火打山・妙高山
- GPS
- 56:00
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 2,066m
- 下り
- 2,051m
コースタイム
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:15
- 山行
- 7:11
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:06
8:20笹ヶ峰→9:20黒沢→9:55十二曲り→11:43富士見平→12:45高谷池ヒュッテ/13:33→13:50天狗の庭→14:26雷鳥平→15:02火打山/15:23→15:48雷鳥平→16:19天狗の庭→16:35高谷池ヒュッテ
【2日目】
6:45高谷池ヒュッテ→7:16茶臼山→7:49黒沢池ヒュッテ/8:14→8:39大倉乗越→9:30長助池分岐→11:16妙高山北峰→11:25妙高山南峰/11:45→11:54妙高山北峰/12:04→13:10長助池分岐→14:25大倉乗越→14:51黒沢池ヒュッテ
【3日目】
5:40黒沢池ヒュッテ→6:35富士見平→7:38十二曲り→8:08黒沢→9:04笹ヶ峰
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
【0日目】
20:10、メンバー12名が2台の車に分乗し、横浜を出発。
首都高〜関越道〜上信越道と走り、更埴ICで降りる。
23:45、長野市の「スパリゾート健康村」に着き、入浴後、軽く飲んで結団式。
休憩室のリクライニング・チェアーで仮眠。
【1日目】
上信越道を妙高高原ICで降り、登山口へ向かう途中、「道の歴史館・関所跡」付近でクマ出現。走っている車のすぐ前を走って横断し、茂みに消える。
登山口の笹ヶ峰から約1時間歩くと、清冽な流れの黒沢の橋を渡る。川原に降りて冷たい良質な沢水を味わう。
十二曲りは文字どおり12のつづら折れ。1/12から12/12まで登り切るのに30分近く費やす。そのあとも富士見平まで急登が連続する。
高谷池ヒュッテで昼食後、サブザックで火打山へ向かう。
天狗の庭はワタスゲが見頃。群生するミョコウトリカブトをかき分けるようにして火打山に到達。もやって遠望はクリアではなかったが、雨飾山、高妻山などが見える。
下りの途中、北東側の谷で一瞬だったがブロッケン現象を体験。
ヒュッテに戻り、残雪で冷やしたエクストラコールドなビールでのどを潤す。
そのまま外のテラスで酒宴、そして夕食。レトルトのカレーとハヤシにらっきょう漬けだが、うまい。へたなおかずが付く食事よりもずっといい。
夕食後もその場所で飲み、星空観察会。同宿の登山者や小屋番の若者とも交流。
高谷池ヒュッテは抜群のロケーションに建ち、素朴な雰囲気がとても良い。清潔感があり、食事も合格点。
【2日目】
朝、ヒュッテの南西側窓から北アルプスの山並みがきれいに見えた。
白馬三山、唐松、五竜、鹿島槍、爺、針ノ木…、そして槍、穂高、常念まで。すばらしい!
朝食はレトルトの中華飯と味噌汁。これもわるくない。
茶臼山を経て1時間ほど歩くと、黒沢池ヒュッテに着く。サブザックに必要なものだけを詰め替え、妙高山をめざす。
妙高カルデラの外輪山の一部、大倉乗越はロープを頼りに急下降する。
長助池分岐からは涸れた沢の急登をひたすら登る。ところどころにベニバナイチゴが実を付けている。口に含むと甘くはないが、野生の味が気付けとなる。
妙高山では北峰、南峰と頂を踏む。上空は晴れ渡っていたが、もやって遠望はきかなかった。
黒沢池ヒュッテに戻る。ここでも何はともあれ、冷たいビール。
そして、この日もテラスで酒宴が繰りひろげられた。
その場にいた他の登山者にも酒肴をふるまい、歌の輪にも招き入れる。
これが山酔会スタイル!
夜は夜で、ヒュッテのドーム内で車座になって飲み、語る。
【3日目】
朝霧の立つ黒沢池の木道を進み、下山の途につく。
この朝も眺望はよく、富士見平の手前では、ややかすむも富士山が見えた。
その先では、北アルプス・後立山連峰が随所で視界に入ってきた。
池の平温泉で3日間の汗を洗い流す。入浴後、いつもなら無事下山を祝って生ビールで乾杯となるところだが、今回は車を運転して帰らなければならないため、それはなし。
この3日間よく飲んだのは、それを見越してというわけでもないのだけれど。
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