竜ヶ岳
- GPS
- 08:20
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 1,541m
- 下り
- 1,536m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 8:20
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
茨川集落跡に降り立つ道はいきなり茶屋川の中へ。増水時は注意 |
写真
感想
最近はスキーとフリークライミングの練習ばかりであまり歩いていない。このままでは体力が落ちると思ったので少し歩きに行くことに。賞味期限切れる前の雪稜歩きをしてきたいと思たのだけど、うっかりしていて右手親指にけがをしてしまい、もしアイゼンやピッケル使うことになると少々操作困難。残念だけど諦めて、久々に鈴鹿をガッツリ歩くことに。でも金曜日はバタバタしていて充分な計画や準備ができそうにない。土曜日の早朝から登山開始するのは無理と思い、しっかり計画を立てた西尾根から藤原岳御池岳の周遊は日曜日に実行することとして、初日は軽く竜ヶ岳へ。
と思ったのが間違いだった。小又谷から県境尾根をピストンしての竜ヶ岳は、想像以上に登り返しが多く、廃村の茨川から伊勢谷の道で治田峠に乗り上げるまでは道も不明瞭で気を使い、熱中症気味になるは足は痙るはどうなることやら…。2日目のプランはもともと行きたいところだったので、綿密に計画してルートもしっかり作ったのに対し、初日の計画は迷うところもなかろうと、「山と高原地図」のコピーだけ持っての行き当たりばったり。累積標高も沿面距離も確認していかなかったが、帰ってきてデータだけ見ると2日目のプランとほぼ同じ、いや、それよりキツイ山行になっていた。
朝は9時過ぎというふざけたスタート。おまけに登り返しが多くて復路も時間はあまり縮まらない。最初のノタノ坂でなめてかかってぶっ飛ばして筋力消耗、地図も地形の解りにくい1/5000のコピーのみ。竜ヶ岳直下の登りで左足が痙り始め、なんとかだましだまし山頂まで登ってから水分補給したり薬飲んだり…。気が緩んでいたのか、即効性のあるマグネシウムのサプリメントも忘れているし、水も1Lしかなくて足らなくなったり…。
それでも山頂で食事をとって休んだら回復。欲張って復路に静ヶ岳に立ち寄ったら、その後の銚子岳への登り返しで再び左足が痙攣。そこからは少し歩いては休みの繰り返し。もう銚子岳のピークへ行くのは諦めて、それでも結局夕方5時半の下山となってしまった。シロヤシオが名物の竜ヶ岳だったが北側から登るとシロヤシオは無くてヤマツツジのみ(それはそれで美しかったけど)。山頂付近でもシロヤシオを見ることはできず、何とも辛いばかりの登山となってしまった。
でも6年前に来た時は強風吹きすさぶ冬だったので、今回は全く雰囲気の違う竜ヶ岳に会えた。広くて気持ちの良い山頂は多くの人で賑わっていたし眺望も良い。今度はもう少しゆとりを持って、治田峠の北側も歩いて藤原岳へ縦走しよう。
ちなみにこのコースで気を付けるところは伊勢谷の通行かな。道はほどんどなくなっていて、こういう沢道っていうのは川岸歩くよりどちらかの斜面をヘツったトラバース道が多いと思い込んでいるので、どこかに道があるのでは?と勘繰りすぎて無駄に時間を使ってしまった。結局かなり上流まではほぼ川岸を渡渉繰り返しながら歩き、上流に行くと概ね左岸に道がついている。そして沢からそれて治田峠に乗り上げる所には「治田峠」「茨川」の道標が立っている。迷うところはありません。もう一つ驚いたのは、ノタノ坂から下って茨川集落に降り立つところがいきなり川の中ってところ。水量多いと困ります。対岸に渡渉する時、もし往路で靴を濡らすと嫌だと思い靴を脱いで渡渉しましたが、対岸で靴を履こうと思ったら、なんと靴ひもにヒルが1匹よじ登っていた!危うくヒルの洗礼を受ける所だった(^^; 復路では靴を履いたまま渡渉しました。浅い所を選んで飛び石利用すれば、登山靴なら多分濡れません。尚、この茨川集落跡地は地図上で幕営適地になっていて、確かに水はあるし集落跡なので平地は広いし、気持ちの良いテント泊ができると思う。今回も2日ともこの場所を通過するのでテント泊も考えたが、2日目の周遊を考えたら軽量で向かいたいと思い一度小又谷へ戻った。テン泊していたら、両日とも1時間ずつ行動時間が短縮できたでしょう。どちらが良かったかな?次回はテン泊装備で沢登かな?(笑)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する