昨日山辺町の鳥海山から頭殿山と御影森山を眺めていたとき、kamisugirunnerさんのこの記録を思い出していました。思い出しながらわたしなら鳥原山まで行ったら満足するだろうなどと思った次第です。
上倉山の大クロベを知りませんでした。ぜひ見てみたいものです。わたしでも朝日鉱泉から御影森山往復ならできそうかな。
「虫よけスプレーで結界」おしゃれな表現ですね。でも、信心深い虫にしか効かないかも。(笑)
天候 | 薄曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
白滝登山口 林道脇の駐車スペースに3台程度駐車できます |
コース状況/ 危険箇所等 |
’鯊貪仍蓋〜鳥原山 銅食沢の吊り橋までは林道になっている。車は登山口から少しまでしか 入った跡はなかった。登山者少ないのか草が多く朝露で濡れるのでゲイターつけた方が良い。 白目沢に架かる2か所の仮設橋は設置されています。(誰が設置しているのか感謝します)ただし大雨により増水すると持ちこたえられないかもしれません。(元の橋が破壊されているので)また、沢の近くを歩くところもあるので大雨の際の下降路には使わない方がいいと思います。 沢から離れると鳥原山へのクネクネの急登、危険度は低い。 古寺分岐付近の湿原の花は少し咲いている。 鳥原山手前にわずかに残雪がありました。鳥原山までは虫も無視できるくらい少ない。 鳥原小屋脇の水場には寄りませんでした。小沢で前に飲んだがまずかったので... 鳥原山〜小朝日岳 古寺分岐付近の湿地には花咲いているがまだ少ない。 残雪は4箇所あった。1箇所は登りに入ってすぐで大したことはなくつぼ可。2箇所目はP1389過ぎたあたりでアイゼン面倒なので笹薮を掴んで通過した。3箇所目と4箇所目はP1389と小朝日の中間地点で、つぼで行ったが無理でアイゼン・ピッケル装備した。 小朝日の山頂は虫多くて飯も食っていられない。 小朝日岳〜大朝日岳 銀玉水を通過した階段から残雪が残っている。斜度があるのでアイゼン・ピッケル装備した。 銀玉水は上部残雪からの融水も混じり大量に出ている。 金玉水は稜線から見る限りでは埋もれている。 大朝日山頂の虫は少ない。 ぢ臘日岳〜朝日鉱泉(御影森山コース) 大朝日から平岩山の礫交じりの地面には大きな群生は無いが花がたくさん咲いていた。 ルート上の残雪は全くなく完全に夏道である。一部ザレている個所があるので特に下降には注意。 大沢峰直下の大沢峰水場は残雪で埋もれている...と思う。(行ったことないので)下の方に融水の沢が見えるが、行っていけないこともなさそうだがアイゼン付けて登り下りが大変そうなので我慢した。(これはきつかった) 上倉山の水場は水量少ないのでコップでくみ上げて水筒に入れた。(生き返った) 暑くなってきたので、飲料水の計画は慎重に |
その他周辺情報 | 朝日鉱泉 平日は温泉もそばもやっていません いつかは鉱泉に入ってそば食いたいなぁ 朝日町にはりんご温泉あるが今回は時間遅かったので入らなかった 携帯電波状況 [啼擦篭気神社分岐すぎるとほぼダメ 白滝登山口 × B臘日岳 〇 ぢ臘日から下ってすぐのピーク 〇 ナ心篁魁 δ日鉱泉 × 虫が多くて確認するの忘れていた場所多かった |
MYアイテム |
kamisugirunner
重量:1.09kg
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個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
袖なしウインドシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
行動食(おにぎり3個+おやつ)
非常食
保温ボトル(中身は現地調達)
ライター
地図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
時計
サングラス
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ココヘリ
熊鈴
虫除け
エマージェンシーシート
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週末には梅雨に入るかもしれない、梅雨に入る前に朝日の主稜線に上がりたい。しかもお手軽に日帰りで! 御影森山コースは歩いていないので、同じく歩いていない白滝登山口から登ることにした。
白目沢に架かる橋がどうなっているか不安だが、ダメな時は戻ればいいやと思い早速行くことにした。
登山口に着き準備していているとソフトフラスクとアクエアリスを持ってくるの忘れた。大失敗!! 水が無いと登るのは不可能だ。ふと、朝飯用のカップ麺のお湯に使った保温ボトルがあったのを思い出した。500ccで行動中の量としては足りないが現地調達と途中の沢で体に蓄えることにする。そんなこんなで出発が6時台になってしまった。
白滝登山口から歩くがしばらくは林道になっていて車の通った後もある。
更に歩くとふみ跡は少し心細くなり草が生えていて朝露に濡れる。
銅食沢の吊り橋を渡り白目沢に架かる仮設橋に着いた。シーズン中だけ架設するのだろう。ただし、足場用パイプで架設されているので豪雨の沢水には耐えられないだろう。
森を歩き急登を登り大汗かくと鳥原山に着いた。虫はこの時間まだ少ない。
ここから小朝日に登るが残雪が予想される。
6月4日のレコと同じところに残雪があった。トラバースで表層が軟弱なのでアイゼンでもズルズル滑るなぁ。
これで終わりかわからなかったので履いたまま少し歩くとまた残雪が現れた。短いがつぼでは無理だったのでちょど良かった。
残雪が終わり、急登を登ると小朝日岳に着いた。暑いので半袖になるが
山頂は虫が乱舞(;;);している。虫よけスプレーで結界を作っても破られて刺されてしまった。なので短パンはやめておいた。
小朝日を下り少し登ると毎度の絶景が現れた。ここの場所が一番好きだ。銀玉水でボトルと体に給水した。う~ん冷たいので最高だ。
風が吹くと少し寒く長袖Tシャツにした。階段に来ると残雪があるので迷わずにアイゼン・ピッケルを装備して登った。残雪部は短くすぐに終わった。(残念)山頂小屋の中を見てすぐに山頂に向かう。ミネザクラが満開だ。桜に祝福されて登る。
大朝日山頂は誰もいなかった。少し風はあるが寒くはない。虫も少なく10分ほどおにぎり休憩した。水はザックを降ろさないと飲めないので超不便だ。ここからは下り基調ではあるがUP・DOWNのあるタフなコースだ。
下りもシャカシャカ下れない。
下ると平岩山までは花がたくさん咲いていた。
平岩山の北斜面は朝日軍道の跡と思われる電光型の開削跡がみられる。
(netの調査記録を見てもここが開削跡となっているものはなかった)
平岩山まで来ると風はほぼなくなり、薄日が差し登りだと暑く喉が渇く。
銀玉水の水はもう半分しかなく心細い。大沢峰の水場は残雪に埋もれていて水は得られなかった。更に歩を進める。少し勾配のきつい坂を上ると御影森山だ。意外と遠く感じた。ここで最後の水を飲み乾す。保温ボトルなので銀玉水の冷たい水が飲めた。
ここでも虫が乱舞している。(;;); ここでは1か所刺された。
ここからはもう登りは無いので、水はなくとも何とかなるだろう。
途中、上倉山の大クロベを見てきた。北斜面を下らなければいけないが、斜度はそれほどきつくないので余力があれば見た方がいいと思います。
日本一と書いてあったが、栗駒の千年クロベと比肩するほどの巨木だ。
栗駒は立ち入り禁止になっているが、こちらは触り放題だ!
山道に戻り少し下ったら、上倉の水場に着いた。あぁ~助かった。
水流は少ないのでボトルのコップですくにボトルと体に給水した。
ここからは尾根細くなり急坂になってきた。
歩を進めると沢音が聞こえてきた。もうすぐ朝日川だ。
分岐を2つ越えて喉はあまり乾いていなかったが弘法水で少し給水した。
吊り橋を渡り朝日鉱泉に着いた。あとは4km林道を戻るだけだ。
朝日鉱泉の管理人さんに挨拶だけして
短パン+半袖Tシャツに着替えて速足で車に戻った。
途中、朝日鉱泉登山口の駐車スペースに4人ほど登山者ぽい人がいた。
どこを登ったんだろう? 今日は山中では誰とも会わなかった。
(熊とも会わなかった)
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