今年も新雪の11月始めに至仏山を登り、尾瀬シーズンが終わる予定です。