残雪と新緑と春紅葉と展望と 宝蔵山〜權ノ神岳 〜粟ヶ岳周回

2023年04月28日(金) [日帰り]

• GPS: 10:07
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,767m
• 下り: 1,765m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:50
• 休憩: 1:12
• 合計: 10:02

距離 17.2km 登り 1,769m 下り 1,773m

5:30 粟ヶ岳県民休養地
7:30 7:31 橋立
8:13 8:25 宝蔵山
8:56 8:56 橋立
10:33 10:52 權ノ神岳
11:52 11:53 ９合目 粟ヶ岳北峰
12:13 12:50 粟ヶ岳
13:02 13:02 ９合目 粟ヶ岳北峰
13:27 13:28 ７合目 粟ヶ岳ヒュッテ
13:50 13:51 水場
13:53 13:58 ６合目 粟庭の頭
14:22 14:22 大栃平
14:41 14:42 ３合目 東屋・嶽山寺分岐
15:21 15:21 粟ヶ岳 中央登山口
15:37 粟ヶ岳県民休養地

天候

快晴　気温:朝、駐車場で8℃、帰り24℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

公園駐車場利用。広い舗装された駐車場、事務所横にトイレ有り、トイレは24時間利用可。

コース状況／危険箇所等

◾️残雪は標高700m以上から北面に残るが、ほぼ夏道が露出している。
◾️登山口〜橋立
　新緑で涼しいトラバース気味に高度を上げていく登山道。
◾️橋立〜宝蔵山
　防火帯を兼ねているのか？3m幅の広い登山道。今の時期はギフチョウが飛び交う。
◾️橋立〜權ノ神岳
　雪庇の名残りと夏道を行ったり来たり。
◾️權ノ神岳 〜粟ヶ岳
　途中痩せた稜線を通過する。
◾️粟ヶ岳〜貯水池
　日陰があまりないので、日差しが強いと暑い部分が多い。

写真

4/28 5:29

明日4/29粟ヶ岳山開きだそう。気温8℃、快晴です。

4/28 5:31

目の前に貯水池

4/28 5:34

宝蔵山・白山・權ノ神岳登山口から入山

4/28 5:37

渡渉

4/28 5:39

コチャルメルソウ

4/28 5:41

ユキザサ

4/28 5:43

丸太橋

4/28 5:46

ツクバネソウ開花してる。この辺りではカタクリやイカリソウは終了

4/28 5:51

新ヶ沢林道に合流。倒木が多い

4/28 5:57

ニョイスミレかな

4/28 6:13

マムシグサ

4/28 6:15

林道終点、新ヶ沢コース登山口

4/28 6:19

ニシキゴロモ

4/28 6:23

2合目に座する三寿様と呼ばれる新ヶ沢石切の神様

4/28 6:26

イタヤカエデ

4/28 6:38

テングスミレ

4/28 6:40

ベニサラサドウダン

4/28 6:42

ユキグニミツバツツジ

4/28 6:45

白地にピンク色の筋が入るイワカガミ

4/28 6:48

猿倉沢展望台からの粟ヶ岳

4/28 6:48

同じく守門岳アップ

4/28 6:57

セモンジンガサムシ

4/28 7:02

これから登る權ノ神岳〜粟ヶ岳北峰〜粟ヶ岳本峰が新緑に包まれている

4/28 7:06

ブナ林へ

4/28 7:09

コシノカンアオイの周囲にギフチョウが飛ぶ

4/28 7:12

いるよな

4/28 7:14

ブナの林床にイワウチワ

4/28 7:16

ショウジョウバカマ

4/28 7:17

渡渉は一歩だけ

4/28 7:18

ブナ林にこんもり残る炭焼き窯跡多数

4/28 7:20

涼しく快適なブナ林を歩く

4/28 7:24

ここは窯跡を右に巻いて沢沿いの登山道へ

4/28 7:31

橋立分岐。まずは前回白山登山時に寄らなかった宝蔵山へ

4/28 7:32

羽根が傷んでいるギフチョウ。頑張ったんだね、お疲れ様

4/28 7:36

新緑の宝蔵山が見えた

4/28 7:39

クロモジ

4/28 7:39

シキミにバッタ

4/28 7:46

3m程もある広く快適な登山道、但し、境界の防火帯なのか尾根筋を直登です。

4/28 7:50

標高700mを超えた辺りから残雪。

4/28 7:53

ユキツバキロード

4/28 8:03

この辺りの標高ではようやく芽吹き始めたブナ林

4/28 8:13

宝蔵山分岐。山頂は少し先

4/28 8:14

僅かに雪が残る宝蔵山山頂

4/28 8:16

先日登った白山、右奥に飯豊連峰の白き峰を望む。白山山頂にいっぱいあった残雪が見えないな。

4/28 8:18

少しずつ水鏡が増えて来た新潟平野を望む

4/28 8:23

宝蔵山からは積雪期でないと灌木が多く粟ヶ岳は見えにくい

4/28 8:28

真っ直ぐ下る道を戻る

4/28 8:30

ギフチョウあちこちに飛び交う。数十羽見かけたな

4/28 8:39

宝蔵山を振り返る

4/28 8:44

ユキグニミツバツツジ

4/28 8:54

春紅葉の山肌

4/28 8:57

この山肌もイキイキしている

4/28 8:59

オクチョウジザクラ

4/28 9:01

マンサク

4/28 9:04

境界石が3つも

4/28 9:14

キクザキイチゲとエンゴサク

4/28 9:20

ブナの変木

4/28 9:27

アブラチャン

4/28 9:29

ウリハダカエデ

4/28 9:46

春紅葉の山肌と飯豊連峰

4/28 9:48

残雪と春紅葉と宝蔵山〜白山

4/28 9:49

カタクリロードが続く

4/28 9:57

急登にはトラロープ有り

4/28 10:04

先行者の足跡ひとつ有り

4/28 10:05

弥彦山〜角田山を望む

4/28 10:13

雪庇の名残りを歩く

4/28 10:18

北側の展望良し

4/28 10:19

今だけの光景

4/28 10:33

權ノ神岳山頂着

4/28 10:39

菅名岳、五頭山の奥に朝日連峰、手前に残雪の二王子岳

4/28 10:41

飯豊連峰が今日も美しい

4/28 10:41

中央奥に薄らと磐梯山

4/28 10:41

御神楽岳方面

4/28 10:44

粟ヶ岳全景、北面はぜ残雪多い。ここから一旦激降り

4/28 10:47

沢は雪崩れているな

4/28 11:08

痩せ尾根がしばらく続く

4/28 11:09

粟ヶ岳ヒュッテが見える

4/28 11:12

エチゴキジムシロ

4/28 11:15

登山パーティにヒル情報をもらう

4/28 11:19

点在するカタクリ

4/28 11:22

ようやく北峰が近づいて来た

4/28 11:46

ゼブラ模様の山並みが続く

4/28 11:48

粟ヶ岳北峰山頂着、本峰は更に先

4/28 11:52

水溜まりにミズバショウ

4/28 11:59

崩れゆく雪庇

4/28 12:00

粟ヶ岳山頂と奥に守門岳を望む

4/28 12:04

積雪は3m以上有る雪庇跡

4/28 12:07

山頂ではキクザキイチゲやカタクリ、イワナシが出迎える

4/28 12:19

左手前に權ノ神岳、その奥左手に白山、右手奥に菅名岳、その奥に五頭山、雪を被った二王子岳。この辺りは登ったのでわかるようになって来た。

4/28 12:20

飯豊連峰方面

4/28 12:22

ゼブラ模様が美しい

4/28 12:26

御神楽岳手前の青里岳〜矢筈岳はゼブラ模様

4/28 12:27

中央に浅草岳、奥は会津駒ヶ岳方面か

4/28 12:29

守門岳全景、火口壁が魅力的だ

4/28 12:35

わかりやすい山名板だ。今日はほとんど確認できた！

4/28 12:41

かすかに黒姫山、米山

4/28 12:42

弥彦山の奥に日本海に浮かぶ佐渡が薄らと見える

4/28 13:10

帰り道方面

4/28 13:23

歩いて来た稜線を望む

4/28 13:27

残雪はここくらい

4/28 13:29

粟ヶ岳ヒュッテを見学

4/28 13:30

内部

4/28 13:37

水場分岐、暑いので行ってみる

4/28 13:39

水場、沢水だが、冷たい。

4/28 13:49

守門岳の展望が良い登山道

4/28 13:52

粟庭の頭で歩いた稜線を振り返る

4/28 13:55

鎖ロープ有り

4/28 13:57

カタクリちらほら。他にイワウチワやショウジョウバカマも

4/28 14:02

オオカメノキ

4/28 14:03

イワウチワ

4/28 14:05

イキイキしたタムシバがまだあった

4/28 14:12

谷間の春紅葉

4/28 14:18

テングスミレ

4/28 14:21

大栃平から粟ヶ岳を振り返る

4/28 14:28

カナヘビの赤ちゃん

4/28 14:30

ブナ林へ入ると思ったが、すぐに終わり

4/28 14:37

ウワミズザクラ

4/28 14:41

中央登山口第2ダムへ

4/28 14:43

アズキナシにはハナムグリ

4/28 14:59

行きに登った稜線とナナカマド

4/28 15:02

下って来るほどにイワカガミが咲いている

4/28 15:06

ウラジロヨウラク

4/28 15:08

杉の植林地に入る。林床にチゴユリ

4/28 15:12

何か鳴いていると思ったらヒキカエルが交尾中

4/28 15:15

沢水で頭から水浴びをする。気持ちいい！

4/28 15:18

貯水池は青〜緑のグラデーション

4/28 15:20

ダム放水中

4/28 15:21

祠跡

4/28 15:22

トイレ有り

4/28 15:25

イカリソウ終盤

4/28 15:26

カラスアゲハひらり

4/28 15:38

駐車場着

撮影機器：

iPhone 13 Pro Max Apple

感想

クワッチ

◾️ゼブラ模様の残雪の山肌。標高700m以上の北面には残雪がまだまだ有り、この時期らしい山容を見せてくれる。粟ヶ岳から東南の方向には山深い会津の山々が広がっているため、特に魅力的な光景が広がっている。
◾️標高600m以下は新緑。ブナ林、雑木林の新緑がイキイキしている。緑に包まれる感覚、実に気持ちいい。
◾️そして標高600m前後の春紅葉の森。初々しい新芽がまるで紅葉しているような光景を作る。これほど美しい春紅葉は雪国ならではだろう。
◾️快晴の粟ヶ岳の大展望。快晴が約束された日には大展望の山に行きたい。この日も平日にも関わらず、10名程の登山者に出会った。みなさん、思いは同じようだ。この日は正午に山頂着にも関わらず雲がなく、粟ヶ岳本峰にある山名展望板に記載されているほぼ全ての山を望むことができた。