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Yamareco

記録ID: 5156434
全員に公開
山滑走
甲信越

牛ヶ岳〜大兜山 五十沢横断

2023年02月04日(土) ~ 2023年02月05日(日)
 - 拍手
xx101 その他2人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
32:54
距離
19.4km
登り
2,279m
下り
2,555m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:43
休憩
0:31
合計
9:14
距離 12.1km 登り 1,983m 下り 1,279m
7:07
24
7:40
7:41
50
8:31
8:48
28
9:16
9:21
82
10:43
10:44
44
11:28
11:33
19
11:52
11:53
268
16:21
2日目
山行
4:52
休憩
1:04
合計
5:56
距離 7.2km 登り 289m 下り 1,284m
9:59
103
11:42
12:25
36
15:50
5
15:55
ゴール地点
天候 初日晴れのち雪、2日目朝のうち雪のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
野中集落からのバスは便数少ない上に清水集落へのバス乗り継ぎが悪く現実的ではない。タクシー1万円が手っ取り早い。
初日、いい天気。
2023年02月04日 09:16撮影 by  SH-M24, SHARP
2
2/4 9:16
初日、いい天気。
2023年02月04日 16:22撮影 by  SH-M24, SHARP
1
2/4 16:22
2023年02月05日 10:24撮影 by  SH-M24, SHARP
2/5 10:24
2023年02月05日 10:39撮影 by  iPhone 12, Apple
2
2/5 10:39
かすかに見える砂防堰堤、こいつがやっかいだった
2023年02月05日 12:51撮影 by  DSC-RX0, SONY
2/5 12:51
かすかに見える砂防堰堤、こいつがやっかいだった
SB未発達のため川沿いをあきらめて右岸を大高巻きする
2023年02月05日 12:51撮影 by  DSC-RX0, SONY
2
2/5 12:51
SB未発達のため川沿いをあきらめて右岸を大高巻きする
2023年02月05日 14:48撮影 by  DSC-RX0, SONY
1
2/5 14:48
2023年02月05日 15:10撮影 by  DSC-RX0, SONY
2
2/5 15:10
野中集落についた
2023年02月05日 16:01撮影 by  DSC-RX0, SONY
1
2/5 16:01
野中集落についた

感想

もはや何度目だかわからんくらいの巻機山をまずは登る。ちなみに昨年9月に沢登りで来たばっかり。
先行トレースがばっちりで楽勝。振り返ると越後の山々が一望できる、こりゃ最高。大源太カッチョイイ。
ニセマキの登りでクトーを着ける。避難小屋は埋まっておらず屋根がしっかり見えていた。
巻機山頂で写真を撮ってから牛ヶ岳へ。こんなに近いのに来たことなかった。
滑走準備を整えいざ大斜面へ。
適地を見つけてピットを掘るつもりだったが、残念ながらひたすらガリゴリの大斜面がここから標高差300mくらいは続く。富士山かよ。同行者はひたすら横滑り…。ただ視界はよく、目前に聳え立つ大兜山を目印に高度を下げていく。傾斜が落ちてくるとようやくガリガリが終わり重めのパウダーとなる。樹林あたりまでたどり着くがまだ13時過ぎ、はてどうしようかな。とりあえず積雪深を調べるとプローブは埋まりきったので雪洞を掘るにはとりあえず十分だな。あと数時間後から雪の予報で明日にも少し残りそう。視界があって締まった雪のうちに登った方がいいんじゃないかという話になってここはGO!
樹林を縫って五十沢へ。まあまあ埋まっている。少し沢を滑って対岸の沢に取付いてシール登行を開始するもデブリがひどい。たまらず左岸の尾根へ乗り上げを試みるも途中でガリゴリ斜面が出てきて悪い。変なところでブッシュに掴まりながらクトーを装着し、何とか尾根へ。尾根も最後に岩場があって左から巻き気味に登る。狭いがシールのままで越える。
視界は広がり台地上となる。雪も降ってきたので本日の雪洞好適地を探す。山頂から100mくらい下の直下といえそうな場所に雪洞を掘る。が、1.5時間くらいで完成、あとは入口のツエルトだけだな、ってところでまさかの入り口崩壊、致命的な穴が開いてしまう…穴をツエルトで埋めようかと思ったがうまくいかず、けっきょく半分ほど放棄して使える部分を拡張し、かつ穴エリアとの間にはブロックを積んで閉めることにした。まさに雪洞とイグルーのコラボ?雪の降る夜を無事過ごすことができた。

翌日、10時ごろからの天候回復予報を見計らったごとく寝坊して10時前発。視界はあったので雪庇をまたいで尾根に乗ってほどなく山頂へ。一段落として方角が変わるところでピットを掘る。新雪20cmの下のもう30cmのところがやや弱いも結合は悪くない。注意すれば問題なしと判断し滑走開始。最初は重いパウダー。樹林に入るとだんだん雪が軽くなるという逆転現象。ヒャッホーしながら滑っていく。途中で尾根を分かつところがあるので慎重に地図を見ながら進み、ぶじ二俣へ。最初タキ沢渡渉を試みるも雪の繋がりが不十分で断念。ジロト沢を渡って右岸へ。Y君は片足水没…。
右岸をシールで進むが砂防堰堤が越えられず戻り、渡渉適地を探すもスノーブリッジがない。これはしゃーないと思い大高巻き。150mくらい上げてひたすらトラバース。なんとか右岸の林道へたどり着く。(記録をちゃんと読んでなかったがここは左岸から行けば砂防堰堤から先は林道があったらしい…)
あとは滑ったり歩いたりで野中まで。野中集落のおじさんの話でもだいぶ今年は雪が少ないらしい。。
途中で呼んでおいたタクシー1万円で登山口まで戻る。
下調べ甘くて時間食ったけどいいトレーニングになりました。

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