魅惑の早池峰山、魅惑のずっとお花トレイル

2023年07月09日(日) [日帰り]

• GPS: 05:17
• 距離: 5.1km
• 登り: 665m
• 下り: 665m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:20
• 休憩: 0:57
• 合計: 5:17

距離 5.1km 登り 666m 下り 665m

10:35 小田越
11:05 11:12 御門口
12:22 12:31 御金蔵
12:46 12:53 天狗の滑り岩
13:05 13:06 剣ヶ峰分岐
13:18 13:24 門馬コース分岐
13:31 13:56 早池峰山頂避難小屋
14:06 門馬コース分岐
14:11 剣ヶ峰分岐
14:28 14:29 天狗の滑り岩
14:40 14:41 御金蔵
15:30 御門口
15:52 小田越

天候

曇り、霧、一時晴れ、下山時は小雨が降ったりやんだり。
あっぱれヤマテンでした。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

・盛岡まで:関東からの始発の新幹線(08:44着)
（uechanさんが前乗りしてレンタカー調達。感謝！）
・盛岡駅から岳駐車場まで:レンタカー
・この時期はマイカー規制のため岳駐車場〜小田越登山口はシャトルバス（片道1000円往復2000円）(往路10:00発)

コース状況／危険箇所等

・小田越登山口からのピストン。全行程の7-8割は樹林のない見晴らしの良い岩石帯。イコールお花トレイル。お花畑あちこちです。花のシーズンには何度も足を止めること請け合いです。(風対策、陽射し対策は必要です)

・お目当てのハヤチネウスユキソウは中腹あたりから乱舞。ほかの固有種含めてたくさんの花がいました。

・.序盤に『6株しかないよ。登山道の横にはいない』とベテランさんに伝えられ一瞬慌てましたが、その後指導員の方に『とあるタイプについてはその通りですが、たくさん咲いている花がいわゆるハヤチネウスユキソウです』と説明を受けて、安心して楽しむことができました。

・トレイルは整備されており、保護ロープもふんだんで、迷うことはないと思われます。ガレ場、ザレ場あり。段差があるところも少しあり。稜線近くにはハシゴが2ヶ所あります。よほどでない限り、通過は難しくありません。

・トイレは岳駐車場、小田越登山口のみですが、トレイルの途中と山頂避難小屋に携帯トイレブースあり。携帯トイレ持参推奨です。売店類はありません。

その他周辺情報

【立ち寄り湯】
・盛南温泉　開運の湯(750円)(盛岡駅2kmほど)

炭酸の湯やラドンの湯、露天風呂にサウナといろんなお風呂があったけど時間があまり取れなくて残念💦

https://www.kaiunnoyu.com/

【反省会】
・やきとり道場　こだわりやま盛岡駅前店

短い時間でしたがみなさんのお山話を聞けて楽しかったです！

写真

今日は早池峰山へ
東京から盛岡まさかの日帰りです😅
（それでもしっかり下山後は温泉➕反省会という名の飲み会は予定に入っています😤）

7/9 9:55

一般車は岳駐車場まで

7/9 10:26

始発新幹線で盛岡駅。そしてレンタカーで岳駐車場へ。
10:00発シャトルバスで小田越登山口にきました。雲に包まれる中10:35スタート

7/9 10:34

さあ、出発！！

7/9 10:52

すぐにギンリョウソウ、細〜い

7/9 10:56

途中には携帯トイレ用のブースがありました。
山頂のトイレも携帯トイレ専用です。

7/9 11:04

30分ほどで一合目。ここで樹林帯を抜けて、これからはお花トレイルです

オトギリソウから

7/9 11:06

ミネウスユキソウ

ハヤチネウスユキソウとは大きさも形も違います

7/9 11:13

ミヤマヤマブキショウマ

※ 早池峰山特産種。

7/9 11:17

ミヤマハンショウズル

来たーーー
ハヤチネウスユキソウですぅ。
山頂まで続々登場します。

早池峰山にしか咲かない固有種。日本のエーデルワイス。今回最大の目的です。このための岩手日帰りでした。

晴れ女reikoさんのおかげ！？
一瞬ガスが取れ、太平洋まで見ることができました！
さすがGodさま👍

7/9 11:25

ナンブトラノオ

※早池峰山特産種

7/9 11:26

イワツメクサ

キラキラお星さまの集まりみたい〜

7/9 11:28

ニンジン

ハヤチネウスユキソウに限らず次々と花が出迎え、歩いてる場合じゃない笑　魅力的なトレイルです

7/9 11:31

霧に濡れそぼるオダマキも風情があります

7/9 14:00

岩手県と環境庁の看板
リュック背負った子がかわゆい

7/9 11:29

ハナイカリかな

チングルマです。
Before/Afterが同居してます。

7/9 11:56

一瞬、晴れて山の稜線が見えた！！

ミヤマアズマギク

7/9 12:41

アズマギクも群生しています

7/9 12:00

ムシトリスミレ

7/9 12:49

ロープをつたって登る

7/9 12:51

ハシゴを登る

7/9 13:09

山頂近くになったら花園の木道で
まるで天国です〜

「わ、ハクサンチドリ！」「わ、イワカガミ！！」
「オーレンも！」とはしゃぐわたしたち、笑

ハシゴの横にある鎖とナンブトラノオ

チシマフウロ

7/9 13:09

ハクサンチドリ

7/9 12:18

百花繚乱の花道は続きます

イワベンケイ

7/9 12:18

ツマトリソウ

キバナノコマノツメ

バイケイソウ

どこでもよく見るバイケイソウの葉っぱですが夏にはこんな可愛らしいお花が咲くんですよね〜

ヨツバシオガマは名前の通り
葉っぱが4方向に

7/9 13:11

足元に広がるお花畑

7/9 13:06

近くの木も遠くの木もみんな同じ方向に傾いていました。それだけ風が強いってことですね。

7/9 13:16

ミヤマシオガマの葉っぱはもしゃもしゃ😆
ガスの中で、紫が輝いていました

トウヤクリンドウのつぼみかな

7/9 13:17

マイヅルソウ

7/9 13:18

カラマツソウ

7/9 13:20

チングルマ
途中のチングルマはお花は終わって風車状態でしたが、山頂近くはまだ咲いていました。

イワカガミたくさんーー
山頂はすぐそこ〜

ミツバオウレンたちも！

7/9 13:28

美しきミヤマオダマキ。道中あちこちで色を添えていました

7/9 13:29

当日すれ違ったreka07さんに
ナンブイヌナズナと教えていただきました。

とても希少な固有種です。

reka07さん、ありがとうございます！

お花でも咲きそうなハイマツです。

真っ白で透明の水泡をしたがえるハヤチネウスユキソウ

指導員さん『これが一般的にはいわゆるハヤチネウスユキソウです』

7/9 13:29

稜線は立ち止まりっぱなしでした。早池峰山、山頂に着きます。

避難小屋と携帯トイレブースがあります。

7/9 13:30

携帯トイレを販売中

山頂には剣がたくさん
一等三角点とともに(1,917m)

天気はあいにくですが花は元気。

それではみなさん推薦の花フォトを。

その��
「オダマキ好きなので！」(U-tatsu)

その��
「ハヤチネ固有種のペアと早池峰山の開放感」(Sheilas)

その��
「チドリの美しさが出ているかな、と」(kinako107)

その��
「早池峰山固有種の「ミヤマヤマブキショウマ」とオダマキの組み合わせです！」(hey-uechan7)

その��
『チングルマにします。ドン曇りが悔しい。。。』(goreiko)

7/9 15:36

14時少し前に下山開始

下山は雨が降ったりやんだりで
つやつやの葉っぱたちでした。

レコでたくさん見た梯子です。
思ったほど高度感も長さもなかったけれど
下りは雨で滑りました。
ゆっくりゆっくり下りました。

7/9 14:27

登山靴で踏まれそうに小さいージネズミ

7/9 14:28

後ろ姿で残念！　長いしっぽ

小雨の中、小田越登山口に下山です(15:52)。
16:12発のシャトルバス(最終)で岳駐車場に戻ります。

盛岡駅前で反省会。冷麺屋さんは予約受け付けていなかったりで、広々使える焼き鳥屋さんへ。

東京からギリギリの日帰り山行でした。

お疲れ様でした〜！

感想

you29

早池峰山に花見登山をしましょう！と声を掛けてもらい、とても素晴らしい体験になりました。新幹線をつかっての日帰り登山も効率的。計画していただいたSさん、感謝！感謝！です。メンバーに恵まれて、一日中、楽しい気分で雑多な日々を忘れることができました。
　朝ドラ「らんまん」を見ていて、草や花の名前、特徴が気になります。日ごろの生活でも観察する心を持とう！と思います。

Sheilas

名前からして神秘的で魅惑的なイメージのあるハヤチネ。実際にも、ほとんどが花の多い岩石地帯という魅力的なトレイルのある早池峰山(日本百名山、花の百名山)を再訪しました。

ハヤチネウスユキソウ、ミヤマヤマブキショウマといった固有種をはじめ多くの花が繚乱していました。行程の7-8割もの間、ほぼ一貫して花が励ましてくれます。

一瞬太陽が出ましたが、曇り空で、風もそれなりにあったので、自然のクーラーに当たっている感じで涼しかったです。(帰ってきたら暑くて暑くて🥵💦)

個人的には、山の名前に惹かれ、登る以外の目的がほぼなかった、ちょうど10年前を思い出しながら。あの時と同様に優しい指導員の方々がハヤチネを見守り、それがこのずっと花いっぱいに繋がっていることを感じました。(ちなみに10年前は1時間半で登っていました。素敵なお花見トレイルで、どんな登り方をしていたのだか....)

今回は山グループをコネクトしての弾丸遠征。花をわいわいと楽しみながら、帰りのシャトルバスを少し気にしつつも、温泉も反省会も短時間ながら堪能できました。ご協力ふくめてありがとうございました。楽しかったです。またどこか行きましょう！

hey-uechan7

ハヤチネウスユキソウをはじめ、ミヤマヤマブキショウマ、ミヤマハンショウズル、ムシトリスミレ、ミヤマオダマキ等々、見たいと思っていた高山植物に概ね出会うことが出来ました。さすが花の百名山、花好きには外せないですね。八幡平と岩手山、冷麺とじゃじゃ麺、岩手でやらねばならないこと満載です。近いうちに再訪したいと思います！
ご一緒してくださった皆さま、楽しい山旅をありがとうございました！

U-tatsu

　早池峰山は、事前情報にたがわず、固有種を含むたくさんの花々が咲いていました。咲き乱れるハヤチネウスユキソウは、見事の一言です。個人的には、大キレットでしかお目にかかったことがないミヤマオダマキが、こんなにたくさん咲いているなんてと目を丸くしました。樹林帯から山頂まで、登山道はよく整備されていて、地元の方々が大切にしている山であることを実感しました。天気が良いときに再訪したいと思います。
　同行の皆さま、ご心配をおかけして申し訳ありません。またご一緒しましょう！

きなこ107

今日は早池峰山へ
固有種の早池峰ウスユキソウがお目当てです。

岩とハシゴとみなさんの健脚ぶりが心配でしたが、ハシゴは恐れるほどではなかったです。
下山は下りと岩が苦手なわたしを先頭にしてもらったのですが、このペースで帰りのバスに乗れるのかーーと心配で途中涙目になり、途中からペースメーカーになってくださったuechanさんほんとうにありがとうございました。
わたしののろのろペースのままではみなさんを林道8km歩かせることになるところでした、よかったぁーー

盛岡まで日帰りの山行でお天気も心配でしたが、一瞬晴れたりもしてウスユキソウ他たくさんたくさんの高山植物が見られて大大大満足でした。
全国またにかけるみなさんの山行履歴や計画をお聞きしてすっかり刺激されたわたし、来年は北海道に行きたいっ、笑
これに懲りずにみなさまとまたご一緒できたらうれしいです。またどうぞよろしくお願いします。

コメント

reka07

F外のコメント、失礼します<(_ _)>
同日、早池峰山でスライドした者です。
４１番の写真は「ナンブイヌナズナ」ではないでしょうか？
私も数年ぶりに見ることができましたが、コレも早池峰山の固有種です。
それとhey-uechan7様、盛岡冷麵等は召し上がらなかったのですね。
ちなみにジャージャー麵ではなくて、「じゃじゃ麺」です！！！
是非！ご賞味あれ(^▽^)/

Sheilas

reka07さん
コメントありがとうございます

私たちがようやく登山口について登り始めた頃にすれ違いましたね。

ナンブイヌナズナと確認しました。修正いたします。とても希少な花なのですね。現地ではその希少性に気づかず赤面ですが、次回は見逃さないようにしたいと思います。

ありがとうございます。今後も素敵な山行を続けてください。

きなこ107

reka07さん、ありがとうございます！！
山頂付近にいた子たち、そうなんですね。
失礼しました。
そんな貴重な子たちとは知らずに「黄色い子〜」とはしゃいでいました。
ご教授ありがとうございます😊

negi-ono

　皆さん、お疲れ様でした。たくさんの花を見ることが出来て、良かったですね。素敵な写真もありがとうございました。仕事がなかったら、参加したかった〜。

Sheilas

negi-onoさん
コメントありがとうございます。

お仕事ではやむなしですね。なかなか山行の枠組みが合いませんが機会ありましたら是非ご一緒させてください。

眺望はちょっと、でしたが、花を楽しむにはとてもいい時期でした。