蛭ヶ岳
- GPS
- 29:35
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,109m
- 下り
- 2,108m
コースタイム
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 7:45
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 5:43
天候 | 2/19(日) 曇りのち小雨 猛烈な強風 2/20(月) 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
橋本市(泊)ー橋本駅北口バス停ー神奈川中央バスー三ヶ木ー津久井神奈交バスー焼山登山口バス停 復路 大倉バス停ー神奈川中央バスー渋沢北口バス停(渋沢)ー小田急線 ー新宿ー都営新宿線ー九段下ー半蔵門線(東武スカイツリーライン)ーせんげん台 |
コース状況/ 危険箇所等 |
焼山登山口バス停ー焼山登山口ー焼山 焼山登山口バス停から焼山登山口までは林道。(出発直前に焼山登山口バス停でレイヤリング) 焼山登山口から本格的な登山道になり、すぐに急登となる。 焼山までは樹林帯。(焼山山頂でレイヤリング) 焼山ー黍殻避難小屋ー八丁ノ頭ー姫次 鳥屋分岐を過ぎた所から積雪が断続的に出現します。(軽アイゼンは未装着) (黍殻避難小屋でレイヤリング) 姫次はカラマツ林があり休憩適所。 姫次ー地蔵平ー蛭ヶ岳 姫次からは木道を一旦下り、原小屋平、地蔵平と平坦な道。 原小屋平を過ぎた所から連続する凍結路となる。(軽アイゼン装着) 地蔵平を過ぎると山頂まで木製階段の急登が連続します。 ※稜線や山頂では風雨の影響を受け易いので防寒対策が必要です。 蛭ヶ岳ー鬼ヶ岩ノ頭ー丹沢山 一部凍結した路面があり。(軽アイゼンは未装着) 鬼ヶ岩の鎖場は雨の影響はなく、慎重に進めば問題はありません。 不動ノ峰周辺は見晴らしが良く、笹原も綺麗。 (丹沢山でレイヤリング) 丹沢山ー竜ヶ馬場ー日高ー塔ノ岳 竜ヶ馬場、日高は展望の良い稜線。 一部、雪解けによるぬかるんだ箇所はありますが、良く整備されていて危険な箇所はありません。 塔ノ岳ー金冷シー堀山ー大倉 大倉尾根は急坂の下りのため、一気に標高を下げてくれます。 相模湾に飛び込んでいくような高揚感を得られます。 花立山荘からは乾燥した登山道が続きます。 大倉尾根は施設が充実しているのに加え、良く整備されていて危険な箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 蛭ヶ岳山荘 http://kitatan.com/hirutop.html |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
軽アイゼン
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備考 | 朝夕は冷え込み、日中は季節外れの高温なのでレイヤリングが重要。 小雨でしたが、風が猛烈に強く、停滞中を含め寒く感じましたので防寒用にインサレーションはあった方が良いでしょう。 一部ですが鎖場を通過する場面があります。手の保護と防寒に予備も含めて手袋はあった方が良いでしょう。 今回は未使用でしたが防寒用にオーバー手袋もあった方が良いでしょう。 飲料に白湯を持参して助かりました。 |
感想
先週末、寒気の影響で都心にも降雪がありました。白銀の山行を求めて丹沢に向かいますが、いつも表尾根ばかりなので今回は主脈縦走する蛭ヶ岳に行って来ました。
登山ルートは焼山登山口から入り、焼山、姫次を経由して蛭ヶ岳の登頂と丹沢山、塔ノ岳を縦走するコースとしました。
初日 焼山登山口バス停⇒焼山登山口⇒焼山⇒黍殻避難小屋⇒姫次⇒地蔵平⇒蛭ヶ岳 蛭ヶ岳山荘小屋泊
二日目 蛭ヶ岳山荘⇒柳沢ノ頭⇒丹沢山⇒竜ヶ馬場⇒塔ノ岳⇒金冷シ⇒堀山⇒大倉バス停
初日
曇りのち小雨。
焼山登山口バス停に着くと気温は10℃とゴールデンウィーク並みにあったので、たまらず雪山仕様の着衣を一旦すべて脱ぐ。軽装となった状態でスタートします。
登山道に取り付き、樹林帯の急登を進むと焼山に到着。この頃から雨具を着用する程ではない小雨が降る天気でしたが、風が強くなり始めたので山頂で上着のみ羽織ります。平丸分岐では特に風が勢いを増す一方なので黍殻避難小屋に立ち寄り再びレイヤリングで雪山仕様の着衣で再出発します。
気を取り直して、八丁坂ノ分岐の急登を進み、姫次では強風に耐えながら休憩を取りました。カラマツ林に囲まれた場所でしたが、コンデションを考えると落ち着かない時間でした。
姫次からは木道を一旦下り、原小屋平、地蔵平の平坦な道を進みます。
地蔵平手前から登山道が凍結している箇所が連続するようになってきたので軽アイゼンを装着しました。
ポッチノ頭からは急登の木道階段が連続して息が切れる中を我慢して進んだ先に蛭ヶ岳山頂に到着。
着いた時には山頂は展望はありませんが、相変わらず強風が吹いていたのでしばらく待っていると東の空が一瞬ですが雲がちぎれて、おそらく丹沢三峰を望めました。
その後、寒さに耐え切れず山荘に入館しました。
受付時に小屋番さんから「雨男」の称号を戴きました。
山荘では静かで緩やかな時間が過ぎていきました。
特筆すべきは次の通りです。
山荘の夕食はカレーサラダでとてもおいしかったです。
日中のガスが嘘のようにお目当ての関東平野の夜景が綺麗でした。
山荘は消灯時間までJAZZが流れていて自炊場はJAZZ BARを醸し出していて居心地満点でした。
二日目
快晴。
自炊の朝食を摂っていると空が明るくなってきたので、さっさと終わらせて朝焼けを見に行きます。闇の暗さと朝日の橙色のコントラストが綺麗でした。
山荘に出発の挨拶をして、振り返ると雲一つない富士山。
南側に立つとこれから向かう丹沢山、塔ノ岳を望み下山します。
一部凍結した緩やかな稜線を下ります。その先にある難所の鬼ヶ岩の鎖場は前日の雨の影響はなく安全に通過できました。
不動ノ峰は展望が良く、笹原も朝日に照らされて綺麗だったのが印象的でした。
早戸川乗越から登り返して丹沢山に到着。
ここでは気温上昇に伴いレイヤリング。
身軽になった状態で眺めの良い竜ヶ馬場、日高を通過して塔ノ岳。
雪解けのため一部ぬかるんでいる箇所があるが問題はありませんでした。
塔ノ岳で小休憩して大倉尾根を下ります。
奥に広がる相模湾に飛び込んでいくような高揚感を得られるからやめられません。
花立山荘から先は登山道は乾燥した状態で気分良く歩く事ができました。
天気に左右されましたが、蛭ヶ岳はまた行きなくなるような場所でした。
次回は丹沢主稜を計画したいと考えています。
私も一日後に同じようなコースを歩きました。”縦走した”感が高いコースでしたね。
はじめまして。
投稿戴きましてありがとうございます。
充実の主脈縦走されたと思います。
山行記録を丁寧と評価いただくのはお世辞でもうれしいです。
今後の励みになります。
どこかの山でお会いできるのを楽しみにしております。
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