ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4933189
全員に公開
ハイキング
石鎚山

平家平〜笹ヶ峰 晩秋の笹原さんぽ

2022年11月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:40
距離
18.6km
登り
1,462m
下り
1,454m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:41
休憩
0:54
合計
8:35
7:44
108
9:32
9:32
39
10:11
10:23
35
10:58
11:00
48
11:48
11:48
31
12:19
12:19
17
12:36
13:05
15
13:20
13:20
16
13:36
13:39
36
14:15
14:16
39
14:55
15:01
32
15:33
15:33
24
15:57
15:57
18
16:15
16:16
3
16:19
ゴール地点
冠山〜ちち山分れの間は,ササがきれいに刈られ,大変歩きやすくなっていました。
天候 ☀️→☁️高曇り,時たま薄日がさす
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
早島I.C.より瀬戸中央道〜松山道新居浜I.C.で下りる。県道47号で大永山トンネルを抜けて現地へ。
コース状況/
危険箇所等
上り,下り,縦走路,全コース非常によく手入れされている。冠山〜ちち山分れまで,去年は笹漕ぎだった道はきれいに刈られ,劇的に歩きやすく変わっていた。下りのちち山分れ〜獅子舞の鼻は,足下が見えにくい場所あり。暗い時,深い溝や細尾根に注意。大永山トンネル〜中七番登山口は,チャリを積んでおけばよかったと少し後悔。
その他周辺情報 マイントピア別子,天空の湯で♨️♨️♨️。かつての別子銅山関連の遺構多数。東平とか見てみたいが,時間が合わず。
今日は別子よりスタート。平家平〜笹ヶ峰を巡る。「フォレスターハウスの駐車場は利用する方」の表示があり,道ばたに停めて出発。道中快晴でしたが,昼からは雲が増える予定。果たして...。
3
今日は別子よりスタート。平家平〜笹ヶ峰を巡る。「フォレスターハウスの駐車場は利用する方」の表示があり,道ばたに停めて出発。道中快晴でしたが,昼からは雲が増える予定。果たして...。
道ばたの間違いツツジを見て登山口へ。
4
道ばたの間違いツツジを見て登山口へ。
フォレスターハウスはまだ閉まっている。入り口のツツジの紅葉を眺めて中へ進む。
5
フォレスターハウスはまだ閉まっている。入り口のツツジの紅葉を眺めて中へ進む。
フォレスターハウスの上に笹の稜線が見えた。建物の周囲に人感センサーがいくつもあり,「退去してください!」「退去してください!」と脅される。左側から建物を遠巻きに登山口へ。園内はアヤメやカタクリが多く咲くようだ。
3
フォレスターハウスの上に笹の稜線が見えた。建物の周囲に人感センサーがいくつもあり,「退去してください!」「退去してください!」と脅される。左側から建物を遠巻きに登山口へ。園内はアヤメやカタクリが多く咲くようだ。
ここは「中七番登山口」と言われているが,中七番登山道は危険との表示あり。上からも下りないように指示があった。
2
ここは「中七番登山口」と言われているが,中七番登山道は危険との表示あり。上からも下りないように指示があった。
花のない時期。カニコウモリの綿毛やトリカブトの実りだけが残る。色はシキミの赤い実りくらい。
6
花のない時期。カニコウモリの綿毛やトリカブトの実りだけが残る。色はシキミの赤い実りくらい。
「まとい」でも「ホース」でもなく,リアルりす。目の前を猛スピードで駆け抜けた。カメラ,間に合わん。
9
「まとい」でも「ホース」でもなく,リアルりす。目の前を猛スピードで駆け抜けた。カメラ,間に合わん。
そこかしこに滑滝。沢鳴りが響く静かな道を歩く。ミソサザイの声がこの時期でも聞こえる。
5
そこかしこに滑滝。沢鳴りが響く静かな道を歩く。ミソサザイの声がこの時期でも聞こえる。
ルートは送電巡視路のようだ。急傾斜地には頑丈な梯子があり歩きやすい。ロープもきちんとかけてある。
2
ルートは送電巡視路のようだ。急傾斜地には頑丈な梯子があり歩きやすい。ロープもきちんとかけてある。
送電鉄塔に出会う。周囲は刈り払われ,自然と眺望がよい場所になる。めざす稜線が上に開ける。
3
送電鉄塔に出会う。周囲は刈り払われ,自然と眺望がよい場所になる。めざす稜線が上に開ける。
振り返れば,青空の下に赤石山系。西赤石〜東赤石と岩の稜線が広がる。
4
振り返れば,青空の下に赤石山系。西赤石〜東赤石と岩の稜線が広がる。
しばらく上りを耐えると,巡視路分岐で明るい縦走路に。
4
しばらく上りを耐えると,巡視路分岐で明るい縦走路に。
進むに連れてだんだん雲が増えてきた。広い縦走路の上にはササ原を纏った平家平。
3
進むに連れてだんだん雲が増えてきた。広い縦走路の上にはササ原を纏った平家平。
緩い傾斜を上がりきると,平家平のピークの向こうに冠山,ちち山,笹ヶ峰,沓掛山と東石槌の山が並ぶ。
6
緩い傾斜を上がりきると,平家平のピークの向こうに冠山,ちち山,笹ヶ峰,沓掛山と東石槌の山が並ぶ。
来た方向を振り返る。大座礼山の彼方に剣山系がくっきり。見通しがよい。
4
来た方向を振り返る。大座礼山の彼方に剣山系がくっきり。見通しがよい。
縦走路のところどころに霜柱。
8
縦走路のところどころに霜柱。
平家平1693mとうちゃこ。ここ,いいところです。石鎚山系丸見えポイントでした。先行者2名おられました。カレーパンとチョコバターロールでカロリー補給。
3
平家平1693mとうちゃこ。ここ,いいところです。石鎚山系丸見えポイントでした。先行者2名おられました。カレーパンとチョコバターロールでカロリー補給。
太陽は次第に高い雲の後ろ側で見えなくなる。弧を描く山脈の彼方に盟主,石鎚。
5
太陽は次第に高い雲の後ろ側で見えなくなる。弧を描く山脈の彼方に盟主,石鎚。
反対側に赤石山系の岩稜が広がる。山に雲はかかってないので,四方が丸見えです。もっと空が青かったら...。
7
反対側に赤石山系の岩稜が広がる。山に雲はかかってないので,四方が丸見えです。もっと空が青かったら...。
地鶏。体が硬く「平」の字にはならない。(後で「トレポを使ったらよかったのでは」と気付く。)
11
地鶏。体が硬く「平」の字にはならない。(後で「トレポを使ったらよかったのでは」と気付く。)
笹ヶ峰をめざしササの稜線歩き♪。ずっと丸見え♪。
10
笹ヶ峰をめざしササの稜線歩き♪。ずっと丸見え♪。
平家平を振り返っても丸見え〜♪。
5
平家平を振り返っても丸見え〜♪。
冠山1732mとうちゃこ。誰もいません。手前にササが少し煩い場所あり。
3
冠山1732mとうちゃこ。誰もいません。手前にササが少し煩い場所あり。
吸い込まれそうな断崖の上に出る。とんがりピークの眺望は抜群。UFOラインもよく見える。
8
吸い込まれそうな断崖の上に出る。とんがりピークの眺望は抜群。UFOラインもよく見える。
「なんだ!これ。」去年,笹ヶ峰から霧氷の稜線を来たときは,ササが足下を覆っていたのに。きれいに刈られて,踏み跡明瞭なすばらしい縦走路になっていた。ササ漕ぎを覚悟してたのに,びっくりです。刈っていいただき感謝です。
7
「なんだ!これ。」去年,笹ヶ峰から霧氷の稜線を来たときは,ササが足下を覆っていたのに。きれいに刈られて,踏み跡明瞭なすばらしい縦走路になっていた。ササ漕ぎを覚悟してたのに,びっくりです。刈っていいただき感謝です。
快適な稜線を歩きちち山へ。ここから一登りで。
6
快適な稜線を歩きちち山へ。ここから一登りで。
ちち山分れにとうちゃこ。ここから笹ヶ峰へピストンします。
2
ちち山分れにとうちゃこ。ここから笹ヶ峰へピストンします。
往路はちち山を巻いた。巻き道で楽ちんと思ったら,アップダウンの多いななめったトラバースだった。丸山荘分岐から笹ヶ峰への上りを耐えると,眼下に西条の町。瀬戸内海はあまり見通せず,来島海峡大橋は霞んでいた。
2
往路はちち山を巻いた。巻き道で楽ちんと思ったら,アップダウンの多いななめったトラバースだった。丸山荘分岐から笹ヶ峰への上りを耐えると,眼下に西条の町。瀬戸内海はあまり見通せず,来島海峡大橋は霞んでいた。
本日最高点,笹ヶ峰1860mとうちゃこ。誰もいない祠の前で,お湯を沸かしてランチタイム。
6
本日最高点,笹ヶ峰1860mとうちゃこ。誰もいない祠の前で,お湯を沸かしてランチタイム。
ここも眺望はすごい。目の前の寒風山から,石鎚の山なみが連なる。四国ササとコメツツジの群落が広がる山頂。これで青空ならもっといいけど,贅沢言っちゃいかん。
4
ここも眺望はすごい。目の前の寒風山から,石鎚の山なみが連なる。四国ササとコメツツジの群落が広がる山頂。これで青空ならもっといいけど,贅沢言っちゃいかん。
お湯を沸かす間に地鶏。フラッシュの明滅に合わせ,年がいもなくジャ〜ンプッ。
13
お湯を沸かす間に地鶏。フラッシュの明滅に合わせ,年がいもなくジャ〜ンプッ。
ランチ中に4名ほど来られました。笹ヶ峰で見つけた数少ない色もの。キジムシロかな。
7
ランチ中に4名ほど来られました。笹ヶ峰で見つけた数少ない色もの。キジムシロかな。
ご飯を食べて帰路につく。帰りはちち山を踏んで下りる。
3
ご飯を食べて帰路につく。帰りはちち山を踏んで下りる。
シコクシラベ(オオシラビソ)の森は,この時期でもいい香りが漂う。シコクシラベの森を抜けるとちち山の分岐。
3
シコクシラベ(オオシラビソ)の森は,この時期でもいい香りが漂う。シコクシラベの森を抜けるとちち山の分岐。
ちち山山頂の祠から。ときどき薄日が出て,ササ原の緑が鮮やかになる。
2
ちち山山頂の祠から。ときどき薄日が出て,ササ原の緑が鮮やかになる。
ちち山を下る。冠山,平家平と来た道が目の前。
6
ちち山を下る。冠山,平家平と来た道が目の前。
すれ違った皆さんも,日が差したササの稜線の美しさにカメラを構える。
5
すれ違った皆さんも,日が差したササの稜線の美しさにカメラを構える。
ちち山分れが見えて来た。荷物をデポしてちち山に向かわれた方多数とすれ違う。
6
ちち山分れが見えて来た。荷物をデポしてちち山に向かわれた方多数とすれ違う。
ちち山分れから下ると,眼下に新居浜の町が広がる。県道47号のワインディングが山を縫って続く。谷筋の紅葉はまだまだ見頃の場所が多かった。
2
ちち山分れから下ると,眼下に新居浜の町が広がる。県道47号のワインディングが山を縫って続く。谷筋の紅葉はまだまだ見頃の場所が多かった。
正面に赤石の山々を見つつ,開放感溢れるササ原を下る。
3
正面に赤石の山々を見つつ,開放感溢れるササ原を下る。
獅子舞の鼻の前後から樹林帯に。木が無かったら落っこちそうな崖の上に登山道が続く。三角点で小休止。
2
獅子舞の鼻の前後から樹林帯に。木が無かったら落っこちそうな崖の上に登山道が続く。三角点で小休止。
長い道を下りて来た。途中薄い石が重なったガレ場を渡る。薄っぺらいのは結晶片岩かな。
3
長い道を下りて来た。途中薄い石が重なったガレ場を渡る。薄っぺらいのは結晶片岩かな。
最後はスギの人工林を下り,沢沿いの道を歩いて登山口へ。
1
最後はスギの人工林を下り,沢沿いの道を歩いて登山口へ。
そこから大永山トンネルまで出る。後は車道を歩いて...。
1
そこから大永山トンネルまで出る。後は車道を歩いて...。
中七番登山口へ。天気はだんだん回復してきた。昼間は無かった青空がところどころ。
2
中七番登山口へ。天気はだんだん回復してきた。昼間は無かった青空がところどころ。
中七番登山口へ戻った。フォレスターハウスは閉館時間で見学できず。植え込みのニシキギは,日が差さずとも赤く美しい。今日の山歩きを終了し,ノンアルで締める。
3
中七番登山口へ戻った。フォレスターハウスは閉館時間で見学できず。植え込みのニシキギは,日が差さずとも赤く美しい。今日の山歩きを終了し,ノンアルで締める。
帰路,マイントピア別子に道草。入り口には四季桜の花。晩秋から冬にかけて長く咲く桜です。
7
帰路,マイントピア別子に道草。入り口には四季桜の花。晩秋から冬にかけて長く咲く桜です。
「天空の湯」の♨三昧でゆっくり。人が多いので,人の少ない湯船を選んでゆっくり湯治。
6
「天空の湯」の♨三昧でゆっくり。人が多いので,人の少ない湯船を選んでゆっくり湯治。

感想

日曜日は予定あり(T_T)で,土曜日だけ歩く。ササの稜線歩きをしたく四国に渡る。新居浜I.C.を下り,別子の住友の森エコシステム (フォレスターハウス)から平家平をめざした。平家平〜笹ヶ峰を歩いて大永山トンネルに下りる計画。
登山口に取り付こうとフォレスターハウスの敷地に入ると,人感センサーに検知され,「警備中です。直ちに退去してください!」と何度も注意される。建物から離れて園内を奥に行ったところに取り付きあり。柵を開けて山へ。
序盤は晩秋の渓谷を歩き徐々に高度を上げる。ここは鉄塔巡視路でよく整備された道が縦走路まで伸びていた。
縦走路に上がったあたりから,だんだんと雲が増えてきた。高曇りで雨の心配はなかったが,青空を期待していたので少し残念な空。しかし,天空のササ原はどこまでも見通しがよく,石鎚山系の峰々を眺めながら快適に歩いた。去年,霧氷さんぽをした冠山〜ちち山間は,ササが刈られ快適なハイウェイに変身していた!(ササ漕ぎを覚悟していたのでラッキーでした。)
ちち山分れからの下山ルートは,足下に深い溝の掘れたササの道や両側の切れた細尾根歩きが続きます。暗いときには用心した方がよいでしょう。
大永山トンネル〜登山口までは車道歩きで戻る。チャリを積んでたら楽できた。フォレスターハウスの開館時刻は,10:00〜16:00で訪問できず。帰路,マイントピア別子の天空の湯(500円)で♨三昧し,芯まで温まって帰宅。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:257人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら