木曽駒ヶ岳 〜祝・登山復帰 帰ってきたよ、木曽駒ヶ岳〜
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- GPS
- --:--
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 600m
- 下り
- 605m
コースタイム
天候 | 午前中は久しぶりの晴れ しかし 次第に曇りがちになり、一時小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
しかし、お盆時期・紅葉シーズンは相当早く到着しないと満車になり、少し離れた駐車場に停めることになる |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪登山道の状況≫ ・千畳敷カール内:よく整備された道が千畳敷カール内を一周していますが、遊歩道感覚で来ると怪我のリスク有り。サンダル等で来るのはおやめになったほうが… ・千畳敷〜乗越浄土:整備は行き届いているが、急傾斜かつ登山者が多いので落石を起こすと危険 ・乗越浄土〜駒飼ノ池:乗越から斜面を降りて行く。慎重に行動すれば難しい箇所は無い。 ・駒飼ノ池〜濃ヶ池:沢を渡るポイントに雪渓が残っている箇所がある。駒飼ノ池からの下りは険しいコースで、桟橋とハシゴもある。大雨の際は沢の渡渉、濃ヶ池直近の道が河になるなど、危険性が上がる。 ・濃ヶ池〜黒沢分岐:特に難しい箇所無し。 ・黒沢分岐〜木曽駒ヶ岳:稜線歩きとなる。一部岩稜帯もあるので、不安定な岩に足を乗せ無いよう、十分に注意されたい。 ・中岳巻道:アルプスの岩稜歩きをされる方は全く難しくない。しかし、急斜面につけられた道なので、上からの落石、谷側への転落には十分注意が必要な区間。少しだけ、3点支持が必要な岩登り区間がある。 ≪登山ポスト≫ 千畳敷駅に有り。 ≪トイレ≫ 千畳敷駅にあり。また途中の山小屋でも借りることができる。途中に公衆トイレは無い(濃ヶ池方面に行くとしばらくトイレ無しとなる)ので、千畳敷駅等で済ませておくのがベター。 |
その他周辺情報 | ≪温泉≫ ・管の台駐車場付近に日帰り入浴施設あり。 ≪宿泊≫ ・ロープウェイで千畳敷に登ると、千畳敷ホテル、各山小屋等が宿泊箇所。 ・管の台近辺にも立派な旅館・ホテルがある |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
非常食
飲料
ハイドレーション
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
タオル
ストック
カメラ
|
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備考 | ・カメラの予備電池は必携でした。 ・千畳敷カールは絶景ではあるが、ここでもたついていて、その後の行動時間に余裕がなくなってしまった。山での行動は時間にゆとりを持つべきだった。次回はまず目的地へ行き、戻ってきて余裕があれば千畳敷内で写真撮影を楽しむようにしたいと思った。 |
感想
・死線をさまよった大事故から8か月、なんとか登山復帰を果たしました。
・木曽駒ヶ岳は伊吹山と並んで、私の心の山。高山植物を見に、なんとか行きたいと思っていたものの、今年の夏は異常気象続きで天候に恵まれず、やっと行くことができました。
・今日は晴天に恵まれて、この天気を待っていた登山者が殺到し、バスとロープウェイは大混雑。5時過ぎに菅の台に着いたにも関わらずバス乗車まで1時間半待ちでした。
・ロープウェイを降りると、東側には南アルプス一望の大パノラマ。富士山もはっきり見えていました。
・駅の西側に回ってみると・・・青空をバックにした千畳敷カールが。二度と山に登れない身体になっていたかもしれないのに、またここに帰ってこれた・・・。ありがとう・・・。万感の思いがこみ上げてきて、涙があふれ、しばし立ち尽くしました。
・今回から、より高山植物をアップで撮れるようにミラーレス一眼を導入。千畳敷カールで高山植物撮影を楽しみます。
・去年はコバイケイソウがカール内を埋め尽くしていましたが、今年ははずれ年のようで、花は少なめ。しかし、エゾシオガマやミヤマリンドウ、ミツバオウレンなど初めて見る花にも出会えました。
・撮影を楽しんだ後は、いよいよ木曽駒ヶ岳に出発。まずは八丁坂に挑みます。去年はスイスイ登れた八丁坂も、今回は喘ぎながら登りました。やはり、長い療養生活で筋力がかなり落ちているようです。
・乗越からは駒飼ノ池を経て、濃ヶ池へ。沢にはまだ雪渓が残り、今年はやはり異常気象なのだなと実感しました。
・濃ヶ池カールはチングルマの大群落が広がり、予想どおりの美しさ。去年の秋も燃えるような紅葉を楽しみました。みんなこっちに来ればいいのに・・・。
・濃ヶ池から黒沢分岐を経て、木曽駒ヶ岳へ。岩稜帯の登りも有り、へばった脚にはしんどいコースでしたが、休み休み何とか歩きました。やはり、アルプスの稜線歩きは最高に気持ちいいですね。
・15時過ぎに木曽駒ヶ岳山頂に到着。あぁ、ついに木曽駒ヶ岳に帰った来た…。いつきても感動しますが、今回は格別でした。
・下りロープウェイの時間を気にして、小休止後出発。頂上木曽小屋経由で下山し、途中コマクサやコマウスユキソウにも会えました。
・中岳はショートカットのため、巻道を選択。時期が少し遅いのか花は少な目でした。滑落し無いよう十分に注意し、無事に乗越浄土に戻ります。
・八丁坂の下り、くたびれた脚には負担のかかる区間。一度見事に尻餅をついて、足がつりました。自力歩行不可能になる一歩手前だったかも。時間にゆとりをもって行動しなければいけませんでした。
・帰りのロープウェイは2時間半待ち。カール内を歩いて花の写真撮影をして過ごしました。暮れなずむ千畳敷カールを満喫でき、至福の時間を過ごせました。
・無事に東濃の家に帰還しました。また山に行けるようになって、いろいろなものに感謝した一日でした。
おはようございます
日記を拝見しておりました
木曾駒を登坂されたのですね
わたしも昨年10日ほど大腸手術で入院して本来の脚力に戻るまで半年以上かかりました。
長い入院リハビリ生活でしたね
焦らずにゆっくりと山を楽しんでください
そのうち北アや八ヶ岳でお会いできるかも・・ですね
でわでわ
uedayasuji さん コメントありがとうございますm(__)m
日記にもコメント下さってありがとうございました。
例年なら、冬から春は低山で鍛えておいて、夏にアルプス遠征・・・となるところなのですが。
でも、木曽駒にどうしても行きたかったので、背伸びしてしまいました。
準備不足は否めませんね・・・。
前にご助言下さったように、日ごろからもっと筋トレしておけば、もう少し楽に登れたと思います。
体重も激増してしまったので、減量も兼ねてこれからはきちんとトレーニングしたいですね。
何にしても、また山に行けるようになったので、ありがたい限りです。
北アルプスは雲ノ平とか行きたいですね〜。
今年の夏はなぜか秋のような天気が続きますが、uedayasuji さんもお気をつけて、山を楽しまれて下さい。
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