栂池〜白馬岳〜鑓ヶ岳〜不帰嶮〜唐松岳〜八方尾根

2014年08月12日(火) ~ 2014年08月13日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 24.5km
• 登り: 2,370m
• 下り: 2,356m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:39
• 休憩: 0:37
• 合計: 9:16

7:54 栂池パノラマウェイ 自然園駅
8:01 栂池山荘
9:03 天狗原の祠
9:55 10:00 乗鞍岳
10:30 10:35 白馬大池山荘
11:17 11:21 船越ノ頭
12:09 12:14 小蓮華山
12:50 12:54 三国境
13:35 13:38 白馬岳
13:52 13:56 白馬山荘
14:02 14:03 白馬岳頂上宿舎
15:08 15:12 杓子岳
16:10 16:12 鑓ヶ岳
17:10 天狗山荘

2日目

• 山行: 6:06
• 休憩: 0:35
• 合計: 6:41

6:14 天狗山荘
6:28 6:33 天狗ノ頭
8:01 8:06 不帰嶮（不帰一峰）
8:55 9:00 不帰嶮（不帰二峰北峰）
9:11 9:15 不帰嶮（不帰二峰南峰）
9:55 10:00 唐松岳
10:12 唐松岳頂上山荘
11:10 扇雪渓
11:51 11:55 八方池
12:48 12:55 八方池山荘
12:55 ゴール地点

天候

晴れたり曇ったり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長野自動車道　安曇野IC より約58km
栂池高原リフト乗り場駐車場　1日500円×2
栂池パノラマウェイ乗車券(全区間)　1920円
八方アルペンライン乗車券(全区間)　1550円
路線バス(八方バスターミナル〜栂池高原)　520円※最終時間要チェック

コース状況／危険箇所等

天狗ノ頭〜不帰2峰北峰…足場の悪い岩場の連続。ハシゴ・クサリあり。渋滞して時間が掛かることがあるので注意。落石、滑落注意

その他周辺情報

天狗山荘　１泊２食付　９５００円
栂の湯　６００円(パノラマウェイの乗車券の提示で１００円引きあり)
ソフトクリーム　３５０円

写真

8/13 7:54

栂池自然園駅出発

8/13 8:03

登山道入口。ゆっくりペースのタイム設定？

歩き出しのところはぬかるんでる所もあったが、上の方はこんな感じ

天狗原は木道があります。今回も祠には立ち寄らず。あの雪渓が…

ごつごつしてきたかな

50mぐらいあっただろうか。雪渓歩けました。ゆるやかだったし、踏み跡が良い感じのステップになっていてアイゼンなしでも上りやすかった。

8/13 9:48

横から見た感じ

8/13 9:52

雪渓はガスの中。下りて行くの人たち

乗鞍岳の山頂ケルン。三角点は別の場所か？

8/13 10:09

白馬大池。対岸の山荘まではもう少し。昨秋に引き返したのはこの辺りだったかな？

8/13 10:15

ガスが出てきて、正面のピークが隠れてしまった。残念。

8/13 10:35

白馬大池山荘。出発。

まだまだ序盤戦。

コマクサ越しに見上げる。

船頭ノ頭。大池から見えてたピークの正体。

8/13 12:02

白馬岳。

8/13 12:02

小蓮華山は奥のガスがかかっているピーク。この12分後に到着。

三国境。コルではなく中腹にありました。

8/13 13:38

白馬岳山頂。賑やかでした。

8/13 13:38

旭岳。

8/13 13:43

テレビで良く見かける白馬山荘。

8/13 13:57

こちらは村営宿舎

8/13 13:57

白馬山荘

8/13 14:03

白馬岳頂上宿舎。どちらの施設も立派ですが今回はスルーして先へ。

8/13 14:46

トラバース道

8/13 14:47

トラバース道からの杓子岳。

8/13 14:53

巻道行きたいなぁ…。山頂踏まずしてなんとなる

8/13 15:03

じゃりじゃりの道で歩き辛いです。

案内板から20分ほど歩いていました。しんどぉ。白馬三山、杓子岳山頂です。次、行ってみよう。

8/13 15:27

下りしに白馬岳(中央)

下りで使った道の方が歩きやすかった。巻道でこちらに来てリュックデポして上っても良かったかな…

8/13 15:45

振り返って杓子岳。こちらの斜面は険しさ満点です。

8/13 15:47

鑓ヶ岳までまだまだだなぁ…

8/13 16:12

白馬三山、最後の鑓ヶ岳(やりがたけ）山頂でございます。杓子岳から丁度1時間でした。へろへろで小休止多数(笑)

8/13 16:43

鑓ヶ岳。やれやれ…

8/13 16:46

いい具合に尖っています。剣岳。

8/13 17:09

鑓ヶ岳から小1時間。本日のお宿、天狗山荘でございます。これは部屋の窓からの眺め。

8/13 17:57

天狗山荘と鑓ヶ岳。17時30分から食事。その後涼みに外へ出てきました。

8/13 18:00

山荘の近くに咲いている花々。イワギキョウ

8/13 18:02

ウサギギク

8/13 18:03

8/13 18:04

8/14 6:14

2日目。朝の鑓ヶ岳。朝ご飯は5時30分でした。それでは出発いたしましょう。

8/14 6:29

辛うじて鹿島の双耳峰まで見えるだろうか

8/14 6:33

天狗の頭。いよいよ下ります。

トラバース道の向こうには、唐松、五竜、鹿島槍が見えています。そのうち雲で見えなくなりそうなので…

8/14 6:33

立山連峰。

8/14 6:35

振り返って、鑓、白馬方面

天狗ノ大下りの手前ら辺からの展望。ストックはこの辺りで収納する。

すれ違い待ちの時間で下りてきたところに酔いしれる(笑)

不帰一峰

そろそろ本日のハイライトかな？

1峰から下りきって、2峰方面にタメ息。これやるのか？まあでも、ここは下りよりも上りでまだ良かったと思う。

視線は崖側から離せません。反対側見たら、途端に縮み上がって動けなくなりそうです。

あの辺りが二峰北峰でしょうか

そのまま直進だったらどうしようかと思いましたが、巻き道で助かりました。「○○3k　3時間、唐松小屋　2時間」

8/14 8:40

不帰嶮はポイントか？ゾーンか？

なんとなくハイライトが終った感がある

近撮。結構、手や足の引っ掛けるところはあるので上りやすいかな？あとは高度感の克服。これは一生無理。

8/14 8:55

不帰2峰北峰。下から40分弱。思ったより混んでいなくて助かった。

天狗の頭方面

チングルマの穂越しの唐松岳方面

不帰2峰南峰。

8/14 9:11

よく通過できたもんだ。

唐松岳頂上山荘より唐松岳と不帰嶮

8/14 10:15

山荘で小休止。で、八方尾根はあちらから

8/14 10:15

八方尾根分岐。五竜の文字が…。いつの日かきっと…。

8/14 10:16

階段か？トラバースか？

8/14 10:22

しびれるようなトラバースです。

8/14 10:27

左端のギザギザは間違いなく今日の仕事場

8/14 10:42

登山道の感じも安心できます。それにしてもたくさんの人にすれ違います。

8/14 11:10

扇雪渓。ちびっ子の声が楽しそうに響いています。

8/14 11:10

8/14 11:17

ミヤマキンポウゲ

8/14 11:25

シモツケソウ

トリカブト

ハクサンシャジン

クルマユリ

ニッコウキスゲ

樹林帯

8/14 11:45

マツムシソウ

8/14 11:51

八方池

第3ケルン

八方ケルン

ハッポウアザミ

8/14 12:16

ウメバチソウ

8/14 12:16

ミヤマトウキ

8/14 12:17

ミヤマママコナ

第2ケルン

ムシトリスミレ

8/14 12:20

キンコウカ

木道で下ります。左側通行。渋滞気味です。

キップ売り場なし。黒菱平で精算するらしい。下のリフト乗り場に花の写真と名前が分かるリーフレットがあったので購入(200円)。上る前に買っておけば良かった。

リフトに乗っているとき、尾根に登山者が見えた。登山道があったんだ…。今日は無理だけど…

8/14 13:19

白馬の町

8/14 13:31

バスターミナルはどっちかな？(笑)

撮影機器：

EX-ZS20 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

sansongene

前日まで固まっていた候補は、大雨でアクセスできず
急遽、予定変更し数時間で計画の練り直し…
台風で予定が二転三転したがなんとか
こちらに落ち着く。
昨秋のやりなおし案に収まった。

今シーズン初の県外でさらに2000m級以上の
山での縦走になる。大丈夫だろうか？

膝が持ってくれればいいが…

初日は距離が12kmほどだが、アップダウンが
少々手強い感じ。

時間的には予定通り。リフトの時間が遅めなので
仕方がないが麓から歩かずに済んでいるので
大助かりかも。

乗鞍までは昨年のデータがあったが、その先は
未知の世界だ。どれほどで行けるのか？

白馬岳まではそこそこ元気に歩けたが、杓子岳、
鑓ヶ岳あたりになると膝がそろそろ限界っぽかったので
なんとか宿泊地に到着できてよかった。

明日のひざの状態が気になりつつも、ほとんど徹夜状態
で来たため、食後すぐ眠りにつけた。
初日の山行時間…約9時間

2日目
朝起きてみるとひざの状態もまあまあだったので、今日も
なんとか行けそうだった。
無事下りきるためにも休憩は1時間に5分のペースでゆっくり
歩こう。

とにかく今日の肝は不帰嶮(かえらずのけん)につきる。
いかほどのものか。
とりあえず行ってみよう。

この感じどこかであったな？
あそことかあそこの感じに似ている。
上りながら何でこんなことやっているのか？
と考えているところまで同じだ(笑)

天狗ノ大下りから不帰2峰北峰の区間が終れば
後は割と普通の感じだった。

五竜以遠はまたこの次の機会ですな。
そろそろ体調も天気も限界みたいなので。
道草しないで帰ってきた。