ラッセルラッセル。まさに修験の山上ヶ岳。
- GPS
- 08:53
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 962m
- 下り
- 968m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 8:50
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
その先、清浄大橋までも車で行けますが、1000円/日になります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●母公堂〜清浄大橋; 元々はアスファルトの林道ですが数cmの積雪があります。 ●清浄大橋〜お助け水; 橋からは女人禁制。普通の雪道登山道です。登るごとに積雪が深くなり脛〜膝程度。 お助け水の水源は豊富に流れています。 ●お助け水〜洞辻茶屋; 普通の登山道ですが、場所により積雪の深いところがあります。膝程度。 特に、洞辻茶屋手前は臍を越えるラッセル。スノーシューが欲しいところ。 ルートは雪の上からもなんとなくわかりますが、初めての人は迷うかも。 ●洞辻茶屋〜陀羅尼助茶屋; ワカンでも常に膝上のラッセルです。 銅像や、手摺や階段の端が一部見えているので目印にはなります。 今回のような吹雪時は西から吹き付ける風雪が厳しいです。 ●陀羅尼助茶屋〜西ノ覗岩〜大峯山寺; 急登やアップダウンがあります。雪は平均で膝上程度。 建物や銅像が多いのでルートはわかりやすいと思います。 稜線に出ているので吹雪時は風雪が吹き付けます。 ●大峯山寺〜山上ヶ岳頂上; 少しの距離ですが、雪が深いところがあります。場所により胸まで。 山頂標識から少しはなれた場所に三角点があります。 ●docomo,Softbank電波状況; docomoは繋がったり圏外になったりで弱いです。 Softbankは繋がりませんでした。 どちらもあてにしない方が良いでしょう。 |
写真
装備
個人装備 |
GPS(1)
ストーブ・ライター(1)
ダウン防寒着(1)
携帯電話(2)
ツエルト
エマージェンシーシート(1)
救急セット(1)
着替え(1)
デジカメ(2)
カイロ(3)
携行食(1)
地図
コンパス(1)
ヘッドライト(1)
小型ランタン(1)
アイゼン(1)
ピッケル(1)
スパッツ(1)
サングラス(1)
日焼け止め(2)
水(2)
ワカン(1)
|
---|
感想
また一ヶ月も山行が空いてしまいました・・
アルプスなんかでは、既に雪山登山の便りが届いていますが、僕もそろそろ・・
でもまぁ、冬靴やアイゼン等の慣らし確認もあるし、大峯くらいで手軽に。。
強い冬型が来ているとのことで、晴れマークの太平洋側へ。
奈良は晴れだし大丈夫。とweathernewsで平地の予報しか見ておらず、
当日朝になってヤマテン確認すると雪・・
・・・これは景色観れないな・・くらいしか思わずに現地へ。
道中から降雪があったものの、
まだ12月初めだし、積雪もあまりないはずだから、山上ヶ岳から大普賢まで行ってみよう。
・・・なんて思ってたんですが、、全くの想定外デシタ・・
山上ヶ岳は3回目なので、いつものように母公堂に駐車して準備。
同じ駐車場に1名。稲村ヶ岳を目指すというベテランさんとお話しして、
互いの安全を健闘をたたえ合ってスタート。
長い林道を歩いて清浄大橋を渡ると、女人結界へ。
ここからは山ガールにも山マダムにもお会いすることはできません。。
それにしても最初から結構な積雪。。
足首程度からスタートして、脛、膝、そしてルート半分程度の洞辻茶屋では腰上まで・・
普段なら久しぶりの雪景色に感動しながらのんびりホクホク歩くところですが、
全く人の居ない山道で黙々とラッセルとなるとさすがにメンタル面が・・
何回も、「撤退した方が良いのかな??」って場面に出くわします。
洞辻茶屋まで来たんだし。陀羅尼助茶屋まで来たんだし。西ノ覗岩まで来たんだし。
「ここで撤退してもいいじゃない〜の〜」「ダメよ〜ダメダメ・・」
なぜかあの流行語が頭の中に・・
ラッセルを想定して挑んできてるなら良いが、
よりによってゴーグルやオーバーグローブを車内に置いてきたため、ちょっと不利・・
iPhoneやデジカメも風雪に凍り付いて機能しなくなるし・・
それでもなんとか一歩一歩。クロスストックで浮力を作ったりしながら。
最初は1秒に2歩くらいだったのが、2秒に1歩、5秒に1歩、数十秒に1歩・・・
もうとっくに大普賢までは諦めて、ゴールを山上ヶ岳にチェンジ。
・・それでも行けるかどうか・・
普通なら早々に諦めて撤退しても良い雪の量と風の強さです。
結局、洞辻茶屋まで標準コースタイム1時間30分のところを1時間45分。
茶屋から山頂まで標準1時間のところを、倍の2時間もかかってしまいました。
若干、指先が凍傷気味なのは大いに反省です。毛糸の手袋では限界だった・・
昨年の塩見でもそうでしたが、、
なぜかシーズン雪山初めが厳しい雪山登山となってしまいましたが、
道具の状態や注意点がよくわかったし、スタッドレスタイヤの状態も確認できた。
しかも山頂も踏めたので、満足の山行とすることができました。。
それにしても12月初旬にしてはものすごい雪の量でした・・・
いや〜、スゴイ雪 ですねー。
Mahitoさんの久々のガチ山行に読んでるこっちも手に汗握りましたよ
スパッツを付けない気分、わかります。
想定外の雪ですよね
iPhoneがあんなことになるなんて初めて見ました
始めと終わりの写真では、ホッコリさせていただきました
ホント、あれほどとは全く想像してませんでした・・・
ちょっとくらい雪山を歩けるかな〜?くらいで挑んでたので。。
まぁでもスキー板以外であんな深い雪を歩いたのは久しぶりだったので、いろいろ試せて良かったのかも。。
やっぱスパッツは早くから着けるべきでしたね・・
ワカンは根雪のない粉雪では全く歯が立たずでした。。
iPhoneは1年経つと電池が弱くなりますね〜。雪山では本体を温める手段考えないとダメですね・・
何にせよ、子供の顔をいつまでも見れるように安全山行を心掛けたいですね。
こんばんは〜今だに女人禁制のお山ってあるんですね。
まずそのことにビックリしましたよ〜
それにしてもすごい雪で〜
腰ラッセルなんて僕は無しですσ(^_^;)
さすがMahitoさん。ガッツが違いますね。
今年も雪たくさん降るんでしょうか。
ちょっと気がかりですね。
それにしてもお子さん大きくなりましたね。
ほのぼの系の締めがとってもよかったです(笑)
お疲れ様でした〜(^O^)/
僕も実際、腰ラッセルに慣れてるわけではないので怯みましたよ・・
シーズン初めから大変な山行になりましたが、いろいろ試せて良かったです。
この寒波は異様な感じですよね。。すぐに暖冬のようになりそうな気もします。。
雪は山だけにしてもらいたいですね!
この山、女人禁制にしては素晴らしい山なので勿体ないですよね。。
今度はテント担いで大峰奥駈道を雪山縦走なんてのも良いのかも。。
子供の成長も一緒にヤマレコ見て懐かしめれば良いなと、、
これからもちょぃちょぃ載せていきますね。。
この寒波で大峰もたっぷりの雪模様ですねぇ〜
膝ラッセルとは、予想以上?
これは、石川出張から帰ったら、楽しみだぁ〜
まさか、大峰であんな積雪量とは思いませんでした・・・
たぶん根雪がなかったので、深い粉雪が岩に乗ってる感じで歩きにくかったです。。
今シーズンはどうですかね〜?この寒波は期間限定の気もするし。。
帰ってきてもこの状態をキープしてると嬉しいですね!!
個人的には早く伊吹山を滑りたいです。。
>「ここで撤退してもいいじゃない〜の〜」「ダメよ〜ダメダメ・・」
>よりによってゴーグルやオーバーグローブを車内に置いてきたため、ちょっと不利・・
>iPhoneやデジカメも風雪に凍り付いて機能しなくなるし・
修験道、修行お疲れ様でしたぁー
深い。。おぉ。深い。。
ハマりそー。
いやー、ホント久々に怯みましたよ・・
こういう条件は、しっかり準備して気持ちも揃えて挑めば楽しかったんですがねー。。
大峰辺りの雪はすぐに落ち着いてしまうので、行くなら今ですよ!
konamonさんも、ぜひ泳ぎに行ってくださいね!
Mahitoさん こんばんは。
相変わらずのハード山行ですね。
そして奈良はやっぱり積雪が多い。
手のほう大丈夫でしょうか?
思えば去年雪山を始めるきっかけになったのが
Mahitoさんの雪山レコにコメントをしたことでした。
おかげさまでほぼ年中山にいけるようになり
ありがたいかぎり( ´∀`)b
また今シーズンも機会があればご一緒させてください!
いやぁ、、ホント多かった深かった・・・
よくこの辺りで途中撤退してるレコを見かけていたので、まさにそんな雪の状況だったんでしょう。
初っ端から経験できて良かったのかも。。
指先はまだ若干、暑いヤカンに触れた後のような感覚が残ってますが大丈夫でしょう。
やっぱ中途半端な装備ではNGだね・・
いよいよ今シーズンも始まりましたね〜。
あの伊吹山は楽しかったね!
またぜひとも、北アルプスでも行きましょうか。。。。
すっごい雪ですね。
ほんとに関西?って思います。
何時もながら、パワフルな山行き日記、楽しくハラハラしながら
読ませていただきました。
残念ながら私はこの山には登れないので、記録を読ませてもらって
楽しむ事しかできないですけどね〜。
息子さん、大きくなりましたね。
たこやき、美味しそうで、ほっこり・・・
ホント、すっごい雪でした。。。
今から思えば楽しかったですが、当時は結構危機と紙一重でした。
でもやっぱり、景色が見たかったですね〜・・そこはまたリベンジしたいと思います。
関西百名山に女人禁制の山が含まれてるところがある意味疑問ではありますが、、
厳しいルールがあるからこそ、この山はとてもキレイで惹きつけられるものがあります。
女性でも行ける期間を設けてくれたら良いんですけどね〜・・
息子は軽くひょぃっと抱っこすることができないくらい重くなってきました。。
いよいよ一緒に山に行ける日も近いかと楽しみです!!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する