北岳・間ノ岳
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 2,560m
- 下り
- 2,562m
コースタイム
- 山行
- 4:24
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:47
- 山行
- 5:39
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 7:27
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:30
天候 | 8/6 晴れ時々曇り 8/7 晴れ時々曇り 8/8 雨時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ナビは「奈良田温泉」でOKです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されており、危険箇所はありません。 北岳山頂から吊尾根分岐への道は「転落注意」とありますが、余程の強風でも吹かない限りは大丈夫だと思います。 北岳から間ノ岳への稜線歩きは、思いのほか細かいアップダウンがあり、結構疲れました。「標高3000m、雲の上の散歩」という感じではありませんが、ダイナミックな景色を楽しむことが出来ます。 八本歯のコルから左俣のコースでは梯子が連続した後にザレた岩が続きます。雨で濡れた梯子の桁や岩が滑りやすくて大変でした。二俣まで一カ所だけ雪渓上を横切る必要がありますが、アイゼンは不要です。 白根小池小屋から広河原までは、最初の頃こそ小さなアップダウンがありますが、すぐにザレた下りの連続になります。滑りやすいので要注意です。 |
その他周辺情報 | 温泉は、奈良田の里「女帝の湯」(550円)。 思ったより狭く(洗い場は7つのみ)下山してきた人たちで混雑していましたが、程よくぬるくて滑り気のある良いお湯です。露天風呂はありません。 温泉から出たら、蕎麦やほうとう、ヤマメの塩焼き等を食べることも可能です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
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感想
【8/6】前日夜に奈良田に入り車中泊。朝方トイレに行ったら乗り合いタクシーが来ていたので、慌てて身支度をして乗り込みました。
広河原に着くと快晴。気持ちの良い山歩きを楽しみます。とはいえ、標高差1500mを登る行程なので、焦らずゆっくりと歩を進めました。
30年以上前にボーイスカウトの活動で訪れている北岳ですが、当時は荷物の重さと生憎の悪天候で景色を見る余裕もなく、実質的には今回が初訪問のようなものです。
二俣を右に進み小太郎山分岐まで、色とりどりの花に癒され励まされ、標高を稼ぎました。
小太郎山分岐で風が強くなりガスが出てきましたが、肩の小屋に着いたらまた晴れてきました。
高山病が怖くて生ビールを飲むことを躊躇していましたが、他の皆さんが美味しそうに飲んでいるのを見て、誘惑に負けてしまいました。小屋のベンチに座って富士山や鳳凰三山を眺めながらのビールは格別でした。
夕方になったら風が強まって雲が湧いてきて、日没は見られませんでした。
【8/7】この日も快晴。ご来光を拝むため4:30頃に外に出ましたが、上空には殆ど雲がないきれいな空です。ただ風が強くて空気が冷たく、ダウンジャケットを持ってきてよかったと思いました。
ご来光を楽しんだら、身支度をして間ノ岳へのピストンです。山頂から西側(仙丈ヶ岳側)を見ると、環い虹が!生まれて初めてブロッケン現象に出くわしました。
北岳山頂を出る頃には西からガスが湧いてきて、視界がだんだん悪くなってきましたが、足元のきれいな花を見ながら進みます。
ピクニック気分の稜線歩きをイメージしていましたが、北岳山頂から間ノ岳への道のりは細かいアップダウンが多く、なかなか歩き甲斐がありました。
そして間ノ岳からの復路では、途中ガスが晴れて中白根山からダイナミックな北岳の勇姿を楽しむことも出来ました。
【8/8】前日、小屋の方から「明日は午後から雨だな」とお聞きしていましたが、6時前に出発する時点で雨がパラパラ。北岳山頂もガスっていて、あまり景色を楽しめる感じではありません。
吊尾根分岐でレインジャケットを着込み、八本歯のコルへ向かいます。歩きにくい急坂ですがきれいなお花畑が広がっていて、気持ちを和ませてくれます。
岩の斜面を滑らないように下り、長い垂直の梯子を下りて、八本歯のコルに。バットレスの壮大な景色を楽しみながら左俣を進みますが、雨に濡れた梯子が続くため気が抜けません。梯子が終わるとザレた岩の斜面になり、これまた足の置き場に気を使います。二俣から御池小屋へ向かう樹林帯は雨が似合う神秘的な雰囲気でした。
御池小屋でピーチのソフトクリームで休憩している間に雨も止み、最後の下りへ挑みます。最初の頃こそアップダウンがありますが、間もなくひたすら下り、しかもザレて歩きにくい下りです。
膝を痛めないように気を配りながら、でも時計を見ると10:30のバスに間に合いそうなので、ペースを上げます。途中で4人組のパーティを追い越した途端、足を取られて尻餅をつき、カッコ悪さ丸出しです。
でも何とか10:20に広河原に到着し、10:30のバスに乗ることが出来ました。
最高の景色ですね!羨ましい限りです。
私も今年同じコースを歩こうと考えていました。忙しくてどうやら来年に持ち越しになってしまいそうですが、参考にさせていただきます!^^
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