常念岳(一ノ沢左俣滑走)
- GPS
- 10:44
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,836m
- 下り
- 1,832m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・一ノ沢の林道4/22通行止め解除 ・登山口から笠原沢を渡って右岸に渡ったら雪付 標高1950mくらい ・胸突八丁で湧き水汲めます。 ・乗越しから夏道歩きたくないので一ノ沢左俣を直登雪は繋がっている。 ・山頂から雪有り、エントリー口で5mくらい途切れるも突破で笠原沢の出合までスキー滑走 |
写真
感想
スキー板とブーツを担いで、アプローチシューズで登山口からスタート。林道のゲートが解放されたばかりとあって登山者も多い。2時間ほど登山道を歩くとシール歩行が出来るくらいに雪がある。先週降った新雪だろうか、真っ白で気分が良い。天気も良くてテンションも上がるなか、我々は雪がないと思われる登山道を嫌って山頂まで雪が繋がっていそうな一ノ沢左俣を直登することにする。tooruohは行程の2/3程をシールとクトーで登ったが、雪面が少し固くなって来たのでアイゼン登行に切り替えた、がここから一気にスピードダウン(悲)。あっという間に、先にアイゼン登行に切り替えていたkimu23desさんに追い抜かれ山頂で大変お待たせすることになる(汗)。このスキーシーズン、ほとんどアイゼンで直登することもなかったフクロハギが悲鳴をあげたのであった。しかし、登るのをやめなければいつかは山頂にはつきます(キッパリ)。優しいkimu23desさんはラーメンを食べながら山頂で待っていてくれたのであった(風もなく寒くなくて良かった・・・)。最近は同行メンバーをお待たせすることが多くて恐縮至極です。山頂からは360度の大展望が楽しめた。槍沢や涸沢、乗鞍岳は真っ白に見えてまだまだ雪がタップリあるように見える。頑張って登ればまだまだ楽しめそうだが、頑張れるかな〜
さて(笑)、メインイベントのスキー滑降だ。山頂から少し下がって雪が繋がっているところから一ノ沢左俣に滑り込む。少し硬い急斜面だが、エッジはよく効く。ターンをすると10センチ角位のスラフが派手に落ちてくるのでちょっとびっくりするが、構わずターンを刻む。kimu23desさんは華麗なジャンプターンを交えて落ちて行く。tooruohも華麗とはいかないターンで落ちて行く。緊張と快感!このために登って来たのだ!もう言うことはない、滑るのみ!kimu23desさんありがとう!
渡渉点までスキーで滑り降りて、そこからはスキー&ブーツを担いでアプローチシューズで下山、これがなければな〜とほとんど無の境地になって登山口まで。林道を歩いて行くとお猿さんたちが木々の新芽を、我々を警戒しつつも、むしゃぶりついているのが印象に残りました。春だな〜
日曜日にtooruohさんがご一緒してくれるそうで、林道が開通した常念岳か?、定番の針ノ木岳ですか?ねと提案したら、常念岳にも反応してくれて雪の状況が分からないですが、まだ早いので沢筋には雪があるでしょうと何とかなるかな的なノリで決定
土曜日は風が強く明日はカリカリかなと思ったけど、風もすくなく条件は良かった。
午前中に登頂するとカリカリ斜面かなと時間的に4時出発かなと思ったけど、少し遅くして5時にでて朝はどんより雲が山に掛かりあれと思ったけど、雲海かなといいように考え、そのうち晴れて来るでしょうと登り始めると、1時間くらい歩いたらガスが切れてきて雲が掛かったいた木に霧氷がうっすら掛かっていて綺麗でした。
常念岳の東斜面の雪山が見えて雪あるあると安堵。山頂まで繋がっているのでスキーと靴担ぎ辛いけど頑張る。
当初は乗越しへ登り上げて夏道で上がる予定でしたが、雪が繋がっているしアイゼン歩行の練習、雪の状況を確かめる為にも一ノ沢左俣を提案したらいいよ〜と言ってくれるので直登する事に!
やっぱり急登で、クラポン付けずに登れる所で私はアイゼン歩行に切り替え、乗越へ夏道へトラバースも選択肢に有ったけど、このまま直登続行!
もう少しで稜線へ登り上げるという所で、ガリガリという音がして話し声が聞こえ誰か?滑って来たか?と上を見ると3人が滑って来た。
まさか私達以外にスキーヤーがいるとは思って居なかったので少しうれしくなりましたね。
午前中はやっぱり上部はカリカリで滑り難そう、この下、右側は朝まだ日が当たってなかったので左側がいいよと教えてザラメになっているよと教えてかっとばして滑って行った。
このまま真っすぐ登ると少しハイ松が出ているしジグザグに登らないといけないので右側の一直線の斜面を登り稜線へ
山頂直下100mくらいの沢で登ると夏道が見えていたのでアイゼンを外し山頂へ
意外と人がたくさんで、三又の方から来た人達と一ノ沢から来た人で、10人くらいは居たかな?!
私たちが最後の登頂者となり山頂でゆっくり、カップラーメンを食べて13時まで居ました。
山頂からスキーを履いて滑走!途中エントリー口まで少し雪が切れていたけど気合で突破一ノ沢を上から滑れて良かった。
下から登ってこなかったらエントリー口経験が無かったら分からないかもしれませんね。
帰りは笠原沢の手前まで滑走して1時間弱スキーを楽しめました。
10時間以上かかっているけどスキーで滑れたのは1時間と少ないけどなかなか思い出になる滑走が出来ました。
次回はもう少し雪が多い時に来てみたいですね。
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