岩手山
- GPS
- 10:13
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,522m
- 下り
- 1,504m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 10:00
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
焼走り野営場に隣接する無料駐車場に駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 第1噴出口上から平笠不動の間では残雪と冬の間雪に圧されて倒れた木々で登山道は解りにくかった。テープ等のマーキングも往路では少なく感じた。雪質自体は適度に締まって歩きやすくアイゼンは使わなかった。 ◆登山ポスト 焼走り登山口にあり。 |
その他周辺情報 | ◆温泉 焼走り登山口近くの焼走りの湯で日帰り入湯可能。 ◆宿泊 岩木山山麓岳温泉小島旅館に宿泊。1泊2食10000円。 硫黄泉の源泉掛け流しの温泉。 http://kojimaryokan.com/ |
感想
北東北百名山の山旅の3日目は岩手山。前日の早池峰の疲れもあるし、積雪でロストしがちな登山道、行く手に被さる煩い枝にも悩まされてペースも上がらなかったけれど何とか登り切ると360°の大絶景。北東北の山々の展望に癒されました。
前日早池峰に登り焼走り野営場に移動してテント泊、朝5:00に起床して撤収して6:30に出発。下から見た雪の具合や直近の山行記録からワカンとピッケルは置いて行きアイゼンだけ持って行くことにした。Aki-CLさんと13Kさんは冬靴で登ると言う。僕は少しでも軽い方が良いのでラップランドストライダーに10本爪のスノースパイクを持って行く。最初はほぼ平坦な登山道で樹間から見える岩手山もなかなか近づいて来ない。勾配が少し着いて来て1時間半位で第2、第1噴出口跡に出ると展望が広がり、焼走り溶岩流の全貌が望める。
そこから徐々に残雪が多くなりツルハシ分岐に向けて斜上する登山道になると雪に圧されて横だわる木々に行く手を遮られ思ったよりも時間が掛かった。もちろん連日の登山での疲労も加わってのことだ。野営場から見て一本道と思っていたが来てみるとそんな楽な径では無かった。ツルハシ分岐まで3時間以上、平笠不動避難小屋に着いたのは12時過ぎ、これは明るいうちに帰着できるのやら。
平笠不動から雪原を横断して岩手山に取り付くと徐々に積雪は少なくなり山頂部には残雪は無かった。1時間掛かって山頂に出ると全周の大展望。綺麗に丸いお鉢には石仏が立ち並び昔の人々は富士を映してお鉢巡りをしたのだろうかと思わせる。時間と体力に余裕があればお鉢巡りもするのだろうけれどどうにも時間が押しそうだから山頂往復に留めて下ることにする。下りでは先行者のトレースがありお陰で楽だった。
第2噴出口跡まで下ったところで13Kさんが今日の宿である岩木山山麓岳温泉の小島旅館に電話して19:30になるかもと伝えたら夕飯は20:00までですよとのこと。ちょっとみんなにスイッチが入って(漸く)なんとか16:30に下山できた。それから17:00前に焼走り野営場を出発して19:00に岳温泉小島旅館に到着、無事にビール付きで夕飯を頂けました。
早池峰よりも100m程獲得標高が高いけれど距離は8-9km短いので今回一番大変なのは早池峰と思っていたけれど登ってみると岩手山の方が大きい山と言う印象だった。流石岩手県の名山。翌日は岩木山登山の予定だったけれども雨だし、疲労蓄積もあるので無理せず休養日にすることにした。弘前城でも桜見物に行きましょうか。
雪で登山道が隠れ、赤テープなどの目印が少ないので歩き難かった。ヤマレコアプリは非常に有効。雪が少ない南斜面ルートが楽だったかも。百名山58座目。
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