高原温泉〜緑岳〜小泉岳 (百花繚乱)
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- GPS
- 07:25
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,043m
- 下り
- 1,036m
コースタイム
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 7:27
ところが、何か違和感が・・・
10日は持病の定期診察日でした。思い出して良かったのか悪かったのか・・・
天候 | 晴れ/小雨/晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
第1花畑上部、第2花畑上部から先はしばらくほぼほぼ雪渓になりますので、まだお花はしばらく楽しめそうです。 |
その他周辺情報 | 高原温泉タイムオーバー残念(日帰り入浴は16時まで) |
写真
「おっ!ミヤマキンバイだ」と声を上げてしまったが、よく見ると違った。艶消しの葉が独特の山形(マンガの怪獣の足跡のような形)を描いている。
スライドした方に嘘を教えてしまった。(笑
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
実は7日から厚岸は夏祭りの真っ最中です。
町民の寄付による花火大会があったり
花火大会の警備に参加したり
山車の競演があったり
仕事に影響があったり
そんな中、日曜の朝の仕事が終わってから月曜日にかけて強行軍で幌尻岳登山の計画を立てておりました。
前回登頂は果たしたものの、ちょっと残念なお天気だったので「もう一度行きたい!」と考えていたのです。
しかし、リュックにいろいろ詰めながら、何か違和感があります。
土曜日にその違和感の正体に気付いてしまいます。
「10日は通院予定日だった!」
計画の見直しを余儀なくされます。
・・・が、日曜日だけでもどこかの山に登りたい!
日曜日は朝の仕事があって、それが終わってからの山行になるため時間的な制約があります。
「大雪山系にお花見登山でも行こうか」
目的は「ホソバウルップソウとかチョウノスケソウを見に行く」ことに優先順を置きます。
「ならば緑岳だね」
「行ってみてからになるけど、緑岳から小泉岳、時間に余裕があったら白雲岳にも行って、板垣新道経由で下山しよう!」
同行を望む友人がいるかもと思い、声掛けしましたがお祭りの影響もあって誰も手を挙げません。
私の単独行が決まります。
「遅い出発になるので、15時を目途に引き返すことにしよう」
明るいうちに下山するために、逆算しての決定です。
しかし、仕事がなかなか終わらず、出発は7時近くになってしまいます。
そして出発が遅くなれば遅くなるほど、交通も混雑することが予想されました。
案の定、高原温泉到着は10時半になってしまいます。
「きっと花の写真を撮りながら登るので、ペースもあまり早くならないハズ」
「白雲岳はちょっと厳しいかもね」
読みは当たります。
登山道は第1花畑の最後の部分と第2花畑の後半からハイマツのトンネル前まで、ほぼほぼ雪渓でした。なので、まだしばらくは花を楽しむことが出来そうです。
第1花畑では、エゾコザクラやチングルマ、キバナシャクナゲ、ミツバオウレン、コエゾツガザクラなどが咲き誇っていました。
高度を上げるに連れて植物相も変化して行きますが、緑岳から小泉岳への稜線は、期待通りの花畑状態でした。
ホソバウルップソウやキバナシオガマ、エゾタカネスミレ、エゾイワツメクサ、エゾタカネツメクサ等は今が盛りでした。
イワウメやチョウノスケソウ、エゾオヤマノエンドウ等はピークを過ぎた感じでしたが、逆にコマクサやチシマキンレイカ、ミヤマタネツケバナ等はこれからでしょう。
緑岳山頂から小泉岳まで達した時に、ちょうど15時を迎えてしまいます。
「白雲岳まで行って行けないことはなさそうだけど、今日はココで引き返すか」
ちょっと残念ですが、1番の目的は果たしています。
前職場はほとんど倒産に近い形で廃業したのですが、それでもある程度の退職慰労金を出してくれたので、カメラを新調しました。
「出る」とは思っていなかったので、とても嬉しく思いました。
今回はそのカメラを携えて、初めての山行になりました。
まだまだ使いこなせていないけれど、これから少しづつ慣れていくことでしょう。
「慣れた頃に壊す」ことがなければ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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kenyoさんもチョウノスケとホソバウルップを見にいかれたのですね!!
ほんと花盛りで楽しかったです(^^)
板垣新道は当日朝にヒグマがいて通れなかったです。
白雲の小屋もテン場も使用禁止になってしまいました。
昨年からの計画、久しぶりの白雲テン泊&沼の原テン泊どちらも来年ですね。
幌尻2回目の計画なんて凄いです!!!
私には一生行けると思えないです(^^;
コメントありがとうございます!
なんと、時間差で同じ山域を訪れていたのですね!同じような考えの持ち主が多いようで、高原温泉駐車場はかなり混雑していました。遅く発った私は駐車場の奥の方、隅っこに何とか停めることが出来てラッキーでした。
板垣新道は完全な通行止めだったのでしょうか。だとすると、白雲岳に行っていたら、大きく迂回する羽目になって明るいうちの下山は不可能でしたね。これもラッキーでした。
実はエゾハハコヨモギの名前をド忘れしてしまい、最近使い始めた「グーグルレンズ」アプリで検索し、その結果「シロサマニヨモギ」と言う答えが得られましたが「なんか違うよなぁ・・・」と釈然としなかったのです。tomo-masaさんのレコを拝見して「あぁ!エゾハハコヨモギ!これだ!!!」スッキリしまして、レコも修正させていただきました。ありがとうございます!(笑
野生のヒグマは、仕事中に町内で3度4頭、観光地で2度4頭、登山中に4度6頭遭遇しているためか、感覚がマヒしているようであまり怖さを感じられません。こういう人が油断して事故に遭って周囲に迷惑を掛けるのでしょうね。
幌尻岳は日高山系の中でも整備されている方で、藪漕ぎもあまりひどくなくてハードルはそんなに高くないと思います。今後更に、日高山脈は国立公園化のため整備が進むと思いますので、秘境度は失われるかもしれませんが、ハードルは低くなっていくと思います。
ホントみんな考えることは・・・<笑>
スライドした方からのクマ出没情報は、
【1人目】「昨日、テン場10mまでクマが近づき小屋に避難。その後クマは緑岳方向へ向かったようです」
【二人目】「今、板垣新道にクマがいるので通らない方が良いですよ」
【三人目】「板垣新道にヒグマがいて小屋から緑岳に向かえない人がいた」
【四人目】「少し前に板垣新道の雪渓に子グマ歩いていたらしいです」
という事で「板垣新道〜白雲小屋」に行かない判断をしました。
(10頭が小屋周辺にいてテン場近くや水場、板垣新道に頻繁に出没してる、という事前情報で9割行く気がなかったのですが)
高原温泉から荷上げボランティアされていた方は、出没情報を知っているが小屋に向かうと話していました。
完全通行止めではなく「情報を得た上での自己判断」ですが、ボランティア以外の8名ほどは小泉岳経由で白雲に向かって行きました。
皆さんからの情報提供はありがたいです(^^)
あの稜線はシロサマニヨモギも咲いているので悩ましいですよね(^^;
「葉が全裂」ということで「エゾハハコヨモギ」にしました(^^)
表大雪の様な国道級登山道なら距離を歩けそうですが、幌尻岳の渡渉、藪漕ぎにハイマツとの格闘、登り返しにヒグマ出没を考えるとまだまだ修行が足りないので行けません<笑>
私にとっては他の方のレコで「眺める山」です(^^)
コメントありがとうございます!
熊にしても山域にしても、実に堅実なtomo-masaさんらしいチョイスですね。
私も自分の脚力・体力を理解していますので、段階を踏んで徐々にステップアップしていけたらと考えています。そのうち、年齢的に無理になってしまうかもしれませんけどね。(笑
10数年前、自分が走れない身体になっていることにショックを受けて以来、多少は動ける身体を維持しているモノの、シーズン前にダイエットやトレーニングを頑張ってはみるのですが、仕事上のお付き合いや自身への甘さのため、なかなか数値目標に届かない自分に苛立ちを覚えます。
ちなみに、一條君は「走り方を忘れました」と変な言い訳をしています。(笑
はじめまして。こんにちは。僭越ながらフォローさせていただきました。
以前から、一條さんや小林さん(仮名、でしたっけ😃)らとの掛け合いを含め、レコを拝見させていただいておりました。
先日登ったニペソツ山も、元はといえばkenyoさんのレコを見たのがきっかけです。甲高いヤマレコの声を時折、山友と真似しながらまじめに登ってまいりました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます!
私もじこたりさんのレコを楽しく拝見しています。
居住エリアもご近所のようで、行動エリアも似ているように思います。私からもフォロー返しさせていただきました。
一條君(仮性)や小林君(仮名)は最近は登山から離れていますが、本人達は都合が合わないだけで本当は一緒に登りたいと主張していますので、いつか珍道中をご披露出来るのではないかと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします🎵
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