雲ノ平&高天原:秘境の露天風呂を満喫
- GPS
- 32:16
- 距離
- 51.4km
- 登り
- 3,484m
- 下り
- 3,705m
コースタイム
- 山行
- 7:28
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:03
- 山行
- 9:16
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 10:57
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 7:39
- 山行
- 5:33
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 5:59
9月27日(土)
( 11:46(11:50) 自宅 )
( 16:37 富山駅 仲間と合流&決起集会 富山泊 )
9月28日(日)
( 4:58(5:00) 富山 タクシー )
(5:40-6:00 亀谷料金所 ゲートオープンを待つ)
6:33-40(6:30-45) 折立(1,355m)
11:35-12:00(11:30-12:00) 太郎平小屋(2,330m)
14:43(14:45) 薬師沢小屋(1,915m)泊
登行時間:8'03"(8'00") 延標高差:1,688m 速度:210(211)m/h
対コースタイム:111(110)%
9月29日(月)
5:57(6:00) 薬師沢小屋(1,915m)
8:59-9:27 アラスカ庭園(2,455m)
( 9:30-40 祖母岳(2,560m) )
10:14-28(9:55-10:10) 雲ノ平山荘(2,550m)
12:04-13 高天原峠(2,250m)
13:03(12:10-15) 高天原山荘(2,125m)
13:15-53(12:30-13:00) 高天原温泉(2,050m) 温泉(&食事)
15:00-09 高天原峠(2,250m)
16:30 山荘入口(2,540m)
16:39-42 祖母岳(2,560m)
16:54(16:00) 雲ノ平山荘(2,550m)泊
登行時間:10'57"(10'00") 延標高差:2,261(2,182)m
速度:206(239)m/h 対コースタイム:108(98)%(含む温泉38(30)")
(<註>場合によっては高天原をスキップして三俣山荘(泊))
9月30日(火)
6:09(6:00) 雲ノ平山荘(2,550m)
7:08 分岐点(2,685m) 空身、単独で祖父岳へ
7:24(7:30-35) 祖父岳(2,825m)
7:37 分岐点(2,685m)に戻る
(10:00-10 鷲羽岳(2,924m))
8:43-54 黒部源流(2,390m)
9:47-10:02(11:10-10) 三俣山荘(2,545m)
11:20-27(12:20-30) 三俣蓮華岳(2,841m)
13:48(14:10) 双六小屋(2,550m) 小屋泊
登行時間:7'39"(8'10") 延標高差:1,760(2,122)m
速度:230(260)m/h 対コースタイム:116(127)%
10月1日(水)
6:03(6:00) 双六小屋(2,550m)
7:18 弓折乗越(2,560m)
7:25 弓折岳(2,588m)
8:01(8:20-30) 鏡平山荘(2,280m)
8:03-19 鏡池(2,285m)
8:58-9:05 シシウドガ原(2,085m)
9:57-10:06 秩父小沢出合(1,765m)
10:12 秩父沢出合(1,730m)
10:55-11:02 小池新道入口(1,485m) ここよりバラバラ単独で
11:16(10:50-11:00) わさび平小屋
12:02(12:20) 新穂高(1,090m)
登行時間:5'59"(6'20") 延標高差:1,800(1,744)m
速度:301(275)m/h 対コースタイム:103(109)%
( 12:55 新穂高 バス)
( 13:28-14:45 平湯 温泉&食事 バス )
( 16:07(16:10) 松本 )
( 16:50(17:00) 自宅 )
天候 | 9月30日以外快晴、30日は曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
富山-折立:タクシー 新穂高-平湯-松本:バス 松本-田沢:電車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所なし 折立に登山ポストなく、太郎平小屋に提出する |
その他周辺情報 | バス乗継で平湯に。バスターミナル3階に日帰り温泉あり |
写真
装備
個人装備 |
ザック(40L) 1 lafuma
ポール(3段収縮) 1対 ブラックダイヤモンド
アウター(雨具)上下 各1 ゴアテックス
手袋 2対 皮(指なし)、ゴアテックス
防寒具(ダウン) 1
ヘッドランプ 1 ブラックダイヤモンド
ツウェルト 1 (ヘリテージ)
地図(1/50,000,25,000) 各1 +電子国土コピー
GPS 1 ガーミンCSx
コンパス 1 シルバ
救急品、薬品 1式
カメラ 1 オリンパス WG−1
食料 1式 昼食分
非常食 1式 チョコレート、ナッツ、ドライフルーツ等
飲料水 2本 アクエリアス(500ml)、水
靴(三季用) 1対 スポルパ
ガスバーナー 1 プリムス
ガス 1 小(プリムス)
食器 2 チタン
マッチ、ライター 各1
笛 1
着替え 2対 上下
カップ 1
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感想
恒例の大学ワンゲル同期との山行:今回は北アルプスの心臓部に行こうということで雲の平、高天原に決定。
前泊(富山)を含め4泊5日(結婚してから5日も家を空けるのは海外出張以外初めて)。富山のホテルで御嶽山の噴火を知りびっくり。半年前の4月に王滝山頂からスキーで滑っただけに他人事とは思えなかった。
我々の山行は、4日間天候に恵まれ、紅葉も最盛期で最高でした。
この会は、晴れ男の集まりでここ4年間(燕-常念、北岳-間ノ岳、前穂-奥穂)快晴続き。帰り、平湯で温泉に浸かり着替えをして全員、秋晴れ、紅葉の山行に大満足でした。
山行の概要:
富山-折立:有峰林道の有料道路は6:00ゲートオープンなので注意を要する。15分程待つはめに。
折立-太郎平小屋:非常に整備された道で歩きやすい。
尾根に出て2,190m?あたりで薬師岳が目の前に。裾野の紅葉が目に入る。ここからの尾根道は見晴らしがよく左に薬師、右に北ノ俣岳を見ながら秋晴れの爽やかさを思う存分吸い込む。しかし、太郎平小屋は意外と近くになるまで見えない。太郎平小屋前の広場には意外と人が少なく数パーティのみ。昨年薬師を日帰りした時はガスで雲ノ平等を眺望することができなかったが今回は黒部五郎、三俣蓮華、北鎌も、祖父岳の上に鷲羽、ワリモ岳、水晶、薬師と素晴らしいパノラマ。
太郎平小屋-薬師沢小屋:予想以上に道がよい。木道等もよく整備されていて厳しい所もなく、紅葉の中を下る。明日の雲の平への壁(森)が段々近づき、ねぐらの薬師沢小屋に。
薬師沢小屋には、渓流釣りの太公望が集まるようで食堂の本棚には渓流釣りの本ばかり。釣り人に話を聞く。
夕食までにビール、ワイン、お酒があっという間に空く。
薬師沢小屋-雲の平:出だし河原に一度下る。増水時は滑りやすい橋を渡る必要あり。そこから急登の連続。登りはよいが下りは大変。雲の平から下ってきた人は滑る危険性が多々あった様子。勾配が緩くなると雲の平はもうすぐ。視界が開けるとアラスカ庭園。ここでコーヒーブレイク。ケーキ付で至福のひと時。ここから雲の平山荘までは直ぐと思うが中々山荘が見えない。小高い所に新設のような山荘が現れる。
雲の平-高天原:3名で高天原の露天風呂を目指して出発。2山越えて下りに入る。薬師ー立山(剱)のゴールデンコース、赤牛-水晶の読売新道を目の前に見ながら高天原峠に向かう。途中長い梯子を3回下る。勾配が緩くなると高天原峠で薬師沢からのルートと合流する。岩苔小沢まで下ると高天原はもうすぐ。高天原を過ぎると山荘が左手前に見えてくる。後は温泉まで下るのみ。河原に出るとわずか上に露天風呂が。囲いのある左側は女性専用なので間違えないように。脱衣所はあり、棚もある。
温泉は白骨温泉のような乳白色の泉質。入る時熱めに感じるが入っていると丁度良い湯温。高天原山荘の連泊で2週間このあたりを回っている優雅な先客が1人。北アルプスの最奥の湯、秋空の下、実に気持ちがよい。
帰りは湯上りで疲れが心配したが、下りより歩きやすい。ピークハンターとしては祖母岳を今日中に登りたく途中から仲間より先行して祖母岳に向かう。何とか17時前に山荘に戻る。
雲の平-双六小屋:仲間の一人が水晶岳の威容(雲の平から見るのが1番)を見て登りたいとの話が出て2パーティに分かれ行くことに。私は仲間1人と源流コースに。ピークハンターとしては、祖父岳には登っておきたいので一人祖父岳をピストン。源流までの道は祖父岳を巻いている間は比較的平坦だが、源流に向かって急坂に。すれ違う登山者が登りに苦戦。我々も慎重に下る。しかし、源流の周りの紅葉は言葉で言い尽くせない。
源流は流石に川幅は広くない。黒部源流は鷲羽からとなっているが、岩苔乗越に向かっている。
三俣山荘までの登りは勾配も大してきつくなく楽に到着。
三俣山荘から双六小屋までの道は3通りあるが、仲間は巻道が楽なのではないかと主張したが、私は昨年鷲羽日帰りの帰りに滅茶苦茶疲れたイメージが残っており、騙されたと思ってと中道を主張。三俣蓮華岳を登れば後は下りと言ったものの三俣蓮華岳より高い丸山もあり結構アップダウンがあった。しかし、中道に入ってからは見晴らしもよく快適に下れる。
双六小屋は鞍部にあるため中々見えないが、真下に見えたら今日の山行は最終章。
しかし、水晶岳コースの仲間を待つ間あっという間に生ビール2杯。ドリップコーヒー1杯。(仲間がそろってから更にビール2杯)
双六小屋-新穂高:小屋から双六池を右手に見ながらトラバース気味に緩やかに登る。尾根に出ると槍、穂高連峰がシルエットのように逆光の中で浮かんで見える。尾根は左側が多少ガレており多少のアップダウンを繰り返し弓折乗越に到着。ここで仲間と別れ、弓折岳に向かう。昨年、行ったが三角点はもっと右奥にあるようなので確認のため。やはりそうであった。
引き返し、仲間に追いつく。鏡平山荘は通り過ごし鏡平の池で休む。
その後、シシウドガ原、秩父小沢出合で休み小池新道入口に。
昨年も思ったことだが登山道は大きな石を張りつめ整備されており感謝の一言。今回も2人が整備作業をしており頭が下がる。
林道からは各自勝手に歩きはじめ新穂高まで一気に下る。
バスの発車時間がおぼろげな記憶で急ぐ。
結果、全員が到着しても30分以上あるため早速打ち上げのビール乾杯(1人はジュース)。
バスは平湯で乗換1時間以上あるため温泉に入り、ビール2杯。
しかし、いつもは新穂高へは車で来ているため12:02に新穂高に到着していれば14時前には自宅に帰れるが今回は17時近くに。
3時間も余計に掛ったが、ビールは飲めたし、温泉にも入れたのでこのようなゆったりした山行もいいものだ。
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