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Yamareco

記録ID: 5196585
全員に公開
雪山ハイキング
丹沢

蛭ヶ岳

2023年02月19日(日) ~ 2023年02月20日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
29:35
距離
25.9km
登り
2,109m
下り
2,108m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:41
休憩
1:04
合計
7:45
7:48
7:48
113
9:41
9:47
10
9:57
9:59
21
10:20
10:20
21
10:41
10:42
9
10:51
11:18
3
11:21
11:21
22
11:43
11:44
37
12:21
12:30
19
12:49
12:49
17
13:06
13:06
24
13:30
13:31
32
14:03
14:03
35
14:38
14:43
28
15:11
15:23
1
2日目
山行
5:00
休憩
0:43
合計
5:43
7:13
15
7:28
7:28
9
7:37
7:38
4
7:42
7:42
14
7:56
7:56
12
8:08
8:08
7
8:15
8:15
5
8:20
8:20
8
8:28
8:30
24
8:54
9:15
3
9:18
9:19
19
9:38
9:38
4
9:42
9:42
17
9:59
9:59
30
10:29
10:29
1
10:30
10:42
17
10:59
10:59
5
11:04
11:06
7
11:13
11:13
19
11:32
11:32
12
11:44
11:46
8
11:54
11:54
7
12:01
12:01
11
12:12
12:13
8
12:21
12:21
4
12:25
12:25
10
12:35
12:36
5
12:41
12:41
8
12:49
12:49
5
12:54
12:54
2
12:56
大倉バス停
天候 2/19(日) 曇りのち小雨 猛烈な強風
2/20(月) 快晴
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路 せんげん台ー東武スカイツリーラインー九段下ー都営新宿線(京王線)ー笹塚ー京王相模原線ー橋本 橋本市(泊)
橋本市(泊)ー橋本駅北口バス停ー神奈川中央バスー三ヶ木ー津久井神奈交バスー焼山登山口バス停

復路 大倉バス停ー神奈川中央バスー渋沢北口バス停(渋沢)ー小田急線
ー新宿ー都営新宿線ー九段下ー半蔵門線(東武スカイツリーライン)ーせんげん台
コース状況/
危険箇所等
焼山登山口バス停ー焼山登山口ー焼山
焼山登山口バス停から焼山登山口までは林道。(出発直前に焼山登山口バス停でレイヤリング)
焼山登山口から本格的な登山道になり、すぐに急登となる。
焼山までは樹林帯。(焼山山頂でレイヤリング)

焼山ー黍殻避難小屋ー八丁ノ頭ー姫次
鳥屋分岐を過ぎた所から積雪が断続的に出現します。(軽アイゼンは未装着)
(黍殻避難小屋でレイヤリング)
姫次はカラマツ林があり休憩適所。

姫次ー地蔵平ー蛭ヶ岳
姫次からは木道を一旦下り、原小屋平、地蔵平と平坦な道。
原小屋平を過ぎた所から連続する凍結路となる。(軽アイゼン装着)
地蔵平を過ぎると山頂まで木製階段の急登が連続します。

※稜線や山頂では風雨の影響を受け易いので防寒対策が必要です。

蛭ヶ岳ー鬼ヶ岩ノ頭ー丹沢山
一部凍結した路面があり。(軽アイゼンは未装着)
鬼ヶ岩の鎖場は雨の影響はなく、慎重に進めば問題はありません。
不動ノ峰周辺は見晴らしが良く、笹原も綺麗。
(丹沢山でレイヤリング)

丹沢山ー竜ヶ馬場ー日高ー塔ノ岳
竜ヶ馬場、日高は展望の良い稜線。
一部、雪解けによるぬかるんだ箇所はありますが、良く整備されていて危険な箇所はありません。

塔ノ岳ー金冷シー堀山ー大倉
大倉尾根は急坂の下りのため、一気に標高を下げてくれます。
相模湾に飛び込んでいくような高揚感を得られます。
花立山荘からは乾燥した登山道が続きます。
大倉尾根は施設が充実しているのに加え、良く整備されていて危険な箇所はありません。
その他周辺情報 蛭ヶ岳山荘
http://kitatan.com/hirutop.html
おはようございます。焼山登山口バス停に来ています。
ここからスタートです。
2023年02月19日 07:36撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
2/19 7:36
おはようございます。焼山登山口バス停に来ています。
ここからスタートです。
林道を経て右手の登山道に入ります。
2023年02月19日 07:50撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
2/19 7:50
林道を経て右手の登山道に入ります。
瘦せた登山道を進みます。
意外と急坂。
2023年02月19日 08:00撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
2/19 8:00
瘦せた登山道を進みます。
意外と急坂。
ずーっと樹林帯の中を進んできました。突然見晴らしが良い所がありました。
2023年02月19日 08:19撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
2/19 8:19
ずーっと樹林帯の中を進んできました。突然見晴らしが良い所がありました。
急登が出現しました。ロープが設置されています。
2023年02月19日 08:42撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
2/19 8:42
急登が出現しました。ロープが設置されています。
焼山に到着しました。風が強くなってきたのでレイヤリングで調整します。
2023年02月19日 09:41撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
2/19 9:41
焼山に到着しました。風が強くなってきたのでレイヤリングで調整します。
少し進むと登山道に雪が現れました。この頃には雨具が必要な雨が降ってきました。風は強さを増してきました。
2023年02月19日 09:58撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
2/19 9:58
少し進むと登山道に雪が現れました。この頃には雨具が必要な雨が降ってきました。風は強さを増してきました。
黍殻山避難小屋が近くにあるので寄る事にしました。
2023年02月19日 10:50撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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2/19 10:50
黍殻山避難小屋が近くにあるので寄る事にしました。
黍殻山避難小屋に着きました。ここでは朝脱いだ防寒着、ネックウォーマー、防水透湿性手袋を装着します。
2023年02月19日 10:53撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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2/19 10:53
黍殻山避難小屋に着きました。ここでは朝脱いだ防寒着、ネックウォーマー、防水透湿性手袋を装着します。
青根分岐に来ました。
2023年02月19日 11:21撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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2/19 11:21
青根分岐に来ました。
丹沢名物の木道階段が始まります。
2023年02月19日 11:30撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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2/19 11:30
丹沢名物の木道階段が始まります。
ガスが強くなって、視界不良になってきました。
2023年02月19日 11:58撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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2/19 11:58
ガスが強くなって、視界不良になってきました。
木道が濡れて滑り易いので転倒に注意します。また、風が強くて体ごと持っていかれそうになります。
2023年02月19日 12:12撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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2/19 12:12
木道が濡れて滑り易いので転倒に注意します。また、風が強くて体ごと持っていかれそうになります。
東海自然歩道最高地点に着きました。
2023年02月19日 12:18撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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2/19 12:18
東海自然歩道最高地点に着きました。
姫次に着きました。ここはカラマツ林が綺麗で休憩適地になっています。
2023年02月19日 12:22撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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2/19 12:22
姫次に着きました。ここはカラマツ林が綺麗で休憩適地になっています。
木道を一旦下って蛭ヶ岳に向かいます。

2023年02月19日 12:31撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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2/19 12:31
木道を一旦下って蛭ヶ岳に向かいます。

原小屋平付近を通過します。この辺りは平坦で歩き易いです。
2023年02月19日 12:46撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
2/19 12:46
原小屋平付近を通過します。この辺りは平坦で歩き易いです。
また、凍結路面が出現しました。
2023年02月19日 12:49撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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2/19 12:49
また、凍結路面が出現しました。
これはブナの木でしょうか?
枝が雪の重みで垂下がっているように見えます。
2023年02月19日 12:49撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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2/19 12:49
これはブナの木でしょうか?
枝が雪の重みで垂下がっているように見えます。
倒木がありました。ここをくぐり抜けて進みます。ピンクテープが見えています。
2023年02月19日 12:56撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
2/19 12:56
倒木がありました。ここをくぐり抜けて進みます。ピンクテープが見えています。
再び、登山道に積雪が目立ってきました。路面は凍結していてツルツルです。転倒に注意して進みます。
2023年02月19日 13:07撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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2/19 13:07
再び、登山道に積雪が目立ってきました。路面は凍結していてツルツルです。転倒に注意して進みます。
限界と判断して、ここで軽アイゼンを装着します。
2023年02月19日 13:13撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
2/19 13:13
限界と判断して、ここで軽アイゼンを装着します。
正面に蛭ヶ岳の山頂が見えてきました。
2023年02月19日 13:29撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
2/19 13:29
正面に蛭ヶ岳の山頂が見えてきました。
ボッチノ頭までは緩やかな木道階段が続きます。
2023年02月19日 13:34撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
2/19 13:34
ボッチノ頭までは緩やかな木道階段が続きます。
植生が変わりました。白樺の林になりました。
2023年02月19日 14:44撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
2/19 14:44
植生が変わりました。白樺の林になりました。
小雨でガスガスですが、山頂が近くなってきました。
2023年02月19日 14:44撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
2/19 14:44
小雨でガスガスですが、山頂が近くなってきました。
前が開けました。
2023年02月19日 15:10撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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2/19 15:10
前が開けました。
蛭ヶ岳山頂を踏みました。
2023年02月19日 15:12撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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2/19 15:12
蛭ヶ岳山頂を踏みました。
風が強く雲が流れています。
少し待っていると一瞬ですが展望がありました。
2023年02月19日 15:25撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
3
2/19 15:25
風が強く雲が流れています。
少し待っていると一瞬ですが展望がありました。
蛭ヶ岳山荘に着きました。
中に入って受付をします。
2023年02月19日 15:26撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
2/19 15:26
蛭ヶ岳山荘に着きました。
中に入って受付をします。
夕食は名物のカレーです。サラダ付きです。
2023年02月19日 17:40撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
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2/19 17:40
夕食は名物のカレーです。サラダ付きです。
山荘からの夜景です。さっきまでの重い雨雲が消えたお陰で見ることができました。
この後、消灯。
2023年02月19日 20:15撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
3
2/19 20:15
山荘からの夜景です。さっきまでの重い雨雲が消えたお陰で見ることができました。
この後、消灯。
おはようございます。
朝焼けが綺麗でした。
2023年02月20日 06:00撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5
2/20 6:00
おはようございます。
朝焼けが綺麗でした。
蛭ヶ岳山荘を出発です。
お世話になりました。
2023年02月20日 07:09撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
2/20 7:09
蛭ヶ岳山荘を出発です。
お世話になりました。
山頂から富士山です。
雲一つない快晴です。
2023年02月20日 07:10撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5
2/20 7:10
山頂から富士山です。
雲一つない快晴です。
山頂碑と富士山。
名残り惜しいのですが、これより下山します。
2023年02月20日 07:11撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
6
2/20 7:11
山頂碑と富士山。
名残り惜しいのですが、これより下山します。
これから向かう丹沢山。右手の塔ノ岳に尊仏山荘が見えています。
2023年02月20日 07:17撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
3
2/20 7:17
これから向かう丹沢山。右手の塔ノ岳に尊仏山荘が見えています。
鬼ヶ岩の鎖場です。昨日の雨が心配していましたが岩場は乾いていたので安全に通過しました。
2023年02月20日 07:37撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
2/20 7:37
鬼ヶ岩の鎖場です。昨日の雨が心配していましたが岩場は乾いていたので安全に通過しました。
振り返ると富士山。
2023年02月20日 07:49撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
3
2/20 7:49
振り返ると富士山。
綺麗な笹原を通過します。
2023年02月20日 08:19撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
2/20 8:19
綺麗な笹原を通過します。
まもなく丹沢山の山頂です。みやま山荘が見えています
2023年02月20日 08:50撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
2/20 8:50
まもなく丹沢山の山頂です。みやま山荘が見えています
丹沢山の山頂を踏みました。
山頂碑の股から富士山。
2023年02月20日 08:55撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
4
2/20 8:55
丹沢山の山頂を踏みました。
山頂碑の股から富士山。
蛭ヶ岳と富士山。
これより塔ノ岳に向かいます。
2023年02月20日 09:03撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
2/20 9:03
蛭ヶ岳と富士山。
これより塔ノ岳に向かいます。
日高の稜線部から大山を望みます。
2023年02月20日 09:50撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
2/20 9:50
日高の稜線部から大山を望みます。
右手には頭を雲の上に出している富士山。
2023年02月20日 09:52撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
2/20 9:52
右手には頭を雲の上に出している富士山。
塔ノ岳が間近になりました。尊仏山荘も見えています。
2023年02月20日 10:08撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
2
2/20 10:08
塔ノ岳が間近になりました。尊仏山荘も見えています。
ようやく塔ノ岳に着きました。
2023年02月20日 10:35撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
5
2/20 10:35
ようやく塔ノ岳に着きました。
さあ、下山します。
相模湾に飛び込んでいくような大倉尾根の下りがたまらない。
2023年02月20日 10:46撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
3
2/20 10:46
さあ、下山します。
相模湾に飛び込んでいくような大倉尾根の下りがたまらない。
花立山荘に着きました。
2023年02月20日 11:13撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
2/20 11:13
花立山荘に着きました。
奥に広がる相模湾。それに向かって真っすぐに伸びる木製階段。ここの眺めを楽しみに来ています。
2023年02月20日 11:16撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
1
2/20 11:16
奥に広がる相模湾。それに向かって真っすぐに伸びる木製階段。ここの眺めを楽しみに来ています。
木漏れ日の桧林。
この場所も気に入っています。
2023年02月20日 12:23撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
4
2/20 12:23
木漏れ日の桧林。
この場所も気に入っています。
大倉バス停に着きました。
無事に下山しました。
2023年02月20日 12:56撮影 by  NIKON 1 V1, NIKON CORPORATION
3
2/20 12:56
大倉バス停に着きました。
無事に下山しました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ネックウォーマー 毛帽子 ザック 行動食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ 軽アイゼン
備考 朝夕は冷え込み、日中は季節外れの高温なのでレイヤリングが重要。
小雨でしたが、風が猛烈に強く、停滞中を含め寒く感じましたので防寒用にインサレーションはあった方が良いでしょう。
一部ですが鎖場を通過する場面があります。手の保護と防寒に予備も含めて手袋はあった方が良いでしょう。
今回は未使用でしたが防寒用にオーバー手袋もあった方が良いでしょう。
飲料に白湯を持参して助かりました。

感想

先週末、寒気の影響で都心にも降雪がありました。白銀の山行を求めて丹沢に向かいますが、いつも表尾根ばかりなので今回は主脈縦走する蛭ヶ岳に行って来ました。

登山ルートは焼山登山口から入り、焼山、姫次を経由して蛭ヶ岳の登頂と丹沢山、塔ノ岳を縦走するコースとしました。
初日  焼山登山口バス停⇒焼山登山口⇒焼山⇒黍殻避難小屋⇒姫次⇒地蔵平⇒蛭ヶ岳 蛭ヶ岳山荘小屋泊

二日目 蛭ヶ岳山荘⇒柳沢ノ頭⇒丹沢山⇒竜ヶ馬場⇒塔ノ岳⇒金冷シ⇒堀山⇒大倉バス停

初日 
曇りのち小雨。
焼山登山口バス停に着くと気温は10℃とゴールデンウィーク並みにあったので、たまらず雪山仕様の着衣を一旦すべて脱ぐ。軽装となった状態でスタートします。
登山道に取り付き、樹林帯の急登を進むと焼山に到着。この頃から雨具を着用する程ではない小雨が降る天気でしたが、風が強くなり始めたので山頂で上着のみ羽織ります。平丸分岐では特に風が勢いを増す一方なので黍殻避難小屋に立ち寄り再びレイヤリングで雪山仕様の着衣で再出発します。
気を取り直して、八丁坂ノ分岐の急登を進み、姫次では強風に耐えながら休憩を取りました。カラマツ林に囲まれた場所でしたが、コンデションを考えると落ち着かない時間でした。
姫次からは木道を一旦下り、原小屋平、地蔵平の平坦な道を進みます。
地蔵平手前から登山道が凍結している箇所が連続するようになってきたので軽アイゼンを装着しました。
ポッチノ頭からは急登の木道階段が連続して息が切れる中を我慢して進んだ先に蛭ヶ岳山頂に到着。
着いた時には山頂は展望はありませんが、相変わらず強風が吹いていたのでしばらく待っていると東の空が一瞬ですが雲がちぎれて、おそらく丹沢三峰を望めました。
その後、寒さに耐え切れず山荘に入館しました。
受付時に小屋番さんから「雨男」の称号を戴きました。
山荘では静かで緩やかな時間が過ぎていきました。
特筆すべきは次の通りです。
山荘の夕食はカレーサラダでとてもおいしかったです。
日中のガスが嘘のようにお目当ての関東平野の夜景が綺麗でした。
山荘は消灯時間までJAZZが流れていて自炊場はJAZZ BARを醸し出していて居心地満点でした。

二日目
快晴。
自炊の朝食を摂っていると空が明るくなってきたので、さっさと終わらせて朝焼けを見に行きます。闇の暗さと朝日の橙色のコントラストが綺麗でした。
山荘に出発の挨拶をして、振り返ると雲一つない富士山。
南側に立つとこれから向かう丹沢山、塔ノ岳を望み下山します。
一部凍結した緩やかな稜線を下ります。その先にある難所の鬼ヶ岩の鎖場は前日の雨の影響はなく安全に通過できました。
不動ノ峰は展望が良く、笹原も朝日に照らされて綺麗だったのが印象的でした。
早戸川乗越から登り返して丹沢山に到着。
ここでは気温上昇に伴いレイヤリング。
身軽になった状態で眺めの良い竜ヶ馬場、日高を通過して塔ノ岳。
雪解けのため一部ぬかるんでいる箇所があるが問題はありませんでした。
塔ノ岳で小休憩して大倉尾根を下ります。
奥に広がる相模湾に飛び込んでいくような高揚感を得られるからやめられません。
花立山荘から先は登山道は乾燥した状態で気分良く歩く事ができました。

天気に左右されましたが、蛭ヶ岳はまた行きなくなるような場所でした。
次回は丹沢主稜を計画したいと考えています。

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コメント

はじめまして。丁寧に記載された山行記録を楽しませていただきました。
私も一日後に同じようなコースを歩きました。”縦走した”感が高いコースでしたね。
2023/3/3 10:37
tomiharu様
はじめまして。
投稿戴きましてありがとうございます。
充実の主脈縦走されたと思います。
山行記録を丁寧と評価いただくのはお世辞でもうれしいです。
今後の励みになります。
どこかの山でお会いできるのを楽しみにしております。
2023/3/3 23:10
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [2日]
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [2日]
丹沢南北縦断 大倉〜塔ノ岳〜蛭ヶ岳〜姫次〜焼山〜焼山登山口
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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