槍ヶ岳【新穂から北鎌尾根ワンデイ】
- GPS
- 15:38
- 距離
- 37.0km
- 登り
- 3,723m
- 下り
- 3,785m
コースタイム
- 山行
- 12:55
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 14:53
天候 | ピーカンのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
バリエーションルートです。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
今日は午前中が晴れの予報、梅雨の貴重な晴れなので頑張って北鎌尾根を行くことにした。今回で3度目、前回と同じ6月なのでロープと残雪が少なそうなのでアイゼンではなくチェーンスパイクを持っていく。
深夜23時半前に新穂からガシガシ行く、暖かいので汗だくだった。月が出ていないので暗闇だが星空はきれいだった。暗闇の行進が続く、先行者も後続もいない静かな夜でした。飛騨乗越に着くと東の空は明るくなっている、早くも穂先に登っている人もいる、今日のご来光はきれいでしょう。
穂先に寄らずに東鎌尾根を下っていく、途中でご来光の写真を撮り水俣乗越へ、ここから天上沢に下降していく。残雪がビッシリ、チェーンスパイクでビビりながら下降していくと切れてくれたので助かった。
シカの足跡しかない天上沢を下り北鎌沢を標高差670m登る、ここはいつも太陽が当たり暑い、沢の水を飲みながらコルまで登る。際どい所が3か所ほどあった。
コルに着くと涼しかった、休憩をして涼んだら先を急ごう。ガスるとルーファイがムズくなるので…、天気予報では昼からガスだべ。コルから独標までは樹林もありトレースもバッチリなので頭を使うことはない。樹林が無くなるとルーファイが必需、誤ると時間と労力と危険度が増します。
比較的簡単な尾根の直登はしない、北鎌はトラバースをしてなんぼ、自分の目でルーファイする楽しみがあります。6月は浮石が多いし残雪もあるから登攀道具はザックに入れてある。何も無いと心もとないし遭難のリスクもあるで。
今年は独標から先が核心でした、過去の地震で崩れた落石も多くルーファイがムズ
い。今後慣れていない人が行くにはロープなどを持って行った方がいいと思った。
穂先の基部までトラバースをした、際どい所がいくつもあり楽しかった。さあ最後の登りも楽しい。クライミング経験があれば問題はないです。高度感を楽しみ祠の後ろからひょっこりはん…誰もいない貸し切りでした。やっぱり穂先は厳冬期と北鎌からピクると達成感があるで。
休憩をしていると早くもガスが上がってきた、計画通りでよかった、視界が無いとルーファイができなくなるから。
帰りはダッシュ、西鎌尾根から帰る。これで今日は北、東、西と3鎌ゲットで達成感が増した。それにしても滝谷から下はとても暑くて試練だった、槍平で補給した水が空っぽ…夏は高所か沢で遊ぼう。。。
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