ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5467178
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳 北鎌尾根

2023年05月03日(水) ~ 2023年05月05日(金)
 - 拍手
ジロウ その他3人
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
29:48
距離
32.9km
登り
2,419m
下り
2,553m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:59
休憩
1:40
合計
10:39
距離 10.7km 登り 1,521m 下り 666m
6:17
34
6:52
6:52
10
7:01
7:02
8
7:10
7:10
36
7:46
8:03
44
8:47
8:47
35
9:22
9:22
80
10:42
11:05
100
12:44
13:46
192
2日目
山行
6:49
休憩
0:43
合計
7:32
距離 1.9km 登り 514m 下り 137m
16:58
248
10:29
11:12
161
13:53
宿泊地
3日目
山行
9:21
休憩
2:01
合計
11:22
距離 20.3km 登り 403m 下り 1,762m
4:50
198
宿泊地
8:08
8:24
21
8:45
9:57
13
10:09
10:09
5
10:15
16
10:31
10:31
28
10:59
10:59
15
11:13
11:14
30
11:43
12:01
20
12:21
12:21
6
12:28
12:28
8
12:36
12:36
35
13:11
13:20
71
14:31
14:31
2
14:33
14:33
38
15:11
15:11
6
15:18
15:24
33
15:57
15:57
10
16:07
16:07
6
天候 初日からずっと快晴。3日目は朝から風が強かったが、次の日から崩れる予報なので3日で抜けれてよかった。
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
ババ平以降は積雪あり。午前の早い段階で雪が緩み急斜面はズルズルで登るのが難しい、あるいは危険。
朝は固く締まっていた。
長い山行の始まり。槍ヶ岳へ北鎌尾根を通って登ります。
2023年05月03日 05:48撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/3 5:48
長い山行の始まり。槍ヶ岳へ北鎌尾根を通って登ります。
雪解け水がきれい
2023年05月03日 07:02撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
5/3 7:02
雪解け水がきれい
まだまだこれから
2023年05月03日 07:02撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/3 7:02
まだまだこれから
頑張る
2023年05月03日 07:10撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/3 7:10
頑張る
ここで水浴びしたい。暑い。
2023年05月03日 07:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/3 7:12
ここで水浴びしたい。暑い。
槍沢ロッジで軽く休憩。とてもきれいなトイレがある。この先の沢を越えたあたりからアイゼンを履く
2023年05月03日 07:53撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/3 7:53
槍沢ロッジで軽く休憩。とてもきれいなトイレがある。この先の沢を越えたあたりからアイゼンを履く
水俣乗越が見える。あれを越えていく事の辛さを知らないのでみんな呑気。
2023年05月03日 08:45撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/3 8:45
水俣乗越が見える。あれを越えていく事の辛さを知らないのでみんな呑気。
ババ平のテント場と槍沢ロッジはかなり離れているので気軽に小屋に買い物にはいけない。
2023年05月03日 08:56撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/3 8:56
ババ平のテント場と槍沢ロッジはかなり離れているので気軽に小屋に買い物にはいけない。
水俣乗越、まだ雪が締まってたし、踏み跡あってマシだったが、いきなり急登でキツい!
2023年05月03日 10:33撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/3 10:33
水俣乗越、まだ雪が締まってたし、踏み跡あってマシだったが、いきなり急登でキツい!
そしてせっかく登ったのにがっつり降る
2023年05月03日 11:16撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/3 11:16
そしてせっかく登ったのにがっつり降る
雪は柔らかいが、苦手な降り、汗だく
2023年05月03日 11:17撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/3 11:17
雪は柔らかいが、苦手な降り、汗だく
穂先まで東鎌尾根で行けばすぐなのに、何故我々はあの長い北鎌尾根を歩くのか。そのスタートはずっと向こう。遠っ。
2023年05月03日 11:28撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/3 11:28
穂先まで東鎌尾根で行けばすぐなのに、何故我々はあの長い北鎌尾根を歩くのか。そのスタートはずっと向こう。遠っ。
雪のない河原は歩きにくいのであえて森の中を歩く。涼しいし、雪道で歩きやすく、正解。
2023年05月03日 12:15撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/3 12:15
雪のない河原は歩きにくいのであえて森の中を歩く。涼しいし、雪道で歩きやすく、正解。
北鎌沢出合で水を探すも見つからず、雪渓を崩してそこから滴る水滴を集めた。少し濁っているし、時間かかってしまい、気持ちも時間も大幅にロス。しかし水がないと夜のご飯も明日の行動もできないので仕方ない。
2023年05月03日 13:59撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/3 13:59
北鎌沢出合で水を探すも見つからず、雪渓を崩してそこから滴る水滴を集めた。少し濁っているし、時間かかってしまい、気持ちも時間も大幅にロス。しかし水がないと夜のご飯も明日の行動もできないので仕方ない。
そして北鎌沢を登ると沢山の沢水が!ここで採れたが、あるかどうかわからないなか登ってきて、下まで折り返すのはキツイので仕方ないか。
2023年05月03日 15:08撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
5/3 15:08
そして北鎌沢を登ると沢山の沢水が!ここで採れたが、あるかどうかわからないなか登ってきて、下まで折り返すのはキツイので仕方ないか。
そしてこの沢、急登。
2023年05月03日 15:09撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/3 15:09
そしてこの沢、急登。
おそらく人生で1番頑張った。なので当然写真もない。とにかく一歩一歩進んで、いつかは着くと信じて登る。見えてるのにすごく長い、とにかく長い。この時間、雪がズブズブで滑るし、急斜面なので落ちたら死ぬし、神経も体力も限界まで削ぎ落とされた。もう2度と来るものかと誓う。
2023年05月03日 17:02撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/3 17:02
おそらく人生で1番頑張った。なので当然写真もない。とにかく一歩一歩進んで、いつかは着くと信じて登る。見えてるのにすごく長い、とにかく長い。この時間、雪がズブズブで滑るし、急斜面なので落ちたら死ぬし、神経も体力も限界まで削ぎ落とされた。もう2度と来るものかと誓う。
同行者2名は1時間後に到着。テント場作りに必要なショベルをこの2人が持っており、テントはあるのにテントを張れずひたすら斜陽のコルで震えながら待つ。この時は本当にダメかと思った、、、。
2023年05月03日 17:34撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/3 17:34
同行者2名は1時間後に到着。テント場作りに必要なショベルをこの2人が持っており、テントはあるのにテントを張れずひたすら斜陽のコルで震えながら待つ。この時は本当にダメかと思った、、、。
辛すぎてテント場の写真なし。これは次の日テント場からスタートした直後
2023年05月04日 06:36撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/4 6:36
辛すぎてテント場の写真なし。これは次の日テント場からスタートした直後
天気最高。朝なので雪が締まって歩きやすい。
2023年05月04日 06:54撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/4 6:54
天気最高。朝なので雪が締まって歩きやすい。
細い尾根をサクサク歩く
2023年05月04日 06:54撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/4 6:54
細い尾根をサクサク歩く
先行者の踏み跡を使えば雪も固いのでそこまで大変ではない。
2023年05月04日 07:05撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/4 7:05
先行者の踏み跡を使えば雪も固いのでそこまで大変ではない。
昨日のズブズブ雪ならしんどかった
2023年05月04日 07:05撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/4 7:05
昨日のズブズブ雪ならしんどかった
岩でも木でも掴めるものは全部掴む
2023年05月04日 07:13撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/4 7:13
岩でも木でも掴めるものは全部掴む
そびえる独標。この時期は巻けないので直登する。よーく見ると上部の雪壁に2人登っているのがみえる。我々も行くよ!
2023年05月04日 07:59撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/4 7:59
そびえる独標。この時期は巻けないので直登する。よーく見ると上部の雪壁に2人登っているのがみえる。我々も行くよ!
独標。こんなとこ登れるんかいな。
2023年05月04日 08:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/4 8:31
独標。こんなとこ登れるんかいな。
登ります。
2023年05月04日 09:52撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/4 9:52
登ります。
この岩は反対から登れば良かったみたい。左側を行ったら足元崩れて危なかった。落ちたら完全にアウトの場所。ピトンがあったのでお助けヒモを付けた。
2023年05月04日 09:59撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/4 9:59
この岩は反対から登れば良かったみたい。左側を行ったら足元崩れて危なかった。落ちたら完全にアウトの場所。ピトンがあったのでお助けヒモを付けた。
慎重に登る。途中1ピッチだけ補助ロープだした。(8mm 30m) 他のパーティーは2ピッチ出してたようだが、ほぼ垂直(に見える)雪壁の箇所だけはリスク高そうで、実際ロープ出して良かったと思う。
2023年05月04日 10:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
5/4 10:00
慎重に登る。途中1ピッチだけ補助ロープだした。(8mm 30m) 他のパーティーは2ピッチ出してたようだが、ほぼ垂直(に見える)雪壁の箇所だけはリスク高そうで、実際ロープ出して良かったと思う。
素晴らしい景色共に
2023年05月04日 10:18撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/4 10:18
素晴らしい景色共に
さあ、先ほどはあんなすごい雪壁登れるのか?と思っていた場所。登りますよー、てくてく。
2023年05月04日 10:20撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
5/4 10:20
さあ、先ほどはあんなすごい雪壁登れるのか?と思っていた場所。登りますよー、てくてく。
トラバース気味なので慎重に。落ちたらアウト。
2023年05月04日 10:26撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/4 10:26
トラバース気味なので慎重に。落ちたらアウト。
独標からの槍ヶ岳。素晴らしい景色。もう、ここで終わりでいいじゃないかとパーティー全員の意見が一致したものの、帰るには同じ道戻るか槍まで行くかの2択で、不毛な会話だったと反省。
2023年05月04日 10:32撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/4 10:32
独標からの槍ヶ岳。素晴らしい景色。もう、ここで終わりでいいじゃないかとパーティー全員の意見が一致したものの、帰るには同じ道戻るか槍まで行くかの2択で、不毛な会話だったと反省。
岩陵と雪のミックス
2023年05月04日 11:35撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/4 11:35
岩陵と雪のミックス
近づいてきた?
2023年05月04日 12:37撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/4 12:37
近づいてきた?
北鎌平の手前の懸垂下降ポイントに先行者がいる
2023年05月04日 12:37撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/4 12:37
北鎌平の手前の懸垂下降ポイントに先行者がいる
雪がないと夏のバリエーションルートになり、アイゼンあると歩きにくい。これはP13からの下降。
2023年05月04日 13:04撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/4 13:04
雪がないと夏のバリエーションルートになり、アイゼンあると歩きにくい。これはP13からの下降。
だいぶ疲れてきた
2023年05月04日 13:11撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/4 13:11
だいぶ疲れてきた
テント場候補を偵察。あの陰になってる岩の下も良さそうだが、少し戻って別の場所にテントを張る事に。本当は北鎌平で張る予定だったが、雪が緩んで進むのに時間もかかるし、危険なので、それなら今日はもうここで休んで、朝、雪が締まった状態で進む方が良いだろうという判断。結果、正解だったと思う。
2023年05月04日 13:49撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/4 13:49
テント場候補を偵察。あの陰になってる岩の下も良さそうだが、少し戻って別の場所にテントを張る事に。本当は北鎌平で張る予定だったが、雪が緩んで進むのに時間もかかるし、危険なので、それなら今日はもうここで休んで、朝、雪が締まった状態で進む方が良いだろうという判断。結果、正解だったと思う。
みんな嬉しそう。日が当たって暑くて、テントでバーナー使うとサウナ状態。なので写真を撮影した場所でひっそりと水作りにいそしむ。
2023年05月04日 16:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/4 16:12
みんな嬉しそう。日が当たって暑くて、テントでバーナー使うとサウナ状態。なので写真を撮影した場所でひっそりと水作りにいそしむ。
無理矢理作ったテント場、両端キレ落ちててアイゼンなしではトイレも行けない。ロープを張り、そこにカラビナとスリングをかけて、それを持って移動する。
2023年05月04日 16:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/4 16:12
無理矢理作ったテント場、両端キレ落ちててアイゼンなしではトイレも行けない。ロープを張り、そこにカラビナとスリングをかけて、それを持って移動する。
夕陽が最高にきれい
2023年05月04日 18:15撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/4 18:15
夕陽が最高にきれい
東の空にはほぼ満月の🌕
2023年05月04日 18:16撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/4 18:16
東の空にはほぼ満月の🌕
今回のベストショット。月明かりのテント場。
2023年05月04日 19:53撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/4 19:53
今回のベストショット。月明かりのテント場。
月明かりで照らされた槍ヶ岳。iPhoneの性能のおかげ。
2023年05月04日 19:54撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
3
5/4 19:54
月明かりで照らされた槍ヶ岳。iPhoneの性能のおかげ。
おはようございます。頑張って今日はピークハントするよ。
2023年05月05日 05:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
2
5/5 5:00
おはようございます。頑張って今日はピークハントするよ。
朝焼けが素敵
2023年05月05日 05:07撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/5 5:07
朝焼けが素敵
自分が写ってる珍しい写真
3
自分が写ってる珍しい写真
富士山が見える。
2023年05月05日 05:21撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/5 5:21
富士山が見える。
振り返って
2023年05月05日 05:26撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/5 5:26
振り返って
頑張って登る
2023年05月05日 05:26撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/5 5:26
頑張って登る
P15だったかな?たまたま合わせたピッケルがなんと槍の穂先とピッタリ。
この直後、懸垂下降ポイント。クライムダウンでも行けるが、ロープ出した方が結局早いという結論。
2023年05月05日 05:52撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/5 5:52
P15だったかな?たまたま合わせたピッケルがなんと槍の穂先とピッタリ。
この直後、懸垂下降ポイント。クライムダウンでも行けるが、ロープ出した方が結局早いという結論。
北鎌平への登り。
2023年05月05日 07:00撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/5 7:00
北鎌平への登り。
本来の幕営地、北鎌平。1パーティー泊まってた形跡が。
2023年05月05日 07:01撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/5 7:01
本来の幕営地、北鎌平。1パーティー泊まってた形跡が。
歩く我々の影が
2023年05月05日 07:25撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/5 7:25
歩く我々の影が
雪壁の急登。暑いし、雪も少しずつ緩み始めたので先を急ぐ。というか、休憩できるポイントがない。
2023年05月05日 07:36撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/5 7:36
雪壁の急登。暑いし、雪も少しずつ緩み始めたので先を急ぐ。というか、休憩できるポイントがない。
階段になってる踏み跡を一歩一歩しっかり蹴り込んで、ピッケルもしっかり噛ませて登る。気の抜けない登り。
2023年05月05日 07:36撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/5 7:36
階段になってる踏み跡を一歩一歩しっかり蹴り込んで、ピッケルもしっかり噛ませて登る。気の抜けない登り。
登頂!途中、ロープ出す場所があったが、我々は出さず登った。直下のチムニーは登らず、左に巻いて登頂。
2023年05月05日 08:03撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/5 8:03
登頂!途中、ロープ出す場所があったが、我々は出さず登った。直下のチムニーは登らず、左に巻いて登頂。
山頂から東鎌尾根を振り返って
2023年05月05日 08:05撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/5 8:05
山頂から東鎌尾根を振り返って
仲間が登ってきた
2023年05月05日 08:05撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/5 8:05
仲間が登ってきた
槍ヶ岳山荘まで降りて、ついにコーラ!この一杯のためにここまできた。
2023年05月05日 08:44撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/5 8:44
槍ヶ岳山荘まで降りて、ついにコーラ!この一杯のためにここまできた。
槍ヶ岳山荘から殺生ヒュッテ方面へ降る(なんていう沢か忘れた)
ほぼ途中からシリセードで滑る。アイゼン引っ掛けないように足を上げて滑るとほぼノーブレーキで下まで行く。止まる時やコントロールはピッケルで。
2023年05月05日 10:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/5 10:12
槍ヶ岳山荘から殺生ヒュッテ方面へ降る(なんていう沢か忘れた)
ほぼ途中からシリセードで滑る。アイゼン引っ掛けないように足を上げて滑るとほぼノーブレーキで下まで行く。止まる時やコントロールはピッケルで。
穂先が見えると言われれば覗くよね。
2023年05月05日 11:39撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/5 11:39
穂先が見えると言われれば覗くよね。
こんな感じ。
2023年05月05日 11:39撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/5 11:39
こんな感じ。
途中沢山の猿が。ここにいてはいけないので、見かけたら石を投げなければいけないらしい。でも投げてたら他の観光客から絶対文句言われるよな。人間は怖いと思わせないといけないらしい。皆さん、石を投げましょう。
2023年05月05日 14:43撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/5 14:43
途中沢山の猿が。ここにいてはいけないので、見かけたら石を投げなければいけないらしい。でも投げてたら他の観光客から絶対文句言われるよな。人間は怖いと思わせないといけないらしい。皆さん、石を投げましょう。
本当は横尾山荘あたりで幕営して、次の日に下山予定だったのだが、夜から雨予報だし、帰れるなら帰ろうとなった。つまり、20キロ、槍ヶ岳手前からピーク踏んで、上高地まで一気に降りる?嘘でしょ、、、。そしてやはり慣れない長距離歩きで両足踵がズル剥け、ロキソニン飲んでも歩けないほど痛い。申し訳ないけど帰らずビバークをお願いしたが、その時に思い出した!使わなかったサンダルがある事を!踵が当たらないので痛くない。おかげでちゃんと歩けた。
2023年05月05日 15:25撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
5/5 15:25
本当は横尾山荘あたりで幕営して、次の日に下山予定だったのだが、夜から雨予報だし、帰れるなら帰ろうとなった。つまり、20キロ、槍ヶ岳手前からピーク踏んで、上高地まで一気に降りる?嘘でしょ、、、。そしてやはり慣れない長距離歩きで両足踵がズル剥け、ロキソニン飲んでも歩けないほど痛い。申し訳ないけど帰らずビバークをお願いしたが、その時に思い出した!使わなかったサンダルがある事を!踵が当たらないので痛くない。おかげでちゃんと歩けた。
そして無事、5時前に上高地へ到着。やりましたー。
2023年05月05日 16:08撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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5/5 16:08
そして無事、5時前に上高地へ到着。やりましたー。
(おまけ) 同行者の知り合いが我々がテントを張ってるのを北鎌平から激写(盗撮)されたもの
1
(おまけ) 同行者の知り合いが我々がテントを張ってるのを北鎌平から激写(盗撮)されたもの
撮影機器:

感想

一言、辛い山行だった。もう2度といかないとかたく誓った。

とはいえ、北鎌尾根から穂先には登ったし、20キロもあったが頑張って歩いて予定より早く2泊3日で下山したし、何より天気は終始快晴で、終わってみれば怪我もなく、事故もなく、とてもよい山行だったとは思う。2度とやらないけど。

詳しくは写真のコメントを参照のこと。

簡単にまとめると、ロープは登攀で一回、懸垂下降で一回。必要か否かはパーティーのレベルと雪の状態次第。他のパーティーはもっと出してたし、朝の雪の硬い時なら経験者であればロープはどこも要らないかもなので、この山行記録はあくまでも参考程度で利用してください。

雪壁はダブルアックスだとより安心だが、岩陵帯両手使って登る時は邪魔。気温は昼間は真夏並みの暑さだが、夜は結構冷え込むのでダウンとスリーシーズンシェラフでも寒かった。

(パーティー全体としての反省点) 痩せ尾根にテントを張ってたので落ちたら死ぬし、物を落とせば回収不能なのだが、靴を落としかけた。テントからスルッと滑り落ち、たまたまあったザックに引っかかって止まった。無くしてたらヘリを呼ぶしかない状況だった。
せっかく持ち上げた水を沸騰させた状態で4リットル全てこぼした。火傷、装備の濡れなど危機的状況になってもおかしくなかった。また、すでに夜遅くなのにそこから雪を溶かして水作りとなり、労力も時間も無駄にした。
岩の周りをトラバースしてる際に踏み抜き胸まで落ちた。その下がもしもっと深ければ這い上がれなかったかもしれない。雪の状態をきちんと見極めないといけない。
下山時に靴擦れをおこし、歩けないほどの痛みに。予防していたにもかかわらずなので、靴の交換など対策が必要。たまたまサンダルで歩けたが、あくまでも平坦な道だったからこそ。パーティーに迷惑をかける事になるので予防と対策を今一度検討する。

(他パーティーの件)
槍ヶ岳山荘でチェーンスパイクを履いた若いカップルに遭遇。ずっといるので話しかけたら、前日に新穂高から登ってきたと。ヘルメットもなければ、当然ピッケルもなく、チェーンスパイクでここまで来るとは。歩くのには自信あるというが、今日、上高地まで降りるという。チェーンスパイクでこの雪渓を降りて、かつ上高地まで?我々でも途中で幕営するつもりなのに?(その当時はそういう予定だった)
若いって素晴らしい(そういう事ではないか)
結局、パトロールにアンザイレンされながらおりたそうな。山岳遭難ニュースになってた。

正しい装備と安全管理、リスクの見極めが大事。このGWで雪渓を滑落した死亡事故が2件あった。本当に気をつけなければならない。

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳北鎌尾根/上高地・水俣乗越ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
上高地から横尾経由槍ヶ岳ピストン!
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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