ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5137945
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
房総・三浦

房総半島横断 千葉県最高峰 嶺岡愛宕山〜御殿山縦走

2023年01月31日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:37
距離
44.1km
登り
1,552m
下り
1,549m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:58
休憩
0:39
合計
8:37
8:32
6
潮騒リゾート鴨川
8:38
8:39
19
8:58
8:59
4
9:03
9:11
66
10:25
10:25
96
12:01
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10
12:11
12:21
5
12:26
12:33
12
12:45
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21
13:06
13:07
42
13:49
13:51
16
14:07
14:08
10
14:18
14:19
13
14:32
14:33
15
14:48
14:48
5
14:53
14:54
6
15:00
15:04
40
15:44
15:45
60
16:45
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6
16:51
16:51
18
17:09
17:09
0
17:09
岩井駅
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2023年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行き:太海駅下車(ホテル前泊)
帰り:岩井駅乗車
コース状況/
危険箇所等
・貝緒浅間山
一般ルート。東側の取り付き付近に民家が多数あり、予定していたルートを見失ったため山頂まで舗装路を利用。頂上付近は眺望絶佳。また、トイレもある。山中でキョンと遭遇。

・嶺岡浅間山
直下まで舗装路。車道を離れ東からの登拝道と合わせると山頂はすぐ。下りは尾根通しに車道へ復帰したがほぼ藪道。
なお、貝緒浅間山からの道中に史跡の標柱が複数建てられているが現地にはほぼ何も残っていないため下調べが必要。また、途中の川代浅間を案内する標識からは立派な祠が祀られた279m点圏峰に立てる。

・嶺岡愛宕山
登頂のためには以下条件をクリアする必要がある。

[羃山分屯基地へ2週間前の電話予約(定員20名)
⊃柔曾颪1週間前提出(FAXまたは郵送)
E日12:00ちょうどに基地ゲート前に集合
た畔証明書の提示
3日前までのPCR検査および1日前の抗原検査の陰性証明書の提示(2023年1月現在)

コースのほとんどは基地内の舗装路を歩く。一箇所アルミの梯子が掛けられている所があるくらいで、体力・技術等は要らない。写真撮影は付き添いの自衛官の許可を得て、角度を制限した上で可能となる。なお、レーダーサイトのある睨空台からは西〜北に開け眺めが良い。

・二ツ山
車道からアプローチ。薄い踏み跡はあるが痩せていたり荒れていたりする。下りで利用した南西の一般ルートを使うのが無難。こちらは階段道まで用意されている。お手軽に踏めて眺めが良い。

・御殿山
二ツ山より少し西へ移動した先、地形図の破線路を利用してショートカットする。基本的には尾根通しで所々荒れているが、踏み跡はある程度視認できる。また、作業道用にかピンクテープも多数。次第に道は良くなり谷地区へ出る。
山田中停留所から一般ルート。道標や手摺、木段完備だが直下の登りは厳しい。途中の大黒天が祀られた平場は北に大きく開けている。

・鷹取山〜宝篋山〜大日山
整備されているがやや道標が不案内。また、灌木が多く見通しが良くない箇所も多数。各ピークそれぞれに木段の激しいアップダウンがある。また、直下の林道とのギャップが大きかったり登山道脇が急に落ち込んでいたりと、転倒時のリスクがやや大きい。大日山は眺望あり。

・坊滝〜余蔵山〜岩井駅
坊滝は直上を渡った後、周遊路を少し先まで進むと観瀑台に下りられる分岐がある。周遊路から北へ分岐する林道は崩壊し、藪・倒木ありとかなり荒れている。
林道終点から尾根に取り付くが荒れは序盤くらいで後は比較的登りやすい。到達した林道平群支線は状態が悪い。歩けないほどの大崩壊はないが倒木をいくつも処理しながら進む。
林道石塚線分岐から先は荒れはほとんどない。余蔵山は本線より分岐した行き止まりにあるが、取り付きが荒れている上、溝が草で隠れているため通行には注意。以降は車道歩き。

なお、全編に渡って携帯電話は通じた。
その他周辺情報 魚見塚一戦場公園から先、県道258号までは自販機なし

航空自衛隊嶺岡山分屯基地 愛宕山三角点見学について
https://www.mod.go.jp/asdf/mineokayama/05_crest/index.html
<JR内房線 太海駅>
嶺岡愛宕山はアクセス難なので前日入り。周辺の飲食店は20時には閉店するので千葉駅で軽く食べ、北に1kmほどの所にあるコンビニで小腹を満たす。
2023年01月30日 20:19撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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1/30 20:19
<JR内房線 太海駅>
嶺岡愛宕山はアクセス難なので前日入り。周辺の飲食店は20時には閉店するので千葉駅で軽く食べ、北に1kmほどの所にあるコンビニで小腹を満たす。
今回のお宿、潮騒リゾートホテル。チェックインが22時までなのと大浴場ありなので利用。部屋が広くてザックの整理が楽だった。
2023年01月30日 21:01撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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1/30 21:01
今回のお宿、潮騒リゾートホテル。チェックインが22時までなのと大浴場ありなので利用。部屋が広くてザックの整理が楽だった。
房総のお土産びわゼリー。
2023年01月30日 22:08撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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房総のお土産びわゼリー。
部屋からは(夜景モードで)海が見えた。
2023年01月30日 23:48撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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部屋からは(夜景モードで)海が見えた。
翌朝の天気はまずまず。冷え込み、風がちょっとあって寒い。
2023年01月31日 07:13撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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1/31 7:13
翌朝の天気はまずまず。冷え込み、風がちょっとあって寒い。
朝食後、いつもより多めに着込んで出発。次回は夕食からゆっくり楽しみたいホテルだった。
2023年01月31日 08:33撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 8:33
朝食後、いつもより多めに着込んで出発。次回は夕食からゆっくり楽しみたいホテルだった。
民宿と漁師の町を安房鴨川方面へ進む。山の格好は明らかに場違い。
2023年01月31日 08:35撮影 by  X100T, FUJIFILM
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民宿と漁師の町を安房鴨川方面へ進む。山の格好は明らかに場違い。
昨日は暗くて気付かなかったが駅前にシュールな太海のマスコット(?)キャラクターが描かれていた。
2023年01月31日 08:37撮影 by  X100T, FUJIFILM
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昨日は暗くて気付かなかったが駅前にシュールな太海のマスコット(?)キャラクターが描かれていた。
JR内房線 太海駅
できたばかりの駅舎。ここのベンチはコンクリート3Dプリンターで形成されたものでユニークなデザインになっている。
2023年01月31日 08:38撮影 by  X100T, FUJIFILM
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JR内房線 太海駅
できたばかりの駅舎。ここのベンチはコンクリート3Dプリンターで形成されたものでユニークなデザインになっている。
波太富士が見えてきた。私有地っぽかったので登らなかったが頂上には浅間神社が祀られているらしい。
2023年01月31日 08:39撮影 by  X100T, FUJIFILM
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波太富士が見えてきた。私有地っぽかったので登らなかったが頂上には浅間神社が祀られているらしい。
いかにも古そうなレンガ造りの橋脚。
2023年01月31日 08:40撮影 by  X100T, FUJIFILM
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いかにも古そうなレンガ造りの橋脚。
太海海水浴場を振り返る。
2023年01月31日 08:44撮影 by  X100T, FUJIFILM
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太海海水浴場を振り返る。
<千葉県立鴨川青少年自然の家>
波太富士を貫くトンネルを海側に迂回すると自然の家の前に出る。
2023年01月31日 08:45撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<千葉県立鴨川青少年自然の家>
波太富士を貫くトンネルを海側に迂回すると自然の家の前に出る。
施設前から見上げる波太富士は断崖絶壁。下部は千葉でも数少ない枕状溶岩が見られる。
2023年01月31日 08:47撮影 by  X100T, FUJIFILM
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施設前から見上げる波太富士は断崖絶壁。下部は千葉でも数少ない枕状溶岩が見られる。
県道247号に復帰すると今度は松島海岸を見下ろす丘に出た。奥には東条海岸、そして南房総の丘陵も望める。
2023年01月31日 08:48撮影 by  X100T, FUJIFILM
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県道247号に復帰すると今度は松島海岸を見下ろす丘に出た。奥には東条海岸、そして南房総の丘陵も望める。
そろそろ貝渚浅間山の登山口、という所にお地蔵様。
2023年01月31日 08:51撮影 by  X100T, FUJIFILM
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そろそろ貝渚浅間山の登山口、という所にお地蔵様。
石見堂観音は2019年の台風で損壊し遷座。安房国札三十四観音の碑が残されていた。
2023年01月31日 08:53撮影 by  X100T, FUJIFILM
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石見堂観音は2019年の台風で損壊し遷座。安房国札三十四観音の碑が残されていた。
住宅地の間にいかにも参道に見える小径が伸びていた。ここから取り付く。
2023年01月31日 08:54撮影 by  X100T, FUJIFILM
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住宅地の間にいかにも参道に見える小径が伸びていた。ここから取り付く。
階段道の先にシンプルな木製鳥居。
2023年01月31日 08:55撮影 by  X100T, FUJIFILM
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階段道の先にシンプルな木製鳥居。
鳥居を正面にして左手にも石祠がぽつんと立っている。
2023年01月31日 08:56撮影 by  X100T, FUJIFILM
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鳥居を正面にして左手にも石祠がぽつんと立っている。
肝心の鳥居の先はこの後いくつも見ることになる立派な石祠が鎮座している。浅間神社の下宮だろうか。参道が続くかと思ったがここで行き止まりだし、先程の廃屋の先は明らかに民家だった。
2023年01月31日 08:57撮影 by  X100T, FUJIFILM
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肝心の鳥居の先はこの後いくつも見ることになる立派な石祠が鎮座している。浅間神社の下宮だろうか。参道が続くかと思ったがここで行き止まりだし、先程の廃屋の先は明らかに民家だった。
参道を探し山腹を巻くように付けられた道を進む。画面中央から左手に登る階段も民家に吸い込まれていて進むのは躊躇われた。
2023年01月31日 08:57撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 8:57
参道を探し山腹を巻くように付けられた道を進む。画面中央から左手に登る階段も民家に吸い込まれていて進むのは躊躇われた。
そうこうしているうちに東側の神社まで来てしまった。
2023年01月31日 08:59撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 8:59
そうこうしているうちに東側の神社まで来てしまった。
<八雲神社>
注連縄が繊細な比較的新しめのお宮。浅間神社との関係など由緒は不明。
2023年01月31日 09:00撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<八雲神社>
注連縄が繊細な比較的新しめのお宮。浅間神社との関係など由緒は不明。
摂末社やお堂?にも同系の注連縄が張られている。
2023年01月31日 09:00撮影 by  X100T, FUJIFILM
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摂末社やお堂?にも同系の注連縄が張られている。
境内の脇に道標があった。ここが参道だと思い先へ進む。
2023年01月31日 09:00撮影 by  X100T, FUJIFILM
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境内の脇に道標があった。ここが参道だと思い先へ進む。
道は舗装路でどんどん山を巻いていく。引き返そうかとも思ったがこの道も山の西側で合流するのでそのまま巻いてしまう事にした。
2023年01月31日 09:01撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 9:01
道は舗装路でどんどん山を巻いていく。引き返そうかとも思ったがこの道も山の西側で合流するのでそのまま巻いてしまう事にした。
道脇には石仏。
2023年01月31日 09:02撮影 by  X100T, FUJIFILM
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道脇には石仏。
ちょっとしたヌタ場。いきなり周囲はジャングルになり先程までの漁村の雰囲気は鳴りを潜める。
2023年01月31日 09:02撮影 by  X100T, FUJIFILM
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ちょっとしたヌタ場。いきなり周囲はジャングルになり先程までの漁村の雰囲気は鳴りを潜める。
と思ったら斜面を小柄な動物が横切って行った。キョンだ。
2023年01月31日 09:04撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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と思ったら斜面を小柄な動物が横切って行った。キョンだ。
西側の遊歩道に合流。こちら側は申し分ない整備状況。
2023年01月31日 09:04撮影 by  X100T, FUJIFILM
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西側の遊歩道に合流。こちら側は申し分ない整備状況。
<魚見塚展望台>
展望台は後回しにして先にある浅間神社へお参りに行く。
2023年01月31日 09:05撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<魚見塚展望台>
展望台は後回しにして先にある浅間神社へお参りに行く。
<浅間神社奥宮>
施設脇を抜けて東側に出ると展望台の基部そばに奥宮が据えられていた。
2023年01月31日 09:06撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<浅間神社奥宮>
施設脇を抜けて東側に出ると展望台の基部そばに奥宮が据えられていた。
近くには石仏などもある。
2023年01月31日 09:07撮影 by  X100T, FUJIFILM
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近くには石仏などもある。
<浅間神社>
歩きやすい参道を辿っていくとじきにお宮の前に出た。解説板によると富士講の広まりで、ここ安房だけで108を超える浅間神社があったらしい。ここ貝渚浅間は安房國浅間宮第百八番の正に第一番だそう。そんな神社への参道をどうして見逃したのか……
2023年01月31日 09:07撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<浅間神社>
歩きやすい参道を辿っていくとじきにお宮の前に出た。解説板によると富士講の広まりで、ここ安房だけで108を超える浅間神社があったらしい。ここ貝渚浅間は安房國浅間宮第百八番の正に第一番だそう。そんな神社への参道をどうして見逃したのか……
<魚見塚展望台>
気を取り直して展望台へ引き返す。
2023年01月31日 09:10撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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<魚見塚展望台>
気を取り直して展望台へ引き返す。
恋人の聖地として夥しい数の鍵が掛けられている。
2023年01月31日 09:10撮影 by  X100T, FUJIFILM
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恋人の聖地として夥しい数の鍵が掛けられている。
展望台は360度の眺め。右手の丘陵をこれから進んでいく。中央の形の良い山が高鶴山だろうか。
2023年01月31日 09:10撮影 by  X100T, FUJIFILM
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展望台は360度の眺め。右手の丘陵をこれから進んでいく。中央の形の良い山が高鶴山だろうか。
頂上に立つのは暁風と呼ばれる仏像風のシンボル。
2023年01月31日 09:10撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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頂上に立つのは暁風と呼ばれる仏像風のシンボル。
南に太平洋の眺め。右手の仁右衛門島の付け根に泊まったホテルが見える。魚見塚というのはその名の通りここから魚群を見張ったことから。
2023年01月31日 09:11撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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南に太平洋の眺め。右手の仁右衛門島の付け根に泊まったホテルが見える。魚見塚というのはその名の通りここから魚群を見張ったことから。
北西に清澄山系の山稜。関東ふれあいの道が通っている、が山座同定が難しい。
2023年01月31日 09:11撮影 by  X100T, FUJIFILM
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北西に清澄山系の山稜。関東ふれあいの道が通っている、が山座同定が難しい。
西に松島海岸。
2023年01月31日 09:11撮影 by  X100T, FUJIFILM
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西に松島海岸。
ヤブツバキ
2023年01月31日 09:13撮影 by  X100T, FUJIFILM
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ヤブツバキ
貝渚浅間山から西へ移動する。ここから嶺岡愛宕山までほとんど車道歩き。
2023年01月31日 09:14撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 9:14
貝渚浅間山から西へ移動する。ここから嶺岡愛宕山までほとんど車道歩き。
<魚見塚一戦場公園>
戦国時代は軍馬を育成する牧場だったらしい。本ルート中希少な自販機がある。ここを逃すと平群地区を抜けるまで補給できない。
2023年01月31日 09:16撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<魚見塚一戦場公園>
戦国時代は軍馬を育成する牧場だったらしい。本ルート中希少な自販機がある。ここを逃すと平群地区を抜けるまで補給できない。
<東京電力南房線 76号鉄塔>
この先は林道嶺岡中央2号線となり急に物寂しくなる。
2023年01月31日 09:21撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<東京電力南房線 76号鉄塔>
この先は林道嶺岡中央2号線となり急に物寂しくなる。
時折左右に開けているのは長い車道歩きの慰めに。千葉の山に明るくないのでぱっと山が出てこないのは困った。
2023年01月31日 09:33撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 9:33
時折左右に開けているのは長い車道歩きの慰めに。千葉の山に明るくないのでぱっと山が出てこないのは困った。
ずっとこのような坂道が続く。キョンだろうか、時折道の脇でガサガサと音がする中を黙々と歩いた。
2023年01月31日 09:35撮影 by  X100T, FUJIFILM
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ずっとこのような坂道が続く。キョンだろうか、時折道の脇でガサガサと音がする中を黙々と歩いた。
233m点圏峰の麓に石祠が設けられていた。この上も『〇〇浅間』と付けられているのだろうか。
2023年01月31日 09:40撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 9:40
233m点圏峰の麓に石祠が設けられていた。この上も『〇〇浅間』と付けられているのだろうか。
<嶺岡牧の水飲み場跡>
稀に作業の軽トラックが通る位の道に立派な史跡標が建てられていた。ここは向かいが湿地になっていたのである程度由来を知ることができたが、この後もいくつか現れたものはさっぱりだった。
2023年01月31日 09:43撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<嶺岡牧の水飲み場跡>
稀に作業の軽トラックが通る位の道に立派な史跡標が建てられていた。ここは向かいが湿地になっていたのである程度由来を知ることができたが、この後もいくつか現れたものはさっぱりだった。
P279を指す道標があった。これは期待できそう。
2023年01月31日 09:48撮影 by  X100T, FUJIFILM
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P279を指す道標があった。これは期待できそう。
かなりしっかりとした踏み跡が続いている。倒木なども処理されていてきちんとした参道になっているのだろう。
2023年01月31日 09:48撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 9:48
かなりしっかりとした踏み跡が続いている。倒木なども処理されていてきちんとした参道になっているのだろう。
ピークを南に巻くように進むと大先達の三十三度、六十六度登拝を讃える碑があった。
2023年01月31日 09:49撮影 by  X100T, FUJIFILM
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ピークを南に巻くように進むと大先達の三十三度、六十六度登拝を讃える碑があった。
<川代浅間>
石碑の裏手へ登ると立派な浅間神社が祀られていた。あちこちにきちんと手入れされた跡がある。ミカンも新しい。廃れた富士講もここ房州ではまだしっかりと息づいてるのかも知れない。
2023年01月31日 09:50撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 9:50
<川代浅間>
石碑の裏手へ登ると立派な浅間神社が祀られていた。あちこちにきちんと手入れされた跡がある。ミカンも新しい。廃れた富士講もここ房州ではまだしっかりと息づいてるのかも知れない。
林道に戻り少し進むと今度は南に開ける。
2023年01月31日 09:57撮影 by  X100T, FUJIFILM
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林道に戻り少し進むと今度は南に開ける。
315.3m三角点付近から斜面を見上げる。少し登らないと三角点は拝むことはできなさそう。
2023年01月31日 09:59撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 9:59
315.3m三角点付近から斜面を見上げる。少し登らないと三角点は拝むことはできなさそう。
<館詰め鴨川>
こんな山奥に宿屋が。素敵な所で実は前泊の候補に挙がっていたのだが、チェックインの門限に間に合わなかったので諦めたという経緯がある。
2023年01月31日 10:00撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 10:00
<館詰め鴨川>
こんな山奥に宿屋が。素敵な所で実は前泊の候補に挙がっていたのだが、チェックインの門限に間に合わなかったので諦めたという経緯がある。
パラグライダー練習場になっているらしい平場に出る。あずまやはロープが張られて利用できなかった。
2023年01月31日 10:17撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 10:17
パラグライダー練習場になっているらしい平場に出る。あずまやはロープが張られて利用できなかった。
その代わりに北に清澄山系の稜線を望むことができる。
2023年01月31日 10:17撮影 by  X100T, FUJIFILM
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その代わりに北に清澄山系の稜線を望むことができる。
小西集落への分岐を見送り500mほど進むと嶺岡浅間への分岐に出る。こちらは道標がない。
2023年01月31日 10:22撮影 by  X100T, FUJIFILM
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小西集落への分岐を見送り500mほど進むと嶺岡浅間への分岐に出る。こちらは道標がない。
分岐から少し入ると上小原堰から上がってくる参道と道を合わせる。
2023年01月31日 10:23撮影 by  X100T, FUJIFILM
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分岐から少し入ると上小原堰から上がってくる参道と道を合わせる。
杉林の短い急登。道ははっきりとしている。
2023年01月31日 10:23撮影 by  X100T, FUJIFILM
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杉林の短い急登。道ははっきりとしている。
<嶺岡浅間山頂>
西に進んでいくと嶺岡浅間の頂上の平場に出る。実に数分ほどの登山だった。
2023年01月31日 10:24撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<嶺岡浅間山頂>
西に進んでいくと嶺岡浅間の頂上の平場に出る。実に数分ほどの登山だった。
ここの浅間神社も立派だ。奥には房州低名山の山頂標と、少し先には一等三角点がある。
2023年01月31日 10:24撮影 by  X100T, FUJIFILM
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ここの浅間神社も立派だ。奥には房州低名山の山頂標と、少し先には一等三角点がある。
ぶれてしまったけど房低の山頂標。
2023年01月31日 10:25撮影 by  X100T, FUJIFILM
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ぶれてしまったけど房低の山頂標。
頂上から林道までは南西にショートカットしたが尾根の形がはっきりせず、また軽い藪の中を突っ切る形となった。以降は概ね下り坂となる。
2023年01月31日 10:27撮影 by  X100T, FUJIFILM
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頂上から林道までは南西にショートカットしたが尾根の形がはっきりせず、また軽い藪の中を突っ切る形となった。以降は概ね下り坂となる。
吹原地区を通過する頃にようやく今回の目当てである嶺岡愛宕山が顕わになった。千葉最高峰といってもあまり目立たない山容なのでレーダーサイトが良い目印になる。
2023年01月31日 10:40撮影 by  Pixel 6a, Google
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吹原地区を通過する頃にようやく今回の目当てである嶺岡愛宕山が顕わになった。千葉最高峰といってもあまり目立たない山容なのでレーダーサイトが良い目印になる。
近傍には句碑がいくつも建てられている。
2023年01月31日 10:43撮影 by  X100T, FUJIFILM
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近傍には句碑がいくつも建てられている。
国道410号線を横断。
2023年01月31日 10:53撮影 by  X100T, FUJIFILM
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国道410号線を横断。
向かいが峯岡中央林道1号線。基地前までは防衛省の管理道路になっている。
2023年01月31日 10:54撮影 by  X100T, FUJIFILM
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向かいが峯岡中央林道1号線。基地前までは防衛省の管理道路になっている。
愛宕山山頂はあの辺りかな。
2023年01月31日 11:03撮影 by  X100T, FUJIFILM
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愛宕山山頂はあの辺りかな。
ウラジロガシだろうか、常緑樹が眩しい。
2023年01月31日 11:08撮影 by  X100T, FUJIFILM
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ウラジロガシだろうか、常緑樹が眩しい。
また東に開ける。高さが整っていてまさに丘陵と呼ぶに相応しい。
2023年01月31日 11:12撮影 by  X100T, FUJIFILM
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また東に開ける。高さが整っていてまさに丘陵と呼ぶに相応しい。
国道まで下りきったら基地まではまたずっと登り坂。それも結構な坂道を3kmも。メートルポストが設置されているがあまり心の支えにはならなかった。
2023年01月31日 11:14撮影 by  X100T, FUJIFILM
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国道まで下りきったら基地まではまたずっと登り坂。それも結構な坂道を3kmも。メートルポストが設置されているがあまり心の支えにはならなかった。
結局30分以上早く基地手前の分岐に着いてしまった。ゲート前にいると注意を受けるそうなのでここで昼を取りながら休憩することにした。
2023年01月31日 11:17撮影 by  X100T, FUJIFILM
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結局30分以上早く基地手前の分岐に着いてしまった。ゲート前にいると注意を受けるそうなのでここで昼を取りながら休憩することにした。
そろそろ時間なのでゲート前へ向かう。待機中はとにかく寒く、持っている防寒具を全て着てカイロを出しても辛かった。
2023年01月31日 11:43撮影 by  X100T, FUJIFILM
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そろそろ時間なのでゲート前へ向かう。待機中はとにかく寒く、持っている防寒具を全て着てカイロを出しても辛かった。
<愛宕神社>
受付を済ませて三角点へ向かう。頂上まではほぼ舗装路を歩く。通路の途中に山への取り付きがあり、そこに愛宕神社が鎮座していた。以前はこの裏手から山道で頂上を目指したらしいが、今は台風の影響などで通行止めになっているそう。
2023年01月31日 12:07撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<愛宕神社>
受付を済ませて三角点へ向かう。頂上まではほぼ舗装路を歩く。通路の途中に山への取り付きがあり、そこに愛宕神社が鎮座していた。以前はこの裏手から山道で頂上を目指したらしいが、今は台風の影響などで通行止めになっているそう。
この日は参拝して良いと言われなかったのでズームで石祠を。浅間神社と似た背の高い形のものが据えられていた。
2023年01月31日 12:08撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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この日は参拝して良いと言われなかったのでズームで石祠を。浅間神社と似た背の高い形のものが据えられていた。
<嶺岡愛宕山山頂>
坂道で頂上を巻き、アルミ梯子を登って策に沿って折り返すように進むと呆気なく頂上に立てる。写真より左手にはアンテナ施設があって写さないよう指示があるため、レポではこの画角ばかりになってしまう。
2023年01月31日 12:16撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<嶺岡愛宕山山頂>
坂道で頂上を巻き、アルミ梯子を登って策に沿って折り返すように進むと呆気なく頂上に立てる。写真より左手にはアンテナ施設があって写さないよう指示があるため、レポではこの画角ばかりになってしまう。
<睨空台>
三角点見学の後は北にある広場へと案内された。ここは大きく開け、足元の千枚田の向こうにはアクアライン、遠くぼんやりと丹沢も見える。
2023年01月31日 12:27撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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<睨空台>
三角点見学の後は北にある広場へと案内された。ここは大きく開け、足元の千枚田の向こうにはアクアライン、遠くぼんやりと丹沢も見える。
パノラマで。天気が良ければ富士山も見えるらしい。なお、背後はレーダードームがあり撮影は規制される。
2023年01月31日 12:30撮影 by  X100T, FUJIFILM
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パノラマで。天気が良ければ富士山も見えるらしい。なお、背後はレーダードームがあり撮影は規制される。
45分ほどの見学会を終えて縦走に復帰。
2023年01月31日 12:50撮影 by  X100T, FUJIFILM
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45分ほどの見学会を終えて縦走に復帰。
1kmほど西へ車道歩き。
2023年01月31日 12:51撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1kmほど西へ車道歩き。
東側からの二ツ山への取り付きは不明瞭。もう少し手前は灌木がうるさかったので少し落ち着いた所から山に入った。なお、北側は地形図以上に切れ落ちているのでこの判断は正解だった。
2023年01月31日 13:03撮影 by  X100T, FUJIFILM
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東側からの二ツ山への取り付きは不明瞭。もう少し手前は灌木がうるさかったので少し落ち着いた所から山に入った。なお、北側は地形図以上に切れ落ちているのでこの判断は正解だった。
東尾根は倒木やら灌木やらに阻まれ歩き辛い。しばらく行くとピンクテープが頻繁に現れる。
2023年01月31日 13:04撮影 by  X100T, FUJIFILM
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東尾根は倒木やら灌木やらに阻まれ歩き辛い。しばらく行くとピンクテープが頻繁に現れる。
<二ツ山南峰山頂>
テープを追って南へ折れていくと石碑が建てられた平場に出てほっとする。近くには伐採を利用したと思われるベンチもあった。
2023年01月31日 13:05撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<二ツ山南峰山頂>
テープを追って南へ折れていくと石碑が建てられた平場に出てほっとする。近くには伐採を利用したと思われるベンチもあった。
少し南へ移動すると突然西側に開ける。
2023年01月31日 13:06撮影 by  X100T, FUJIFILM
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少し南へ移動すると突然西側に開ける。
ここも睨空台と近い展望が得られる。正面に伊予ヶ岳・富山。
2023年01月31日 13:07撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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ここも睨空台と近い展望が得られる。正面に伊予ヶ岳・富山。
視点を北西へ、中央右手にのっぺりと隆起しているのが鋸山。他の山は現地の案内板が頼りだった。
2023年01月31日 13:06撮影 by  X100T, FUJIFILM
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視点を北西へ、中央右手にのっぺりと隆起しているのが鋸山。他の山は現地の案内板が頼りだった。
林道へ戻る南の道はびっくりするほど整備されていた。階段道まである。
2023年01月31日 13:08撮影 by  X100T, FUJIFILM
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林道へ戻る南の道はびっくりするほど整備されていた。階段道まである。
入山口には柔和な表情の六地蔵。
2023年01月31日 13:08撮影 by  X100T, FUJIFILM
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入山口には柔和な表情の六地蔵。
入口にはアワビの貝殻が下げられていた。この辺りはの山ではよく見られるらしい。
2023年01月31日 13:09撮影 by  X100T, FUJIFILM
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入口にはアワビの貝殻が下げられていた。この辺りはの山ではよく見られるらしい。
林道をさらに300mほど西進したところで山側に石段が設けられていた。
2023年01月31日 13:13撮影 by  X100T, FUJIFILM
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林道をさらに300mほど西進したところで山側に石段が設けられていた。
<山神社>
追ってみると地味ながら彫りの細かい石祠の据えられた場所に出る。背後のピークは荒れていたし、もう少し北にある神社・碑記号の辺りは崖になっていて確認できず。もしかしたら参道があるのかもしれない。
2023年01月31日 13:13撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<山神社>
追ってみると地味ながら彫りの細かい石祠の据えられた場所に出る。背後のピークは荒れていたし、もう少し北にある神社・碑記号の辺りは崖になっていて確認できず。もしかしたら参道があるのかもしれない。
山神社より西のカーブの突端より山に取り付く。
2023年01月31日 13:17撮影 by  X100T, FUJIFILM
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山神社より西のカーブの突端より山に取り付く。
地形図の破線は東へ巻いているが踏み跡は尾根を伝っている。一見すると荒れているが草木の背も低く通過はさほど困難ではない。
2023年01月31日 13:18撮影 by  X100T, FUJIFILM
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地形図の破線は東へ巻いているが踏み跡は尾根を伝っている。一見すると荒れているが草木の背も低く通過はさほど困難ではない。
<276m点>
不明瞭とされる区間は境界見出標とピンクテープが頼りになった。
2023年01月31日 13:21撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<276m点>
不明瞭とされる区間は境界見出標とピンクテープが頼りになった。
500mほど南下すると道も安定してくる。東に道が分かれるが踏み跡のしっかりとした南側を選択。
2023年01月31日 13:27撮影 by  X100T, FUJIFILM
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500mほど南下すると道も安定してくる。東に道が分かれるが踏み跡のしっかりとした南側を選択。
段々と幅広の道に変わり民家が現れれば一安心。P241から西に下りる破線路は私有地のようだったので素直に南下して県道89号線へ出る。
2023年01月31日 13:30撮影 by  X100T, FUJIFILM
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段々と幅広の道に変わり民家が現れれば一安心。P241から西に下りる破線路は私有地のようだったので素直に南下して県道89号線へ出る。
南西にはこれから目指す御殿山。ここより南では一番高い山なので比較的よく目立つ。
2023年01月31日 13:33撮影 by  X100T, FUJIFILM
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南西にはこれから目指す御殿山。ここより南では一番高い山なので比較的よく目立つ。
89号上に2度御殿山の登山口の案内があったがいずれも通れない様子。
2023年01月31日 13:42撮影 by  X100T, FUJIFILM
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89号上に2度御殿山の登山口の案内があったがいずれも通れない様子。
<南房総市営バス 山田中停留所>
御殿山の登山口に到着。駐車場・公衆トイレあり。
2023年01月31日 13:48撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<南房総市営バス 山田中停留所>
御殿山の登山口に到着。駐車場・公衆トイレあり。
<高照寺>
御殿山へ上がる前に少しだけ寄り道。安房国札三十四観音霊場十五番だそう。
2023年01月31日 13:50撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<高照寺>
御殿山へ上がる前に少しだけ寄り道。安房国札三十四観音霊場十五番だそう。
こちらがその十一面観世音菩薩(右)と大杉観音。本堂向かいの観音堂に安置されている。市指定有形文化財の鰐口は
2023年01月31日 13:50撮影 by  X100T, FUJIFILM
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こちらがその十一面観世音菩薩(右)と大杉観音。本堂向かいの観音堂に安置されている。市指定有形文化財の鰐口は
それよりも御守護のお稲荷様がこのお寺の見所だった。
2023年01月31日 13:50撮影 by  X100T, FUJIFILM
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それよりも御守護のお稲荷様がこのお寺の見所だった。
実に愛らしい造形。
2023年01月31日 13:51撮影 by  X100T, FUJIFILM
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実に愛らしい造形。
大関橋を渡り御殿山へ。見上げると大黒天のお堂がこちらを見下ろしていた。
2023年01月31日 13:52撮影 by  X100T, FUJIFILM
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大関橋を渡り御殿山へ。見上げると大黒天のお堂がこちらを見下ろしていた。
集落を抜けて山道に入る途中、梅と蝋梅を並べて植えてある場所があった。とてもいい香り。
2023年01月31日 13:55撮影 by  X100T, FUJIFILM
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集落を抜けて山道に入る途中、梅と蝋梅を並べて植えてある場所があった。とてもいい香り。
ロウバイ
2023年01月31日 13:56撮影 by  Pixel 6a, Google
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ロウバイ
すぐ西には伊予ヶ岳が聳えている。
2023年01月31日 13:57撮影 by  X100T, FUJIFILM
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すぐ西には伊予ヶ岳が聳えている。
ぐねぐねと簡易舗装の急坂を登っていく。
2023年01月31日 14:00撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 14:00
ぐねぐねと簡易舗装の急坂を登っていく。
水道施設の脇から遊歩道が始まる。ちなみにここまでお寺から100mほど登ってきた。今回最大の登りの一環である。
2023年01月31日 14:01撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 14:01
水道施設の脇から遊歩道が始まる。ちなみにここまでお寺から100mほど登ってきた。今回最大の登りの一環である。
道標等はしっかりあるし道も良く整備されているのには驚いた。
2023年01月31日 14:01撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 14:01
道標等はしっかりあるし道も良く整備されているのには驚いた。
富山や伊予ヶ岳よりも手厚い。
2023年01月31日 14:02撮影 by  X100T, FUJIFILM
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富山や伊予ヶ岳よりも手厚い。
<峰林山/大黒様>
一旦登り切ると麓から見えていた弁天堂の立つ開けた丘に出る。
2023年01月31日 14:07撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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<峰林山/大黒様>
一旦登り切ると麓から見えていた弁天堂の立つ開けた丘に出る。
朗らかな大黒天。江戸時代に彫られたとは思えないほど表情が生き生きとしている。傍らに立てられた解説板によると麓からわざわざここへ持って上がったらしい。
2023年01月31日 14:06撮影 by  X100T, FUJIFILM
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朗らかな大黒天。江戸時代に彫られたとは思えないほど表情が生き生きとしている。傍らに立てられた解説板によると麓からわざわざここへ持って上がったらしい。
ここからの眺めもまた見事なものだった。結構雲が出てきてしまったが伊予ヶ岳、そこから人骨山へ至る稜線も魅力的だ。
2023年01月31日 14:07撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 14:07
ここからの眺めもまた見事なものだった。結構雲が出てきてしまったが伊予ヶ岳、そこから人骨山へ至る稜線も魅力的だ。
北側、コスモクラシックの辺り。このもう少し右手から下りてきた。
2023年01月31日 14:07撮影 by  X100T, FUJIFILM
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北側、コスモクラシックの辺り。このもう少し右手から下りてきた。
引き続き歩きやすい道がスギ林に引かれている。
2023年01月31日 14:08撮影 by  X100T, FUJIFILM
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引き続き歩きやすい道がスギ林に引かれている。
道中に建てられていた大日如来の碑。
2023年01月31日 14:09撮影 by  X100T, FUJIFILM
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道中に建てられていた大日如来の碑。
いい道だと油断していたら急な下り。この後もしばらくこのパターンに苦しめられる事になる。
2023年01月31日 14:10撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 14:10
いい道だと油断していたら急な下り。この後もしばらくこのパターンに苦しめられる事になる。
<分岐>
鞍部で竹ノ内集落から上がってきていた登山道と合流。
2023年01月31日 14:11撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<分岐>
鞍部で竹ノ内集落から上がってきていた登山道と合流。
通行止めになって久しいらしい。復旧する見込みはあるのだろうか。
2023年01月31日 14:11撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 14:11
通行止めになって久しいらしい。復旧する見込みはあるのだろうか。
登山道より西に外れた展望台へ。擬木の階段道が案内してくれる。
2023年01月31日 14:12撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 14:12
登山道より西に外れた展望台へ。擬木の階段道が案内してくれる。
眺望は北側に少しだけ。
2023年01月31日 14:12撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 14:12
眺望は北側に少しだけ。
しばらく平坦な道が続いたかと思えば直下は50mの強烈な登り。
2023年01月31日 14:15撮影 by  X100T, FUJIFILM
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しばらく平坦な道が続いたかと思えば直下は50mの強烈な登り。
<御殿山山頂>
椿などの常緑樹に囲まれた頂上に到着。写真奥から飛び出してきた。
2023年01月31日 14:18撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<御殿山山頂>
椿などの常緑樹に囲まれた頂上に到着。写真奥から飛び出してきた。
三等三角点「御殿」と房低の山頂標。
2023年01月31日 14:18撮影 by  X100T, FUJIFILM
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三等三角点「御殿」と房低の山頂標。
頂上部には二基の石祠が残されている。大きい方の祠には修験の木札が納められていた。その昔、日本武尊が東征の折にこの山を根城にしたらしい。
2023年01月31日 14:18撮影 by  X100T, FUJIFILM
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頂上部には二基の石祠が残されている。大きい方の祠には修験の木札が納められていた。その昔、日本武尊が東征の折にこの山を根城にしたらしい。
山頂南西側には立派な休憩舎が建てられている。こちら側眺めが良く、景色を楽しむついでに小休止させてもらった。
2023年01月31日 14:19撮影 by  X100T, FUJIFILM
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山頂南西側には立派な休憩舎が建てられている。こちら側眺めが良く、景色を楽しむついでに小休止させてもらった。
外房の海。もう少し右手にはこれから歩く鷹取山〜大日山があるのだが木々に遮られてよく見通せない。
2023年01月31日 14:19撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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外房の海。もう少し右手にはこれから歩く鷹取山〜大日山があるのだが木々に遮られてよく見通せない。
北西にはすっかりお馴染みになった富山・伊予ヶ岳・鋸山。西から雲が広がってきた。
2023年01月31日 14:20撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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1/31 14:20
北西にはすっかりお馴染みになった富山・伊予ヶ岳・鋸山。西から雲が広がってきた。
頂上南側も急斜面。
2023年01月31日 14:23撮影 by  X100T, FUJIFILM
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頂上南側も急斜面。
<分岐>
一旦下りが落ち着いた所で山頂を西へ巻いてきた道と塩井戸へ下る道と合わせる。後者はハイキングコースと書いてあるので紛らわしい。
2023年01月31日 14:24撮影 by  X100T, FUJIFILM
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1/31 14:24
<分岐>
一旦下りが落ち着いた所で山頂を西へ巻いてきた道と塩井戸へ下る道と合わせる。後者はハイキングコースと書いてあるので紛らわしい。
さらにまた鞍部まで下り切る。狭い階段道は下りには向いておらず、躓きそうで怖かった。
2023年01月31日 14:25撮影 by  X100T, FUJIFILM
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さらにまた鞍部まで下り切る。狭い階段道は下りには向いておらず、躓きそうで怖かった。
そしてすぐに鷹取山へ階段で登り返す。
2023年01月31日 14:29撮影 by  X100T, FUJIFILM
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そしてすぐに鷹取山へ階段で登り返す。
<鷹取山山頂>
急登の先でまた平場になる。ここもまた薄暗いがベンチなどもあり休憩には適している。道標脇に置かれた錆びたミルク缶はこの後何度か目にすることになる。
2023年01月31日 14:31撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<鷹取山山頂>
急登の先でまた平場になる。ここもまた薄暗いがベンチなどもあり休憩には適している。道標脇に置かれた錆びたミルク缶はこの後何度か目にすることになる。
山頂標は北西のやや荒れた踏み跡の先にある。ここには塚状の小丘に背丈よりも高い石碑が立っていた。
2023年01月31日 14:31撮影 by  X100T, FUJIFILM
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山頂標は北西のやや荒れた踏み跡の先にある。ここには塚状の小丘に背丈よりも高い石碑が立っていた。
奥にひっそりと立てられている山頂標。
2023年01月31日 14:32撮影 by  X100T, FUJIFILM
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奥にひっそりと立てられている山頂標。
山頂を出ると西の林道平群支線側に大きく落ち込んでいる。フェンスが立てられて眺めが良いがあまり近付きたくない。
2023年01月31日 14:34撮影 by  X100T, FUJIFILM
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山頂を出ると西の林道平群支線側に大きく落ち込んでいる。フェンスが立てられて眺めが良いがあまり近付きたくない。
富山の左手に今回のゴールである岩井駅付近が見える。
2023年01月31日 14:35撮影 by  X100T, FUJIFILM
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富山の左手に今回のゴールである岩井駅付近が見える。
擁壁から逃げるように登山道が付けられているがあまり状態が良くない。
2023年01月31日 14:35撮影 by  X100T, FUJIFILM
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擁壁から逃げるように登山道が付けられているがあまり状態が良くない。
小さく登り返した先にもミルク缶。
2023年01月31日 14:36撮影 by  X100T, FUJIFILM
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小さく登り返した先にもミルク缶。
コブの先は痩せている。
2023年01月31日 14:36撮影 by  X100T, FUJIFILM
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コブの先は痩せている。
と思ったら過剰なまでの階段道。歩きにくくてかなわない。
2023年01月31日 14:36撮影 by  X100T, FUJIFILM
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と思ったら過剰なまでの階段道。歩きにくくてかなわない。
細かいアップダウンを繰り返して縦走路を進んでいく。東の車道へは30m近く高度差があり逃げられなさそう。
2023年01月31日 14:42撮影 by  X100T, FUJIFILM
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細かいアップダウンを繰り返して縦走路を進んでいく。東の車道へは30m近く高度差があり逃げられなさそう。
宝篋塔山の登りに差し掛かると俄かに見通しが悪くなる。
2023年01月31日 14:44撮影 by  X100T, FUJIFILM
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宝篋塔山の登りに差し掛かると俄かに見通しが悪くなる。
<宝篋塔山山頂>
鬱蒼とした道を抜け出すと梵字がびっしりと彫られた石塔に迎えられる。1段目と2段目の中は空洞になっているが何かが納められていたのだろうか。
2023年01月31日 14:46撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<宝篋塔山山頂>
鬱蒼とした道を抜け出すと梵字がびっしりと彫られた石塔に迎えられる。1段目と2段目の中は空洞になっているが何かが納められていたのだろうか。
石塔の上は立派なマテバシイが枝を広げている。
2023年01月31日 14:47撮影 by  X100T, FUJIFILM
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石塔の上は立派なマテバシイが枝を広げている。
<海軍航空機墜落慰霊碑>
山頂から100mほど進んだところで引き返すようにして薄い踏み跡が伸びている。すぐ先には太平洋戦争初期に大日山へ墜落した練習生を悼む慰霊碑があった。
2023年01月31日 14:49撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<海軍航空機墜落慰霊碑>
山頂から100mほど進んだところで引き返すようにして薄い踏み跡が伸びている。すぐ先には太平洋戦争初期に大日山へ墜落した練習生を悼む慰霊碑があった。
大日山は目と鼻の先だが相変わらず見通しが良くない。
2023年01月31日 14:50撮影 by  X100T, FUJIFILM
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大日山は目と鼻の先だが相変わらず見通しが良くない。
ごく僅かに登っていくと大日如来が安置された塚に出る。薄暗い広葉常緑樹の林も抜け出せたようだ。
2023年01月31日 14:52撮影 by  X100T, FUJIFILM
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ごく僅かに登っていくと大日如来が安置された塚に出る。薄暗い広葉常緑樹の林も抜け出せたようだ。
<大日山山頂>
仏様に手を合わせて回り込むと三角点と山頂標が設置されていた。
2023年01月31日 14:52撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<大日山山頂>
仏様に手を合わせて回り込むと三角点と山頂標が設置されていた。
ここも南から北西にかけて好展望。
2023年01月31日 14:53撮影 by  X100T, FUJIFILM
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ここも南から北西にかけて好展望。
頂上は桜が植えられて長閑。激しいアップダウンや崖のそばを歩いた縦走路とはえらい違いである。
2023年01月31日 14:54撮影 by  X100T, FUJIFILM
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頂上は桜が植えられて長閑。激しいアップダウンや崖のそばを歩いた縦走路とはえらい違いである。
頂上からは北西に向きを変え柵に沿って下りていく。
2023年01月31日 14:54撮影 by  X100T, FUJIFILM
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頂上からは北西に向きを変え柵に沿って下りていく。
<分岐>
50mほど高度を落としたところで遊歩道の分岐となる。
2023年01月31日 14:56撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<分岐>
50mほど高度を落としたところで遊歩道の分岐となる。
北の坊滝へはさらに大きく下る。階段地獄。
2023年01月31日 14:59撮影 by  X100T, FUJIFILM
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北の坊滝へはさらに大きく下る。階段地獄。
坊滝の直上へ出た。水量は少ないが落差は期待できそう。
2023年01月31日 15:01撮影 by  X100T, FUJIFILM
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坊滝の直上へ出た。水量は少ないが落差は期待できそう。
遊歩道を30mほど進んだところから滝壺近くまで階段で下りられる。途中、滝の滑り落ちる一枚岩の真横を通り迫力は十分。
2023年01月31日 15:03撮影 by  X100T, FUJIFILM
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遊歩道を30mほど進んだところから滝壺近くまで階段で下りられる。途中、滝の滑り落ちる一枚岩の真横を通り迫力は十分。
<坊滝>
水量は僅かだったが落差は20mを超え、張り出した露岩は見応えがする。
2023年01月31日 15:03撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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<坊滝>
水量は僅かだったが落差は20mを超え、張り出した露岩は見応えがする。
縦構図で。千葉一の粟又の滝に次ぐ名瀑と言われるのも分かる。
2023年01月31日 15:03撮影 by  X100T, FUJIFILM
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縦構図で。千葉一の粟又の滝に次ぐ名瀑と言われるのも分かる。
遊歩道へ戻り北へ向かう。
2023年01月31日 15:05撮影 by  X100T, FUJIFILM
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遊歩道へ戻り北へ向かう。
道標群の先、遊歩道の北端より林道に入る。
2023年01月31日 15:08撮影 by  X100T, FUJIFILM
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道標群の先、遊歩道の北端より林道に入る。
遊歩道からして荒れ気味だったが林道の状況はかなりひどく倒木と枯れ枝のオンパレードである。
2023年01月31日 15:10撮影 by  X100T, FUJIFILM
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遊歩道からして荒れ気味だったが林道の状況はかなりひどく倒木と枯れ枝のオンパレードである。
短いが崩壊地もある。
2023年01月31日 15:11撮影 by  X100T, FUJIFILM
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短いが崩壊地もある。
通過後に振り返って。割と際どい場所だった。早いうちに沢床へ下りてしまった方が良かったかもしれない。
2023年01月31日 15:13撮影 by  X100T, FUJIFILM
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通過後に振り返って。割と際どい場所だった。早いうちに沢床へ下りてしまった方が良かったかもしれない。
結局林道のカーブする北端まで進み、ここにもあった境界見出標識の先から沢へ下りて向かいの尾根へ取り付いた。
2023年01月31日 15:11撮影 by  X100T, FUJIFILM
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結局林道のカーブする北端まで進み、ここにもあった境界見出標識の先から沢へ下りて向かいの尾根へ取り付いた。
尾根は最初こそ荒れているが一旦乗ってしまえばそう苦労はなかった。薄く踏み跡が認められるほどである。日暮れを警戒していたが少し気分が落ち着いた。
2023年01月31日 15:22撮影 by  X100T, FUJIFILM
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尾根は最初こそ荒れているが一旦乗ってしまえばそう苦労はなかった。薄く踏み跡が認められるほどである。日暮れを警戒していたが少し気分が落ち着いた。
ただし林道の周りは倒木の度合いが激しく道に下り立つのに難儀した(画面左端より下山)。鷹取山より西に下山するのはあまり良い手ではなさそうだ。
2023年01月31日 15:24撮影 by  X100T, FUJIFILM
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ただし林道の周りは倒木の度合いが激しく道に下り立つのに難儀した(画面左端より下山)。鷹取山より西に下山するのはあまり良い手ではなさそうだ。
道の状態が非常に不安だが西進する。足元は杉の枯れ枝だらけ。
2023年01月31日 15:26撮影 by  X100T, FUJIFILM
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道の状態が非常に不安だが西進する。足元は杉の枯れ枝だらけ。
一応舗装路だったらしい。
2023年01月31日 15:27撮影 by  X100T, FUJIFILM
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一応舗装路だったらしい。
倒木だけでなく路肩が崩れている所もあり。
2023年01月31日 15:28撮影 by  X100T, FUJIFILM
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倒木だけでなく路肩が崩れている所もあり。
先程の大日山遊歩道北の林道といい全く機能していないようである。
2023年01月31日 15:28撮影 by  X100T, FUJIFILM
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先程の大日山遊歩道北の林道といい全く機能していないようである。
もうすぐ林道分岐というところでに廃屋が一軒、すぐ手前には慰霊碑が建てられていた。ここはかつての花火小屋で、平成6年に4人が死亡した爆発事故の現場でもある。慰霊碑はその方々のもので、以来地区での花火づくりは途絶えてしまったらしい。
2023年01月31日 15:33撮影 by  X100T, FUJIFILM
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もうすぐ林道分岐というところでに廃屋が一軒、すぐ手前には慰霊碑が建てられていた。ここはかつての花火小屋で、平成6年に4人が死亡した爆発事故の現場でもある。慰霊碑はその方々のもので、以来地区での花火づくりは途絶えてしまったらしい。
<林道石塚線分岐>
林道平群支線が終われば比較的しっかりとした車道に出てほっとする。ハイキングコースに設定されているのかここにはベンチまで置かれていた。
2023年01月31日 15:35撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<林道石塚線分岐>
林道平群支線が終われば比較的しっかりとした車道に出てほっとする。ハイキングコースに設定されているのかここにはベンチまで置かれていた。
<分岐>
林道石塚線へ入ると間もなく道は左右に分かれる。
2023年01月31日 15:38撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<分岐>
林道石塚線へ入ると間もなく道は左右に分かれる。
平群支線の状態が悪かったので緊張しいしい進んだが特に歩きにくい箇所もない。ただ、微妙に傾斜しているのでじわじわ足にくる。
2023年01月31日 15:40撮影 by  X100T, FUJIFILM
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平群支線の状態が悪かったので緊張しいしい進んだが特に歩きにくい箇所もない。ただ、微妙に傾斜しているのでじわじわ足にくる。
しばらく進むと舗装された平場に着く。以前はKDDIのアンテナ施設があったらしい。
2023年01月31日 15:44撮影 by  X100T, FUJIFILM
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しばらく進むと舗装された平場に着く。以前はKDDIのアンテナ施設があったらしい。
余蔵山の頂上は振り返った擁壁の上。
2023年01月31日 15:44撮影 by  X100T, FUJIFILM
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余蔵山の頂上は振り返った擁壁の上。
頂上の奥にはさっき歩いていた大日山・鷹取山が低く構えている。
2023年01月31日 15:44撮影 by  X100T, FUJIFILM
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頂上の奥にはさっき歩いていた大日山・鷹取山が低く構えている。
西側、伊豆大島の向こうに陽が落ちていく。
2023年01月31日 15:45撮影 by  X100T, FUJIFILM
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西側、伊豆大島の向こうに陽が落ちていく。
<余蔵山山頂>
ススキの藪を掻き分けて本日最後のピークに登頂。紹介されてなければ絶対に来ないような寂峰である。
2023年01月31日 15:45撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<余蔵山山頂>
ススキの藪を掻き分けて本日最後のピークに登頂。紹介されてなければ絶対に来ないような寂峰である。
頂上からは藪越しに南側が開ける。アンテナ跡から背伸びして見える景色と大して変わらないけど……
2023年01月31日 15:45撮影 by  X100T, FUJIFILM
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頂上からは藪越しに南側が開ける。アンテナ跡から背伸びして見える景色と大して変わらないけど……
林道に引き返し平群地区へ。一本大きな倒木がある程度で通行に支障なし。
2023年01月31日 16:02撮影 by  X100T, FUJIFILM
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林道に引き返し平群地区へ。一本大きな倒木がある程度で通行に支障なし。
地区の出口付近にミツバチの巣箱。
2023年01月31日 16:05撮影 by  X100T, FUJIFILM
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地区の出口付近にミツバチの巣箱。
向かいに里見番所跡のある形のいい山が待っているがもう時間切れかな。
2023年01月31日 16:07撮影 by  X100T, FUJIFILM
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向かいに里見番所跡のある形のいい山が待っているがもう時間切れかな。
平久里川の川床は長瀞岩畳のよう。
2023年01月31日 16:08撮影 by  X100T, FUJIFILM
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平久里川の川床は長瀞岩畳のよう。
<豊受神社>
2023年01月31日 16:11撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<豊受神社>
本殿は丘の上にあったが行き方が分からなかった。丘の周りには石仏や祠が多数。
2023年01月31日 16:11撮影 by  X100T, FUJIFILM
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本殿は丘の上にあったが行き方が分からなかった。丘の周りには石仏や祠が多数。
民家の庭先(?)にも大日如来。
2023年01月31日 16:12撮影 by  X100T, FUJIFILM
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民家の庭先(?)にも大日如来。
犬掛の交差点から県道258号に入ると後は富山を見ながら駅まで一本道。
2023年01月31日 16:18撮影 by  X100T, FUJIFILM
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犬掛の交差点から県道258号に入ると後は富山を見ながら駅まで一本道。
房総の道脇には水仙の花が多い。
2023年01月31日 16:34撮影 by  X100T, FUJIFILM
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房総の道脇には水仙の花が多い。
富山館山道の高架の先に夕陽が沈んでいく。暗くならないうちに山を出られてよかった。
2023年01月31日 16:52撮影 by  X100T, FUJIFILM
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富山館山道の高架の先に夕陽が沈んでいく。暗くならないうちに山を出られてよかった。
菜の花畑越しに津辺野山。
2023年01月31日 16:54撮影 by  X100T, FUJIFILM
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菜の花畑越しに津辺野山。
<福聚院>
昨年も遅い時間にこの前を通り、解説版だけ読んでお参りできずにいたお寺へ立ち寄る。山門の藁葺屋根が見事。
2023年01月31日 17:00撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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<福聚院>
昨年も遅い時間にこの前を通り、解説版だけ読んでお参りできずにいたお寺へ立ち寄る。山門の藁葺屋根が見事。
延命地蔵尊に早くも吊るし雛が。ここは安房国白寿延命地蔵尊霊場の第四番札所だそうで、県道のあちこちに案内が立てられていた。
2023年01月31日 17:00撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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延命地蔵尊に早くも吊るし雛が。ここは安房国白寿延命地蔵尊霊場の第四番札所だそうで、県道のあちこちに案内が立てられていた。
本堂前には千葉の名工後藤義光にあやかってか木彫りの仏様が並ぶ。
2023年01月31日 17:01撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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本堂前には千葉の名工後藤義光にあやかってか木彫りの仏様が並ぶ。
<JR内房線 岩井駅>
ゴール。過去最長の車道歩きだったのでは。房総に来たのだから担々麺だと近く(と言っても徒歩10数分掛かる)のラーメン屋に向かったが営業時間外だった。
2023年01月31日 17:08撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<JR内房線 岩井駅>
ゴール。過去最長の車道歩きだったのでは。房総に来たのだから担々麺だと近く(と言っても徒歩10数分掛かる)のラーメン屋に向かったが営業時間外だった。
山頂でいただいた登頂証明書。12月から見学を再開したはずなのに既に400人超えでその人気ぶりが窺える。
2023年02月22日 13:50撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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山頂でいただいた登頂証明書。12月から見学を再開したはずなのに既に400人超えでその人気ぶりが窺える。

装備

MYアイテム
へるにゃん
重量:4.24kg

感想

再開された愛宕山三角点見学に参加してきた。

都道府県最高峰の中でもある種最も登頂難度が高いと言われる愛宕山だが、内容はともかく、行程の組みづらさが想像以上にハードだった。

この山がある嶺岡山分屯基地は房総半島の奥深くにあり、訪れるのには自家用車を使うのが一般的。公共交通機関を利用しようとすると途端にハードルが上がる。時間的制約の大きなバス利用は諦め、半島を徒歩で横断することにした。

ルートのほとんどが車道歩きになる。頻繁に登り下りをするのは後半の御殿山から大日山の縦走コースくらいのもので、山登りというよりは坂道歩きという印象が強い。
千葉の南の方とはいっても案外冷えるもので、林道はよく風が通り防寒着を着込んでも凍える程だった。
また、千葉の山らしくルート整備されていないところは藪だらけである。ショートカットする箇所では程度の差はあれ必ず藪こぎになったし、顕著な尾根がないので途端に方向感覚が狂ってしまう。この辺りを念頭に置いておけば低山揃いの千葉でのオリエンテーリングも楽しいものになるだろう。


最寄り駅に前泊し朝から歩き始めたが、見学の時間が決まっているため午前中は時間との戦いになってしまった。結局いくつか道中に見えていた超が付くほどのマイナーピークは藪で時間を取られそうで遠慮せざるを得なかった。逆に嶺岡愛宕山だけ登るのであれば前後は全て車道歩きで完結できる。
時間に追われながら登れるピークとそうでないものを取捨選択するのは性に合わなかったが、そういった歩き方(OMMとか)もあるのだといういい経験にはなった。

三角点見学については概ね他の方のレポ通りである。
案内して下さった広報の方は大変丁寧で、写真撮影の時間も多く取っていただけたし睨空台からの眺望も解説付きだった。大半を舗装路で登ったため千葉の最高峰まで来たという感慨はほとんど湧かず、むしろ自衛官に案内されて山(?)歩きをするという特異な体験を楽しむ場であった。

後半はやっと山に入る。二ッ山から先、谷地区への破線路は意外にも踏み跡がはっきりしていて助かった。むしろ楽観視していた御殿山縦走ルートの方が階段道のアップダウンが激しく、林道脇の痩せた尾根などもあり一筋縄ではいかなかった。

千葉の隠れた名瀑である坊滝は圧巻だったが、そこからから林道平群支線へ出るルートは道無き道で、距離こそ短いが崩壊地に藪・倒木のオンパレードと今回の核心部だった。午前中は車道で楽したのでこのくらいは我慢と思ったが余藏山周辺が意外にもしっかりとした道で有り難く感じた程だった。
後半は日暮れと長時間の車道歩きによる足裏の痛みが心配だったがどちらも大したことがなく無事に歩き通せて一安心である。千葉の山歩きは中々難しい。


なお、三角点見学については人がほとんど少ないと踏んで月末の平日に参加したものの参加者は自分を含め4グループ、計6人も(?)いた。参加賞の登頂記念カードによると見学を再開したこのふた月だけで400人以上の人が訪れたようだ。広報の方も大変である。

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