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Yamareco

記録ID: 523777
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

晩秋の立山剱岳縦走

2014年10月03日(金) ~ 2014年10月04日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
17.1km
登り
1,968m
下り
1,972m

コースタイム

1日目
山行
4:20
休憩
1:20
合計
5:40
8:50
40
スタート地点
9:30
9:45
45
10:30
10:45
20
11:05
11:05
15
11:20
11:20
60
12:20
12:20
20
12:40
13:30
30
14:00
14:00
30
14:30
2日目
山行
6:39
休憩
2:36
合計
9:15
5:30
20
5:50
5:50
40
6:30
6:40
34
7:14
7:14
5
平蔵のコル
7:19
7:19
21
7:40
8:00
14
8:14
8:14
10
カニの横バイ
8:24
8:24
29
8:53
8:53
29
9:22
9:22
18
9:40
10:50
23
11:13
11:18
9
11:27
11:27
40
12:07
12:18
52
13:10
13:10
25
13:35
13:35
20
13:55
14:35
10
14:45
ゴール地点
天候 3日:雨
4日:晴
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
行き
羽田から富山へは飛行機で前泊
5:41の始発電車で富山発、立山でケーブルカーに乗り継ぎ、美女平から臨時バスがあり8時すぎに室堂着
帰り
室堂16時発、富山空港直行バス、そのまま飛行機で羽田へ
コース状況/
危険箇所等
室堂ー雄山
一ノ越までは整備された広い遊歩道で歩きやすいです。一ノ越から雄山までは石の登山道ですが、傾斜はきつくなく、危険性はないでしょう。ただし登山経験のない人も多く登るため、落石受けないよう注意したほうがいいでしょう。この日は大荒れの天気で、さすがに観光目的の人は見かけませんでした。

雄山ー大汝山ー富士ノ折立ー真砂岳ー別山ー別山乗越
暴風と雨のなか、さすがに縦走している人はいませんでした。天気がよければアップダウンもすくなく、気持ちのよい稜線歩きなのでしょうが、荒天の場合、吹きさらしなので、かなり辛いです。

別山乗越ー剱沢ー剣山荘
傾斜も少なく、道もしっかりしており、歩きやすいです。剱沢キャンプ場は9月末で営業終了していますが、利用は可能です(期間外なので無料)。剱沢は風が抜ける道になっているようで、天気が荒れた時は風が強く、テントは厳しいと思います。何名か岩陰に設営している方がいました。

剣山荘ー剱岳
一般登山道国内最難関と言われるだけあり、いくつもの鎖と岩登りが続きます。岩稜登山の経験が乏しい人や高所恐怖症の人は厳しいでしょう。といっても岩場はホールドも豊富なので、平蔵の頭より手前の鎖は使わなくても登れます。カニのたてばいは垂直に近い壁ですが、鎖とボルトがしっかりとしており、登りやすかったです。カニのよこばいはトラバースの最初の一歩目を置く場所が見えないと聞いていたのですが、つま先をおけそうなところが見えたので、それを使いました。個人的にはカニの横ばいの下のハシゴからトイレに下りるところの番号もない鎖場が一枚岩で足の置き場がなく、一番難しく感じました。全体的な岩場としての難易度は大キレットほどではないと感じました。荷物を山小屋に置いて、空身に近い状態でいけるのも有利な点かと。剣山荘の案内にも書かれていましたが、下山時の前剱から一服剱までのガレ場が油断しがちで、一番危ないとおもいます。

剣山荘ー剱沢ー別山乗越ー雷鳥沢
剣山荘から別山乗越へは直接登るルートもありますが、途中雪渓があります。この時期でも残っていましたので、万年雪なのでしょう。時間的には剱沢経由でもかわらないようです。別山乗越から雷鳥沢まではガレた急坂で、こちらもすべらないよう注意が必要です。

雷鳥沢ー室堂
地獄谷ルートは火山性ガスのため、通行禁止です。そのため雷鳥沢から雷鳥荘、みくりが池温泉を経由するルートを通る必要があります。ここからは登山道ではなく、遊歩道となるので、歩きやすいのですが、雷鳥沢が室堂よりも標高が低いので、最後登り返しとなります。特に雷鳥沢から雷鳥沢ヒュッテ横までの階段が精神的にも傾斜的にもきついです。
その他周辺情報 飛行機で富山に入る場合、ガスカートリッジは持ち込めないため、現地調達が必要です。室堂ターミナルのノースフェイスでプリムスの250缶を販売しています。
登山の疲れをみくりが池温泉で流しました。地獄谷から引いた温泉は超熱かったですが、疲れがとれ、さっぱりしました。大人700円です。レストランの営業は14時までなので、お風呂のあと一杯行きたい人は早めに到着する必要あり。
予約できる山小屋
登山初の飛行機移動です。マイルを消費しました。
2014年10月02日 19:39撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
10/2 19:39
登山初の飛行機移動です。マイルを消費しました。
富山といえば富山ブラック!ラーメンの写真取り忘れました。
2014年10月02日 21:47撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/2 21:47
富山といえば富山ブラック!ラーメンの写真取り忘れました。
始発の立山行き快速。
2014年10月03日 05:28撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/3 5:28
始発の立山行き快速。
立山ケーブルカー。乗っているとすごい傾斜に見えますけど、横から見るとそうでもないです。
2014年10月03日 06:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/3 6:34
立山ケーブルカー。乗っているとすごい傾斜に見えますけど、横から見るとそうでもないです。
いよいよ初アルペンルートです!
2014年10月03日 06:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/3 6:55
いよいよ初アルペンルートです!
美女平に到着。平日ですがバスの臨時便がでました。
2014年10月03日 07:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/3 7:08
美女平に到着。平日ですがバスの臨時便がでました。
環境に配慮したハイブリッドバスのようです。
2014年10月03日 07:13撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/3 7:13
環境に配慮したハイブリッドバスのようです。
アルペンルート途中でバスが徐行。
2014年10月03日 07:30撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/3 7:30
アルペンルート途中でバスが徐行。
称名滝を車窓から見学。350mと日本一の落差だそうです。
2014年10月03日 07:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/3 7:31
称名滝を車窓から見学。350mと日本一の落差だそうです。
室堂ターミナルに到着。登山基地というより、観光地の雰囲気。
2014年10月03日 08:09撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/3 8:09
室堂ターミナルに到着。登山基地というより、観光地の雰囲気。
一ノ越への遊歩道。
2014年10月03日 08:49撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
10/3 8:49
一ノ越への遊歩道。
雄山に向かいます。
2014年10月03日 08:50撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/3 8:50
雄山に向かいます。
一ノ越で休憩。ここまでで既に雨でびしょ濡れです。
2014年10月03日 09:31撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/3 9:31
一ノ越で休憩。ここまでで既に雨でびしょ濡れです。
雄山神社の社務所に到着。
2014年10月03日 10:32撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/3 10:32
雄山神社の社務所に到着。
あの小説にも登場した一等三角点。
2014年10月03日 10:32撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/3 10:32
あの小説にも登場した一等三角点。
参拝は9月までということで、無料で山頂に登れました。
2014年10月03日 10:42撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/3 10:42
参拝は9月までということで、無料で山頂に登れました。
日本百名座第9座目。登山の無事を祈ります。
2014年10月03日 10:44撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/3 10:44
日本百名座第9座目。登山の無事を祈ります。
大汝山にサクッと登頂。
2014年10月03日 11:05撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/3 11:05
大汝山にサクッと登頂。
映画で使われた大汝休憩所。一時避難しようともくろんでいましたが、9月末で営業終了。。。
2014年10月03日 11:12撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/3 11:12
映画で使われた大汝休憩所。一時避難しようともくろんでいましたが、9月末で営業終了。。。
富士ノ折立、天候が荒れてきたので、山頂はパスして先を急ぎます。
2014年10月03日 11:20撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/3 11:20
富士ノ折立、天候が荒れてきたので、山頂はパスして先を急ぎます。
真砂岳から別山まで、とにかく雷にはあいたくないので、ダッシュ。景色見ている余裕もなかったです。
2014年10月03日 12:16撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/3 12:16
真砂岳から別山まで、とにかく雷にはあいたくないので、ダッシュ。景色見ている余裕もなかったです。
別山に到着。ここは風が遮られていたのですが、景色は全く見えず。
2014年10月03日 12:20撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/3 12:20
別山に到着。ここは風が遮られていたのですが、景色は全く見えず。
なんとか別山乗越に到着。剱御前小舎で昼食とビールをいただき、天気の様子を見ます。
2014年10月03日 12:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
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10/3 12:53
なんとか別山乗越に到着。剱御前小舎で昼食とビールをいただき、天気の様子を見ます。
天気は小康状態なので、剱沢に向かいました。ここでテン泊予定でしたが、風が強いのと、雨で装備がすべてビショビショなので、小屋泊に切り替えることにしました。
2014年10月03日 14:02撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/3 14:02
天気は小康状態なので、剱沢に向かいました。ここでテン泊予定でしたが、風が強いのと、雨で装備がすべてビショビショなので、小屋泊に切り替えることにしました。
本日のお宿剣山荘。非常にきれいでビックリ!なんと水洗トイレ、シャワーまであります。雨でずぶ濡れの身にはありがたいです。
2014年10月03日 15:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/3 15:47
本日のお宿剣山荘。非常にきれいでビックリ!なんと水洗トイレ、シャワーまであります。雨でずぶ濡れの身にはありがたいです。
夕方になって少し天候回復。風は相変わらず強く、剱沢を吹き抜けていきます。
2014年10月03日 15:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/3 15:47
夕方になって少し天候回復。風は相変わらず強く、剱沢を吹き抜けていきます。
せっかくの小屋泊なので、夕食をいただくことにしました。ボリューム満天!
2014年10月03日 16:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/3 16:56
せっかくの小屋泊なので、夕食をいただくことにしました。ボリューム満天!
こじんまりとしていますが、きれいな食堂。
2014年10月03日 17:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/3 17:17
こじんまりとしていますが、きれいな食堂。
食事のあとは担ぎ上げたビールで乾杯。魔法瓶のおかげでヒエヒエです!
2014年10月03日 17:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
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10/3 17:19
食事のあとは担ぎ上げたビールで乾杯。魔法瓶のおかげでヒエヒエです!
映画関係の記事あり。私も直前に新田次郎の小説を読んできました。
2014年10月03日 17:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/3 17:51
映画関係の記事あり。私も直前に新田次郎の小説を読んできました。
今回リュック。テン泊装備なので、小屋泊には大きすぎ。
2014年10月03日 18:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/3 18:02
今回リュック。テン泊装備なので、小屋泊には大きすぎ。
泊まった部屋は「剱」でした。
2014年10月03日 18:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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10/3 18:02
泊まった部屋は「剱」でした。
シーズン最終の平日ということもあり、横の方とは3つ離れて、ゆったり使えました。ブレスサーモの布団があったかく、途中はぎました。
2014年10月04日 04:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/4 4:44
シーズン最終の平日ということもあり、横の方とは3つ離れて、ゆったり使えました。ブレスサーモの布団があったかく、途中はぎました。
早朝、うっすらと明るくなった時点で出発。
2014年10月04日 05:32撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 5:32
早朝、うっすらと明るくなった時点で出発。
一番最初の鎖場。
2014年10月04日 05:42撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 5:42
一番最初の鎖場。
この鎖は使いませんでした。
2014年10月04日 05:43撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 5:43
この鎖は使いませんでした。
2番目の鎖場。
2014年10月04日 05:48撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 5:48
2番目の鎖場。
トラバース部分にかかっていますが、これも使わなくともオーケー。
2014年10月04日 05:48撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 5:48
トラバース部分にかかっていますが、これも使わなくともオーケー。
一服剱に到着。
2014年10月04日 05:53撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 5:53
一服剱に到着。
一服剱から武蔵のコルへの下り、いい感じの紅葉です。
2014年10月04日 05:59撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 5:59
一服剱から武蔵のコルへの下り、いい感じの紅葉です。
前剱直前の大岩。
2014年10月04日 06:16撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 6:16
前剱直前の大岩。
ここからの鎖が長いですが、ここも岩場がしっかりしているので、鎖は使わなくても行けます。
2014年10月04日 06:18撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 6:18
ここからの鎖が長いですが、ここも岩場がしっかりしているので、鎖は使わなくても行けます。
雲を抜けました。ヤマテンで稜線の高いところからガスがとれるといっていましたが、予報通り!
2014年10月04日 06:25撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 6:25
雲を抜けました。ヤマテンで稜線の高いところからガスがとれるといっていましたが、予報通り!
4番目の鎖場。
2014年10月04日 06:27撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 6:27
4番目の鎖場。
ここも足場は広く問題ないです。
2014年10月04日 06:27撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 6:27
ここも足場は広く問題ないです。
剱岳山頂が見えてきました。テンションアップ!
2014年10月04日 06:30撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/4 6:30
剱岳山頂が見えてきました。テンションアップ!
前剱に到着。
2014年10月04日 06:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/4 6:34
前剱に到着。
前剱から下り、4mの鉄のブリッジを渡り、そこから鎖で岩を巻きます。風が抜ける場所なので、ブリッジ通過は注意が必要です。
2014年10月04日 06:42撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 6:42
前剱から下り、4mの鉄のブリッジを渡り、そこから鎖で岩を巻きます。風が抜ける場所なので、ブリッジ通過は注意が必要です。
5番目の鎖場。ここも足場もホールドもしっかりしていますが、高度感は結構あります。
2014年10月04日 06:45撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
10/4 6:45
5番目の鎖場。ここも足場もホールドもしっかりしていますが、高度感は結構あります。
6番目の鎖場。前剱の門へ下ります。
2014年10月04日 06:48撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 6:48
6番目の鎖場。前剱の門へ下ります。
別山、立山方面のガスがとれてきました。
2014年10月04日 07:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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10/4 7:01
別山、立山方面のガスがとれてきました。
山頂が雲一つないいい天気。
2014年10月04日 07:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
10/4 7:02
山頂が雲一つないいい天気。
見渡す限りの雲海です。
2014年10月04日 07:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
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10/4 7:02
見渡す限りの雲海です。
平蔵の頭の鎖場。
2014年10月04日 07:07撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
10/4 7:07
平蔵の頭の鎖場。
コースの取り方に迷うところです。すいているので、鎖が終わったところで、下山用の鎖方向にトラバースして下りました。
2014年10月04日 07:08撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 7:08
コースの取り方に迷うところです。すいているので、鎖が終わったところで、下山用の鎖方向にトラバースして下りました。
8番目の鎖場。
2014年10月04日 07:14撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 7:14
8番目の鎖場。
カニのたてばいを登る登山者。
2014年10月04日 07:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/4 7:18
カニのたてばいを登る登山者。
いままで通ってきた岩場です。ギザギザですね。
2014年10月04日 07:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
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10/4 7:19
いままで通ってきた岩場です。ギザギザですね。
9番目の鎖場がカニのたてばい。
2014年10月04日 07:19撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 7:19
9番目の鎖場がカニのたてばい。
カニのたてばいから山頂へ。
2014年10月04日 07:25撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 7:25
カニのたてばいから山頂へ。
山頂に到着!日本百名座第10座目です。
2014年10月04日 07:54撮影 by  iPhone 5s, Apple
2
10/4 7:54
山頂に到着!日本百名座第10座目です。
立山方向は完全にガスが抜けました。遠くには御嶽山の噴煙も見えます。犠牲者の方々のご冥福をお祈りします。
2014年10月04日 07:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
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10/4 7:43
立山方向は完全にガスが抜けました。遠くには御嶽山の噴煙も見えます。犠牲者の方々のご冥福をお祈りします。
日本海方面。
2014年10月04日 07:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/4 7:44
日本海方面。
右から八ヶ岳、富士山、南アルプスが見渡せます。
2014年10月04日 07:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/4 7:45
右から八ヶ岳、富士山、南アルプスが見渡せます。
北アルプス南方向、立山の先に槍の穂先、穂高、乗鞍、笠ヶ岳などが一望。
2014年10月04日 07:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/4 7:45
北アルプス南方向、立山の先に槍の穂先、穂高、乗鞍、笠ヶ岳などが一望。
鹿島槍の頭がのぞいています。
2014年10月04日 07:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/4 7:45
鹿島槍の頭がのぞいています。
室堂平。その後後立山連峰のガスも抜け、白馬岳なども見渡せるようになったのですが、写真取り忘れました。
2014年10月04日 07:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/4 7:51
室堂平。その後後立山連峰のガスも抜け、白馬岳なども見渡せるようになったのですが、写真取り忘れました。
山頂の景色を堪能したところで、下山開始。カニのたてばいに到着。
2014年10月04日 08:14撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 8:14
山頂の景色を堪能したところで、下山開始。カニのたてばいに到着。
噂ほどの恐怖感はなかったです。鎖をもって体を岩から離せば、足の置き場は見えます。
2014年10月04日 08:16撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 8:16
噂ほどの恐怖感はなかったです。鎖をもって体を岩から離せば、足の置き場は見えます。
そういえばハシゴってここ一カ所ですね。いままで見たなかでも最も立派なハシゴかも。
2014年10月04日 08:19撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 8:19
そういえばハシゴってここ一カ所ですね。いままで見たなかでも最も立派なハシゴかも。
ハシゴからの番号のない鎖場。はじめはトラバース気味に移動。
2014年10月04日 08:19撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 8:19
ハシゴからの番号のない鎖場。はじめはトラバース気味に移動。
次に降下。ここが鎖場では一番難しく感じました。
2014年10月04日 08:22撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 8:22
次に降下。ここが鎖場では一番難しく感じました。
噂のトイレ。かなり朽ち果てています。中はのぞきませんでした。
2014年10月04日 08:23撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 8:23
噂のトイレ。かなり朽ち果てています。中はのぞきませんでした。
11番目、平蔵のコルの鎖場。
2014年10月04日 08:26撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 8:26
11番目、平蔵のコルの鎖場。
12番目、平蔵の頭の鎖場。
2014年10月04日 08:29撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 8:29
12番目、平蔵の頭の鎖場。
見た目よりも傾斜はあるので、楽に登れます。
2014年10月04日 08:29撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 8:29
見た目よりも傾斜はあるので、楽に登れます。
平蔵の頭を登りきって下ります。
2014年10月04日 08:34撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 8:34
平蔵の頭を登りきって下ります。
絵になりますね。
2014年10月04日 08:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
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10/4 8:39
絵になりますね。
西側の沢筋を覗き込みます。下のほうはいい感じの紅葉になっています。
2014年10月04日 08:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/4 8:40
西側の沢筋を覗き込みます。下のほうはいい感じの紅葉になっています。
13番目の鎖場。
2014年10月04日 08:46撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 8:46
13番目の鎖場。
前剱に登ります。
2014年10月04日 08:46撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 8:46
前剱に登ります。
別山尾根もすっかりガスが抜けました。
2014年10月04日 09:22撮影 by  iPhone 5s, Apple
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10/4 9:22
別山尾根もすっかりガスが抜けました。
鹿島槍、五竜が雲に浮かんでいます。
2014年10月04日 09:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/4 9:25
鹿島槍、五竜が雲に浮かんでいます。
1番目の鎖まで戻ってきました。
2014年10月04日 09:34撮影 by  iPhone 5s, Apple
10/4 9:34
1番目の鎖まで戻ってきました。
剣山荘が見えました。
2014年10月04日 09:39撮影 by  iPhone 5s, Apple
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剣山荘が見えました。
無事下山。
2014年10月04日 09:41撮影 by  iPhone 5s, Apple
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無事下山。
テン泊用に持ってきたアルファ米とレトルトカレーでブランチ。ついでに乾杯ビールも行っちゃいました。
2014年10月04日 10:26撮影 by  iPhone 5s, Apple
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テン泊用に持ってきたアルファ米とレトルトカレーでブランチ。ついでに乾杯ビールも行っちゃいました。
剣山荘とお別れ。お世話になりました。
2014年10月04日 10:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
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剣山荘とお別れ。お世話になりました。
対岸の剱沢小屋で剱岳の全景をパチり。ここからの剱岳の表情は穏やかに見えます。
2014年10月04日 11:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
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対岸の剱沢小屋で剱岳の全景をパチり。ここからの剱岳の表情は穏やかに見えます。
天気のよい土曜日なので、テント泊の方が結構いました。
2014年10月04日 11:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
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天気のよい土曜日なので、テント泊の方が結構いました。
剱御前小舎まで登り返しました。
2014年10月04日 12:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
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剱御前小舎まで登り返しました。
別山乗越からの剱岳は岩山という感じで険しく見えます。
2014年10月04日 12:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
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別山乗越からの剱岳は岩山という感じで険しく見えます。
雷鳥沢への下山ルート。苦手の下りでペースダウン。紅葉に癒されます。
2014年10月04日 13:05撮影 by  DSC-RX100, SONY
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雷鳥沢への下山ルート。苦手の下りでペースダウン。紅葉に癒されます。
雷鳥沢キャンプ場はたくさんのテントがありました。
2014年10月04日 13:12撮影 by  iPhone 5s, Apple
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雷鳥沢キャンプ場はたくさんのテントがありました。
雷鳥荘まで到着。最後の登り返しは精神的にきついです。このあたりから一般観光客が増加。紅葉シーズンなので、すごい人です。
2014年10月04日 13:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/4 13:35
雷鳥荘まで到着。最後の登り返しは精神的にきついです。このあたりから一般観光客が増加。紅葉シーズンなので、すごい人です。
地獄谷。火山性ガスがかなりきついです。
2014年10月04日 13:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
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地獄谷。火山性ガスがかなりきついです。
雷鳥がいました。本当は前日稜線で羽ばたく姿も見たのですが、荒天で写真とる余裕ありませんでした。
2014年10月04日 13:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
10/4 13:50
雷鳥がいました。本当は前日稜線で羽ばたく姿も見たのですが、荒天で写真とる余裕ありませんでした。
みくりが池温泉で旅の汚れを洗い落とします。激アツ風呂でした。
2014年10月04日 13:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
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みくりが池温泉で旅の汚れを洗い落とします。激アツ風呂でした。
みくりが池に移る逆さ立山と浄土山。
2014年10月04日 14:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
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みくりが池に移る逆さ立山と浄土山。
室堂ターミナルへ。観光地であることを実感。
2014年10月04日 14:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
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室堂ターミナルへ。観光地であることを実感。
室堂バス停。
2014年10月04日 15:33撮影 by  DSC-RX100, SONY
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室堂バス停。
バスで富山空港へ。室堂から少し下ると剱岳の山頂が見えました。こうして見ると周囲のほかの山と違って、異質な岩山であることがわかります。針の山と呼ばれるわけです。
2014年10月04日 16:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
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バスで富山空港へ。室堂から少し下ると剱岳の山頂が見えました。こうして見ると周囲のほかの山と違って、異質な岩山であることがわかります。針の山と呼ばれるわけです。
富山空港から787で帰宅。今回はラーメンとビールで占められなかったので、家飯です。
2014年10月04日 19:58撮影 by  iPhone 5s, Apple
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富山空港から787で帰宅。今回はラーメンとビールで占められなかったので、家飯です。

感想

今年の高山の締めくくりとして、立山剱にいってきました。

最初は白峰三山縦走2日間の予定でしたが、家庭の事情で金土の日程しか組めず、平日の公共交通機関移動だと、広河原到着がどんなに早くても11時となってしまい、三山縦走は時間的に微妙。そのため前泊でいけば時間的には余裕のある立山剱に切り替えました。

前日のヤマテン予報では、3日は大荒れだが、4日は晴。前回の大キレットもこのパターンでしたが、2日目のために初日はなんとか荒行に耐えることにしました。すでにマイルで飛行機とっちゃったので、後に引けません。

3日はこの予報通り朝から雨、稜線に出ると暴風が吹き荒れ、テン泊装備のリュックが風に煽られ、めちゃめちゃ疲れました。本当は剱沢にテントを張る予定でしが、雨で装備がびしょ濡れで、かつテン場は風が強い。濡れたからだで風を受けて、かなり冷えていたので、テン泊は断念し、剣山荘に転がり込みました。

剣山荘はあいにくの天候と平日ということもあり、人が少なかったですが、おかげでかなり余裕をもって寝床を使わせてもらえました。熱いシャワーも出るという山小屋らしからぬ設備で、雨にぬれたからだをさっぱりさせることができました。食事も品数豊富でボリュームもあり大満足。

そしていよいよ2日目、前の晩に様子をみた感じでは風はおさまっていたので、大丈夫だろうと思っていましたが、明け方はガスと、霧雨。。。幸い風はおさまっていたので、ヘッドライトが不要な程度に明るくなった頃合いを見て、サブザックでアタック開始。槍穂高方面と違い、剱はコースマークが少なく、目立たないので、踏みあとやコースの流れをおいながら登ります。前剱の手前くらいで予報通り、ガスが抜けてきました。岩場もほとんど濡れていないので、2700mから上は夜から雲から抜けていた様子。そのため、核心部の岩場も問題なく通過できました。カニの縦バイ、カニの横ばいも思ったほど難しい鎖場ではなかったです。人が大勢いたら落石は怖いですけど、平日なので、人もすくなく安心して登れました。

山頂は360度のパノラマ。南側は2000m以上は雲の上に抜けていたので、八ヶ岳、富士山、槍、穂高方面はきれいに見えました。立山、室堂平もよく見えます。後立山方面は3000mぎりぎりあたりまで雲がかかっていて、最初は鹿島槍の先しか見えませんでしたが、じょじょに白馬あたりや日本海の景色も見えてきました。日本海も少しみえました。前日の荒行に耐え、登ってきた甲斐がありました。

下山では前剱からのガレ場で気を使いましたが、総じて歩きやすかったという印象です。核心部以外は普通の岩山という感じですが、5時間エスケープ場所がないので、天候には注意が必要かとおもいます。

剱の登山で一番大変なのは、アップダウンでしょう。2999mから500m下の剱沢に下山し、そこから別山乗越まで300m登り返し、雷鳥沢からまで500m降り、さらに室堂まで200mの登り返し。結局使わなかったテン泊装備の重さが辛かったです。

といっても2日目は剱沢や室堂の紅葉も満喫でき、かつ温泉にゆっくりつかることもできたので、満足の登山となりました。今年は北アルプス中心でしたので、来年は南ア方面にも進出しようかと思います。それと白馬、西穂ジャンあたりも行きたいですね。その前に八ヶ岳あたりで冬山デビューするかもしれません。

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